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Apr.3にも国会でAIJ投資顧問社長への詰問が聞かれた。
しかし、WEBで明白に、B/SをPRの材料に公表していることに
ついてはだれも指摘していない。
蓮舫 女史達が、「会社存続のためとは言え、PRにより顧客から
資金をかき集めて、その資金から多額の報酬を得ていた事実」を
社長に詰問するような、つっこみを見たいモノである。
その” 前提” presumption は、WEBで公表しているPRのB/Sが
”事実”TRUE を表しているか、または、” 虚偽”FAULSE であるか
であり、それは、 監視委 が既に 証明している”事実”FACTだから
この呆け頭でも、簡単に思われる 。
APPENDIX Mar.26
・AIJ投資顧問の消えた年金 1221億円(A)
証券取引等監視委員会発表 年金預け金 1458億円(B)
AIJ投資顧問が運用せずに流用した(?)年金 550億円(C)
・2010年の1年間に同社が、取引したデリバティブ取引
57兆 4722億円 (D)
・期間内消滅 A/D% 0.21%
・想定消滅率 (B+C)/D% 2008億円/D*100=0.35%
<Dは2010年暦年間に取引したデリバティブ額>
B,Cは本日の読売新聞から入手。
あとは、下記の当社WEBホームページから入手。
57兆円もお金を動かすなら、スプレッドがいくらかは知らないでも、
見えない手数料 は、どこかの証券会社が得ているはずであろう。
当社が単独で顧客を騙したのか、システム、参入者も悪いのか、
その全てを 検討する 必要が あるのではないのか、と呆け頭は
考える。
外国まで行く話にはならないのではないのか、まずは国内での
犯罪行為を解明すべきであろう。
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AIJJ投資顧問(株)の決算書PDFが自身の 会社案内 に掲載され
ている。
このホームページは、何のために、いつ掲載されたのだろう。
これを見ていたら、危ない会社だと、中小企業の年金基金
担当者は 見抜けたはずなのだが。
それによると、大体次のようになっているのではなかろうか。
資本金が3億円未満の金融会社が、年金だけでも1821億円の
お金を預かり、365億円の一任契約で、 延べであるが57兆円
もの資金をデリバティブ取引で動かしている 。
営業収入は80百万弱で、給与等2億円を支払い、営業外収入を
多額に計上し、38百万円の利益を揚げた[PL]。
手持ち現金は168百万円で、総資産6億円弱[BS]とある。
57兆円もの資金を動かしていながら、その資金の流れが
PLはともかく、BSで現れないのは会計上で適正なのか?
この程度の会社が、危険なデリバティブ取引に天文学的に巨額
の 資金を自由に動かしているのだ 。
異常な金融システムの利用はきちんと再吟味されるべきでは
ないだ ろうか 。
( よく分からないが、デリバティブ取引自体は危ない部分もあるが、
リスクをヘッジする分には合理的な部分があるかも知れないので
小生には批判はできないと心得ている 。)
++++++++++++++
ホームページにある報告書の内容を整理する。
関東財務局長宛報告書で受領印も押してあるので本物
なのであろう。
・人員12名 (役員4名、従業員8名)
役員2名は、AIM Investment Advisors LTDの取締役兼任
・資本金 230百万円
2010暦年決算書<第22期決算書>
[業績] 抜粋
営業収入 79百万円
営業費用 347百万円
(人件費 231百万円(19.3百万円/人)ほか)
営業損失 ▼269百万円
営業外収入 334百万円
当期利益 38百万円
[財務諸表] 抜粋
現金 168百万円
資本 230百万円
総資産 579百万円
[取引状況] 抜粋
預かり金 国内年金 1821億円
海外とも合計 3902億円
( うち一任契約 365億円 )
市場デリバティブ取引累計
57兆4722億円
(内訳)
<先物>株式 2267億円
<先物>公社債18兆4776億円
<オプション>株式 2兆0883億円
<オプション>公社債 36兆2903億円
小生には、デリバティブ取引などは判らないながらも、
元手のないものが、胴元から札を借りて賭をするような
感じがするのだが、つまり、かなり博打の部分が(投機的
と言う方が上品であろうが)有りそうである様に思う。
自分の年金がこのような博打のような場所で派手に使われ
るなど、とんでもない話と思う。
デリバティブ取引には手数料は(明示され)ないのであろうが、
57兆円ものお金が行き来するだけで、数千億が素っ飛ぶでは
ないか、と呆け老人は心配する 。
(もっとも、 デリバティブ の 本来の役割は、将来の巨額な利益・
損失 を分散しながらヘッジ するための手段である。)
利益や損失が出にくいような、安定した公社債にデリバティブ
取引でヘッジするような会社に資金を預けても、実質的手数
料の ようなものに消えて無くなるのが[オチ]ではないのか。
[どこかの会社だけがもうかる仕組み]のようにも思われる 。
年金が消えて、儲かった会社が有るに違いない 。
ケイマン国仕組みが悪いのではなく、「真面目な」年金担当者
を 赤児のように瞞した(目に見えない手数料として消え去った)、
日本国内の金融犯罪 のように思われてならないのである。
[合法に見えるが、見えない手数料の行方を追うべし]である。
とにかくは、金のない、素人には、近づかない方がいい話だろう。
素人が近づかなくても、預けた年金の運用が危ないのなら、全ての
社会保障については一括して税金として国が管理した方が
福祉国家 としては、良いように思われる。
だれかさんの一俵の話で本当の福祉を見失ってはならない。
ここで、立派な厚生経済学者が現れないものか、期待したい。
外国に行って、知恵を出すより日本のためになって欲しい立派な
経済学者もいるのだから。
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