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さて ここで問題です。 次のうち K務所で罰せられ ない のはどれでしょう?その1 「あー もうおなか一杯 すまん これあげる 食べて」 「ありがとう おなか 空いてたんや」その2 「このあいだ 図書館で借りた"ダビンチ コード" ・・ もう読んだし きみ 読んで」「ありがとう」その3 「うわー こいつ えらい熱やぁー よし 俺 の この薬 ごっつう効くんや これ飲み」 「ありがとう」・・・・答えは・・次のマガジンde!
2006年04月30日
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「んっ ほな逮捕な、〇時〇分」 これが私のレイゴ生活が始まる第一声でした。 「◯◯!! ・・・・の罪で逮捕する。」逮捕状をカッコよく立てて、ガチャリ!! 手錠をかける。刑事ドラマが大好きだった私は、いささか拍子ぬけでした。正確に申しますと、「んっ レイゴマン(もちろん実際は本名) これ裁判所が発行した逮捕状な。」 そのあと長々と罪状を述べて(まるで電化製品か車の商品説明みたいです)・・「んっ ほな逮捕な 〇時〇分」・・・この時刻読みは大事です。 罪を犯した人は、とりあえず(あえて とりあえずといいます。)この時刻を起点に48時間拘束されます。踊る大捜査線でもやってたの 憶えてる人いますよね。 これを俗に「ヨンパチ拘留」といいます。留置所の中、レイゴマン同士では「心配すな、ヨンパチで帰れる」とか「あーぁこの前はヨンパチやったけど、今度はあかんわなーぁ」と言った会話が交わされます。・・・トリアエズ 2日間は留置所の中、、、というわけです。
2006年04月20日
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はじめまして 私「レイゴマン」です。「レイゴ」?何のこっちや?漢字だと「囹圄」・・・広辞苑の2827ページに「れいご、れいぎょ:罪人を閉じ込めておく牢屋 監獄のこと;囹圄の身になる(刑務所に入ること)」とあります。 そうです。私はかつてある時期 心が盲目になり 罪を犯し(有印私文書偽造同行使詐欺)4年ほどK務所のお世話になりました。 これからお話していこうとするのは そこで体験をもとにしたいろいろのことです。 こうなると思い出されるのが、アベジヨージ先生の「塀の中の懲りない・・」や マンガ「刑務所の中」の花輪和一先生 元刑務官(看守)の坂本先生の書かれた「刑務所のヒミツ」ですね。 私も愛読しておりました。 でもこれらの作品は 著者の方々に失礼かもしれませんが、日頃から「塀のそば」を歩いておられた「プロ」の目からの表現だと思うのです。 私 レイゴマンは自分で申し上げるのも何ですが、そういった世界とは無縁の「フツー」のオッサンでした。 しかし 今の世の中 ご存知のとうり いろいろな事が起きる中、「フツー」の人も少し歯車が違えば、いともたやすくレイゴマンになることを知りました。 なにしろ「あちら」でごいっしょした懲役の人々に なんと「フツー」の人が多かったことか・・・。 そこで何とか「フツー」の目で見たK務所 K察の風景をお伝えできないか? また、心ならずもお身内 ご家族 恋人 友人知人が「あちら」へ行ってしまわれた残された方々の不安や疑問に 少しでもお答えできればと思い、この文章をはじめようと思いました。 実際 私の家族 友人も「今 あの人はどうしているのか 何をしてあげればいいのか 出所してくるまで 出所したら どうすればいいのか?」を思い、相談しても、 弁護士や警察官 保護司といった専門家の方々は、公的手続きのことは分っても「あそこではどういう生活をしているのか 食事は?差し入れは?手紙は?洗濯は?トイレは?・・」といったシャバでなら当たり前の もろもろのことはほとんどご存知ありません。 出所後 私をいろいろ助けてくれた弁護士に「あちら」での生活の話をすると、「へぇーそーなの」なぁんて言ってました。 また「いまさら聞けない。 誰に聞いたらいいの?」という気持ちもあると思います。 私 レイゴマンが何かお役にたてればと思います。 獄中で読んだ五木寛之先生の「他力」という本に「手本にはなれないが(ああだこうだ言われる)見本くらいにはなれる」 との言葉を胸に、風通しよく 肩の力をぬいておもしろおかしく行きたいと思います。 「レイゴ」に関わってしまった人には心のやすらぎに、 (今のところ)「レイゴ」に無縁の人には好奇心と知識欲を満たし 「ころばぬ先の杖」となるB級エッセイとしてお気軽にお立ち寄りください。・・ではどうかよろしく。
2006年04月16日
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4月8日 お釈迦様のお誕生日に私のブログをはじめます。レイゴマン・・「レイゴ」??辞書で調べますと 「囹圄」・・「牢屋 監獄:囹圄の身になる(刑務所に入る)」とあります。 私 ある時期、心が盲目となり、警察そして刑務所のお世話になりました。 でも私は、アベジョージ先生でも、任侠道の人でも、まして元刑務官といった「プロ」でもありません。どこにでもいる「ただのオッサン」です。いやむしろプロフィールを視てもらえば「恵まれた」「フツー」の半生でした。 だからこそ 複雑な今の世の中、人は、少し歯車が狂うと誰もが「囹圄の身となる」可能性があることをイヤというほど実感しました。 また「フツー」だから見えた刑務所の風景 そこから見えた社会の有様をノートに書きとめているうち、そこで体験したこと、感じたことを、風通し良く、肩の力をぬいてお話したいと思いました。 また 心ならずも家族、恋人、友人が「あちら」へいってしまった方々のお話相手になったり、今のところ「囹圄」などとは無縁の方々の率直なご意見もお聞きしたいと思いました。 どうか明るく、気軽に、「フツー」におつきあいください。
2006年04月08日
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