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小生は、小学生の頃に四万十川上流で
父に連れられて魚釣りと泳ぎに行ったことがある。
小生が「金槌(=泳げず、どぶんと沈む)」であり、
泳ぎを教えようと父は考えたらしい。
少し深めのところに連れて行ってもらったが、
突然手が離れた。
ずいぶん水を飲んだような気がする。
呼吸も出来ないくらいに咳き込んだものだった。
お陰で泳げるようになった。
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中学生になって従弟と 二人で川遊びに行った。
泳げない従弟と手をつないでいたが、
従弟が溺れそうになった。
足は川底についていても、深いところでは不安定になる。
助けようと泳ぎだすと、従弟は必死に小生に掴まろうとするから、
二人とも溺れそうになる。
もともと深い川底ではないから、なんとか二人は脱出したが、
従弟は水を少し飲んだようで、咳き込んでいた。
小生が、脱出の際に従弟の頭を少し水につけたようだ。
今でも、小生が従弟を溺れさせようとしたと思っているかもしれない。
助けようとして必死であったが、
藁にもすがりたい気持ちで絡みつかれると
小生の動きが取れなくなるので、
少しだけ距離をとる必要があり、
従弟の体を持ち上げることができない瞬間が
できたのであった。
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泳いで救助するのは大変な作業である。
特に、水を誤って食道でなく気官に入れると苦しい。
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人類の祖先を辿ると、海域から淡水域に移り、
乾期には 肺魚 のように肺機能を取得し、
陸に上がってからは、水中での呼吸機能は失われている。
・・・ 肺魚 :他の魚類と同様に エラ(鰓)内鰓をもち、
さらに幼体は両生類と同様に外鰓を持つものの、
成長に伴って肺が発達し、酸素の取り込みの大半を鰓でなく、
肺に依存するようになる。
乾期にも「夏眠」と呼ばれる休眠状態で過ごす。
<オーストラリア肺魚ーーーWIKIPEDIA>
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人類は、食道から分岐した肺を活用して酸素を取り込み、
心臓から血液を血管を介して全身に送り込むと同時に、
肺から一酸化炭素を吐き出している。
食道に「食べ物」と「空気」用に分ける弁があり、
空気を欲して誤って水を飲むと、誤って肺に水を送りかねなくなる。
あわてて、それを避けようとして咳き込むのである。
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「シュノーケル」という、口に管を咥えて反対側を水上に出す工夫がある。
簡単に言えば、「 忍者の水遁(すいとん)の術 」=
「遠目には葦に見える長いストロー状の管を使う」を応用したようなもの。
管は頭で止められて水上に出ているからと言っても、
自分がシュノーケルの長さ以上に水に潜る場合は、
いったんシュノーケルの中に入った水を、
自分の排気で押し出した後に、吸気しなければ
水を肺に呼び込むことになる。
大変なことになるのである。
水とちゃぷちゃぷ遊んでいるうちは良いのだが、
川と違い海には波があり、
シュノーケルが波に洗われると、
大量の水で咳き込むことになりかねない。
シュノーケルは、あまりに長いと、
シュノーケルが危険にさらされるから、
深い海では潜水用具に譲ることになろう。
深く潜るだけでなく、
シュノーケルの水を排気する余力がある場合だけ、
「シュノーケル潜水」を使用できるように思う。
そうでなければ、深く潜った後は、シュノーケルを外して波の上で
呼吸するしかあるまい。
< シュノーケリング・・・Web画像から >
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シュノーケルを使用できない小生は、
川を歩きながら、「箱メガネ=木箱の底にガラスを嵌め込んだ漁具」で
鮎などを狙うしかなかった。
< 箱メガネ(たこめがね)・・・昔は箱→プラスティック >
先日は、孫たちが海や、四万十川上流でも楽しく泳ぎ、
川では手網で魚を追ったという。
四万十川の「お腹の黄色いウナギ」はとても美味しかったそうである。
< お腹が黄色の天然鰻 >
養殖の腹の白いウナギとは味も違います。
< 天然鰻 > < 養殖鰻 >
・・・ 鰻蒲焼き・駒形・前川のHPより ・・・
四万十町のおいしいウナギは、予約が必要です。
土佐には自然が海・山・川などに一杯である。
< 四万十川:Webから >
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シュノーケルを付けて潜ってもいいが、
水を排気してから空気を吸うか、
シュノーケルを外して空気を吸うべきであろう。
救命具を付けていなければならないクラスの方は、
潜ることは厳禁である。
そもそも泳げない方が
シュノーケルを付けていることにも問題がある。
救命具を付けて、「木箱の底にガラスを嵌めた漁具」をとおして、
波打ち際で魚を見たらどうでしょう。
波の荒い場合は決して波打ち際にでるべきではありません。
小生は、海というと「大潮の大波」、「津波」や
「毒クラゲ」、「頬白鮫」などの危険を感じるが、
皆さんは臆病者というだろうか。
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