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November 16, 2022
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カテゴリ: 教授の読書日記
翻訳家として有名な金原瑞人先生のエッセイ集『翻訳のさじかげん』という本をチラ読みしていて思うこと一つ。

 この本は金原先生が色々な媒体に寄稿したショート・エッセイをまとめたもので、そういうものとして書かれている話題は色々なんですが、まあ、どれを読んでも面白いわけ。

 で、ふむふむと読み進めていたんですけど、もし私がこの程度の短さのエッセイを、どこかの雑誌社とかから連載で頼まれたとしたら果たして書けるだろうか? と考えてみた。

 まあ、私も日本エッセイスト・クラブ賞取っているくらいだから、一応、エッセイストでもあるわけだし。

 だけど、ちょっと難しいなと。1本2本なら何とかなるにしても、あちこちから一度に頼まれたら、往生するだろうなと。

 で、私にできなくて、金原先生にできる理由ってのは、一体何なのかと考えてみた。

 思いつくのはただ一つ、金原先生は研究者であると同時に翻訳家でもある、ということですな。

 翻訳家というのは、翻訳をする過程で「言葉」というものと日々格闘するわけじゃん? その苦労の一つ一つを語ったら、もうそれだけで一遍のエッセイになるわけさ。だから、日々の仕事から、エッセイのネタがどんどん出てくる。それだけ、話題力があるってことですよね。

 だから、金原先生もそうだけど、一般的に言って、アメリカ文学の研究者でも翻訳に力を入れている人は、エッセイ集出すよなと。例えば柴田元幸先生もそうだしね。青山南先生とか。岸本佐知子さんとか。



 金原先生は、ハーレクイン・ロマンスの翻訳を(女性名で)やるところから翻訳家の道に進まれたようですが、私のところにもハーレクインから翻訳の話来ないかな。私にはそれをやる十分な資格があると思うのですけどね・・・。





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Last updated  November 16, 2022 11:34:22 PM
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誰も知らないCoffeeWorld@ Re:46年ぶりに、テレビ越しに、同級生と会う(11/04) O教授殿 ご無沙汰ですね。 この業界、世…
nwo69 @ Re:野崎訳 vs 村上訳 さて軍配はどちらに?!(12/30) 非常に激しく同意、しかも美味しい翻訳を…
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ゆりんいたりあ @ Re:母を喪う(10/21) 季節の変わり目はなんだか亡くなる方が 多…

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