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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Oct 23, 2013
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カテゴリ: 栄養・健康





抹香臭いお話で申し訳ない。

小生の父は、随分前に逝去している。

「病名は浸潤性胃癌である」、

と主治医により、小生、母に宣告された。



あと半年もって良い方である、と。



小生は、「丸山ワクチン」が本格的な治療薬ではないが、

「免疫延命薬(=癌化進行を遅らせる薬)」と承知していた。

肺結核に罹った人が癌の進行への「免疫」を持つからである。



小生の勝手な解釈である。

10代~20代の若者では、細胞の成長が早くて正常細胞も、

癌細胞も急速に成長するから、免疫効果は期待できない。

しかし、65才以上と高齢者に近づくにつれて、細胞の成長は

遅くなり、免疫効果が相対的に利いてくるような気がする。

17才が半月の延命しかできない場合でも、67才が5年延命でき、

90才が10年延命できれば、延命効果はあると見て良いのだろう。

もちろん、正常寿命が100才近くなれば、生きることは難しいので、

「癌への免疫による延命効果」は望めない。

なんせ、「MORTAL(=死ぬべき運命の)」な生命体なのだ。



つまり、小生は、丸山ワクチンが高齢者にとってだけ、

延命薬、長寿効果があると判断する・・素人考えだが。

統計的「有位」よりも、精神的な「有意義」を感じるからだ。



小生だけの責任で、その方法を選び、せっせと東京から高知の

病院へワクチンを送り続けた。



癌病やワクチン投与を知らされていない父は、幸い5年ほど

重い病気を表面的には発症しなかった。



しかし、なぜ病院にばかり行って注射を続けねばならないのか、

なぜ、痛みに耐えなくてはいけないのかを疑問に思いながら、

息子の指示に従ってくれていたように感じている。



ついに、痛みと、病院の待ち時間の多さに閉口した父は、

自分から病院に行かなくなった。



癌を機関銃に喩えるなら、ワクチンは麻酔注射針のようなもの

まともに渡り合える代物ではない。

病院に行かなくなってから、まもなく、癌が再発して、

他の臓器に転移して死亡に至った。



真面目に?病院に行ったところで、数年生きながらえた、

だけかも知れない。

ワクチン投与で5年の生命を紡いでも、結局生きられなかった

ではないか、と母は悩んでいた。



5年間は、「痛みとの戦い」を延長したに過ぎないかも知れない。

しかし、小生は、延命する間に、不老長寿は無理としても、

なんらかの新薬が発明されて、痛みにも苦しまなくてすむ

事になるかも知れない、との淡い期待を持った。



医師が、「あと半年持って良い方だ」、で延命治療を絶つのは不味い

と小生は思う。



しかし、程度問題であり、「植物人間」になってしまって、

奇跡が起こらないと並みの人間の機能は復帰できないなら、

延命治療も諦めざるを得まい。



たとえ、植物人間が、機能復帰できるような、ノーベル賞ものの

発明が将来あるかもしれない、と思ってもだ。

人間は、いずれは朽ち果てるものであり、不老不死ではないから。

諦めも必要である。



そうは思っても、小生が父の延命に、単独で努力したことを

悔やんだり、また、良くやったとも思っていない。



父には苦しい思いを続けさせたのだが、延命する間に、

孫達の成長を少しでも見届けたのは幸せではなかったのか。

小生の自己満足だけだったのか、これは判らない。



病人以上に苦しい思いが、「延命か死かを選ばされる側」にも

あることだけを知って貰いたい。

隠れキリシタンの「踏み絵」のように厳しい自己判断を

強いられるのだから。



病人である父は、病気と戦う戦場で将校のごとき小生に

従う兵卒の如く勇敢に病魔と戦ってくれたのであろう。

戦いに疲れて動けなくなっている体にまで、鞭打つような

行為は慎まなくてはならない。

戦いの中や、後に訪れる幸せが見通せないなら尚更だ。



「患者の願い」の尊重が大切であり、その願いを聞き取ることの

難しさをどのように解決するのかが、永遠の問題である。



身内、医師では難しく、牧師、僧侶、神官では諦めの境地に

偏りそうである。



呆けには難しすぎる問題だ。

小生は、「ピンコロリ」志望で延命は要らない。

家内は、小生が父にした、看護を嫌っており、延命治療は

要らないわよ、だが、どう見ても、小生の方が先だろう。








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Last updated  Oct 24, 2013 08:59:39 AM
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