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2008年05月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今朝は気になったニュースが一つ。

抑鬱状態にあったことは、彼女の公式ブログからも推測できる。
母親との衝突や恋愛問題もあったようだ。
報道をやりたい!とフリーになって一年だという。
女子アナになった人たちは、それまで男子に負けない優秀な成績で前途洋々希望に満ちた学生時代を過ごした人が多いだろう。
しかし実社会に一歩踏み出すと、理想と現実のギャップは大きい。
アナウンサーといえども、会社員である。
テレビ局といえども、企業である。

アナウンサーに幻想をもって入ってきた人が多いのだろう。
さらに女子アナには、女性性を売り物にするという現実が待っている。
これは当人が自覚していないだけで、十分それを武器にして生きてきているはずである。
しかし、そんなのヤだ。報道がしたい。
多くの女子アナはそう思うらしい。
悔しいよね。私だって女のはしくれ、よく分かる。
しかし現実は厳しい。
社内営業なんて不潔だわ、と思ったかどうか知らないが、そう思うとフリーになろうと考える。
誰かそそのかす人がいるかもしれない。
フリーになればもっと自分の能力を生かした仕事ができる。
ところが、そうはどっこい問屋が卸さない。

違う、違う、こんなつもりじゃなかった。
だいたい報道をやりたいなんて、10年早い。
報道の現場はアスリートのそれに近い過酷な環境だと推測する。
自殺した女性のことを言っているのではないけれど、多くの元優等生であるところの女子アナたち全般に向けて言っている。ま、犬の遠吠えですか。女子アナになりたいと思う女子たちも含めて、です。人気者、有名人になりたいというギャルてき欲望に、お勉強ができるという自負心が加わって、女子アナになりたい人が多いのではないかしら、とおばさんは勝手に想像している。あ、そうそうお給料がいいし、競争率の高いものが価値が高いと刷り込まれた人たちだというのも理由だね。
そんな中で勝ち残っていくのは並大抵のことではない。

母親からの自立もままならぬようなお嬢さんには、難しい。
特にフリーなんて、一本一本の仕事が勝負だ。
こちらから仕事を選べる境遇になるには、遠く苦難の道のりがある。
サラリーマンでいることの呑気さは、失ってはじめて分かるものだよ。
いろんな意味でセーフティネットに守られているでしょ。
良い意味でも悪い意味でも、ゆるみがち。
フリーは厳しいよ。
ま、それはともかく、自殺、それも抑鬱状態からの自殺について。
抑鬱状態の最大の特徴は、素人の私の目から見ると、外に向けてもいい攻撃性が内側に、自分に向かうこと、である。
すべてのことを、私が悪いんだ、と過剰に反省し、落ち込む。
なくなった彼女のブログは、なんて悲しいおりこうさん的なブログだろう。
彼女は自らの内なる攻撃性を外に向けて発散する秘密の場所すらなかたのね、と思えてならない。
攻撃性、攻撃なんて、あってはならない、いけないこと。特に女性が他人を攻撃するなんて…というお行儀のいいしつけをされた方なのかもしれないけれど。
死ぬくらいなら、人の悪口だって何だって言っていいのよ。
あくまでも「死ぬくらいなら」という但し書き付き。
そんな危機でもないのに悪口の垂れ流しをし、ひどくなると自分はさておいて他人の攻撃ばかりしている御仁もいるようだけれどね。
このあたりにほどよいバランス感覚が求められる。

****
以下は、八重粉さんの投稿。このたびのろくさんとの諍いについてまとめたとのこと。

掃除機をかけながら思いました。
わたくしとろくさんが、かように激しい衝突を、性懲りもなく繰り返すのはなぜかしらと。
結論から申しますとね、やはりわたくしたちの出会いそのものに原因がありますわね。認めないわけにはいかないでしょう。
そう、もう15年も前になりますか。
どちらにも配偶者があり、子どもがありました。
両方の家庭を壊してまで、わたくしたち、一緒になったのでございます。
激しい恋愛でございました。
性は生に通ずるなんて申しますが、わたくしたちは性愛というパンドラの筺を開けてしまったようでございます。
魑魅魍魎が跋扈する世界でございます。
理性や知性、それから自我などというものも溶解してしまいかねない、おどろおどろしい世界でございます。
かろうじてその闇から抜け出しはいたしましたが。
まあ、時々、闇の世界の大王が、わたくしたちを手招きするようでございます。
それがわたくしたちの間に深い溝をつくるきっかけとなります。
通常のご夫婦には、あいだにお子が生まれますね。
二人の遺伝子を分かち合ったお子がね。
夫婦のどちらにとっても大切な大切な、自分の続きでございます。
このように共通の大切なものがあるということは、夫婦の危機を回避するのにとても重要なのでございますよ。
仮に理性や知性を取っ払った人間でも、自分の種を絶やさない、守ろうという本能(岸田秀先生によれば、人間のそれは壊れているといいますが)は、まぁ、あるのでございます。
子どもというセーフティネットがある限り、わたくしたちのような天と地がひっくり返るような、そう信と不信が180度逆転するような事態には、なかなかならないでしょう。少なくともブレーキにはなりましょう。
さて、わたくしたちの間に、ともに大切にしたいものがあるのでございましょうか。
あるとすれば、「結婚」というかたちそのものでしょうか。
けれど、これは今にも切れそうな脆弱な絆でございます。
このか細い絆を頼りに、わたくしも、ろくさんも、必死で生きているのです。
フリーのアナウンサーのように。日々、生き残りをかけて、綱渡りのような人生を。
いわばサバイバルでございますね。家族や親戚とも遠く離れたわたくしたちにとって、セーフティーネットはないに等しいのでございます。
二人きりの世界。尺度を計る基準がたった一つでございます。
ですから、相手の些細な変化にも敏感になりましょう。
この女は自分を捨てて再び、新しい男をみつけていくのではあるまいか。
わたくしの新しい行動に、ろくさんがこんな危機感を抱いても無理はありません。
わたくしにしても、ろくさんの怖いオーラを感じますと、過剰に防衛してしまいます。ああ、この人はまた勝手にわたくしを疑っている、怖い。過去のろくさん冷徹さばかりを思い出します。
恐怖心というのは、自分を守る強力なセンサーでございます。これを失っては、サバンナを生き延びることはできません。
最大の防御は攻撃である、というバトルが展開されることになります。

先日、ヨガの先生がこうおっしゃいました。
長い呼吸というのは、寿命を長くします。短い呼吸、喧嘩したりするとそうなりますが、この短い呼吸が寿命を縮めます。生涯の呼吸数というのは決まっているので、短い呼吸をしていると早く使い果たすのです。
ああ、そうでございましょうねぇ。
わたくしは、確実に寿命を縮めているのかもしれません。
ゆったりと長~い呼吸。
わたくしの寿命がどのくらいかは知りませんが、まあ自分でいたしましたことの落とし前は自分でつけるくらいの覚悟はございます。
ここまで充実した人生を過ごさせていただいているのですから、100歳まで生きたいなんて無茶なお願いは申しますまい。

ねぇ、フリーというのが、いかに厳しいか。セーフティーネットのおかげがどれくらい大きいか、お分かり下さいましたでしょうか。
そういえば、フリーって、自由という意味でしたか。

では、いずれまた。 <文責・八重粉>






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最終更新日  2008年05月27日 11時04分11秒
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