PR
Calendar
Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
久しぶりに、高知に帰省し墓参りをしてきた。
というよりも、市の霊園に応募し、厳しい競争率でマグレに当選し、
墓石の手配が終わったので、改葬の手続きを踏んで、本日は市
の霊園への納骨・改葬を完了したのである。
家族は、関東に移住しており、高知の田舎までの墓参りが遠のい
て、地元の親類から墓参を促してくれるものの出かけることが疎か
になり、身近な関東に墓地を設けざるを得ない中の決断であった。
思わぬ出費であるが、先行き収入が増える見込みはない年金生活
者としては早い方がいい、という読みもあった。
さて、羽田←→高知間の航空機利用で、呆け老人には2つの
ことが気になった。
1つは、若い人には当たり前であろうが、航空機内サービスが
全く素っ気なくなったことだ。
以前は、飲み物、キャンデーのサービスがあり、スチューアデスとの
触れ合いも出来たように感じたが、今は、有料のスターバックス・
コーヒーでも頼まないと、相手にされないで通り過ぎるだけである。
以前なら、多少の揺れがあっても懸命に乗客に飲み物を「サービス」
しようとして、数往復してくれたので微笑みにも触れられたが、いまは
商売だけに熱心である姿が目に付く。
お客は、できるだけ無駄な出費を控えたいから、その方が良いの
だが、お金を出す人だけへのサービスしか専念しないようだ。
もう一つは、少し早めに起きたので、予定より前の便に空きがあれ
ば、乗って帰りたいと空港に向かったが、今は、格安航空券を買っ
ていると、いくら空席があっても変更が利かない、という。
空席待ちは全くダメだというのである。
空いていれば、乗せて先送りした方が、あとが有効に使えると思う
が、それは素人の考えであるらしい。
何事も、計画的に先を予想して営業しているので、先の予想を覆
すような無駄な動きはしない方が良い、と現実の変更には対応しよ
うとしない。
フィードバック的な動きには対応しない姿勢だ。
人間性が感じられない、物質的な感じである。
滑らかさが欠けていないか、と思う。
効率性を追求しているが、まだまだ、抜けているものが有るような
気がした。
もう一つあった。
というよりも、機内サービスと相通じるのであるが、一部の特権階級
相手の「優遇サービスを強調」している。
「 ◎プレミアム会員の皆様への優先案内として、お先にご案内
申し 上げます 」と言うことで、一般乗客に対する差別的優遇待遇を
することを、ことさらに強調する。
差別待遇が少なくなってきている、社会的風潮とは逆に差別を
強調 する ことで、サービスを高めたと「 思い違い 」をしているのが、
今の観光業ではないかと思う。
差別をするのでなくて、 「おもてなしの心を相手に感じて貰うよう
に 配慮する」 のが本来の日本的なサービスではないだろうか。
もう一つ余分なことをいうと 、「いま、皆様の右手に富士山が見え
ます」
ビデオ放送を止めて、陸上の風景を流すのに、肝心の「富士山
など」は、 当該方向の窓側の人しか見えない 。
難しい話ではないが、 なぜ10秒ほどでも富士山をTV画面で映
し 出し てもらえないのだろうか。
無理に飛行方向を変えないで、カメラの方向を動かす技術もない
のかと不思議に思う次第である。
これも、「差別的なサービス」として温存している仕草なのかも知れ
ないが。
コロナ禍での暫くぶりの「梨街道」→「墓参… Aug 6, 2020
市営霊園に彼岸明けのお墓参り Mar 24, 2018
「喪中ハガキ」について: 出し方や受… Dec 29, 2016