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Jul 3, 2021

日銀短観は正しくても～新聞報道をみると現実との乖離を感じる～ゴーン被告の手の内を学んだのか？

カテゴリ：政治・経済(国内統計etc.)

★

PC画像

魔女のほうき星雲：宇宙空間に浮かぶこの「もや」は、
はくちょう座の西端の方向、約1400光年の距離にある
散光星雲「ベール星雲（Veil Nebula）NGC6960」です。
別名「魔女のほうき星雲（Witch's Broom Nebula）」
としても知られています。
約1万年前に超新星爆発した残骸の痕跡として知られ、
宇宙空間に広がる大きな円弧の姿をしています。
その痕跡の全体は、地上からの見た目で満月の45倍と
あまりにも大きいため、NGC6992～6995の番号が振り
分けられており、それぞれ別の天体として分類されています。

その一部である「NGC6960」だけでも満月の3倍であるため、
その規模がとてつもなく壮大であることが分かります。

なお「NGC6960」の広がる「もや」は肉眼で観測することは
出来ませんが、画像中央部に見える4等級の恒星
「はくちょう座第52星」により、
その位置を見つけることができます。

https://sorae.info/030201/2018_10_05_ngc6960.html

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　 日本銀行の短観 (２０２１年６月）が公表された。

製造業 でも～今回の２０２０年のコロナ禍の落ち込みは

大きいが、２００８~９年のリーマンショック時ほどでは

ないようだ （グラフを見る限り） 。

　２０２１年６月には全規模製造業はほぼ 水面(DI=0)

すれすれまで回復し、

大企業製造業は 水面(DI=0) より駆け上がっているが

２０１７～２０１８年水準よりまだ低い。

非製造業 でもパターンは同様であるが、落ち込みの度合いはほんの僅かに

少ない。

　全規模非製造業は回復とは言っても水面下にあり、大企業非製造業でも

水面から顔が見えるくらいのギリギリである。

業況判断指数DI(良い割合ー悪い割合） を直近の数字で見ると～

全規模全産業

６月調査では▲３と、マイナスは縮小しているが水面下である。

　今後の見通しは▲５と弱気である。

大企業製造業 だけが２０２１年３月調査に＋５から６月調査には＋１４

と勢いがあり、先行きにも＋１３と同じ好調水準を示している。

大企業非製造業は ▲１→＋１→ ＋３と水面すれすれの超低空飛行

である。

中堅製造業 は▲２→＋５→ ▲１と一時は少し改善したが、再び悪化し、

中堅非製造業 は ▲１１ → ▲８ → ▲８の水面下と振るわず、

中小製造業 は ▲１３ → ▲７ → ▲６、

中小非製造業 は ▲１１ → ▲９ → ▲１２と冴えない。

一番活況を見せている大企業でも～

業種によっては跛行性が窺われる。

（腰椎脊柱管狭窄症馬尾型の手術前の小生は間欠性跛行だった）
　　　　　　　・・・脱線・・・

　２０２１年６月調査で  DIが最も高かった大企業分野 で、

製造業 のうち分けは汎用機械（３４）、非鉄金属（３３）、

電気機械（３１）、生産用機械（２６）、化学（２３）、

木材・木製品（１８）などである。

非製造業 では、通信（３１）、対事業サービス（２６）、

情報サービス（２６）、物品賃貸（２０）、建設（１５）、

不動産（１３）などでは勢いがある。

この６月にはまずまずであったのは、

巣籠り生活やスマートフォン化に適用できた業種や、

米国が今後制限しそうな中国、韓国向けの輸出が急ピッチで

進んだ半導体製造装置、先行きは落ち込みそうな復興需要の名残

などである。

　逆に、この６月調査で不振な 大企業製造業 では、

巣籠り生活も反映して、

造船・重機等（▲１８）、繊維（ ▲ １６）、

大企業非製造業 では

宿泊・飲料サービス（ ▲７４）、対個人サービス（ ▲３１）、

電気・ガス（ ▲１８）などの 不振が際立った 。

　自動車 車載用の半導体 の海外工場が米国での熱波・寒波で

閉鎖したり、国内工場（ルネサス那珂工場など）の火災など

でのマイコン供給不足で、

自動車産業は このところの牽引力を一時的だが失って いる。