赤組☆へべれけ観戦記

赤組☆へべれけ観戦記

2023年11月12日
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カテゴリ: マラソン
_おかやまマラソン当日の朝は、薄曇りで風もない。
 今年は、当日朝の検温チェックもないので、荷物を預けるだけ。


 その前に、恒例となっている「Jユニランナー集合写真」は7時半から。





 ファジサポ、他サポさんあわせ25人が参加。
 みなさん、立派な市民ランナーで、感想が危ういのは私だけかもしれない。






 スタート時に、腕時計のスタートボタンの押すのをミスって、40秒ほどのずれが生じ、正確なタイムがわからないので、関門閉鎖時間とギリギリの戦いをする身にとっては、大きなハンデ。
 フルマラソンの定員も、15,000人戻り、スタートラインを超えるのに6分もかかり、さらに、マイナス材料が加わる。

 岡山駅前あたりまでは、混雑して、流れに乗って走るしかない。
 大元駅付近では、恒例となったYMCAの音楽に合わせて、ランナーもYMCA。
 岡山市役所の辺りから、少しばらけてくる。去年は、水たまりがあって走りづらかったが、今年はそこに気を取られることはない。
 青江から30号線に入り、ひたすら南下し、ゴールから遠ざかっていくのは、メンタル的にきつい。去年は、ここで失速して、完走の可能性が事実上消滅したが、今日は7分45秒/km程度で踏みとどまれた。
 ただ、このペースでは、後半に向けた貯金ができないので、厳しい戦いになるのは必至。

 10.8kmの給水所で、一番楽しみにしていた給食のシャインマスカットが残っていなかった・・・。
 おなじみのおやじバンドの演奏もあり、少し元気をもらう。
 ファジアーノのホーム最終戦で配られた小旗を振ってくれるファジサポさんも多い。


 また、自分が折り返すと、すれ違うランナーは歩いている人も多く、その後ろを恐怖の回収バスが走ってるのが見える。
 私の感覚では、完走率は80%くらいかなと感じるが、昨年の大会でも91.6%。完走できないのは、かなりの少数派となってしまう。

 ペースはキロ8分を超えてきたが、なんとか去年引っかかった浦安総合公園の関門(25.4km)を通過したが、貯金はわずか18分。30分くらいの貯金はほしかった。
 キロ8分30秒より速く走らなければ、18分の貯金はどんどん減ってくる。


 我が家は38km付近だが、そこまでたどり着けそうもないので、家族は30km付近の天満屋ハピータウンまで応援に来てくれた。

 そして、最大の難所の岡南大橋。上りは諦めて、歩くことにした。ただ、歩き始めるタイミングをできるだけ遅く、そして再び走り始めるポイントをきちんと決め、できるだけタイムロスをしないようにした。
 有森さんが、ここまで応援に来てくれており、元気が出た。

 31kmあたりのラーメン広場は当然スルー。おかやまマラソンから引退するまでに、一度はラーメン食べて、余裕でゴールしたいものだ。
 旭川大橋したの関門(33.8km)では、貯金は10分に。
 コースは、旭川の土手を走る。一番、きついところだ。ここで、いつものようにキロ10分超えるような失速すれば、アウト。景色を見る余裕もなく、とにかく前だけ向いて足を前に出し続けること。少し、小雨となったが、影響はない。
 ふくらはぎに張りを感じたが、沿道の方から、スプレーしてもらってなんとか回復。

 岡山ガス前の関門(36.7km)では、貯金も2分余りに。完走の可能性は風前の灯火に。
 ここまで来て諦めるのはつらすぎる。完走応援隊にも抜かれてしまったが、声をかけてもらって元気が出る。
 新鶴見橋も跨線橋も歩いて上るわけにはいかない。跨線橋では、昔からの知り合いのファジサポさんが、「がんばれ」と声を掛けてくれて、しばらく歩道を併走してくれた。
 清心町の交差点を回ったところで、1分ほどの余裕でジップアリーナ前の最終関門を通過できると思っていたら、今年から最終関門が200m先のCスタ入口(41.8km)に変更になっていることに気づき真っ青。
 10数秒の差で、なんとか最終関門にゴールイン。
 あとは、競技場内をゆっくり歩くと、坂本直子さんをはじめ、オリンピックランナーがハイタッチで迎えてくれる。


 後日、ゴールシーンが映像で流れるため、ゴール前だけ、最後の力を振り絞ってゴールイン。前半で貯金を作って逃げ切るというシナリオどおりにはいかなかったが、なんとか粘りに粘って、昨年のリベンジが果たせた。




 ボランティアスタッフの高校生から、フィニッシャータオルや完走メダルを掛けてもらうたびに、「おめでとうございます」と声をかけてもらって、うれしさが倍増する。
 タイムはグロスで6:05:31、ネット(スタートラインからの時間)で5:59:29で順位は、13,635人中、13,605番。最後から31人目、記録の上でもギリギリだが、天国と地獄の境目だった。
 風がなく、気温も暑くも寒くない絶好のコンディションであったこと、さらには、沿道からファジアーノの6番(輪笠選手)ユニの老いぼれランナーに「ファジアーノ頑張れ」と声を掛けてくれた方、併走してくれた方、そして家族の応援、このどれか一つでも欠けていたら、完走できていなかっただろう。ただただ、感謝の言葉しかありません。
 ありがとうございました。 

 ゴールしても、息がゼイゼイして苦しいわけではない。ただ、文字通り足が棒のようになって、一度しゃがみ込んだら、二度と立てない感じ。
 フルマラソンは今回で引退かなと思っていたけど、今年の阪神ユニランナーのように沿道から祝福の声をかけてもらいながら、来年はJ1昇格を決めてファジアーノユニでウィニングランもいいなと思い始めた。別に、自分が何かを成し遂げたわけではないけれど。 とにかく、ほっとした。ランニングはしばらく休んで、先のことを考えよう。


 記録で振り返ると、完走できた過去3回の大会に比べて、スタート地点到達の時間が一番かかっており、また、中間地点のタイムも一番遅い。 


 ペースを見ると、過去最高に、30kmから40kmで失速を食い止めている。


 ネットタイムで見ると、ギリギリ6時間を切ることができた。





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Last updated  2024年02月03日 12時44分30秒
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