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今年も、小生の故郷(生まれは高知市だが育ったところ)
から、 「故郷新聞」が届いた。
高校時代まで居たが、ほとんどの近親者は住んでいない。
高知市,関東 他に移住してしまっている。
お墓が一部残っていて、親類から思い出に貰った山林が
少し有るくらいで故郷との繋がりは薄らいでいる。
新聞を見ると、高速道路が四万十町まで延伸したとのこと。
四万十町は、海岸線にある中土佐町(久礼)から九十九
のような曲がりくねった断崖の道を登って到達する高原で
海抜は250メートルほどである。
戦国時代に長曽我部元親が開墾した地域(仁井田郷)で、
一領具足 の農民が、武士との両面を担っていた。
古くは、平家落人の影響か、古い京言葉が生きており、
祖母の時代まで古い発音・方言が生きていたようだ。
京都から政治的に放追されたお公家さんのいた、土佐中村
(京都の様な碁盤の目の町並み。現在は四万十市中村で
四万十川の河口に位置する。)に近いので、 その雅な言葉
が 伝わった のかも 知れない。
不思議と、高南台地を境にイントネーションが変わるようだ。
昔は、台地までの道をバスが通っていたから、バスの転落
事故 も頻繁に起きて、美空ひばりさんも事故に遭っている。
高南台地は南国でも、雪が多少だが降る地域である。
夏は滅法暑いし、冬は随分と寒く、厳しい環境にある。
(夏に暑いから、「土佐の軽井沢」とは言い難い。)
昔は台風の通り道で、土木工事関係は潤ったが、最近は
台風が逸れがちである。
生姜の産地であり、酪農場もある。
比較的有名な香り米(仁井田米)も美味しいと言うが、
小生にはお世辞にも臭いが強すぎて、食べられない。
薫るくらいに少しを混ぜるのが良いようなのだが、
小生は入れすぎたかも知れない。
天然のウナギはお腹が黄色く小さい型であり大変に
美味しい。
天然の鮎は大振りで焼いても、熱湯で処理しても美味しい。
小生は、天然鮎の干し物が脂ぎって大好物である。
ポークは肉まんじゅうを道の駅で売っているがこれも
美味しい。
小生が本当に欲しいのは、「やまもも」という県外にほとんど
持ち出せないジューシイな果物である。
今一つは、まぐろの幼魚=名称は「しんまい?」で、骨まで
食べられ、 旬の「かつお」よりも遙かに美味である。
<両者ともに、赤坂の料亭でしか食べられない絶品だ!>
四万十町は、高南台地という足摺岬方面、松山方面への
分岐点にあり、大河・四万十川が松山方面から東南に向い、
高南台地にぶつかって西南に転進する「つ」の先に位置する。
開通した高速道路は、この四万十町から四万十市経由で
足摺岬に 延伸するのだろう。
「ふるさとのイベント」では、ひな祭り、桜祭り、鯉のぼり、
螢祭り、菖蒲祭り、など盛りだくさんである。
最後に、故郷新聞の送り主をみると、「ふるさと納税担当」
とある。
お世話になったところだから、納税したいが、現在地の
スポーツ施設への寄付がより大切に思うところだ。
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