え~あいでは難しい北国のおじさん車いじり

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2023.06.21
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カテゴリ: 車整備





駐車場に停めていたら、下にオイルのシミが付いているという連絡を頂きました。しかもいつも駐車している方向だと、後ろでシミが発生しているとのことでした。

今回は、デフシールのオイル漏れを修理しながら、シール類の基本手順などを解説します。

​ リアデフセンターシールからオイル漏れすると?
​

リフトに上げて、オイル漏れしているところを検査してみます。プロペラシャフトとデフが繋がっているところから、激しくオイルが飛び散っている箇所がありました。デフセンターシール破損と言う結果になりました。

こういったシールは、車では多く使用されています。

エンジン側ではドライブシャフトシール、ミッション側ではミッションセンターシャフトシール、デフセンターシールやシドシールなどです。

また回転する部分ですので、オイルが漏れるといろいろな所に飛散します。さらに放置しておくと中のオイルがすべて無くなり、装置から異音がして破損する結果になります。破損したら高額修理になるというわけです。

​


​​​オイルシールと言う言葉通り、オイルを止めておくシールパッキンになります。こういった場所を作業するときは、オイルを抜くことから始めます。​

目的としては、オイルを抜いて作業しやすくすることと、そもそもオイル漏れしているのですから、オイルがどのくらい残っているのか確認するためです。

1.5L 入っていなければならないオイルが、 0.3L くらいになっているという事は、装置側の故障も視野に入れないとなりません。

デフオイルなどのオイルを抜くときの基本行程


デフオイルなどのオイルを抜くときの基本は、必ず挿入口ドレンから緩めることです。抜く側から緩めてしまい、オイルが抜けてから挿入口が緩まないとなると、オイルが入れられません。

結構多くの人が失敗しています。注意しましょう。

​​ デフセンターシール交換作業


​​まずは、プロペラシャフトを外します。プロペラシャフトは、 12 ㎜~ 14 ㎜のボルトで止まっていることが多いでしょう。

プロペラシャフトは、凄い力で回転しています。もともとの取り付け位置でない場所に取り付けすると、振動などの発生が多く起きます。元の位置が分かるように、一か所印をつけておきましょう。
​

プロペラシャフトは、プラスチックハンマーで!




プロペラシャフトのボルトを外したら、プラスチックハンマーで接合部を叩いてあげると、案外簡単に外せます。支えながら叩くようにしましょう。

​デフのセンターナットには、ストッパーが付いているケースがほとんどです。車によって今回のように、一部潰しているタイプと、スナップリングタイプなどがあります。この部分のナットは、インパクトがあると便利でしょう。軽自動車でも結構な力で止まっています。

 プーラーがないと、 DIY では作業がつらい!


センターナットが外れたら、多くの人は手でフランジを外そうとすると思います。私もやってしまいます。ただこのフランジは、スプラインでハマっています。手では外せないと思って良いでしょう。上記のようなツールを使用することで、スプラインから抜けてきます。一個用意しておくと便利でしょう。

今回は、大きなタイプのプーラーキットを使用しましたが、ここまで大きくなくても大丈夫と思います。いろいろな所に使うことができるように程ほどの大きさのものがあると良いでしょう。


 破損したシールを取り除き、新品に打ち換えてあげる


破損したシールは、かなり取りづらいです。シールをマイナスドライバーなどでデフ側を傷つけないように取り除きます。その後、錆などを綺麗に落としてあげて、新しいシールを取り付けます。この時グリスなどをしっかり塗布してあげると良いでしょう。

またデフオイルが広範囲で飛び散っています。ブレーキクリーナーなどで綺麗にボディを掃除しましょう。

 シール代は、安いが工賃が高いのが基本!



このシールのオイル漏れと言うのは、車の走行距離や経年劣化で起こる確率が高まります。そしてシール代は、安いのだけれども、工賃が案外高いといえます。

今回のリアデフセンターシール交換の場合だと、シール代は 500 円~ 2000 円ですが、工賃は 10000 円~ 20000 円くらいかかります。もし DIY で作業できるとしたら、工賃はかからないという事になります。


シール交換の際には、ツールの購入やそのほか若干の工具が必要になりますが、工賃ほどの金額はかからないと考えます。また作業自体は、最大で 2 時間くらいあればよいと思います。一度挑戦してみても良いのではないでしょうか。






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Last updated  2023.06.21 00:00:30
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