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訪問国ではないが、大場由幸社長が良く訪れるベトナム(正式名称:ベトナム社会主義共和国)を加えて、簡単な比較をしてみたい。
まず、ベトナムのイメージを地理、国の花、国旗でみる。
国土は南北に長く、北に中華人民共和国と、西にラオス、カンボジアと国境を接し、東は南シナ海に面し、フィリピンと対する。
代表的な国の花は蓮の花である。
ベトナムの国旗は、ウィキペディアによると、金星紅旗と呼ばれ、赤地に黄の星を置いた旗である。旧ベトナム民主共和国(北ベトナム)が制定した旗を統一後も使用している。赤は社会主義国によく見られる色で独立の為に人民が流した血、黄(金)は革命、星は社会主義の象徴、五本の光は労働者、農民、兵士、青年、知識人を表す。
首都はハノイである。
このくらいにして、前に進む。
訪問国のデータにベトナムを追加し、ベトナムの数値(以下V)を100として、各国を比較する。
脳梗塞の小生には、基準を設けた方が視覚に訴えやすい。
国の表示は、そのままだと、長くなるので、次のような記号を利用する。
中国(C)、 タイ(T)、マレーシア(M)、韓国(K)、台湾(F)、香港(H)、シンガポール(S)、ベトナム(V)とする。
略号の理由は、中国はChinaの「C」,タイはThailand の 「T」、マレーシアはMalaysia の 「M」,韓国は Korea の 「K」、台湾は Formosa の「F」、香港は Hong Kong の 「H」,シンガポールは Singapore の 「S」、ベトナムは Vietnamの 「V」、の頭文字表記である。
表を主に参考し、「呆けの説明」をご覧あれ!
脳幹梗塞なので、綿密な比較はできないことを、お断りしておく。
国土の総面積:
Vの「329千平方キロメートルを」100として比較すると、V=100に比べて、中国(C)=405, タイ(T)=156,マレーシア(M)=100,韓国(K)=30、台湾(F)=7,香港(H)=2,シンガポール(S)=0.2、である。
Vに比べてCはその4倍、Tは1.6倍、Mはほぼ同等、Kは3割、F,Sは微々たるものである。
人口:
Vの「86百万人」を100として比較すると、V=100に比べて、C=11,190、T=74,K=59、 F=42,M=33, S=6, H=1、である。
Vに比べて中国が飛び抜け112倍、T、Kが6~7割、F,Mが3~4割、S,Hは1割にも満たない。
人口密度:
Vの「261(人/平方キロメートル)」を100として比較すると、V=100に比べて、S=2,738、H=2,464、F=245,K=193,C=53,T=48,M=33の順である。
Vに比べてS,Hが25倍、F,Kが2倍、C,Tが半分、Mが3割である。
実質GNP成長率:
Vの「6.8%」を100として比較すると、V=100に比べて、S=213,が2倍を超え、F=160,C=151は1.5倍程度,次いでT=115、M=106,H=103,K=91が、同程度となっている。
名目GDP総額:
Vの「972億ドル」を100として比較すると、V=100に比べて、C=6,048と60倍で飛び抜けておおきく、K=1,044が10倍、F=442が4倍、T=328が3倍、M=245, H=231、S=229 が2倍強である。
一人当たり名目GNP:
Vの「1,174ドル」を100として比較すると、S=3,673が37倍、H=2,691が27倍、韓国K=1,754、台湾F=1,572は15倍強、M=717は7倍、タイT=425と中国C=373が約4倍である。
消費者物価上昇率:
Vの「9.2%」を100として比較すると、Vに比べて、F=10が最も低く、M=18,H=26,に続いて、S=30,K=32,T=36,C=36と高くなるが、いずれもVに比べてかなり低い。
しかし、この数字は増減率なので、安定している場合はいいとしても、比較してもつまらないかも知れない。
失業率:
Vの「5.0%」を100として比較すると、V=100に比べてT=21が最も低く、次がS=44,少し上がってM=62、K=74,C=82,H=88で、F=104が同程度である。
輸出額:
Vの「722億ドル」を100として比較すると、V=100に比べてC=2,185が22倍と飛び抜けており、K=646、H=540、S=486、F=380が3倍以上、M=275、T=270は3倍近い。
対日輸出額:
Vの「77億ドル」を100として比較すると、V=100に比べて、C=1,573が飛び抜けており、K=366である以外は、M=269、T=265、F=234、H=213、S=213は二倍程度である。
対日輸出依存度:
Vの「10.7%」を100として比較すると、V=100に比べて、M=97、T=97がほぼ同じであり、C=72、F=62,K=56、が少し低く、S=44,H=39はさらに低い。
直接投資額:
Vの「186億ドル」を100として比較すると、V=100に比べて、C=995、H=370、S=208が高いが、K=70が半分強、M=51は半分、T=24、F=13は少ない。
人口密度*直接投資額:
意味のない数字かも知れないが、人口密度をウエイトとして、直接投資を見ると、(=人口*直接投資/総面積)で見る。それをさらに、V= 100として比較すると、H=912,S=570,C=527が極めて高く、ついでK=135が同程度、F=32,M=17,T=12である。
文章に戻すと、「最近の直接投資を、人口密度のウエイトでみると、ベトナムは香港、シンガポール、中国には及ばないが、韓国並みで、台湾、マレーシア、タイよりも、かなり上位にある。」となる。
これらは、表面上の合計数字であり、産業構造、人口構造、貿易構造、その他を分析しなければいけないが、頭が働かないので、この程度にしておく。
表は紙数面の制約で別記する。
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