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自分の住んでいるところは、現在極寒の状態になっています。当然雪もかなり積もっている状態です。駐車場は、ロードヒーティングされていなければ真っ白な状況といえます。そこに廃油のようなシミがあったら結構目立ちます。
そのような環境下の中、「クルマの下側にオイルの滲みみたいなものが大きくある」という相談が来ました。オイル滲みは、車の不調に直結するためなるべく早めに原因を探り修理した方が良いと思います。
当記事では、デフオイルシール交換を行いながらオイルの重要性なども解説してきます。

車の下回りを見ていきます。所有者は、車の前側にオイル滲みがあるという事でしたが、このモデルはエンジンがフロントでも真ん中の辺りにあるキャブオーバータイプの車です。
一応エンジン側のオイルパンなどを先に調査しましたが、特にオイル滲みなどは見つかりませんでした。本題のフロント側の調査をスタートさせます。
どうやらフロントデフのシャフトシールからオイルが漏れています。回転する部分なので、フロアにオイルが飛び散っています。
とにかくまずは、デフオイルを抜いてみます。ドレンボルト(上側が先)を外すと、筆者もまれに見ぬ白濁したオイルが出てくるではありませんか。
これは、オイルに詳しい方に聞くと水分が混入したのではないかとのことです。もしかするとデフの車種とシール以外にも何かのトラブルがあるのかもしれません。

プロペラシャフトの 4 か所のネジを外します。この時、アイマークを付けておきましょう。プロペラシャフトは、付いていた時を同じ取り付けにすることで、振動などを防ぐことができます。

それにしてもこの白濁したオイルが気になります。オイルというよりは乳化剤みたいな状態になっていました。

次にミッション側のブラケットを外します。プロペラシャフトを抜くには、フロント側をある程度フリーにしておく必要があります。

プロペラシャフトが外れました。すみません光の関係で解りづらいのですが、センターに 22 ㎜のロックナットがあります。このロックナットを外します。

上記のようなプーリー外しなどを使用し、プロペラシャフトを止めているパーツを外していきます。このアイテムは、意外と重宝します。一つ購入しておくと便利でしょう。

デフシャフトシールが見えてきました。これを新しいものに交換します。デフシャフトシールは、数百円から千円程度のパーツです。ただ交換するには案外手間がかかります。大体軽自動車の場合は、 5 万キロから 10 万キロくらいで漏れを起こすことが多いといえます。

ボディ側が傷つかないように、慎重にかつ大胆にシールを外していきます。ゴムの中には、鉄(銅)などの骨が入っていますので、結構固いパーツです。
ボディ外側は、多少傷ついても問題ないと思いますが、オイルシールが収まる内側は、傷がつかないように注意しましょう。新品に変えたら、シールとボディの隙間からオイル漏れとなると、もっと大事になってしまいます。

新しいデフシャフトシールを真っすぐに挿入していきます。間違っても斜めに挿入したりしてしまうと、そのパーツは再利用できません。注意したい作業です。
大きなコマを利用したり、専用ツールを使用したり工夫すると良いでしょう。熟練の方は、均等にハンマーでたたいて入れるという方もいますが、 DIY ではこの方式はやめておいた方が良いでしょう。
プロの方は、オイルシールを外すときに専用のシールプーラーを使用する方(ディーラーでは多い)もいますし、マイナスドライバーで外す方もいます。傷がつかなければ、マイナスドライバーでも構わないと思います。
ゴムパーツのように見えるシール類の多くには、中に鉄や銅などの骨が入っています。外すのに結構力が必要です。
今回のシール交換は、デフシャフトシールでしたが、シール類は案外多く使用されています。
デフインプットシャフトシール
トランスファーシール
ドライブシャフトエンジン側シール
などです。
またこのオイルシール類には、回転するパーツからオイル漏れを防ぐという役割があり、過酷な環境下であると考えます。適時交換しておくことも良いのではないでしょうか。
全てのパーツを組み付けて、オイル注入したら、試験運転をして漏れがないか確かめて終了です。エンジンオイルの白濁は、漏れが止まり数千キロ走行してから再度確認してみたいと思います。
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