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オフィス近くの芝公園は、桜の見頃。急に開花が進んで、今週末は賑わうことだろう。 出逢いの季節に、桜はぴったり。人は、人とめぐり会うことで、運命に変転が生じるがそれは良い方向にも、悪い方向にも...だ。 その転機を運命というならば神が決めた結果だというならば何をやったところで、無駄だという考えもある。 でも、そんなことはなくてどうせ何も変わらないと、何もせずに自分の殻に閉じこもれば世界はどんどん狭くなる。見える空も小さくなり愛することも、愛されることもなく静かだけど、生きているけど、活(い)きていない。 自分の転機が分かれば苦労は無いが大抵は、後になって「あの瞬間(とき)が転機だったかも」と気付くのが関の山だ。 朝、車の中から眺めた空は足早に移動する雲たちで、覆われていた。何処(どこ)に向かって何故急いでいるのかは解らないけどきっと、こんな風(ふう)に僕の時間(とき)も流れ去っているのかな?なんて感じ、アクセルを緩めた。 急ぐことは無い。神の定めた「転機」が何処に潜んでいようとも。
2010.04.02
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駅までの並木道、少しずつ開いていく桜の花をゆっくりと眺めながら通り過ぎる。 あと、どれ位で満開になるのだろう?春らしくなった天気に大きく息を吸い込むと、桜の匂いがしてきそうで立ち止まった。 「会社、辞めることにしたよ」と部下にエープリルフールで言おうと思ったけどあまりにもリアルなので、止めておいた。 「仕方のない嘘なんだ」って自分をごまかし続けると何が本当なんだか、解らなくなる。 他人(ひと)に語る嘘よりも自分につく嘘は、罪が重く...深い。 ヒトは、言葉と引き換えに通じ合う共感、テパシーを失った。 「嘘」と言う防弾ベストを着こんで自分を守っているつもりが他人(ひと)の心どころか自分の気持ちまで見えなくなる。 好きなアーティストの一人CHIHIRO の 「恋風」を携帯にDownloadして聴いている。 好きな人のことを想っている時に切なく吹く風、「恋風」。 Mail送ろうと思ってたら、受信したり。同じ時間(とき)に、同じことを想っていたり。 そんな本来の意識が弱くなり、遠のいていく。 twenty four seven 24時間,1週間ずっとそんな風を感じられていたら本来の自分に戻れるのに東京の雑踏に阻まれて、言葉だけが残っていく。
2010.04.01
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