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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jul 6, 2021
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​​★


<熱海市と初島>

 古代であるが、伊豆半島は日本列島に衝突し、

活火山の富士山を形成した。

 将来は初島、しばらくして三宅島が衝突・・・

Hawaiiも遠い
遠い 将来には・・・。

 島達と陸(日本列島)が押し合いへし合いする~

熱い海が~此処である。






<伊豆山地区・・・熱海駅の北東>

 そんな危険が到来するであろう、

はるか前に~

建設残土を「降灰」のように排水パイプなしで

山麓に盛り土したために、長雨の水分を吸収した

濁流が山麓を襲う危険を発生させた事故が起きた。





*  *  
*  *



 熱海と言えば~会社から最初の給与を貰った時に

両親を熱海海岸の旅館に逗留させたことを覚えている。

 自分は所用があり宿泊はしなかったが

女将の好意で夕食を一緒にした。

 近くの網代、ワニ園などの観光でも会社の契約旅館に泊まった。

 大学時代の友人が船会社を退職後に熱海のマンションを買って

住んでいたから、熱海は少しは知っていた。

 随分とトンネルの多い新幹線の区間だとも思い~

新幹線では景色が見えないような区間と記憶している。

 近年では~

TVでは美しい海岸線が山の上から展望できるとして~

放映されてきたが~富士山の噴火があれば一番に危険な

火砕流や降灰のルートだと推察する。



 今回の梅雨時の長雨がこの付近に留まり

水気を含んだ山麓~特に(宅地開発用?の)盛り土・禿山が~

一気に山麓崩壊して海岸まで人家を押し流した。

 富士山大爆発でなくても~

昔の溶岩流や降灰の濁流を思い出すような~

人為的に近い濁流の発生である。



 しずおかテレビや朝日新聞
のYou-Tube ​から抜粋してみる。


<しずおかテレビのYou-Tubeから>

(宅地造成準備中の盛り土・山麓崩壊)


(濁流は写真の向かって左から右に)


(濁流は写真の右上から左下に)




<朝日新聞のYou-Tubeから>









富士山爆発ハザードマップから見る溶岩流、降灰の危険度










 富士山の溶岩流が届かない地区でも

富士山の降灰が広範囲に降り注ぐことが

想定される。

 ということは、過去の富士山爆発で同じような降灰により

関東平野一帯が地盤の弱い降灰で出来ている可能性がある。

 今回のように線状降水帯でなくても~雨が長く続けば~

関東平野の崖地でも同様の建設残土の盛り土の放棄地

(放水パイプのない場合は特に)には

同じような危険が及ぶと注意しなければならないであろう。

 熱海市伊豆山地区では~崖地を埋めるように将来の宅地造成を

目的に~残土類を放棄、その盛り土が水捌け対策がないために、

一気に濁流災害を発生させたようである。

 富士山爆発による溶岩流や降灰と言う自然災害のほかにも~

安易な盛り土(排水処理パイプのない)という人為的な災害にも

注意しなければならない。

 結局~降灰でも、建設残土の盛り土でも同じく濁流を発生させる

原因である。

 ハザードマップも大事だが~国や県は建設残土の盛り土にも

水捌け面で、もう少し真剣に対処すべきである。

 今回流出した土砂は約10万㎥で盛り土の流出は5万㎥

以上を占めるという。

 土砂の流出は逢初川(一部は地下を流れる1.3kmの河川)を

大半経て海まで約2kmも流出した(高低差400m)。

 流出した土砂が押し流した民家は約130棟という。

******

 この大規模な土石流のスピードは2回目には29~32km/h

(=8~9m/sec)であったと京都大防災研究所の 松四雄騎准教授

(水文地形学)は言い、走って逃げるのが困難なスピードである。

 この海岸まで約4分で達するスピード

{(2,000m)/(8.5m
/ sec *60)}=3.9分 は、

勿論100mトラック競技の

オリンピック選手の100m/10sec=10m/secには及ばないが

一般人には、普段着で、道なき道を走るのは無理なスピードであろう。

******

業者には当然ながら責任はあるが~

業者が排水パイプなどを適正に構築しているかを

もっと厳格に「管理すべき」であり~

国(国土交通省大臣)や県(知事)の監督責任も

問われるかもしれない。

 なんせ、危険な巨大盛り土を民家の上の方にある崖の上に

何の法的制限もなく放置させたことになるのだから・・・

 官は無垢な民に代わり法でもって治めるのが役目である・・・

 景勝地の昇仙峡にも巨石や柱状節理が存在し圧倒されるが~

地震時の落石などの危険については調査がなされている(はず)。

 建設廃材・残土の排水パイプのない状態では~

大雨時には底に水を含んだ落石装置(城塞防御)と

化すのは目に見えている。

 両者の差を思い描くべきであろう。

「ブラタモリ」が

このような現場をたくさん探索するのを望む次第。







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Last updated  Jul 6, 2021 09:03:48 PM
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