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気が付くと、朝 5時前。昨夜は風呂にも入らずベッドにもぐりこみ、そのまま。起きたはいいが、首を動かすたびに「コキッ」と音がしてどうにも「しっくり」こない。風呂のスイッチを押して、バスタブに浸かった。 少しずつ暖まる身体、小さな窓を開けて冷たい風をバスタブに招き入れる。朝風呂は、疲れるんだよな...などと思いながら結局、1時間近くも入っていた。 まだ水曜日なのに、テンションの下降を止められない。毎日繰り返す、打ち合わせにもキーボードを叩き続けて作成する書類にも「誰かがやるだろう」という雰囲気が漂う上司達にもすっかり、興味が遠のいていく。 真っ直ぐではなかった紆余曲折のすえ、たどり着いた「現在(いま)」だけどこれは、終わりのない winding road。 辿り着いたと思ったのは、ターミナルではなくジャンクションであると思えば今もまだ曲折途中で、Rのきついカーブをハンドルきっているだけなのかも...と言えなくはない。 そんな、とりとめのない想いを馳せていると朝の貴重な時間をバスタイムに使ってしまった。 今日で3月は終了、もうすぐ日付が変わる。「ちぎれた想い」を繋ぎ、紡ぎ新章に突入したい。
2010.03.31
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エントランスを出ると、冷たい風がカッターシャツだけの薄着に吹きつける。一気に目が覚めて、大きく息を吸い込んだ。 今日は、 Blue Moon 。今月2回目の満月は、くっきりと東京の空にも浮かぶ。昨夜も、ほぼ満月の綺麗な姿を深夜0時近くにオフィスの前で見上げていると犬の散歩をしていた婦人が、怪しげな目で通り過ぎた。 滅多にないことを、ひとは尊び、願いをかける。この「Blue Moon」を見ると倖せになれるという。 僕が空を見上げるときは、元気が無い時。下ばかり向いていたのでは掴める運も、逃げて行くというものだ。 カクテルの「Blue Moon」はジンベースの綺麗な色をしたバイオレットリキュールだ。「叶わぬ恋」という意味もある。 優しい月光を浴びながら今夜も幸せを願おう。
2010.03.30
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朝パラついた雨も直ぐにあがり、天気は回復。でも肌寒くて、コートにマフラー、もう3月終わるのに。 昨夜は、そうそうにベッドへ潜り込み時折鳴る携帯電話以外は、静かな夜を微睡(まどろ)む。 普段は夢なんて見ないのに長くて、浅い眠りが「夢の世界」へと誘う。 三島由紀夫の小説のように夢をつける、なんてことを高校時代にした記憶がある。でも、大抵はよく覚えてなくて後で勝手に脚色した内容が多かった。 妙にリアルな夢は、起きた時 一瞬混乱する。今朝の夢がそうだった。 置いていかれる、というよりは置き去りにされる。追いかけたいんだけど、足が動かなくて言葉を発したいんだけど、声が出ない。そして、誰も居ない部屋に残され中身のない写真たてを倒す。 前に遭遇(あ)ったような気もするが...その部屋は学生時代に住んでいた目白のアパートだけど、そんな記憶はない。 昔の事は、振り返りたくなくてでも前(将来)をみても、道がぼやけていてそんな気持ちが夢に現れたのなら何を意味するのだろうか...あの写真たては。 空の写真たてには、新しい記憶を入れればいい。あの頃(学生の頃)フレームに収めたかった笑顔と今の望みは違うかもしれないけどきっと目指したゴールは、さほど違いはしない。 寝すぎてしまって、頭が冴えない憂鬱な月曜日が、もうじき終わる。 なかなか思うようには、いかないけれど今週も駆け足で走り抜けよう。
2010.03.29
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3月も終わりだというのに冷え込む東京は、桜の満開も先に延びたかな? 今日は、伸びた前髪が鬱陶しくて髪の毛をカットに行く。 店内に流れている「ハンコック」のDVDは豪快に車を潰していてたまには、こんな何も考えないアクションものもいいのかなと眺めていた。でも、急に睡魔が襲い寝てしまう。 「いつもな感じで、良かったですよね」と店長が、浅い眠りから起きた僕に。 「あ、あぁゴメンなさい、寝てしまって」という顔が疲労で陰(かげ)りが見えたのか 「帰って、休んだ方がいいですよ」と店長。 身体は、心のように嘘はつけないようだ。今日一日、何もしない休日が終わっていく。
2010.03.28
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またたく間に、夜が訪れる。光を吸いこんでいく夜の闇はあるものを鎮め、別のものを目醒(めざ)めさす。 光によって閉じ込めれていたものが心の中にあってそれは、闇によって覚醒し溢れだす。 人は、辺りが暗く見えなくなると心の目を開くのだろうか...。 乾いた砂漠の中を歩いているかのように荒涼たる人生の孤独の中を進む。蜃気楼にオアシスが見えたとしてもそれは、幻影(まぼろし)だ。 安息を願うが、オアシスに浸(ひた)ろうとは思わない。 安息の中に居ると、創造力が欠け思考は停止し、生命の成長は願えないから。 でも、お互いに安らぎを誓い合うのが人の営みだ。砂漠を歩き続けることは不可能なのだから蜃気楼ではなく、本当のオアシスを見つけなければならない。 「善い人間は、暗い促しに動かされてはいても 正しい道を失うものではない。」~ファウスト 溢れるばかりの愛を、惜しんではいけない。その矜持(きょうじ)を保ちたとえ与えるばかりの寂寥(せきりょう)感で一杯になってもきっと、それは正しい道なのだから。 このオフィスから観る、東京の暗闇は色々な想いを吸いこんでまるで生き物のように、うごめいて見えるのは自分だけなのか...。 休みがとれなくて、「疲れているだけか」と呟いて、窓から離れた。
2010.03.27
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さすがに疲労が溜まる金曜日。まだ、帰れる状態ではなくて先ほどから思考が止まり、キーボードの指も動かない。ひと口、チョコレートを口に入れ冷めたコヒーを口に含む。 ここのところ、金曜日のランチは部下と一緒に八重洲の地下でとっている。 「リストラですかね...」という彼に 「早期退職制度があったら、手を上げるんだけど」と言うと 「えっ、そうなんですか?」と彼。 「大変だからではなくて やりたいことが 思うように出来なくなったら つまらないだろ...今みたいに」と呟く まるで、自分に言い聞かせるかのように。 シナリオを創って、その通り事を運ぶことに 仕事のやりがいを見つけてきた。 その替わり、他人(ひと)の何倍も働かなくては いけないけれど。 そして、いつも部下を前にして思うのは 「慰められるよりも 慰めることを 理解されるよりも 理解することを 人は自分を捨ててこそ それを受け 自分を忘れてこそ 自分を見いだす」 ~フランシスコの祈り こうして、金曜の深まる夜に 自分の生き方に、不安を感じる夜に 自分を忘れることで、自分を見つけられないかと 窓の外の暗闇に、目を馳せる。
2010.03.26
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3月にしては肌寒い、東京。今日も冷たい雨が降っていて、オフィスの窓は曇っている。 昨夜、部屋を出るとき時計をみるとすでに深夜1時30分を過ぎていて頭が少しクラクラするなか、駐車場へ。 もう3月も終わるけど、今年初めての顔合せ。マシンガンのように繰り広げられるトークは休みをとっていない身には相槌をうつので精一杯。 彼女との間にある、不思議な友情は一体、何処から来るのか自分でも謎...。 「泊ってけば?」と言うけどさすがに、彼氏の居る女性の部屋に宿泊する気はない。 ホームページのデザインの話をしている間一瞬、眠りに堕ちそうになり「泊って行こうよ」と、もう一人の自分が囁く。男友達みたいな関係じゃないか...と。 Coffeeを淹れてもらい、部屋を出るときにはコンタクト装着20時間超なので視界がぼやけて、霧のなかのよう。 そして、トラックだけしか走っていない幹線道路をアクセルを踏み込んで走り抜ける。 カーステレオからは、平井堅の「いつか離れる日が来ても」が流れていて、まるで鎮魂曲(レクイエム)のようでAnthem(賛歌)のようでボリュームを上げた。 身体が疲労感で一杯になると精神(こころ)が研ぎ澄まされるのは、自分だけなのか。言葉が入ってくるのは、大抵こういう時。それは、流れる歌詞からであったり会話の切れ端であったり...。 こんな時は、魔法のような笑顔を想い出す。目には見えない「元気の塊(もと)」がその笑顔から、こちらに流れ込む瞬間は自分だけにしか解らない、至福の時間(とき)。 家の車庫に車を入れ、デジタル時計をみると2:40と点滅しており、「仮眠だな...」と呟き 続けて 「いつか離れる日が...」と平井堅のフレーズを口ずさんだ。
2010.03.25
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朝はまだ降っていなかった雨も、昼過ぎには本降りとなった東京。気温もそこそこ低くて、冬の名残りを感じさせる。今日は、強制的にオフィスを追い出されたノー残業デイ。少し迷ったが、暫くご無沙汰の友人宅へ。相談を受けてから、かなり放置してしまい、気まずいけど今日を逃すと…。これから車を飛ばし、埼玉方面へ。時々襲う睡魔と闘いながら、首都高速を走る。この、ボーっとしていられない性格を、どうにかしないと…と思うのだが。
2010.03.24
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駅の地下通路から、地上出口への階段を上るとポツッ ポツッと雨が落ち始める。 今日は天気予報を見ずに家を出たので昨日の予報 「曇り」のまま、そして不意打ちの雨。鞄の中には、大抵小さな折りたたみ傘が入っているが開くのが面倒で、そのまま歩きだす。 完全に曜日の感覚が狂い今日は、何曜日?と訊くのも面倒だ。こんな平日に、逢う約束を交わしたのは彼女からMailを貰ったから...。 強引に時間を造って、有無を言わさずオフィスを出たが誰も文句を言うはずはなく結局は、自分が「どうしたい」かだ。 「仕事の忙しさ以外に、文句を言わないね」という彼女の言葉に 「ああ、そうだね。」と応えるが、文句を、不満をブチまけて気分のいい人間(ひと)が居るとは思えない。 僕の場合、一度防波堤が決壊すると不満が、止めどなく流れ出しそうで怖いが今のところ、何とか去(い)なしている。 ただ、楽しく、憩(やすら)ぐ時間(とき)を過ごしたい。だから、傍に居てくれるだけで君の不満を聴いているだけで、いい。だって、なんとなく頼られている気がするから。 伝道の書に、こんな節(フレーズ)がある。「自分の口に関して、自分をせき立ててはならない。心に関しては,神の前で これに性急に言葉を出させてはならない。神は天におられ あなたは地にいるからである。それ故に,あなたは 言葉を少なくすべきである。 」 「誓約して果たさないよりは,誓約しないほうが良い。」これは、僕も そう思う。 だけど、人間だから誓ってしまう...。そして後で間違いに気付く、こともある。 急がなくて、いい。言葉にしなくて、いい。分からない気持ちを、無理に例えなくて、いい。無理に伝えなくて、いい。 ただ、「どのくらい君が必要なのか?」と訊かれたら 「こうして歩いているのは、道であって欲しい。道だと思っていたら、実は橋で必ず終わりが訪れる...とは想いたくない、今は」と答えるだろう。 春の雨は、静かに降り注ぐ。明日も、明後日も...。そして春が近づいてくる。
2010.03.23
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オフィスを出るのが少し遅くなって開演ギリギリかな?と歩幅を拡げる。連休中とあって混雑している原宿の駅を足早に抜け、渋谷方面へ。 昨夜は、MAY'SのLIVE。SHIBUYA-AXは、毎月恒例の場所。今月はMAY'Sで、来月は西野カナで5月はMAY J. のLIVE。 チケットに印刷されている整理番号がかなり大きい番号だったので冷たい風が吹きすさぶ中、入場を待った。 AXは箱自体が小さいので、会場は人で溢れ立ちっぱなしのLIVE、この窮屈感はキツイ。 でも、LIVEがStartすれば、ステージは近いし歌は最高だし、しばし聴きいってしまった。 アルバム「Amazing」はお気に入り。特にLastに収録されている 「永遠」は映画の挿入歌になるだけあってとても良い曲。 この曲、はじめのフレーズ 「掌に愛があるのなら 片方はあなたに全部あげる だからずっと繋いでいて」 (歌 MAY'S 作詞 片桐舞子) にはいつもグっとくる。 とても Amazing な素敵なLiveだった、本当に。 そして、今日もオフィスに出向き休みは無いけど、少しだけ いつもと違いリフレッシュされた気分。 珍しく、ランチは寿司屋のカウンターに座りお好みの握りを頬張る。一人で、ゆっくりと摂る昼食。廻りの観光客の話に耳をダンボにして、ほほ笑んだりして。 明日の約束をMailしながら僕を見つけてくれた、沢山の人々に感謝しながら、「繋がりを大切にしよう」と呟いた。
2010.03.22
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深夜、吹きすさぶ嵐の音をベッドの中で聴きながら何を怒っているのだろうと風の声に耳を澄ませる。しして、眠れない夜が、また明けて行く 昔から、天気の荒れは何か不吉なことを連想させたがそれは今も、さほど変わりない。 一夜明けた休日の朝。雨は上がったが、時折吹く強い風が周囲のモノをなぎ倒し、遠くへ運ぶ。 倒れた自転車や、ゴミ箱のふたが歩道を塞いでいるのは昨夜の嵐が残した、足跡だ。 今は、オフィスの窓から差し込む夕暮れ時の優しい光がデスクのディスプレーに反射している。 とても静かで、昨夜の嵐が嘘のようだ。 ショーペンハウエルは「紙上に書かれた思想は 砂の上に印した徒歩者の足跡にすぎない。」と言う。 無力な自分は、一瞬の瞬間的な幸福の(しあわせ)の幻影を描くために空想の、ありえない観念の世界を創る。 それは、ショーペンハウエルの言うように砂浜に残された足跡のように儚(はかな)く消えては、また創る。 こんなノスタルジックな気分にさせるのは橙色(オレンジ)に染まる西の空を観ているからだろうか。 こうして、3連休の2日目が終了していく。
2010.03.21
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土曜日の朝は、少しだけ遅く目を覚ましちょっとだけ景色の違う路(みち)を、駅へ向かう。 時計はまだ7時を数分過ぎた頃高速道路の電光掲示板は30キロの渋滞を知らせていて皆、いったい何時に出発しているの?と3連休であることを、やっと思い出す。 気持ち的には、愛車で高速を走り抜けたい。だけど、渋滞じゃ意味が無いから平日のどこか休みを...と電車の中で手帳を開くが3月はもとより、4月にも そんなスペースはない。 明日は、渋谷AXで MAY'S のLive。それ以外は、多分仕事しているからきっと、休み明けは 時間に余裕が産まれることを祈ってる。 もう日の暮れた、オフィスの中は誰も居なくなって、とても静か。 窓の外は、星も見えないし、なんだか薄ら明るい。星は、東京の空に見えないだけできっと空気の良いところでは光り輝いているに違いない。 星は消えても、光は宇宙の中を進んで行く。人の想い、願いも、一度光り輝いて発せられたら止まることなくみかえりも求めずただ、ひたすら進んでいくと思いたい。 自分の目で見えなくなっても残像しか捉えられなくても「願い」は目的地に向かって進み続ける...と想う。 今日も、東京タワーのイルミネーションは優しい橙色(オレンジ)で、僕を照らしてくれている。「明日も、宜しく!」とタワーにむかって呟いた。
2010.03.20
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連休前の金曜日、こんな夜のオフィスはガラガラ。1日会議だった疲れが、この時間に押し寄せて仕事の効率は下がるいっぽう...。 イスを後ろに反らせて、天井を見つめるが蛍光灯の光が眩しく、目を閉じた。 色々な言葉は、その時には浮かばないがこうして、静寂な中 瞑想するとふっと降臨する、情緒の込められた言葉たち。 伝えたい相手は居るけれどそっと、心の引出しにしまいこんで目を開ける。 こうして、引出しにつまった言葉たちを、時々引っ張り出してはまたしまう。 明日も仕事、もう少しだけ休んで再開だ。
2010.03.19
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日比谷公園の桜が開花したらしい。自分がここで立ち止まっている間に季節は、着実に先へと移り変わっていく。 今年の桜は、何処で観よう...なんて毎年考えるんだけど、ここ数年ゆっくりと桜を見上げた記憶が無い。 ここ数日、着物や袴姿の女性を見かけるのはきっと、卒業式なのだろう。 3月という境界線は、やはり色々なところに存在して生活が変われば、自分も変わった錯覚に陥ったりする。そんな季節には、やっぱり新しいことを始めたい。 僕を襲おうとしている、なにか得体のしれない胎動を感じては、打ち消して、感じなかったことにする。 そして、自分の中にモヤモヤと存在する「パラドックス」を絡まった糸を解(ほぐ)すように、解析してみる。 マザーテレサは「苦しくなるまで愛せば そこには痛みなどなく さらなる愛があるだけだ。」 とパラドックスを説明するが、苦しいけどその先にあるものが「さらなる愛」と予感出来るなら、きっとくぐり抜けられる。 そんな期待に満たされる、出会いと別離(わかれ)の季節を桜の木の下で静かに、そして瞑想しながら過ごしたい。
2010.03.18
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少し早めにオフィスを出て、ゆっくりと駅に向かい19時を少しまわった時計をみて、ルートを変える。 有楽町で電車を降りて、数寄屋橋から三越方面へ久し振りの銀座、少し遠回りをすることにした。待ち合わせの時間には、まだ数十分三越前を左に折れて、山野楽器へ。 MAY.Jの新譜を買って、東銀座方面へ向かう。目的のビルは思ったところにあって案外、土地勘がのこっていることにビックリ。 「エレベーターを降りて、左側に...」とあったので、それらしき部屋のドアを眺める。このまま入っていいのか躊躇していたら「いらっしゃい、こんばんは」と久し振りの顔が、こちを覗く。 OPEN前の部屋の中は、雑然としていて4月OPENまで、もう少し苦労が続きそうだ。 縁というものは、不思議なものでこうして開業する彼女は、自分より一まわり以上 年下だけど堂々としていて、輝いている。 「男性のお客様、第一号だね」と言われると、ちょっと くすぐったくて少しだけ優越感に浸る。 自分の近況を語りながら彼氏のことや、結婚のことや、お店のことを訊き出していていた。 ローズマリーのアロマが漂う室内に肩のコリをほぐしてもらう。 ローズマリーは、「海のしずく」を意味してたしか、花言葉は「記憶・想い出」。 僕は、想い出をかき集めるほう彼女は、これから 想い出を創る側。 海の雫は、きっと「想い出」を呼び起こすトリガーとなるのだろう。 「何が、足りないと思いますか?」という問いに 「最初は、これで十分だと思うよ」こたえる。 今まで、知り合いが何人か開業して大変な目にあっているのに遭遇しサポートしてきた身としてはアドバイスしたいことは、沢山ある。 でも、今は これでいい。臆病よりも、勇気が大切な時があるからね。 「少し落ち着いたら、寿司でも食べに行こっか」というと 「是非!」と屈託なく笑う彼女に「じゃ、また(成功するといいね)」と呟いて銀座をあとにした。
2010.03.17
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朝の雨も、出勤前にあがって暖かな一日。春の兆(きざ)しを、駅までの道に咲く梅の匂いに感じた。 会社は、12月決算なので「年度末」は関係ないけれどやはり、お客さんは3月決算が多くて必然的に、どこか慌ただしさを感じる月だ。 学生さんも、そろそろ休みに入り新しい生活を、希望に満ちて待っている人も居るかもしれない。 新入社員の頃など、すっかり忘れて泥沼というべき仕事に足をとられている自分は擦り減る一方だ。 四角だった自分が、少しずつ擦り減って角が無くなり、丸みを帯びる。人間が円(まる)くなったとか、大人になったと言えば聞こえがいいが実際のところは、自分を失っているに他ならない。 自分って、どんな奴だっけ?と数十年前を思い出そうとしても今となっては、残骸が残るだけだ。 だけど、ひとつだけ「勝負をなげない」ようにしている。 どんなに擦り減っても...。 そんな、実りが少しだけあった一日だった。 諦めたら、やっぱり負け癖がつくからこれからも、最期まで勝負はなげないと心に誓う。
2010.03.16
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このBlogをたちあげてから今日で、ちょうど2年目。 楽天で、買い物ついでに始めたひとり言。2年も毎日続けるとは...。 こんな文字だけの、ひとりよがりな Blogにアクセスしていただいている皆さま有難うございます。 ここは、自分の気持ちを整理するため記録するため、言葉にするための場所等身大で居られる空間(スペース)。 気持ちが溢れている間は、続けようと思う。 いままで、コンタクトいただいた方々ありがとうございます。結構、嬉しかったりします。 では、これからも呟いていこうと思います。
2010.03.15
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遅い目覚めは、今日という一日を決めてしまう「何もしない」という休日に。 ソファに座り、本を読んでいても気が付くと、浅い睡眠に誘(いざな)われる。 どこまで読んだんだっけ?とページの初めから、字を追うがその(読んだ)記憶が帰らないのでまた最初から読むことになる。 結局、読んでいると言っても言葉を流しているだけで、脳(あたま)に入っていない。 浅い眠りの中で、夢をみる。いつも僕は、彼女の手をとって「なんて、綺麗な手をしているんだ」と言うんだ。(これは夢でなく本当に)言葉で伝わらない、何かをまるで、指先から感じ取ろうとでもするように...。 指を絡ませて、指先のネールを褒めているところでいつも夢が覚める。 指先は、色々なことを伝えてくれる。そして安心を与えてくれる。繋いだ手を、放したくないのはきっと、繋がりを確認するため。 そんな夢をみるのも多分、繋がりたいから。 また、逢えるかな...と再び浅い眠りにお落ちてしまうのも結構、重症なのかな疲れた身体と、微妙な精神(こころ)が。
2010.03.14
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随分と太陽(ひ)が長くなって、17時はまだ明るい。今日の東京は、随分と暖かくコートのボタンを全部開けて、風を受け入れる。 ちょっと強めの風は、花粉も運んできて目の痒(かゆ)さが半端ない。彼女に逢う寸前まで、マスクで顔を覆うが目はどうしようもなく、ついこすってしまう。 体調は万全ではないけど「溜まる」というよりも「摺(す)り込んでくる」ストレスに限界を感じ予定を変更して、今日 逢うことにした。 今日は、彼女の話を聴く。僕は、特に話すことがあるわけではなくて彼女の口から発せられる言葉(フレーズ)をまるで、子守唄を聴くように受け入れる。 それだけで、彼女の世界に入り込み今の自分を、抜け出すことが出来るから。 心の中には、色々な人達が存在していてそれは現在(いま)の人も、過去(まえ)の人達もいる。 そして、良い感じの人や、悪い印象の人も。 でも、「嫌な人」として摺り込まれた人達は一体、どうして そうなったかは...うまく説明できない。 ただ、少なくとも 「こうあるべきなのに...」ということに反しているからなのかな?「挨拶できない、なんて感じ悪い...とか」 どうして?という原因を1つに絞り込まないというのは、最近いつも気にしている事。ひょっとしたら、違うかも と考える。 だけど、どうしても答えが一つになることもある。 心の中に、色々な人達が存在するように色々な自分も、そこに居る。 気の弱くなった自分、強がっている自分見栄を張っている自分に、誰かにすがりたい自分。 色々な自分が居るけどどの自分も、やっぱり彼女を求めている。それが、唯一同じ答えになる。 とても満たされた気持ちに身体が少し軽くなり帰り道の足取りが軽快になった。
2010.03.13
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長かったようなでも、あっという間の1週間が終わっていく。 東京・八重洲地下街の蕎麦屋に部下と入る。ランチ時で店内は混雑していたが2人分の席は直ぐに見つかり、時間もないのでネギトロ丼と蕎麦のセットをオーダーする。 たまにはランチでも御馳走して考えている事を吐き出させないと最近は、夜 時間をとることが難しい。 「こう、あるべき」 とか「こうしなければ ならない」とか難しいことを食事をしながら、するつもりはない。 でも、それは持っていないと駄目だ。そんな、思ったように事が運ぶなんて人生、甘くはないけどそれを乗り越えられるように創られている、人間は。 「こう、あるべき」が崩壊すると前向きに生きることを放棄し、落ちて行く。そして、その原因を「自分は駄目人間だ!」と攻め続けるか「あいつのせいで!」と他人に転嫁するかどちらかに陥る。 以前の部下が、ちょうど自分を責め続けるタイプでよく自分の事を「駄目な人間」と呼んでいた。 その彼女が、矛先を他者に向け始めたことに少し危機感を感じる。もう一度、自分の中で 幸せのイメージを創ってあげないと。 だから、部下とは 「こうしたい」 ということを言葉にして、話させる。心の中で、なにかモヤモヤしたものを言葉に当てはめさせて、形にしてあげる。 その、「こう あるべき!」がいつか僕の思っている、彼の成長への希望と偶然にも繋がったのなら、きっとお互い分かり合える。 そんな シンクロ synchronicity の1つ1つを今は紡いで溜めていこう。 老子の教えは、実践で活かしてナンボだから。
2010.03.12
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降り立った新千歳空港は、気温1℃。思ったより暖かく、ホッとする。そして、飛行機での睡眠で、少しはねた後ろ髪をトイレで直す。鏡に映る冴えない顔を、両手で叩き、引き締めた。相変わらずのアウェイ感を肌で受けながらも、予定のミッションを終えて引き返す。帰りのフライトは、いつも窓側。誰が見ているのかな?って、いつも思うけど新千歳空港の地上スタッフが飛び立つ飛行機に手を振っている。「ご苦労様!」と小さく呟いた後、飛行機は上昇した。何処からか入ってくるすきま風。案外気持ちがいい。疲れだけが残る、今回のような仕事は、この会社と僕の距離に少しずつ隙間を開ける。埋めたほうがいい隙間と、放っておけばいいもの…がある。どんどん離れていく隙間は、止めようもなく、気が付くと隙間でなくなる。すっかり人の居なくなった羽田空港。スカスカの心に、身体の疲労が覆い被さり、空いたベンチに崩れ落ちた。
2010.03.11
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朝起きると、頭を射すような痛みが襲う、何故だ? 昨夜も遅くなり、深夜のラーメン屋へ。 急に暖かいところにきて、熱いものを食べると鼻水が出るが、鼻をつたうモノをティッシュで拭うと真っ赤な血が...。子供でもあるまいし、とティッシュで抑えるが止まる気配がなく、まだ食べかけのラーメンを残し車に戻って、横になった。 霙(みぞれ)混じりの雨を、フロントガラスに打ち付けたままワイパーも動かさず、目を瞑(つむ)る。 静かだ...、とても、そのまま暫く車内で微睡(まどろ)む。気が付くと、インパネのデジタル時計は深夜2時を回っていた。 そんな夜を過ごし、起きた朝がやっぱり身体の不調を訴える。 ミィーティング中も頭痛で、集中力が途切れる。「ゴメンなさい、よく分からなかったから、もう1回」というセリフが数回。「普段はそんなこと、ないのに」と心配そうな顔で、協力会社の女性スタッフが覗く。 「どうやら、本社移転の話が本当になりそうですよ」と部下が未確認情報として持ってくる。 「これ以上、どうしろっていうんだ...」と言う僕に 「ですよね、でも まだあるんですよ、嫌な情報が」と耳打ちする。 ウツになって、部署移動した以前の部下(女性)がやっぱり うまくいかず症状が悪化しているらしい。 いまの会社の状態では、そういう病気の人を包み込むような対応が難しい。言葉を、態度を慎重に選んで、辛抱強く見守らなければ彼女を支えることは出来ない。 「地雷を踏んでしまった」という今の上司。 頭では、解っている でも、つい出てしまう不用意な言葉。 理論上出来ることと、実際に起きることには隔たりがある。脳(あたま)で理解することと、こころ(ハート)で感じることにも。 「地雷を踏んだ」という今の上司(同僚)。なかな出勤が安定しない彼女が「私って、駄目ですよね」という言葉に、同意してはいけない。そんなことは分かっているけど、一瞬の間ができるのはそれは、ある意味仕方が無い。 昨年、散々そんな会話を彼女と交わした記憶が蘇える。激痩せしてしまったらしい彼女を再び引き受けられるのは、自分だけかもしれない。彼女が、そう望むなら、面倒をみよう...。 神は、これでもか!と試練を与える。 僕だって、精神(こころ)が強いわけではない。必死で出口を探して、なんとか一片(ひとひら)の光を捉えたかに思えたが...。 明日は、日帰りで北海道に出張だ。アウェイに乗り込むには、落ちたテンションが気にかかる。 「理論上は...、まだいける(はず)」とアスピリンを何粒か分からないまま掴んでミネラルウォーターで流し込んだ。
2010.03.10
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キーを回し、エンジンがイグニッションすると心地よい振動が伝わってくる。 コートを助手席に置いてインパネのデジタル温度計を見ると3度となっていて、思わず身ぶるい。また、急に寒くなって身体が悲鳴を上げる。 オンタイムは打ち合わせ自分の仕事は18:00からというスタイルが染みついて、離れない。 雪が降ったのも知らず、積み重なる仕事をさばいていく。 雪は解けてくれるけど、仕事は無くならないから。 「倫理は情念から生まれる」 とヒュームは言う。 人間は、寄り集まって、他の人と「感情を共有」することで倫理が生じるのであって 理性だけから、倫理的な行動はとらないとも...。 他人の色々な仕草・信号をキャッチして相手の感情を推測する。 そんな送受信を繰り返して、はじめて共感が生まれる。 Mail だけのやりとりでは、温度が伝わらず3回に1回は、携帯の通話ボタンを押す。 「遅くまで、御苦労さま!」といった向こう側ではSEの女性が、疲れているだろうに明るく、応答(こたえ)てくれる。 共感できないと、優しくなれないし倫理観が欠如してくる... 「まぁ いいか」みたいに。 そして、今日も電話を握る。
2010.03.09
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久し振りに射す太陽(ひ)は、月曜日にふさわしい。少し湿ったアスファルトからは、朝の匂いがたちこめて静かに、そして大きく深呼吸をしてみる。まだ、ちょっぴりと冬の香りがした。 いつも月曜日は、今週を乗り切るための題材を探す。せめて、Liveがあれば...と、何度 手帳を眺めても会議とミィーティングで埋め尽くされたスケジュールが変わりはしない。 つくづく、この世は上下のシステムで成り立っていると溜め息と共に、諦めが漏れる。 労働や生産は、上のほうから吸い上げられ下に居ては、どんなに働こうが「利」は生じない。 縦ではなく、物を横に動かせば利が生じるかもしれないだけど、そこに眼がいくのならとっくにビジネスマンとして成功しているはずだ。 自分の未熟さを、本当の意味で理解しなければ進むべき道を、どこかで踏み外す。 自分が未熟であることを、他人を非難することで隠し何となく解っている自分の弱さに、目を背(そむ)け同じ過ちを、何度となく繰り返す。 そんな無限ループから抜け出さなくてならない。 この身動きの取れない、蜘蛛の巣から抜け出すには一度、地に落ちるのも悪くない、などと思ってしまう。 だけど「柵(しがらみ)は、自分で造っているんだよな」と、すっかり夜の闇に包まれた窓の外を眺めながら...呟いた。
2010.03.08
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出窓に打ち付ける「雨音」が、朝から止まない。雪になる程には、冷え込まずでも、暖房のついていない室内は、そこそこ寒い。 3月は、何かを始めるには良い季節。昨夜も、「独立しました!」とお知らせMailが届いた。 どっぷりサラリーマン浸(つ)かっていると起業の芽は、すっかりと摘み取られる。 本来持っていた飛べる翼も長年折りたたまれた状態だと、開かないし開いたところで、飛べやしない。そもそも「飛ぶ気持ち」が喪失している。 「飛べやしない」と思っていたら飛べるものも、飛べなくなる。 だから...というわけではないが起業する知り合いには最大限協力することにしている。 彼らは、最初から完璧に、全部自分でやろうと必死になるので、空回ることも しばしば。 頑張れば出来る範囲独りでこなせる限界の量はやっぱり あるのだから支えて貰える時は、頼ればいい。 そして、軌道にのって余裕が出てきたらまた、違う誰かを支えてあげればいい。 「出来ることがあったら、いつでも言ってくれ」とMailを返しながら会社の「部品」と化した自分を、顧みる。 3月の別名は 「花見月」。花言葉は、「返礼」、「自分の想いを受けて下さい」旅立つ人達にエールを送りたい。
2010.03.07
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1日中、雨が降ったり やんだり。この時期にしては、とても暖かい。 風邪薬を飲んでいるからなのかキーボードを打ちながら、カクっと眠りに落ちる。 人差し指が「F」のKeyを押し続けスプレッドシート上に 「f」の文字がならび続けていた。 昨夜は、いつも通り4時間弱の睡眠だったけどこれ以上 寝る時間は削れない...。 今日は雨模様なので、星空は見られないがたまに、余裕のある夜は、夜空を見上げる。 双子座のカストルとポルックス。2つの星は、兄弟だ。 神話では、弟のポルックスは神ゼウスの子で兄カストルは人間の子。ポルックスは神なので不死だが、カストルは人間なので当然、死を迎える。 だから、ポルックスは自分の不死を半分兄に譲り一緒にいられるようにと、神は2人を星座にした。 半分に分けられるものと分けられないものが、この世には存在する。 人間の世界で、寿命を2つに割ることはできない。気持ちを分けることも難しい。 その替わり、合わせることは比較的 容易(らく)に出来る。 2つの手は、分かれているから合わせて、祈ることが出来るし繋がることができる。 常に、別れた(いや)欠けているもののピースを探して、時間を費やすのは無駄なようで、とても大事。 ずっと一緒に輝き続けている「双子座」のように何処かに存在するであろう半分を、今日も虚空に探す。
2010.03.06
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風邪でフラつく身体、オフィスを出たのは23時を大きく過ぎていて、駐車場が閉まっていた。車で帰れなかったショックは大きい。 昨夜は、細かい雨が降っていて最寄駅からタクシーを待つが、来そうもない。仕方がないので、家まで歩き始めた。 暖かくなったとはいえ、深夜1時を過ぎると冷えてきて、雨が足元の靴を濡らし体温を下げる。 40分程の深夜ウォーキング、想いが馳せる。声が出なくなった喉に、ミネラルウォーターを流し込み孟子の言葉を思い起こす。 「出来ないのは、結局、やらないからだ」 いや?出来ないのは...限界もあるからだ。 偏見の塊(かたまり)を、常識というならそんな常識を気にしてはいけない。 自分の「芯」を信じていこう。 そんな吐息をマスクに吹きかけながら家路についた。
2010.03.05
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朝10時、いつものヤブ医者に駆け込む。本当に「待ち」のない医者だ。雑談を始めようとするドクターに「ちょっと急いでいるので」と薬を受け取ってドアを開けた。 システム・トラブルが続き、精神的に弱っていたのがどうやら身体まで浸食してきた。 この時間、ソフトウェア・メーカーと電話で障害対応をしていたけど連続した会議と、電話の多さと、体調不良で声が出ない。 こんな時に、Mail が着信。着信色が、彼女からのMailを告げていた。 純粋に 「嬉しい」。弱っているからなのか弱っているのが伝わって、磁石のように引きあったのかそれは判らないけど「駄目なんだよ」って言える人が今は、彼女しか居ない。 明日も1日中 会議。もう少しもって欲しい身体に今日は、なにも栄養補給していないのにこの時間になって気が付いた...。
2010.03.04
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花粉症が悪化して風邪をひいたような症状が続く。話すのが辛いのに、ミィーティングがビッシリでこの時間、すでに集中力がもたない...。 今日はもう、帰る。
2010.03.03
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深夜のファミリーレストラン、「行こうか...」とレジに行くと雛あられが置いてあった。 「そうか、もうじき雛祭りだ」と言いながらドアを開けるとまだ、細かい雨が降っていた。 昨夜は、いったい何杯目のCoffee?と思いながらやっぱりCoffeeをオーダーしていた。 デザートが、なかなか来なくて「時間、大丈夫?」と言う彼女に「まだ、大丈夫だよ...」と時計をチラっと見る。終電まで、数十分だった。 昨夜は、着信していたMailに気が付かず時計が23時をまわってから、慌てて返信。 近くのファミリーレストランに入ったのはちょうど、日付が今日に変わる頃だった。 仕事に埋もれる日々を過ごしているけどそんな平凡な毎日を、全身で受け入れられる事が出来るなら、きっとそれは非凡な達人だ。 こうして時折逢って、たわいのない話をすることでちょっとだけでも平凡から逃れたいと思っている自分がいる。 誰かを想えば、きっと勇気が湧いてくる。その大事な人の向こうに存在する自分を想うことで、また勇気が貰える。 自分の内側ばかり見ていたのでは勇気は出ないし、身動きが取れなくなる。 「ごめんね」 という彼女に「じゃあ、また」と傘を上下に振って背を向けた。 そして 「勇気の源(みなもと)は...君なんだよ」と透明な傘から見える空に向かって、つぶやいた。
2010.03.02
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朝靄(あさもや)で、東京タワーの最上端部は見えない。もやっとした景色は、気分も「モヤっと」させるが東京は、少しずつ春を迎える準備が整ってきた。 今週はずっと雨模様と、朝の天気予報では伝えていた。こんな湿気の多そうな日でも花粉症なのか、風邪気味なのか判らない症状が目と喉を襲う。 J-SOXの文書を、ここのところ ひたすら創っている。「もし、こんなことが起きたら ... こうする」みたいな手順書。 自分のことは、何にも準備していないのに会社の危機管理を、手順書におとす。 そういえば、大地震が来たら自分は一体、誰に連絡を取ろうとするんだろう...。携帯電話は多分、繋がらないだろうけど。 「もし...」 ばかり書いていたら何となく、そんなことが気になった。 そして、僕の考える 「もし...」が悲観的なモノばかりというのが気にかかるところでもある。 もし、低下している視力が落ち続け、光を失ったら とか もし、生きている意味を失い、進む道に迷ったら とか もし、愛することに疲れ、自分の殻に閉じこもったら とか出さなくてもいい答えを導くような 「もし」が頭に浮かぶ。 そして、疲れてくると、甘いものが欲しくなる。 「バレンタインに渡せなかったから」と先週、彼女に貰った GODIVA のチョコを一粒口の中に入れた。 「美味しいよ」と心の中で...。 一日一粒、チョコを口に入れる度に、彼女を想えばいい。 「そうね、10個は入っているから 1日1個なら、10日はもつね」と彼女。 まったく、いい年齢(とし)をして... でも、一粒に見る想いは 失くしてはいけない。 一粒が、一粒で終わらないように 育(はぐく)むのが、人間(ひと)なのだから。 「一粒の麦もし地に落ちて死なずばただ一つにてあらん 死なば多くの実を結ぶべし」 ~ヨハネ伝 (最近、聖書の引用が多いのは何故だろう? 自分でもよく判らない) そう、もし ... この一粒の想いに 芽が出たのなら 水を与え、枯れさせてはならない。
2010.03.01
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