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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jul 17, 2015
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カテゴリ: 自由が丘氏寄稿文

★ 

北スペイン:ポルトガル へ

地味なお国柄ながら、緑豊かで、とても穏やかでした

2015:6:1~8

  ////////////////////////////////////////////////////

 ( その4

★ 

6月3日

 ポルト (230km)

 サンチャゴ デ コンポステーラ (230km)

ポルト 

サンチャゴ デ コンポステーラ 

カテドラル(大聖堂)

エルサレム バチカン と並ぶ、

キリスト教の3大巡礼地の1つ

キリスト教12聖人の一人である

ヤコブ 」は、イスラエルで斬首後、

石の舟に乗せられ海に流された。

 814年この地の羊飼いが、

天使、星に導かれて「 聖ヤコブの墓

なるものを発見。

 カテドラル(大聖堂)は、1075年建築開始、

1211年に完成している。

キリスト教徒の中では、昔から聖遺物

の崇拝があり、かの地への巡礼記録は、951年が最古と言う。

 現在では、フランスからピレネー山脈経由した1000km、

スペインを横断する800km等、4街道がある。

 一日平均20kmから30kmの徒歩としても、

相当の巡礼日程である。

これらの簡略行程は、徒歩100km、自転車200km以上が

有資格者と認定される。

巡礼事務所で、巡礼手帳を購入、

途中スタンプを貰いながら、4km手前の「歓喜の丘」を経て、

大聖堂「 栄光の門 」が終着点。巡礼証明書の交付を受ける。

 これが、「 贖宥状 (しょくゆうじょう)」即ち、罪の許し、免罪符となる。

昨年は24万人の巡礼者だったと言う。

交付所には、

ただ歩くと言う単調な歩みの中、

何を思い、何を祈り、、

その道を歩いたのだろうか? 

安寧、、、贖罪、、、祈り、、、感謝、、 

そしてその果てに、何かを?

、、、今までと違う神を、、、

感じたのだろうか?

 ふと、、、罪多き我れ故を思い、

添乗員に「 贖宥状 」が入手出来ないかを打診したが、、、

一瞥もされず無視された。

コンポ1

 大聖堂は、天井が壮大に高く広く深く、荘厳、厳粛。

          椅子に座り、

カトリックの信者である知人から頼まれた、

「聖ヤコブへの伝言」

          を口ずさむ。

 その後、ぶらりと、正面主祭壇の裏側に回れば極く狭い階段あり。

10数段、登れば、なんと聖人像の真裏。

主祭壇投光用の 残光 が、強烈に私に襲った。

 「あれっ、、、」そして、ふと、、我に戻ったのは、下り階段の途中。

一瞬、、意識が飛んだようだ。なんか、、、不思議な気持ちがした、、、。

 知人への土産、巡礼者のシンボルである「 帆立貝 」を購入した。

巡礼者グッズは、杖、腰にぶら下げる、瓢箪(水筒の代替)と

帆立貝である。

 帆立貝の由来は、

(1)生命の根源は「海」。 その象徴。ボッティチェリの「 ヴィーナス誕生

(2)巡礼途中の食器代用、お布施皿。

(3)海を漂流した聖ヤコブの石棺に、帆立貝がびっしり付着。

聖ヤコブと同行の証 。との話である。

コンポ2
コンポ3

(ポルトガルの風土:風景)

基本的に、西側は 大西洋 、東側はスペイン国境の山々に挟まれた 丘陵地帯

地中海性で温暖な気候。緑豊かな土地柄で、 農耕 オリーブ 葡萄 栽培の好立地。

旧都心部の建物や住居は、狭い路地に林立する石造り建物、、

年代は何時頃?と質問すれば、多分16世紀頃でしょう、、、とそっけない答え。

周辺部にはマンション仕様が多いが、郊外は結構に広い庭を持つ一戸建て。

条例で屋根の色が、 オレンジ に規制され、また、公園とか教会等歴史的建物が

随所にあるために、近目、遠目で見ても、美しい自然、居住や街並み空間を

保持している。

観光客に見える人々の生活振りも、何となくゆったりしている。

決して豊かさや最先端文化文明等の派手さや興奮性はなく、、街を歩いても、

穏やかな気持ちでぶらぶら出来る。特に、古い建築物の保存や広告等への

規制を懸けており、自販機やコンビニ等も無く、静かな佇まいの街並みを

形成している。また治安も、国そのもの自体が豊かでないこともあり

他国からの不法侵入者が少ないとの事であり、そんなに頻繁、

凶悪ではないらしい。ただ、コソ泥、スリ、置き引きは頻繁だという。

★ 

(その5) に続く

★ 






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Last updated  Dec 3, 2019 10:47:51 PM
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サンチャゴ・デ・コンポステーラ(スペイン・ガリシア州都)の意味・由来と、大聖堂の香炉   
めいてい君  さん
「サンチャゴ」=キリスト教12使徒の一人・聖「ヤコブ」のスペイン語名の墓を9世紀に星に導かれた羊飼いが発見、遺骨を祭る聖堂、教会が建造された。
聖ヤコブはイスラエルのガリラヤ湖で漁師をしており、弟のヨハネと共にイエス・キリストに従い、ヒスパニアで布教活動をした。エルサレムに帰還後、ヘロデ・アグリッパ1世により斷首され12使徒の最後の殉教者となった。その遺体を二人の弟子が石の船で海を彷徨いこの地ガリシアに埋葬したのが紀元一世紀半であったとされる。町の名は、語源から「星の野」、「墓場」ともされるが、ラテン語では「良いところ」、つまり「サンチャゴ=聖ヤコブ」にとって良い所なのである。イエスや聖人に纏わる聖遺物は奇跡を起こすと信じられ、巨大な聖堂の中を主さ90kgの、天井からロープに吊られた巨大な香炉が高貴な香りを撒き散らしながら行き来することで、長い巡礼の道を歩いてきたことを振り返りながら、巡礼達は無事に聖地に導いてくれた神に感謝するのである。大聖堂の祭壇に向かって、ブランコのように蠢く香炉が見えるでしょうか。ピントは香炉にあって居るようですが・・・WIKIPEDIAなどから、めいてい君の纏め (Jul 17, 2015 05:24:25 PM)

「キリスト教会の善行と蛮行」については、「人間」のすることで「神」の導きではない!  
めいてい君  さん
呆けの小生は、ヨーロッパのキリスト教会を見るに付けて敬虔で、質素な、神を信じて生きる素晴らしいバランスを感じる。しかし小生は、メキシコを訪問したとき、その国のキリスト教会が、コルテスが滅ぼしたアステカ文明の寺院を取り壊した跡地に建設されたことを知っている。日本では、このようなキリスト教の二面性を大航海時代の外地侵略、中国のアヘン戦争などで見抜いてキリシタン禁制・鎖国政策を取ることで、ヨーロッパの植民地政策から自己防衛している。西洋のキリスト教会が庶民の善意というよりも、王族・貴族の寄進、そしてなによりも南米大陸を含む外地の植民地政策の成果(略奪を含む)などで建立され、飾り立てられている様な気がする。キリスト教の善行はヨーロッパ内部でのことであり、外地では蛮行も正当化されてきたのであろう。日本でも、中国、北朝鮮が核心的利益を前面に構えて侵略をいとわない蛮行を見せ始めているから、国防を第一義的に構えようとしている。宗教も、政治も人間の世界では、内部に向かっては善行、外部に向かっては蛮行が是とされるのである。キリスト教会だけを責めても仕方がない人間の性であり、これを人間が考えた「神」の責任にするのは神を冒涜することにならないだろうか。
教会なるものについても本当の役割は、この呆け頭には判らない。宗教が多いこと、宗派が多いことなども、多神教、一神教など多様なのも、結局は自分自身が自立するしかないことを物語っている。自立しなければ「神」も救ってはくれないだろう。「免罪符」は所詮は自己満足の、大金を投じた「おみくじ」にすぎない。メキシコを征服したコルテスはキリスト教会には貢献しても、歴史的にはその功罪は別れ、プリミティブな因習からの解放行為よりも、文明・文化的破壊行為とも批判されている。・・・めいてい君 (Jul 17, 2015 10:52:06 PM)

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