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ペトリュスを3本飲み比べました。コンディションは良かったです。偽物でもないし・・・86はワインバブルの前に買ったものです。76・80は自宅の地下セラーの埋蔵品です。1986Ch.PETRUS・ペトリュス 無難に美味しいペトリュスでした。肉厚もよくスケール感もあって香りも程々、まだまだ熟成しそうな感じです。ただペトリュスとしてドカ~~ンと来るものはありませんでした。優等生的ワインです。1986 PetrusJan 2003 Robert Parker 86 Drink: 2003 - 2010 $1200-$2234This is another wine made during the period when Christian Moueix and his conservative oenologist, Jean-Charles Berrouet, were obviously harvesting very early and also, to my mind, doing entirely too much fining and filtration before the wine got in bottle. My cask tasting notes were significantly higher on all the vintages in the early to mid-eighties, but as most of the wines have aged in the bottle, they have become increasingly weedy, herbaceous, with Medoc-like austerity and excessive tannins for the meager fruit. The 1986 is showing medium ruby/garnet color with considerable amber at the edge. The indifferent bouquet offers up notes of roasted vegetables, Japanese green tea, some smoke, a hint of sweet cherry, and some loamy, earthy, almost mushroomy notes in the background. The wine is austere on the palate, with high tannin and moderate fruit. For Petrus, this is a major disappointment and continues to decline in quality. Anticipated maturity: Now-2010. Last tasted, 11/02.Bordeaux Book, 3rd Edition Jan 1998 Robert Parker 87 Drink: 1997 - 2010 $1200-$2234The more I tasted this wine, the more I felt it leaves a lot to be desired. The wine has developed an herbaceous tea, smoky, and cherry-scented nose with new oak lurking in the background. The wine, which has lost its baby fat, sags a bit in the middle, and reveals a Medoc-like austerity and tannic structure atypical for a Pomerol. It is closer to medium than full body, and appears to be going through an awkward stage. Will it come around, or continue to lose fruit? Anticipated maturity: Now-2010. Last tasted 2/97Wine Advocate #88Aug 1993 Robert Parker 89 Drink: 1998 - 2010 $1200-$2234 (200)The 1986 displays a monolithic character in its tea, herb, and dusty berry aromas. Dense and powerful with considerable tannin, this is an admirably concentrated, medium to full-bodied wine. Anticipated maturity: 1998-2010. Last tasted, 5/93.シャトー・ペトリュス[1980]これは凄いですね。開けたてからトリュフ香が立ちこめます。一緒にテーブルにフレッシュのトリュフの料理があるのですが・・・久しぶりにペトリュス香がドカ~~~ンと来た感じです。スケール感は小さめですが、余韻も長く、徐々に鉄分や赤錆びの香りが出て来ます。まさにペトリュスの土壌を香りが示しています。余韻も長く何時までも飲んでいたいそんなワインでした。1980 PetrusWine Advocate #103Feb 1996 Robert Parker 89 Drink: 1996 - 2006 $1334-$1665Talk about a thrill a second, as well as unprecedented decadence (at least for me), consider the rarity of a flight of six double magnums of Petrus! Because there were not many people at the tasting, there was the possibility of having several large glasses of these wines, making judging them all the more fun. And let's not forget the medical benefit of flushing the fat out of one's arteries with such remarkable juice! The 1980 Petrus turned in a surprisingly strong performance. A roasted herb, melted road tar, and sweet, jammy-scented nose is followed by a rich, medium to full-bodied wine with considerable length. It appears to have become more impressive with age. Could this wine really be superior to the 1981 and 1979? It is fully mature, so drink it over the next decade. The notes for this wine are taken from the description of Series IV - Flight B of the 1995 tasting conducted in Munich by Helga and Hardy Rodenstock. Many years after the tasting from which this note derives allegations were made concerning the authenticity of old and rare bottles of wine sold by Hardy Rodenstock to collectors around the world. The matter has been the subject of numerous articles, litigation and at least one book. Mr. Parker believes that the wines served to him at this tasting were authentic so this note and the others from that specific tasting continue to be posted on eRobertParker.com.シャトー・ペトリュス[1976] 750ml76は完熟でした。古酒化が始まる一歩手前です。まだマディラは感じません。無駄なタンニンが完全に落ちて非常に滑らかです。素晴らしいですね。酸も綺麗で、果実も透明感があって素晴らしい、余韻も長く、こう言うペトリュスも良いな~~と思わせる一本でした。1976 PetrusWine Advocate #103Feb 1996 Robert Parker 88 Drink: N/A $1000-$1965Talk about a thrill a second, as well as unprecedented decadence (at least for me), consider the rarity of a flight of six double magnums of Petrus! Because there were not many people at the tasting, there was the possibility of having several large glasses of these wines, making judging them all the more fun. And let's not forget the medical benefit of flushing the fat out of one's arteries with such remarkable juice! The 1976 Petrus has been fully mature since it was released. The wine has always possessed intense aromas of over-ripe tomatoes, roasted vegetables, and red and black fruits touched by sweet toasty oak. It continues to be a pleasing, fat style of Petrus, without the body, weight, and depth of a great year. It needs to be drunk up.The notes for this wine are taken from the description of Series IV - Flight B of the 1995 tasting conducted in Munich by Helga and Hardy Rodenstock. Many years after the tasting from which this note derives allegations were made concerning the authenticity of old and rare bottles of wine sold by Hardy Rodenstock to collectors around the world. The matter has been the subject of numerous articles, litigation and at least one book. Mr. Parker believes that the wines served to him at this tasting were authentic so this note and the others from that specific tasting continue to be posted on eRobertParker.com.
2012/11/28
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シャトー トロタノワ 【2008】 750mlRWINE【YDKG-tk】 PP96点です。確かに美味しいワインだと思います。トロタノワは私の最も好きなボルドーワインです。1997年は気にって5箱も買いました。この08も素晴らしく、結果追加して3箱買いました。正直言って5大シャトーより旨いと思います。凝縮感の腕相撲大会だとラトゥールに負けますが、腕相撲大会ならラトゥールもチリやカリフォルニアには勝てません。色気があって凝縮感がある、これがボルドーに私が求めるワインです。そう言う意味ではルパンや一部のカルトワインを除くと、良く出来たトロタノワは感動ものです。この08は97と比べると圧倒的な凝縮感とスケール感を持っていますが、今飲んでも十分旨い、最近の作りになっています。チョコレートやバニラの香りもありますが、ポムロルールらしい土臭さ、溜り醤油の香り、そして噛みしめる事の出来る滋味を持っています。これは10年後20年後が楽しみです。販売店資料よりパーカーポイント 96★2008年のスーパースターの一つで、ヴィンテージを超越する作品★CH.トロタノワ 2008年 トロタノワは、1953年より、ジロー家からJ.P.ムエックス社所有となり、ポムロール地区の最も標高の高い丘から緩やかに西に下る斜面に位置し、この丘の中心にはかのCH.ペトリュスがあり、その周りを数々の有名シャトーが囲んでいます。最も標高の高いところは、砂利を多く含んでおり、下るにしたがって除々に粘土質の比率が高くなっており、この粘土質の下に砂と砂利の層が存在し、そのさらに下方には不浸透性の鉄分を多く含んだ地層があり、9haに渡ってブドウが栽培され、そのうち8haにメルロー種が、1haにリブルネではブッシェ(Bouchet)と呼ばれるカベルネ・フランが植えてあり、また、樹齢が高いこともあり、年間生産30トノー(樽)を越えることはありません。トロタノワは、素晴らしい深いガーネットの色合いと力強く凝縮感のある香りに、苦味を思わせるようなチョコレートの香りが加わった深い味わいで、複雑で豊かな凝縮感を持ち、若いときにはペトリュスを凌ぐほどがっちりとすることもあり、熟成に長い時間が必要なのが特徴です。まさに熟成の頂点に達したとき、30年以上になる高い樹齢のブドウから収穫された果実の特長の信じられないほどの味わいの凝縮感が発揮され、素晴らしい広がり、奥の深さを味わうことができます。(・・・詳細&一覧)※ボルドー赤2008ヴィンテージ情報: ボルドーの2008年は秋が涼しく、日照に恵まれたため、生産者はアロマとフェノール類が詰まった良質のブドウ果を収穫することができ、収量はかなりの減少となったが、しっかりとした構造があり、色は濃く、注目に値する複雑性に富んだ芳香と、並外れて表情豊かな果実味、丸みがあり柔らかなタンニンを備えた、食欲をそそる赤ワインが誕生し、右岸からは左岸からよりも、一層肉付きが良くコクのある赤ワインが誕生。※WA:96点 / WS:92点 (詳細はこのページ下方に) 輸入元 正規代理店 日本リカーChateau Trotanoy2008 / Bordeaux Red Dry / シャトー トロタノワ格付け ボルドー・ポムロル地区には格付けなし A O C ポムロル 畑位置 ポムロルの西端の斜面の頂上(ペトリュスを取り巻く1つ。) 畑面積 9ha 年間生産量 2008ヴィンテージ:1,875ケース(※平均:25,000本/2500~3000ケース) 平均樹齢 30年以上 ブドウ品種 平均:メルロ90% カベルネ・フラン10%※9haのうち8haにメルロー種が、1haにリブルネではブッシェ(Bouchet)と呼ばれるカベルネ・フランは栽培。 収 穫 手摘み 醗 酵 *温度調節可能な小型のコンクリート醗酵槽で7~10日間の醗酵。*続いて1週間のマセラシオン醗酵。*収量の30%をオーク新樽でマロラクティック醗酵を行い、残りは醗酵槽に留置。 熟 成 オーク樽(新樽率60~70%)で約48ヶ月間の熟成期間。 諸処理 3ヵ月後との樽から樽への移し替えによる澱引き作業と清澄処理され、濾過処理を行わない タイプ 赤のフルボディ 特 徴 穏やかな樽の香りと濃縮ジャムのような果実味が混在し、燻したような独特なエキゾッチックな香り、強い樽香が備わる素晴らしく豊かな長期熟成スタイル。 料理チーズ フォアグラのソテー、ローストビーフ、牛のヒレ肉の網焼きバターソースや赤ワインソースやほんのり甘めのソース、牛赤身肉のカツレツ、甘辛い味付けの中華などにあう。また、チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。 セカンド なし 2008ヴィンテージ情報 ヴィンテージチャート/20点アドヴォケイト・ヴィンテージ:96点(ポムロル)WSヴィンテージガイド:89点(右岸) ボルドーの2008年の困難な生育期の後、9月下旬の天候は早熟したメルロに追いつくことを可能にし、右岸からは左岸からよりも、一層肉付きが良くコクのある赤ワインが誕生。※ボルドー委員会2008ヴィンテージ情報:「クラシカルなヴィンテージ」 2008年のボルドーの冬は温暖でしたが、ブドウの花の咲く春には雨が多く、とりわけ、開花が早い白ブドウ種やメルロー種は4月6日と7日に霜の被害を受けましたが、開花の遅いカベルネ系は霜の被害をあまり受けませんでした。 5月と6月は気候が安定せず日照も少なめで雨も多く降り、7月は好天に恵まれましたが、8月は平年並みの気候で推移し、その後、収穫前に晴れの日が続いたこともあり、当初の予測よりは良いブドウが収穫出来ました。しかし、霜の影響や収量を絞ったこともあり、過去数年の平均収量は600万HLでしたが、2008年は5.3百万HLと、大規模な霜の被害があった1991年以来最低になりました。 2008年からは、しっかりとした構造があり、色は濃く、注目に値する複雑性に富んだ芳香と、並外れて表情豊かな果実味、丸みがあり柔らかなタンニンを備えた、食欲をそそる赤ワインが誕生。※JPムエックス'Sヴィンテージコメント: 2008年は辛抱強さと忍耐力が必要なヴィンテージで、雨がちで開始も遅れ、例年並みの夏でしたが、素晴らしいインディアンサマーが完璧な成熟をもたらし、いくらかの例外的にまれなブドウ栽培が成功しました。 パーカー氏評価(2011.5):96点 2008ヴィンテージのスーパースターの一つで、トロタノワ2008はヴィンテージを超越するワインで、一般的にトロタノワはポムロルのより豪華でセクシーなワインの一つではありませんが、むしろ筋骨たくましい、男性的な力作で、2008ヴィンテージはその通りです。深い紫の色をして、おびただしいほどの赤系・黒系果実や土、西洋杉や森の下生えの趣を放ち、、重厚でコクのある質感、2008年としての驚異的な凝縮感、たっぷりとした甘いタンニンと物凄い余韻を備え、驚くほど親しみ易いとはいえ、数年間の熟成の恩恵を受けて、20~25年は継続するでしょう。ブラボー、お見事!。 スペクテーター誌評価(2011.4.30):92点 ブラックベリーとプラムの果実の芯を造る紅茶やタールの趣を伴った、より力強く表情豊かなポムロルで、ロームや火を付けたタバコの葉や油で炒めて煮込んだセップ茸の風味が余韻にまで感じられ、年月の経過を楽しむべきワインです。予想飲み頃は、2013年から2020年あたりにベストへ。
2012/06/03
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シャトー ド サル [2007] CP91小さい蔵が多いポムロールでは最も大きいシャトーの一つです。何時も期待に裏切られるワインで(笑)、何処か青臭かったり、埃っぽかったり・・・・で実は大嫌いなワインなのですが、よせば良いのに時々買ってしまうのですよ。ポムロールは最も好きなボルドーで、滋味のある味、トリュフの香り・・・・を求めて飲みます。そのイメージから最も遠いのがサルです。・・・で先日九段の南で94のサルを飲んだら美味しい!!やっぱサルも熟成すると旨い!!結構香りも良くてポムロールしています。でよせば良いのに07に手を出したのです。早速開けてみました。若いけど良いですね。最近の醸造技術の進歩もやっとサルまで来たのだと・・・タンニンも強く濃いですが、果実味がしっかりしているので美味しいです。思ったより飲めて・・・お替りを・・・これは寝かせると相当良いワインになりそうです。セラーにある諦めていた古いサルを探して来ます・・・・・資料より銘柄名 Château de Sales. 収穫年 2007年 産出国 フランス 産出地方 ボルドー 産出地区 ポムロール 原産地呼称 ポムロール 所有者 GFA du Château de SalesーHéritiers de laage. 管理者 Bruno de Lambert. 作付面積 47.5ha 年間生産量 22,500ケース 葡萄品種 メルロ 70%, カベルネ・フラン 15%, カベルネ・ソーヴィニヨン 15% セカンド・ラベル Château Chantalouette
2011/11/05
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シャトー・ムリネ [2004] CP92面積的には大きな畑を持つシャトーです。04から作りが変わってエチケットも変わりました。やや堅さはありますが、適度な熟成感があって飲み頃のポムロールです。滋味深さもあって、豊潤なプラム、腐葉土、タバコの香りが漂います。猪の焼肉と合わせましたが、良く合いました。販売店資料より2004年からレグリーズ・クリネのドニ・デュラントー氏がコンサルタントとして招かれる事になりました。レグリーズ・クリネと言えばペトリュス、ラフルールと並ぶポムロールの3大シャトーのひとつです。フランスで最も権威があり信憑性の高いワイン専門誌「クラスマン」において★★★星のポムロールはこの3シャトーだけが選ばれています。この地味で興味のそそらなかったシャトー・ムリネがドニ・デュラントー氏によって改善され、このシャトーのポテンシャルが最大限発揮されたようです。またデュラントー氏は最近流行のスタイルである醗酵・熟成中に酸素を送り込む事は行なわず、レグリーズ・クリネと同じような製法で行なっております。要注目のポムロールです。 所有者 マリー・ジョゼ・ムエックスとナタリー・ムエックス・ギヨ面積 18ヘクタール土壌 砂利質平均樹齢 25年品種構成 メルロ60%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(2004年のブレンド比率はメルロ75%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%)剪定 ドゥブル・ギヨ有機肥料を使用し除草剤は全く使用しない。エパンプラージュ(摘芽)、エフュイヤージュ(摘葉)、エクレルシサージュ(摘房)など収量制限を行なう。 収穫方法 手作業(2004年の収穫は9月23日から10月9日の間に2度にわたって行なわれた)醗酵 温度調整機能付きのステンレスタンクで行なう。(品種、パーセルごと別々に行なわれる)浸漬期間 25日間低温前発酵 行なわないミクロビュラージュ:醗酵中及び樽熟成中にも行なわないシュル・リーでの熟成:行なわない(今流行している醸造法は取り入れておりません)樽熟成:新樽50%、1年樽50%使用清澄・濾過:行なわない
2011/03/23
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【限定24本】シャトー・オーナーのサイン入ボトル!★送料無料★【サイン入り!】[1999]シャトー・クリネ/ポムロル(クール代別)【BD】【smtb-T】 CP93ポムロールの偉大なシャトーの一つです。ネナンと同じミッシェル・ロランのコンサルティングを受けていますが、また違うタイプに仕上がっています。ネナンより深みがあると言うか、優しくて大きいワインです。色は深いガーネット色、香りはブラックベリー、干し葡萄、甘草、スモーク、黒土、茸、腐葉土、鉄錆、赤身肉、軽いバニラの香りです。味わいは凝縮感のある果実味、スモーク、エレガントで太めのタンニン、余韻の綺麗な酸、深く濃いエキス分、偉大なワインではありませんが、余韻も長く、適度な熟成感があって、飲んでいて引き込まれるワインだと思います。皆さんの感想です。ブルーチーズと飲むと青臭さが半減。少しtoastyな樽の効いた香り。Tight-firm。しっかりとした骨格と凝縮感。ブラックベリー系のフルーツ。やはり本日のベストワイン。こげた感じの香りが一番好みです。本日一番おいしかったです。いい香りでした!おいしい。すんなり飲めました。バニラもあって、樽香の融合は良いですね!にごりがはれあがった濃紫。すっきりした香。雨上がりの晴れ渡った日のよう。しっかり。すっきりめのポムロール?これも万人受けしそうなおいしさ。果実香、濡れた土の香り、これだけでも飲み続けられそう。今飲んでもOKだけど、飲み頃はまだ先って言ってくる感じの一杯。今もいけるけどBestじゃない感じ。さらに10年寝かせても面白そうな一杯。今じゃない。色:薄いビロード。 香:樽、カシス、茎の香り。 味:酸味、渋味、まとまりがまだなのかも、プラム、まだ若い。Soy sauceぽい。アミノ酸?香りに青っぽさが残る。Minty smell. Mastard, hard to feel fruitiness, slightly Black berry stew, not fresh, bit of oak. High in acidity, not much fruitiness, tannic + mid finish.濃い厚いワイン。今日のワインの中で一番。トーンの高い力強い黒果実の香り。若々しい力強さ。足が長い。甘やかで丸くふくよかな口あたりの後に強いタンニンが襲ってくる。しばらくたってバランスが取れる。綺麗でエレガントさがあるが、飲み頃はまだ先。販売店資料より最上のポムロールワインの1つ! このシャトーは、ポムロールの丘の頂(ラフルールやペトリュスなどのスーパースターから3kmも離れていない場所でレグリーズ・クリネのすぐ隣)に見事な畑を持っている。 高質なワインをつくり出すには、単に畑の土壌を頼りにするよりも、品質に対する人的な関与のほうが大きな影響力を持ち得るということを、1人の献身的な人物が証明して見せた一例である。 1987年には、このアペラシオンを代表するだけでなく、ボルドーで最高の2つのワインの1つ(もう1つはムートン・ロートシルト)が生まれた。 しかし、ボルドーの誰もが驚いたことに、このシャトーはジャン・ルイ・ラボルトに売却され、現在は90年と89年に達成した品質の頂点を再構築しようとしている。 99年は、驚くほど近づきやすいアタックだが、フィニッシュにはいくらか硬いタンニンもある。ミディアムボディで、甘草、ブラックベリー/チェリー/カラントの果実の趣があり、タンニンはいくらか甘いが心持ち荒削りで、秀逸な、幅のある口あたりをしている。 予想される飲み頃:2005~2015年 1999 Clinet Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker 88 Drink: 2005 - 2015 $70-$95 (69) Clinet's 1999 is surprisingly accessible in the attack, but there is some firm tannin in the finish. The wine is medium-bodied with notes of licorice, blackberry/cherry/currant fruit, some sweet but slightly rustic tannin, and an excellent, broad mouthfeel. The wine is well-made but falls short of being exceptional. Anticipated maturity: 2005-2015. Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker (88-91) Drink: 2006 - 2020 $70-$95 (60) The 1999 exhibits an impressive deep purple color as well as superb, pure, smoky, coffee, licorice-infused black cherry and berry aromas and flavors. The wine is dense, rich, and medium to full-bodied, but disjointed. Chalky tannin in the finish needs to become better integrated. Anticipated maturity: 2006-2020. Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker (88-89) Drink: 2002 $70-$95 Clinet is difficult to taste young because it tends to be unevolved, broodingly backward, and disjointed. It requires 1-2 years of barrel age until it begins to reveal its true character. Tasted twice, the 1999 is concentrated, displaying notes of melted asphalt, Asian spices, smoke, and black fruits. On the palate, the wine is medium-bodied, with astringent tannin, a rough mid-section, and a hard, dry finish with plenty of wood tannin to go along with the natural fruit tannin. I am not sure a balance has been struck in the 1999, but a more definitive judgment will be possible after another year of barrel age.
2011/03/22
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シャトー・ネナン[1999](赤) CP921997年に"ラス・カーズ"を所有するディロン家が買い取り、コンサルタントとしてミシェル・ロラン氏を迎えて味が激変したシャトーです。良くも悪くもラス・カーズ的な硬直さとロラン的な濃密さを身につけてしまって、若飲みには向きません。可愛いワインでは無くなってしまった事は事実です。ただしっかりしたワインが好きな人には最高のポムロールの一つである事には違いなく、素晴らしいワインだと思います。何処となくラスカーズ的な緊張感のあるワインです。適度な熟成感があって、濃いけど飲めます。力のある肉料理や熟成した青カビチーズとも合うでしょう。皆さんの感想です。まだフレッシュな果実味がある。タンニンはレグリーズより粗い。15分後フルーティーになっていく。色合いには少しドス黒い赤あり。スモーキーさと乳酸とカシス・リキュール。プラスinkyさ。始めから終わりまでしっかりとしたStructure。熟成能力充分。結構渋味を強く感じる。意外に強いです!ラセールより濃い紫。まだほぐれない香。やいたはちみつ。酸強い。カベルネらしい芯の強さ。まろやか。濃厚で甘く感じます。酸もきれいで料理に合う(合わせやすい)。ボルドーで万人受けしそうな味。若さ、強さ、堅さ。00の方が飲みやすかったかも。カカオ、コーヒーロースト。飲むならまだ先!と言いたくなった。香り、ノーズ、長い余韻(ラセールにはない良さ)。香りフローラル、スパイシー、土、一段上にある感じ。色:ビロード。 香:スパイス、茎、樽。 味:バランス、渋味、酸味、甘さ。Was a bit cold first time. Black berry+Blue berry stew, Vanilla, Soil, lightly mint, raisinぽさもある。Quite complex wine. Well balanced tannin, acidity, fruit.ラセールと比すと硬いワイン。同じポムロールであることは感じる。甘やかで強い緊張感のある香り。味わいは濃すぎずエレガントな落ち着いて澄んだ黒果実の味わい。販売店資料より『シャトー・ラス・カーズ』と同経営の人気シャトー近年目覚しい変貌を遂げるポムロールの銘醸 『神の雫』第14巻で、フランスから来日した、日本人女性バイオリニストの登場するエピソードで登場したワイン。心を閉ざしている彼女にバーのマスターがグラスに注いだ赤ワインが、この"シャトー・ネナン"の2001年でした。「恋を思い出に変えるワインです。」今までの恋の思い出を振りかえり、グラスを傾けたくなるワインです。 今でも決して有名なシャトーではありませんが、掘り出し物といえるワインです。もしかしてポムロールで一番お買い得なワインかもしれません。「シャトー・ネナン」はメドック格付シャトー1級並の品質を誇るサン・ジュリアンの王として君臨する"シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ"のオーナー、ドゥロン家が所有者となってから品質は目覚しく向上し、ラベルも一新されました。シャトーはポムロールの中心部に位置し、元からある素晴らしい区画に加え、かつて名を馳せたシャトー・セルタン・ジローの畑の一部を購入し拡張、さらにコンサルタントには敏腕醸造家のミシェル・ロランを招聘。1998年以降は品質が安定し、ふくよかでリッチな味わいへと見事なまでの変貌をとげました! ロバート・パーカーJr.著『 BORDEAUX ボルドー 第4版』ここはポムロールの中でも歴史のあるシャトーで、1847年から1997年まではデプジョル家の所有であったが、1997年にレオヴィル・ラス・カーズの経営者であるミシェル・ドゥロンとジャン=ユベール・ドゥロンに売却された。もちろん、偉大な成果が期待された。ヌナンはワイン愛好家の間に忠実なファンを持っているが、私は今に至るまでずっとその理由がわからないでいる。確かに1983年に試飲した1947年や秀逸な1975年にはうっとりとしたが、そういったすばらしいワインを別にすれば、ヌナンは良好ではあるが、残念ながらどこかがさつで、野暮ったいところがあると感じてしまう。伝統的にはヌナンはしっかりとして硬く、噛みごたえのあるワインになる傾向があるが、1976年以来、あまりよい成果をあげておらず、ワインは強烈さと個性と複雑さに欠ける。収量が多すぎるのだろうか?1982年以降、ブドウを機械摘みにしたことが、品質に悪影響を与えたのだろうか?ドゥロン家(レオヴィル・ラス・カーズの所有者)がこのシャトーを手に入れ、ジャン=ユベール・ドロンが責任者となった今、ヌナンは、ポムロールの第一線へと急上昇しているところだ。 ロバート・M.Jr. パーカー 88点の評価! ヌナンは、エレガンス、構造、 傑出した純粋さがある1999年をつくり出した。 暗いルビー色をしており、中量級のポムロールは、 黒系果実と混じった乾燥ハーブ、ミネラル、 オークのアロマや風味を見せる。 予想される飲み頃:2006~2018年。 最終試飲年月:2002年3月 <eロバート・パーカー サイトより抜粋>●一般的な評価 凡庸な苦しい期間が長く続いていたが、ヌナンは、(レオヴィル・ラス・カーズで知られる)ドゥロン家の所有のもとでよみがえりつつあり、急速に支持率が上がるとともに、名声も得るようになった。ドゥロン家がサン=ジュリアンのレオヴィル・ラス・カーズで成し遂げたことから判断すると、今後ヌナンがさらによくなったとしても驚きはしないだろう。1998年以来、このシャトーは、リッチであり、気前のよいワインをつくっている。そしてヌナンは高価である。
2011/03/22
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◆ビックヴィンテージ2000年モノ!シャトー・ムリネ・ラセール[2000]Chateau Moulinet-Lasserre CP92中堅どころのポムロールで比較的買いやすいワインです。2000年は既に飲み頃に来ていると思います。もっと枯れた感じがお好きな方は01をお勧めします。シャトー ムリネ・ラセール[2001]【YDKG-tk】土壌由来の鉄分の強いワインで、鉄錆や金属系の生臭さを感じます。滋味も強く、血液分の強い、鹿や鳩、レヴァー系の料理には良く合うと思います。こくのあるハードチーズや青カビチーズとも相性が良さそうです。適度な熟成感とパワー感があって、まだ若いとも言えますが、この手のポムロール好きには楽しめるワインだと思います。皆さんの感想です。血、ギシッとするよ!(これでタンニン丸いですか!)青草は軽め。やや生臭い香り。鉄分が少し強めで、乳酸やリキュールは控えめ。後半少しherbaceousになってきた。全般的に青っぽさが目立つか?レグリーズ、ラセール、ネナンの3つの違いがあまりわからなかったですが、ムーリネ・ラセールの方がタンニンが強かった感じです。ラセールより少し飲みやすい。おいしい。似ているがやや灰汁っぽいかな?とがった香(カベルネ)、鉄さび、ピーマン、コクあり。レグリーズより濃い紫、少しタンニン。おいしい。ラムによく合います。荒い感じ。アルコール度上がっただけあり、しっかりしたボディー感。苦みある(タニックとは違う何か)、寝かせた分なめらか。特別級って?レグリーズよりこっちが個人的に好き。スモーキーなラム肉との相性も抜群。ふくよか、スパイシー、わかりやすい。色:透明感のあるビロード。 香:おちついたカシス、少し茎っぽい。 味:レグリーズよりまとまり、ボリューム大。Smooth+mild, well matched with food. Very easy drinking wine. Good food wine.柔らかいワイン。タンニンは強くなく料理に合わせやすいワイン。ベリーの香り、土の香り。香りはおとなしく控えめ。味わいはふくよかな優しい黒果実。酸が優しくタンニンと果実のバランスが良い。販売店資料より ムリネ・ラセールは非常に歴史の長い家族経営のシャトー 。現当主はJean-Marie Gardeジャン・マリー・ガルド氏。同じ経営下でCh.クロ・ルネというシャトーもあり、ムリネ・ラセールと同等のワインを生産している。栽培醸造ともに伝統的手法。栽培面積:5Haで、Pomerolの丘と呼ばれる丘陵地の西側に位置する。土壌の上部は第四紀の古い砂質や小石を含む土壌、その下部には鉄を豊富に含む層がある。平均樹齢:35年で、セパ-ジュはメルロー70%、カベルネ・フラン20%、マルベック10% 生産量は年産2500ケース。収穫は手摘み、発酵・マセラシオンはセメントタンクにて温度管理の下行われる。樽熟はおよそ18ヶ月。一部新樽を使用、樽材はアリエール(フランス)産、焼き加減は中程度。
2011/03/22
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シャトー ドメーヌ・ド・レグリーズ 1993 赤 750ml 2000 CP91この蔵らしいワインです。ポムロールの土壌の特徴が良く出たワインだと思います。2000年と言う強い年ですが、適度な熟成感があります。血液感と滋味、土臭さ、ヨウド香、正にレグリーズです。良いワインだと思います。 皆さんの感想です。2000年なのにグレープの色味。血、カビっぽい青味。2000年はタンニンまだ。15分後カカオの香りが出て甘さがチョコレート。香りと味に若干の乳酸とリキュール。ブラックベリーとブラックカラントと若干のトースト。ただmid-palateが少しwatery。深みがあって重厚。タンニンを感じる。スタンダードな安心する味。まだ深紅、edgeも紫。鉄っぽい、ジャムっぽい。アルコール強い!荒い。生肉、干ししいたけ、スパイス、腐葉土。光を通さない濃紫。甘いぶどう、酸がおいしい、飲みやすい。ポムロールな感じ。灰っぽさの中に黒果実の香り。ヨード香。透明感のある濃いきれいな色。ここにアルコール力が加われば凄かったと思う。2000VT、厚みと果実味しっかり、少々タニック。グレートVTの良さを備えつつ、果実味がキュートなところが好感。メルローらしい。酸強めなボルドー 。色:若いビロード。 香:カシス、ベリー、黒いインク、樽、チョコレート。 味:果実↑、渋味↑、酸↑、ボリューム大、まだ若い感じ。フレッシュ。Soil, B.cherry Jam, chocolate, Oak, Ink, Still have fine acidity.甘い香り。プラム。軽い感じの赤。タンニンが弱いのか。香りはすばらしい。綺麗で透明感のある濃いガーネット。足が長い。甘みのある濃密な丸いメルローの香り。熟した深い果実味と腐葉土の香り。タンニン強く、次に酸がかぶさる。熟した果実が後ろに控えるが開けたてはバランスが取れていない。時間がたってバランス取れる。
2011/03/20
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シャトー・クリネ 1999 750ml セミナー&ワイン会 ファイナルポムロールとアルザスの白ワイン予定ワイン ワインは人数によって増減します。アルザス白ワインヴァン・ダルザス 2008 マルセル・ダイスピノ・ブラン 2006 ジョスメイヤーピノ・グリ 2007 ジョスメイヤーゲヴェルツ 2007 バルメ・ブシェールゲヴェルツ 2005 バルメ・ブシェール ポムロール赤ワインシャトー・ドメーヌ・ド・レグリーズ 2000シャトー・ムーリネ・ラセール 2000シャトー・ネナン 1999シャトー・フェロー 1999シャトー・クリネ 1999 お料理はワインにあったお料理をご用意します。 2月8日火曜日会費10000円かがり火 7時より 2月12日土曜日会費10000円ビストロ南 6時よりシャトー・ネナン[1999](赤)シャトー・ムーリネ・ラセールシャトー・ムーリネ・ラセール [2001]シャトー ドメーヌ・ド・レグリーズ 1993 赤 750ml
2011/01/17
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シャトー・ラ・ローゼリエル [1979] (ポムロル) 【あす楽対応_関東】難しいワインですね。瓶熟の持つ古酒的な枯れた熟成感がありません。タンク熟成の欠点でしょうね。このワインは5年位セラーで寝かせると、本来の79の表情が出て来ると思います。販売店資料よりめっちゃ安いですよね。31年前と28年前の古酒です!しかもシャトー・ペトリュスがあるポムロルなのに・・・基本的にポムロルのワインって高いですよね。なのに・・・今回、これだけの古酒なのにめっちゃ安い!はじめて聞いたシャトーですし、インポーターの情報がほとんどないんですが、聞いた限りでは熟成はタンク貯蔵をしていたみたいです。今回は1982年物を試飲してみましたが、非常に若々しい印象がありました。おそらく長年タンク貯蔵をしていたので、ほぼ密閉された環境と、温度管理が徹底されていたのではと思います。ブルゴーニュのドメーヌ・ドラグランジュのボルドー版といった感じですね。とは言っても『古酒』ですよ!ポムロルのここまで古いワインを飲める機会なんて、滅多にないので、是非、一度お試し下さい!
2011/01/16
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シャトー・ネナン[1998](赤ワイン)1999 (750ml)シャトー・ネナン 1999 (750ml) CP9198からラスカースの支配下になって味が濃くなった蔵です。正直言うと私は昔の柔らかい方が好きです。ただ濃く無いと高く売れないから仕方ないでしょう。私はセカンドでも飲むしかないのかも知れません。まあ正直言ってラスカースも好きにはなれないシャトーです。ポテンサックとクロドマルキで十分ですね。良く出来たポムロールです。ラスカースの血が入った事がしっかり伝わってきます。色は濃く黒いガーネット、香りは濡れた土、トリュフ、プラム、ブラックベリー、タール、鉄、味わいは厚く濃密な果実味、深い酸、しっかりしたタンニン、熟成感はありますが複雑で重く濃いワインです。パーカーさんはこれでエレガントだそうですから、私の思っているエレガントさとは違うようです。エレガントと言うより、端正なワインだと思います。1999 Nenin Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker 88 Drink: 2006 - 2018 $57-$69 (70) Nenin has fashioned a 1999 with elegance, structure, and outstanding purity. A dark ruby color is followed by a medium-weight Pomerol offering aromas and flavors of black fruits mixed with dried herbs, minerals, and oak. Anticipated maturity: 2006-2018. Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker (87-88) Drink: 2001 - 2016 $57-$69 (55) Dark ruby/purple-colored with a subdued nose of earthy black fruits, minerals, and mocha, the medium-bodied, elegant 1999 Nenin reveals light to moderate tannin in the finish. It will be drinkable upon release, and will evolve nicely for 10-15 years. Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker (87-88) Drink: N/A $57-$69 Nenin's 1999 is a seductive, medium-bodied Pomerol with more grip and definition than many of its diffuse, listless peers. It offers abundant quantities of sweet black cherry fruit displayed in a juicy style, as well as a tannic finish. The product of a brutal selection process, a mere 24.1% of the harvest was utilized in this 88% Merlot/12% Cabernet Franc blend. The harvest occurred from September 8-23.
2010/05/18
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[1997]シャトー・トロタノワ【赤・フルボディ】【10P26mar10】 CPメルシャンのメルローを沢山飲んだのでフランスのメルローを比較に飲んでみる事にしました。選んだのはポムロールのトロタノワです。もっともペトリュスに似たタイプのメルローの比率の多いワインで、ヴィンテージも97と今日飲んで一番美味しかったヴィンテージに合わせました。価格的にも同程度の価格です。まあちょいと意地悪な選択ですが、比較には良いと思います。やはりメルシャンと比べると多彩さでは勝っている様に思います。ただ97どうしの比較で言うとエネルギー感はメルシャンの方が勝っています。後は好みの問題でしょう。逆に言うと昔は全く歯が立たなかったフランスのトップシャトーのワインにこれだけ見劣りしないワインが作れるようになったと言う事です。色は濃いめで暗いガーネット色、香は黒い熟れたベリー、ドライプラム、茸、大地、トリュフ、なめし革、血液、の豊潤な香りです。味わいは丸くなったタンニン、エレガントで豊かな果実味、余韻の綺麗な酸、ふくよかでスケールの大きいポムロールです。複雑で滋味があり、今が飲み頃の絶頂期とも言えるワインです。この良い状態が3年は続くでしょう。パーカーポイント89点1997年は、このヴィンテージとしては異例なほど構造の感じられる、リッチな力強いワインで、フィニッシュには硬いタンニンもある。ブドウの完熟感があり、ミディアムボディで、驚くほどの深みがあり、大量のプラム、チェリー、カラント、トリュフ、ハーブ、土のアロマや風味が感じられる。ひょっとすると過小評価された1967年の現代版なのだろうか。多分12年強は熟成するだろう。《ボルドー第4版より抜粋》 トロタノワは1970年以前は秀逸であったが、1980年代から1990年代初めにかけて困難な時期を迎え、この時期のワインは過去のものよりずっと軽くなった。しかし、1995年には見事な復活を遂げ、それ以降は連続して上質なワインを生み出し続けている。畑の立地は格別で、大成功を収めたトロタノワは、同廐のペトリュスと楽に肩を並べる出来である。品質の面では、1990年代後半にはレグリーズ・クリネ、レヴァンジル、ラ・コンセイヤントといったこのアペラシオンのスター級のシャトーと同等のレベルとなった。《ボルドー第4版より抜粋》
2010/03/28
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シャトー・ガザン[2001]年・AOCポムロールChateau GAZIN [2001] AOC Pomerol CP93これ好きなガザンです。01良いですね。昔からガザンは好きです。30年飲み続けている蔵です。大人気のペトリュスの畑はこのガザンから買った畑で立地は申し分ないのです。良い年は寝かせるとトリュフ香が出て来きます。大地の味が年を取ると出てくるのが不思議です。01は隠れ右岸の当り年でガザンもppポイント94点と高得点。2000年が90点で2005年が94点です。如何に01が高得点か分かります。ポムロルは一番神秘的なワインを生み出します。土の味や茸の味、時には媚薬の様な香りがします。このワインは熟成して飲み頃に入って来ています。良いですよ。販売店資料よりこの2001年のガザンでパーカーポイント94点獲得!!(バイヤーズ第7版) このヴィンテージの掘り出し物で、私がこれまでに試飲した最上のガザンの1つでもある。このシャトーの長年のワインの中で最もオークが融合している。光を通さないほど濃いプラム/紫色をしており、華麗なブーケは燃えさし、ローストした肉、エスプレッソ、甘いプラムやブラックベリーの果実を思わせる。樽から試飲した時よりリッチで、より深みがある。フィニッシュは途方もない。ガザンの転機となった作品だ。メルロ85%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、カベルネ・フラン5%からなるブレンドは6000ケースある。このヴィンテージのワインとしてはかなり内向的なものの1つだ。予想される飲み頃:2009~2020年以降。94点 2001 Gazin Wine Advocate # 153Jun 2004 Robert Parker 94 Drink: 2009 - 2020 $69-$90 (45) A sleeper of the vintage, and possibly the finest Gazin I have ever tasted, the 2001 reveals the best integration of oak at this property in many years. An opaque plum/purple color is accompanied by a glorious bouquet of burning embers, roasted meats, espresso, and sweet plum and blackberry fruit. Richer and deeper than it appeared from barrel, with a tremendous finish, this full-bodied, impressive effort represents a breakthrough for Gazin. There are 6,000 cases of this 85% Merlot, 10% Cabernet Sauvignon, and 5% Cabernet Franc blend. One of the more backward wines of the vintage. Anticipated maturity: 2009-2020+. Wine Advocate # 146Apr 2003 Robert Parker (90-92) Drink: 2008 - 2020 $69-$90 (45) Gazin's proprietor has always believed the 2001 to be more successful than 2000, and certainly my tasting notes have tended to bear that out, although the difference is marginal. Certainly the 2001 is a dense, tannic, opaque ruby/purple-colored wine with plenty of lavish oak and sweet black fruits intermixed with pain grille, licorice, tobacco leaf, and asphalt offered in a full-bodied, burly, dense, chewy style. It is one 2001 which will require patience. Anticipated maturity: 2008-2020. Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker (90-91) Drink: 2008 - 2018 $69-$90 Gazin's proprietor thinks 2001 is more successful than 2000, and he might be correct. This inky purple-colored Pomerol was produced from a vineyard adjacent to Petrus. It is deep and muscular, with good delineation, abundant quantities of smoky, black cherry fruit, excellent purity, and admirable definition. This is an impressive, extracted, tannic, powerful effort that will require patience. Anticipated maturity: 2008-2018.
2010/03/03
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[1997]シャトー・トロタノワ【赤・フルボディ】 CP95これは旨いポムロールです。このワイン正直言うとたいして安くも無いのに6ケース買ったのでまだ空いていない木箱が自宅に2箱あります。店に4箱届いて来た時に同じワインこんな沢山買ってどうするのですか??売れませんよ!!邪魔だから自宅に持って帰って下さいと当時のソムリエールにキツク言われて、自宅にも2箱あるのですが、渋々持って帰ったのはもう昔の事です。 好きなので個人的にも毎年4本以上は飲んでいますし、店でも売っているので、既に3箱は消化しましたが、どの瓶も美味しかったですが、これは今まで開けた瓶で最高ですね。タンニンが柔らかくなってトリュフの香りが出てきています。ヴィンテージによってはペトリュスと十分互するワインです。まあワインは旨いと思ったら買わないと売ろうと思った時には高くて買えない、人の倉庫のワインは信用できないと言う事でついつい買ってしまいます。色は濃いめで暗いガーネット色、香は黒い熟れたベリー、ドライプラム、茸、大地、トリュフ、なめし革、血液、の豊潤な香りです。味わいは丸くなったタンニン、エレガントで豊かな果実味、余韻の綺麗な酸、ふくよかでスケールの大きいポムロールです。複雑で滋味があり、今が飲み頃の絶頂期とも言えるワインです。この良い状態が3年は続くでしょう。販売店資料より《ボルドー第4版より抜粋》 トロタノワは1970年以前は秀逸であったが、1980年代から1990年代初めにかけて困難な時期を迎え、この時期のワインは過去のものよりずっと軽くなった。しかし、1995年には見事な復活を遂げ、それ以降は連続して上質なワインを生み出し続けている。畑の立地は格別で、大成功を収めたトロタノワは、同廐のペトリュスと楽に肩を並べる出来である。品質の面では、1990年代後半にはレグリーズ・クリネ、レヴァンジル、ラ・コンセイヤントといったこのアペラシオンのスター級のシャトーと同等のレベルとなった。1997年は、このヴィンテージとしては異例なほど構造の感じられる、リッチな力強いワインで、フィニッシュには硬いタンニンもある。ブドウの完熟感があり、ミディアムボディで、驚くほどの深みがあり、大量のプラム、チェリー、カラント、トリュフ、ハーブ、土のアロマや風味が感じられる。ひょっとすると過小評価された1967年の現代版なのだろうか。多分12年強は熟成するだろう。1997 Trotanoy Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker 89 Drink: 2002 - 2015 $97-$174 (65) This wine is an atypically structured, rich, powerful wine for the vintage, with hard tannin in the finish. Ripe and medium-bodied, with surprising depth as well as copious quantities of plum, cherry, currant, truffle, herb, and earth aromas and flavors, this effort requires 2-3 years of cellaring, but it should age for 12-15+ years. Wine Advocate # 122Apr 1999 Robert Parker (90-91) Drink: 2003 - 2020 $97-$174 This wine boasts a dense ruby/purple color, and outstanding aromatics of black raspberries, cherries, minerals, and toast. In the mouth, it exhibits a fat mid-palate, medium to full body, good power, sweet tannin, low acidity, and excellent to outstanding ripeness. The finish goes on for over 30 seconds. Anticipated maturity: 2003-2020. Wine Advocate # 116Apr 1998 Robert Parker (90-92) Drink: 2004 - 2015 $97-$174 A strict selection by Christian Moueix resulted in only 2,500 cases of 1997 Trotanoy. An impressively built and concentrated effort, it will be one of the vintage's longest-lived wines. The color is dense ruby/purple, and the nose offers up scents of black truffles, plums, prunes, and ripe cherries. In the mouth, the wine reveals outstanding richness, a broad, expansive mouthfeel, moderate tannin, and excellent delineation (not a common characteristic of many 1997s). This is a true vin de garde in a year that produced a plethora of soft wines requiring early consumption. Anticipated maturity: 2004-2015.
2010/01/23
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シャトー・ボールガール 88‘ 1979 CP93昔、学生の時にボルドーに2回目に行った時にこのシャトーに泊めてもらいました。既にシャトーは売却してしまいましたし、私を出迎えてくれた主人は既に他界していますが、懐かしい思い出です。朝、ずんぐりむっくりした丸顔で太って背の低いご主人と一緒に散歩をして近隣の畑を案内してもらいました。プチ・ヴィラージュ、コンセイヤント、レヴァンジル、ヴィュー・シャトー・セルタン、そしてペトリュス、ラフルールと言ったそうそうたるシャトーを歩いて回りました。歩きながらブチブチ、何でペトリュスがあんなに高いのか、たいして変わらないはずだと言っていたのを今でも覚えています。でも飲んだら違うでしょとは、言えずに黙って聞いていました。日本に帰ってから78と79を沢山買いました。今でも時々飲みながら当時の事を思い出します。ご馳走になった何の肉だか分からないシチューの味は今でも舌に残っています。多くの野菜とベーコン(塩豚)、大量に入った赤ワインの酸味、各種香味野菜とハーブ、渾然一体となった煮込みですが、塩味は薄かったですが、旨かったのを覚えています。カチカチの田舎パンをサラサラのシチューに漬けこんでお腹一杯ワインと一緒に食べました。79と言うまあ良年の中堅シャトーのポムロールです。まだまだ若々しく、元気ですが、飲み頃の頂点だとは思います。ただこのワイン90年位からずーっとこんな感じで変わりません。その内何時かストンと落ちる時期が来るのだと思いますが、此処20年大きくは変化していない様に思います。色は深いガーネット色、香は森林、土、茸、プラム、スパイス、味わいは柔らかいタンニン、エレガントで豊かな果実味、余韻の優しい酸、飲みやすい熟成したメルローで、喉越しも良く、沢山飲めるワインです。スケールの大きいワインではありませんが、日本人の好きな典型的なポムロールだと思います。良いワインです。
2010/01/10
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[1986] Ch. Nenin シャトー・ネナン 750ml 1981 CP94エチケットからはヴィンテージが判別不能でどのタイミングで出すか困ったのですが、コルク栓に1981年と書かれていたので分かりました。段ボールが溶けてくっついてしまったのを剥がした為こうなりました。80%以上の湿度の部屋に20年以上段ボールを置くと溶けだして瓶にくっつきます。段ボールの質も今のとは違う様な感じもあります。木箱が良いですね。81ですから古酒としてはまだ若く、スパイシーさやタンニンをしっかり持っています。評価の低い81ですが、美味しいワインだと思います。プラムや木の香り、スパイス、ハーブ、胡椒、茸を感じます。品の良い果実感、優しいタンニン、余韻に甘さが残る酸、古酒の入り口で良いバランスを保っています。パワーは大分落ちていますが、思いのほか力のあるワインでした。今回のワイン会はこれでお終いです。ボルドーの3本の古酒のコンディションが良く古酒の楽しみが分かって頂けたと思います。ワインは天候、大地、作り手が生み出しますが、育てるのは管理です。人間でも先天的な物は大きいですが、その後の生き方で大きく変わって行くものです。ワインも同様で10年位までは、作り手の力が90%ですが、20年にもなると管理の力が50%位のウエイトを持って来ます。特に冷蔵庫型のセラーでは弱いワインは20年持ちません。それ程強くないワインでも良いセラーであれば30年、40年経っても果実感をしっかり持っているものです。暗くて湿度が高く、振動も無く、サーモスタット的な細かい温度変化が無いと本当に長持ちするものです。彼方此方にセラーを持っていると、セラー毎の味の違いも分かる様になって来ます。同じロットのワインを別のセラーに入れて20年経つと、其々のセラーの味が見えて来ます。まあ気長な話ですが、英国のワインラヴァーはセラーの味に詳しいです。ワイン談義でも誰誰のセラーはこうなるとか、セラー談義が尽きません。骨董品のお好きなお国柄だと思います。
2009/12/30
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ラ・プティット・レグリーズ [1998] 750ml CP93牛頬の煮込みに合わせて選んだワインです。ポムロールで5本の指に数えられるクリネのセカンドです。生産量が少ないので滅多にお目にかかりません。これは4ケース直輸入した瓶です。クリネと比べるとボディーは軽いですが、十分良いワインです。エレガントで柔らかいワインです。メルローの良さが旨く出てとてもエレガントなポムロールに仕上がっています。濃厚・濃い旨系のコンサルタント系ミッシェル・ロラン系ワインがお好きな方には向きません。古典的でエレガントなポムロールです。色は深く綺麗なガーネット色、香はブラックベリーやトリュフ、キノコ、土、インクの香り、味わいは品の良い厚みのある果実味、エレガントな酸、柔らかくなった太いタンニン、喉越しも綺麗でスルスル入って行きます。グッと来るワインではありませんが、癒される愛すべきポムロールです。(ロバート・M.Jr. パーカー著、ボルドー第4版より) 生産量が少ないために、あまり知られていないワインの1つであるが、レグリーズ・クリネは、常に最上のポムロルの一つにはいる。 総じて、果実味豊かで、気前よく、ふくよかなワインである。品質の点では、クロ・レグリーズやレヴァンジル、ラ・コンセイヤントをはじめとした今日の新星たちと肩を並べているといっていい。レグリーズ・クリネは、いまもなおまさにワイン通の秘密であるが、熱烈な信奉者を抱えている。そのためこの美しいワインを数本でも手に入れるのは困難である。品質と希少性が、このワインの高値を説明している・・・が、その価値はある。是非とも手に入れたいワインである。
2009/12/30
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ラ・プティット・レグリーズ [1998] 750ml CP93大変貴重なワインです。滅多に買えません。楽天に出てくるのも珍しい事です。レグリーズ・クリネのセカンドです。ファースト1万5千、セカンドも1万5千位のボルドーにしては小さい蔵です。多くはフランス国内で消費されていますし、日本に来るのは僅かです。日本に来ても良く知ったレストランが買ってしまうので、市場に出回る分は更に少ないです。私はファーストのレグリーズ・クリネはラ・フルールやペトリュスの次に来るポムロールだと思っています。実際に75や85のクリネは凄いワインでした。98も大当たりのワインです。似たような名前のエグリーズ(教会)と言う名のポムロールが多いのでごっちゃになりますし、プティ・ヴィラージュとかプティのつくポムロールのセカンドラヴェルも多いのでごっちゃになりますが、クリネは別格に旨いワインです。この瓶は運よくフランスで見つけて直輸入したワインです。98のファーストには及びませんが、既に飲み頃に入っていて滋味豊かな素晴らしいワインに仕上がって来ています。ブラックベリーやトリュフ、キノコ、土の香りがあって、味わいは実にエレガントです。決して濃いいワインではありませんが、喉越しも綺麗で熟成感も適度にあって、期待に十分こたえる大人のワインです。この冬ジビエの鹿肉と合わせて飲むのに最高の一本でしょう。 (ロバート・M.Jr. パーカー著、ボルドー第4版より) 生産量が少ないために、あまり知られていないワインの1つであるが、レグリーズ・クリネは、常に最上のポムロルの一つにはいる。 総じて、果実味豊かで、気前よく、ふくよかなワインである。品質の点では、クロ・レグリーズやレヴァンジル、ラ・コンセイヤントをはじめとした今日の新星たちと肩を並べているといっていい。レグリーズ・クリネは、いまもなおまさにワイン通の秘密であるが、熱烈な信奉者を抱えている。そのためこの美しいワインを数本でも手に入れるのは困難である。品質と希少性が、このワインの高値を説明している・・・が、その価値はある。是非とも手に入れたいワインである。1998 L'Eglise Clinet Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker 94 Drink: 2008 - 2035 $216-$425 (175) This wine has been so impressive over the last decade that it can now be said to rival Petrus. This effort should turn out to be one of the longest-lived Pomerols of the vintage. It is backward, and has closed down since bottling, but make no mistake about it ... this is a dazzling, serious vin de garde. An opaque purple color is followed by a restrained but promising bouquet of sweet black raspberries intermixed with vanillin, caramel, and minerals. The wine is full-bodied, powerfully tannic, beautifully textured, and crammed with extract (an assortment of black fruits). While it is bursting at the seams, purchasers will need to wait a minimum of 7-8 years. Anticipated maturity: 2008-2035. Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker (94-96) Drink: 2007 - 2030 $216-$425 (275) An explosively rich, full-bodied, concentrated 1998, this dynamite l'Eglise-Clinet boasts a saturated purple color in addition to a glorious bouquet of cherry liqueur, black raspberries, and blackberries, an unctuous texture, opulent personality, low acidity, and powerful, moderately tannic, hugely concentrated flavors. This impressive, large-scaled, backward, unevolved effort requires patience. Anticipated maturity: 2007-2030. Wine Advocate # 122Apr 1999 Robert Parker (92-95) Drink: 2002 - 2020 $216-$425 l'Eglise-Clinet's 1998 is a blockbuster within the standards set by Pomerol in this vintage. The color is an intense saturated ruby/purple. The nose offers up licorice, spice, sweet blackberry and cherry liqueur-like scents. Layer after layer of concentrated fruit cascade over the palate with exceptional purity and medium to full body. It's tannin and new oak are well-integrated. This wine possesses low acidity, high extract, and impressive tannin, but it is more forward than Clinet. Anticipated maturity: 2002-2020.
2009/10/22
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Ch,Moulinet Lasserre 2001 CP932007年の1月に買ったワインです。買って3ヶ月後に飲んだ時は正直イマイチで、当社のソムリエさん達も見向きもしませんでした。しかし今日飲んだ感じでは実に素晴らしいポムロールに大変身です。2年半の熟成の賜物ですね。素晴らしい大地香とトリュフの香りに酔いしれました。01は隠れ右岸の当り年です。色は濃い目のガーネット、香りはトリュフ、血液、プラム、土、腐葉土、革、味わいは甘くなったタンニン、エレガントな果実味、品の良い酸、凝縮感があって複雑さもあって、中級のポムロールとは思えないボリューム感のあるワインに大変身です。中級クラスに、こういうワインがあるからポムロールは人気が落ちないのでしょう。素晴らしい一本でした。販売店資料より 【メルロー70%、カベルネ・フラン20%、マルベック10%】フランス・ボルドー・ポムロル1878年のフィロキセラ害の後、畑はすべて現在のセパージュに植え替えられた。 当時指揮を取ったのは,マレ・ロックフォール伯爵家(Ch.ラ・ガフリエールの初代オー ナー)、その後1958年ジャケ氏が所有者となった。 2000年、彼の死後ジャケ氏の妻マルセルは、ムエックスグループに属するピエール・ ムニエ氏とともにこのエステイトを運営している。 シャトーは中世の面影を残すサン・テミリオンの街から東に数マイルの所に位置している。栽培醸造方法伝統的で、夏季の間引きや葉摘みなどを施し、収穫も手摘み。 コンクリートタンクでの発酵については温度管理を行い、20%はオーク樽でおよそ12ヶ月熟成される。新樽は3/1。清澄処理も、ろ過処理もされる。 早熟なのだろうが見事な熟成感で驚くほど美味しくなっている。ジャン・ピエール・ムエックス社プロデュース!栽培面積:5Ha立地:Pomerolの丘と呼ばれる丘陵地の西側に位置する土壌:上部は第四紀の古い砂質や小石を含む土壌、その下部には鉄を豊富に含む層がある平均樹齢:35年セパ-ジュ:メルロー70%、カベルネ・フラン20%、マルベック10%生産量:2500ケース栽培醸造ともに伝統的手法。収穫は手摘み、発酵・マセラシオンはセメントタンクにて温度管理の下行われる。樽熟はおよそ18ヶ月。一部新樽を使用、樽材はAllier(フランス)産、焼き加減はMoyen(中程度)。Ch.ムリネ・ラセールは非常に歴史の長い家族経営のシャトー 。現当主はJean-Marie Gardeジャン・マリー・ガルド氏。同じ経営下でCh.Clos Reneというシャトーも存在し、ムリネ・ラセールと同等のワインを生産している。
2009/07/24
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2年ぶりに飲みました。確実に良くなっています。飲み頃に入って来たと思います。香りが豊かになっていかにもポムロールだと思わせる香りと味です。マゼイルと言う名のポムロールは多いですが、どちらかと言うと外れのワインが多いのですが、これは当たりです。色は濃い目のガーネット、香りはトリュフ・土・キノコ・黒スグリ・鉄分の香りです。味わいは丸くなった太いタンニン、余韻のある果実味、噛みしめて飲める滋味あふれるポムロールです。このクラスでこういう味わいを持つのでポムロールのワインの人気は落ちないのでしょうね。下記ワインのセカンドです。シャトー・ラ・コマンドリー・ド・マゼール[2001]年・AOCポムロール・(ジャン・リュック・テュヌヴァン醸造)Chateau La Commanderie de MAZEYRES [2001] AOC Pomerol(clement Fayat)
2009/07/06
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[2001] シャトー・ゴンボード・ギヨ 750ml (ポムロル)赤【コク辛口】 CP90これ値段も何だかも分からずに飲んだのですが、良いですよ。中級のポムロールとしては秀逸です。ブログ書くので調べたら、ビオで3990円という価格でした。ボルドーのビオは少ないし成功したものはもっと少ないのですが、これは良いです。カベルネはビオには向かないが、メルロはビオにも向いているという事でしょうか。適度な渋み、インクの様な香り、熟れたベリーの香り、適度な果実感とボリューム感のあるボディー、ヨウド香と土臭さ、トリュフと滋味は弱いですが、良いポムロールの条件を満たしています。販売店資料より BIOといえばブルゴーニュなどが大変有名ですが、密かにあのポムロールでも自然派ワインに取り組む、シャトーゴンボード・ギヨがあります。 1870年から続く名門。そして7ヘクタールという、ボルドーではかなり小さいとされる、隅から隅まで手入れの行き届いた畑は、ちょうどポムロールの心臓部、あのペトリュスが手がける最高級ポムロール、トロタノワの南西部に位置しています。 樹齢35歳の充実したブドウの木から、メルロー75%、カベルネ・フラン25%のしなやかさと上品さと果実味の絶妙なバランスは、さすがはトロタノワの近隣に位置する畑だけあると納得させてくれます。 格付けがないといわれる裏に、「実は全部格付けワインの実力あり」の大きな自信が伺えるポムロールのワイン。 どれをとっても例外なく最高グレードの品質と価格ですが、アシェットガイドにも名を連ねる凝縮樽コクの超本格派、ゴンボード・ギヨ。 まだまだその知名度の低さゆえ、なんと4000円以下でお求めいただける信じられないコストパフォーマンスのBIOポムロールです!
2009/05/05
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シャトー デュ・ドメーヌ・ド・レグリース[2001] CP9297と飲み比べてみました。01は隠れ右岸の当たり年です。このワインの方が想像どおり強く元気です。滋味やヨード香も強く、レグリーズらしいワインです。まあ97と比べて強いのであって、ニューワールドのメルロやロラン系のワインの様なパワーはありません。あくまでもエレガントで古典的なレグリーズの範疇です。トリュフ香もあって、ポムロールらしさが楽しめ一本です。パーカーさんも気になるらしく、3回も試飲されています。中級の古典的ポムロールとしては貴重なワインだと思います。2001 Domaine de l'Eglise Wine Advocate # 153Jun 2004 Robert Parker 89 Drink: 2007 - 2016 $45-$60 (30) A strong effort from proprietor Philippe Casteja, this deep ruby/purple-colored 2001 displays both muscle and elegance. Plum, black cherry liqueur, truffles, and smoky oak provide an attractive aromatic display. Medium to full-bodied, pure, and dense, with moderate tannin in the finish, it should be at its best between 2007-2016. Wine Advocate # 146Apr 2003 Robert Parker (87-88) Drink: 2006 - 2015 $45-$60 (30) An impressively saturated black/ruby/purple color is followed by a wine with low acidity and plenty of smoky oak. It offers chocolatey, plum, and fig-like flavors along with excellent depth, ripeness, richness, and concentration. It should be at its peak between 2006-2015. Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker (87-88) Drink: 2006 - 2015 $45-$60 I tasted this 2001 only one time. Even though it revealed an impressively saturated black/ruby/purple color, it lacked acidity, and came across as monolithic, although there is plenty of depth, ripeness, and richness. In the past, wines such as this have tended to become more delineated, and reveal more grip after six months of barrel aging. If that happens, this Pomerol will easily merit a score in the high eighties. There is plenty going on in this pure, concentrated effort. Anticipated maturity: 2006-2015.
2009/04/21
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シャトー デュ・ドメーヌ・ド・レグリース[1997] CP91これは良く熟れたワインです。タンニンが枯れて丸くなって非常にエレガントです。97という若干弱めのヴィンテージが10年熟成した感じがよく出ています。パワー系のポムロール好きには物足りないと思いますが、癒し系のポムロール好きには最高の一本です。滋味もあって、枯れ葉の香りも土臭さもあって、エレガントな余韻の残るワインです。 1997 Domaine de l'Eglise Wine Advocate # 116Apr 1998 Robert Parker (85-86) Drink: 1998 - 2005 Intriguing roasted coffee, berry, chocolate, and toast aromas emerge from this medium dark ruby-colored wine. Round, plump, and succulent, with moderately good concentration, and a short finish, this is a cleanly made, competent Pomerol to drink over its first 4-7 years of life. 【今回限り6本以上ご購入で送料・代引き無料】シャトー・ドメーヌ・ド・レグリース[1997]年・AOCポムロールChateau Domaine de L'eglise 1997 AOC Pomerolパーカー氏をして「魅惑的で心地よくやわらかい果実味といくらかのエレガンスを見せるワインであることは疑いの余地が
2009/04/21
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シャトー レヴァンジル '96L'Evangile [1996] CP96飲み頃ど真ん中のレヴァンジルです。まだ十分力強いです。今後の熟成も楽しみですが、第一期黄金期と言って良いと思います。ポムロールに求められる全てを持っていると思います。切れの良いタンニンが特徴でしょう。凝縮されたフルボディーのポムロールで、ラフィット的なメルロのジャム、メルロの佃煮と言った感じのワインです。良いですよ。 講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』ロバート・パーカー著 より 1947年、1950年、1961年、1975年、1982年、1985年、1989年、1990年、1995年、あるいは1997年のレヴァンジルを試飲した人なら、このシャトーが、堂々とした豊かさと賞賛せずにいられない個性を持ったワインをつくれるということがよく分かっているはずだ。 14ha の畑は、北をラ・コンセイヤント、ヴィユー=シャトー=セルタン、ペトリュス、南を偉大なサン=テミリオンのシュヴァル・ブランに境を接する輝かしい位置にあり、土壌は粘土と砂が混じった深い砂利質土壌である。このような有利な点があるのだから、私は、レヴァンジルが(一貫した成績をあげるモデルではないが)ペトリュスやラフルールに匹敵するワインを生産することができると信じている。 1990年にロートシルト家(ラフィット=ロートシルトの方)が会社を支配するのに十分な持ち株を取得したので、1990年代のうちには上記のようなことも十分起こり得るだろう。彼らはこのシャトーの限りない潜在能力を完全に認識しており、レヴァンジルはじきに品質においても、そして嘆かわしいことだが価格においても、ペトリュスやラフルールに挑戦するようになるだろう。 確かに、故ルイ・デュカスは彼のブドウ畑が際立っていることをはっきり知っていたに違いない。なぜなら、彼はレヴァンジルはあらゆる点で隣のペトリュスと同じくらいよく、そしてもっと複雑ですらあるという見解を述べて、訪れるワイン批評家をしばしば脅しつけていたからである。 非凡なデュカス夫人(1998年で93歳)は今でも、毎日レヴァンジルの運営にあたっている。私は、1990年代初めにこの驚嘆すべき女性と昼食をともにしたときのことを忘れない。そのとき、彼女は彼女自身のセラーから1964年、1961年、1947年を出して注いでくれた。 山盛りのトリュフ、子牛の胸腺肉(リ・ドゥ・ヴォー)、牛肉のフィレの豪勢な昼食が終わる頃、私は料理を全部平らげて、お客よりも速く栄(は)えあるワインを飲み干したただ一人の人物はデュカス夫人であることに気がついた! ロートシルトのワインづくりチームが、豊かで凝縮したブドウを生産する遅い収穫を引き続き行い、収量を1ha あたり45hl以下に下げて、新樽を50%かそれ以上に増やすなら、私はレヴァンジルが偉大なヴィンテージはもとより、魅力に乏しい年でもポムロルの光り輝くスターのひとつになると予言しよう。 1996 L'Evangile Wine Advocate # 122Apr 1999 Robert Parker 90 Drink: 2003 - 2016 $90-$200 The 1996 l'Evangile will undoubtedly be a controversial wine. The wine gives the impression of being over-extracted in its dark ruby/purple color and notes of prunes, raisins, Chinese black tea, blackberries, and cherry liqueur. It is rich and powerful, as well as tannic and disjointed, but medium to full-bodied, with excellent richness, and a long, over-ripe finish. It may take a few years to round into shape, but this could turn out to be an outstanding wine. Anticipated maturity: 2003-2016.Wine Advocate # 115Feb 1998 Robert Parker (89-91) Drink: 2005 - 2018 $90-$200 (150) Readers may remember that because of its astringent tannin, I had some reservations after my initial tasting of this wine. Eight months later, the tannin is less of a problem, but the wine still possesses a high tannic profile. The dense ruby/purple color is followed by an emerging, exotic nose of prunes, black raspberries, earth, and truffles. The wine is backward and tannic, yet dense and powerful. This is an overripe style of L'Evangile with high tannin, prune-like notes to the black raspberry fruitiness, and plenty of weight and muscle. Although I find it slightly disjointed, I am optimistic that this wine will continue to come together, as it has evolved nicely over the last 7-8 months. Anticipated maturity: 2005-2018. Wine Advocate # 110Apr 1997 Robert Parker (89-91) Drink: 2005 - 2025 $90-$200 Four different tastings of this wine left me perplexed. The 1996 l'Evangile exhibits a fabulous opaque purple color, and the classic l'Evangile nose of jammy black-raspberry fruit. That's the good news. The bad news is that once the wine hits the palate, the tannin level cuts a severe, hard, astringent path that should cause concern. Yes, this is a serious vin de garde, but I would like to have tasted more opulence, and detected more charm and fruit. Nevertheless, the wine is highly-extracted, dense, medium-bodied, and powerful. It may shed its cloak of tannin, flesh out in the barrel aging process, and turn out to be a 25-30 year wine of considerable stature, and, more importantly - pleasure. This wine will need 7-10 years of aging before it can be drunk. I will closely follow the evolution of this broodingly tannic wine. Anticipated maturity: 2005-2025.
2009/03/13
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CP90初めて飲むシャトーです。先日某所で安く買いました。飲んだ感じでは明らかに3500円以上の価格のワインです。2000年と言う良年の恩恵を受けて非常に肉厚のポムロールに仕上がっています。滋味があってコクのある良いポムロールです。色は濃く深いガーネット色、香は血液、鉄分、赤身肉、革、プラム、味わいは滋味の強いワインで、タンニンも豊富でしかっりしています。中級以上のポムロールでジビエや肉の煮込み料理と良く合います。AOC POMEROL1 étoile Guide Hachette 2004"La robe sombre et dense mêle les reflets bordeaux et noirs. Le bouquet très intense débute sur le merrain vanillé et réglissé, puis l'aération libère le fruit confit. La bouche est charnue, charpentée par beaucoup de tanins boisés, mais le raisin mûr est bien là. Grand vin de garde recommandé sur viande blanche"
2009/03/11
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CP92 酔った勢いで高級ワインだと言う事を忘れて開けてしまいました。いかんですね。でも美味しかったですよ。まあこんなワインが不味かったら本当に困ったものですが、期待通りの味を何時も出すと言う事も凄い事だと思います。色は深く濃いガーネット、香はトリュフ、チョコレート、バニラ、赤身肉、甘草、味わいは繊細でボリューム感のある果実味、程良いタンニン、柔らかい酸、強いワインだが飲めてしまう。凝縮感は04なのでこのクラスのワインとしては弱いが、その為若くても飲めるのだと思う。滋味豊かなポムロールの醍醐味が十分楽しめるワインだ。シャトー・レヴァンジル[2004]赤シャトー レヴァンジル[2004] 2004 L'Evangile Wine Advocate # 171Jun 2007 Robert Parker 93 Drink: 2007 - 2022 $80-$146 (78) A stunning example of the vintage, the 2004 l'Evangile is not far off the pace of their brilliant 2005. A blend of 89% Merlot and 11% Cabernet Franc (3,000+ cases produced), it exhibits a deep ruby/plum color, superb ripeness, and sweet blackberry, truffle, acacia flower, licorice, and toasty oak aromas. This knock-out effort is surprisingly rich, opulent, and fruity with good glycerin, medium to full body, and a stunning finish. It should drink beautifully young yet age for 15 or more years. Wine Advocate # 165Jun 2006 Robert Parker (90-92) Drink: 2009 - 2021 $80-$146 (78) Far superior to the 2003, the 2004 exhibits a deep ruby/purple color as well as aromas and flavors of black raspberries, truffles, and incense. Medium-bodied with fine density and ripeness, this elegant, long Pomerol should drink well in 3-4 years, and last for 15 or more. Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker (90-93) Drink: 2007 - 2017 $80-$146 A blend of 89% Merlot and 11% Cabernet Franc, this deep ruby/purple-colored 2004 boasts a sexy, up-front bouquet of raspberries, black currants, and sweet smoky notes. Lush, seductive, and ripe, although not terribly deep, it offers delicious fruit in its forward, elegant, finesse-styled personality. Think of it as a lighter version of the brilliant 2000. Anticipated maturity: 2007-2017.
2009/01/24
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シャトー・クロ・ド・サール[2004](赤) CP92これ凄く美味しいです。3000円以下で買えるポムロールが少ない中で、直ぐ飲んで美味しいポムロールが2500円は貴重です。香も味もこのクラスのボルドー右岸のワインとして秀逸です。深い複雑さはありませんが、非常に分かりやすく、飲んで美味しいワインです。現代的なポムロールです。色は濃いめの深いガーネット、香はプラム、インク、杉、味わいは程良い果実味、しっかりとしたタンニン、繊細な酸、ボリューム感もあって喉越しが非常に良いワインです。飲みやすいポムロールです。滋味も適度にあって、厚みもあって喉越しが良いと言うのが印象です。今飲んで十分に美味しいです。癖とか厭味が無いので気楽なポムロールとしてお勧めです。 販売店資料より1998年にド・コニンク・ファミリーがこのシャトーを買い取り、革新に取り組み始めました。20世紀初頭の所有者はトロショー・ファミリー、その次はリブルネの法律執行官ラブルー氏、そして現在のド・コニンク氏の所有となりました。醸造の特徴は醗酵から熟成まで、すべての過程が新樽で行われるという事です。成熟したタンニンを実現させるために通常よりも入念な抽出を行います。頻繁なポンピングオーバー、温度管理によってワインのポテンシャルは最大限に高められます。これによりワインは更にとろみを増し、また味に丸みが出てくるのです。熟成はまず、(ブレンドせずに)樽で20ヶ月行われます。この際樽の選択はワインに特徴を持たせる為に最も大切な事です。最後に澱引き、そして卵白清澄が行われ、そしてブレンドが行われます。ブレンドがされた後はワインを融合させるために樽の中に3ヶ月間置かれます。ド・コニンク・ファミリーによって手がけられた革新とは、結局「原点に戻る」という事だったのです。ワインの優れた品質というものを原点は葡萄畑にあるのです。そして土壌の持つ価値を最大限に引き出すのは人の力です。クロ・ド・サールには計り知れない潜在能力があります。
2009/01/07
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シャトー・ラ・フルール・ペトリュス 1999 CP85オークションで間違って買ってしまったワインです。相変わらず今一ですね。名前も育ちも良いのですが、一級のポムロールにはなれないワインです。何度も飲んでいますが、何時もガッカリさせられます。特に香は良いのですが、余韻が短くがっかりします。何と言ってもポムロール最高峰のペトリュスとラ・フルールの両方の名前を持ったワインです。造り手もペトリュスを育てたムエックスです。畑の場所も良い様に思います。しかし・・・何時も4~6000円位の味しかしません。値段だけは1万円を超えているのですが、味的には5000円並なのです。濃いめのガーネット色、香は干しシイタケ、佃煮、土、トリュフ、血液、カシス、味わいはエレガントな果実味、太いタンニン、バランスの良い酸、十分に良いポムロールですね。素晴らしいワインですが、15000円と思うと薄っぺらい、余韻が短いと欠点が気になります。期待が大き過ぎるのが悪いので8000円以下で買えるなら良いワインだと思います。名前が重過ぎるのでしょうね。可哀想に1999 La Fleur Petrus Wine Advocate # 140Apr 2002 Robert Parker 89 Drink: 2004 - 2015 $74-$109 (65) This 1999 is performing well, with more power and depth after bottling than before. It exhibits a dense ruby color as well as a sweet nose of pure black cherry jam intermixed with hints of raspberry, new wood, and earth. It is surprisingly powerful for a 1999, with admirable ripeness, sweet tannin, and low acidity. Two to three years of cellaring is warranted. Anticipated maturity: 2004-2015. Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker (87-89) Drink: 2001 - 2014 $74-$109 (60) An interesting bouquet of caramel, truffles, cherry liqueur, and spice is evolved and seductive. This medium-bodied, deliciously fruity 1999 reveals no hard edges in its low acid, well-balanced, concentrated finish. Anticipated maturity: now-2014. Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker (87-89) Drink: 2000 - 2012 $74-$109 Christian Moueix has been pushing this estate's quality to a level just below the mighty Petrus. Recent vintages have been impressive, producing elegant wines (a hallmark of this estate) with significantly more depth, richness, and aging potential. The 1999 is a suave, beautifully knit effort with notes of cherries and raspberries in the sweet, soft entry. Some dilution is noticeable in this supple, attractive wine's flavors. While it lacks density, there is fine overall balance and quality. Drink it over the next 10-12 years.
2008/11/30
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ブラゾン・ド・レヴァンジル 2005 750ml (ワイン)【1117PUP10】 CP85大好物のレヴァンジルのセカンドです。ファーストが3万でセカンドが6000円ですから、一見お買い得ですが、正直言って今一でした。05と言うヴィンテージはポムロールに微笑みかけ無かったのかも知れません。01の方がきっと美味しいでしょう。ブラゾン・ド・レヴァンジル ’01[ポムロル]とにかく、この05は普通のボルドーです。特に旨いとは思いませんでした。ある程度ワインを解っている人と、一緒に飲んでいる時に、実はこれは高いワインなのですよと言う程惨めな思いはないのですが、これはその手のワインです。まだ若いという事もあるとは思います。しかし6000円のポムロルに期待する、滋味が強く感じられません。淋しいですね。
2008/11/16
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CHATEAU du DOMAINE DE L'EGLISE(シャトー・デュ・ドメーヌ・ド・レグリース)[2000] 750ml CP90先日も一本飲みましたが、保管の影響か、瓶差が大きいですね。2000年のボルドーにしては軽いと思います。先日飲んだ方がカブトムシ、土、ヨウドの香りが強く、このワインの方が果実感が強いです。まあ8年経っていますので、瓶差が大きくなるのも分かるのですが・・・また近々飲んでみます。ポムロールはランク分けが無いので、分かりにくいですが、特級Aクラスはペトリュスとラフルールです。この事は異論のない事と思います。続く特級Bクラスは私のイメージでは、コンセイヤント、レヴァンジル、トロタノワ、ルパン、レグリーズ・クリネ、クロ・レグリーズ、ヴィユー・シャトー・セルタン辺りでしょう。その次に特級Cがギャザン、クリネ、ラ・フルール・ペトリュス、プティ・ヴィラージュ辺りがゴロゴロあって、その次の特級Dのランクに入るワインだと思っています。メドックで言うと5級jクラスですね。まあこれからの季節ジビエとか食べるにはちょうど良いし、何本か買っておいても良いワインだとは思います。2000 Domaine de l'Eglise Wine Advocate # 146Apr 2003 Robert Parker 89 Drink: 2008 - 2020 $40 (45) This should turn out to be the finest wine from Domaine de l'Eglise in many years. It possesses the firm tannin found in top Pomerols from the plateau sector, but also an opaque purple color, high levels of extract (black currants as well as cherries), medium to full body, and superb purity. It is a rich, smoky, chocolatey, impressive vin de garde to drink between 2008-2020. Add to Print List Wine Advocate # 139Feb 2002 Robert Parker (89-90) Drink: 2008 - 2020 $40 (45) The 2000 Domaine de l'Eglise in many years. It possesses the brutal tannin found in top Pomerols from the plateau sector, but also an opaque purple color, high levels of extract, medium to full body, and superb purity. It is a rich, impressive vin de garde to drink between 2008-2020.Proprietor Philippe Casteja continues to make improvements at this property, which enjoys an excellent terroir and has always had the potential to perform better than past vintages have evidenced. Wine Advocate # 134Apr 2001 Robert Parker (88-90) Drink: 2006 - 2020 $40 Potentially one of the finest wines this Pomerol estate has produced, the 2000 possesses plenty of texture, sweet fruit, and concentration. Moreover, the oak has been tamed. A firm, muscular, structured effort, it reveals good depth, intensity, and ageability. Anticipated maturity: 2006-2020. 販売店資料より恵まれた立地のブドウ畑は高台のポムロル墓地の隣にあり、少し砂の混じった砂利質土壌である。シャトーと畑はポムロールで最古のものとされている。ここはワインづくり農園としてエルサレム・聖ヨハネ修道会が経営していた。 この修道会はフランス革命のずっと以前からポムロールでハンセン病患者のため病院を運営していて、ドメーヌ・ポルト・ルージュの名で知られていた。多くの教会経営のシャトーと同じく、ここも革命の結果、権利を剥奪され民営化され、そのままシャトーとして運営された。やがて1973年、ネゴシアンのボリー=マヌー社がここを買い取った。 1970年代から1980年代初めにかけては、がっしりとした信頼できるワインが造られていたが、1980年代終わりからさらに品質が向上した。ドメーヌ・ド・レグリースは1956年の厳寒期に特に損害が大きく、畑は全面的に植え替えが行われた。 1970年代、1980年代及び1990年代に生産された、軽くて商業主義的なスタイルのワインは、1980年代終わりにもっとリッチで、深遠な、心動かされるワインに取って替わられた。
2008/10/25
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http://www.rakuten.co.jp/yuhara/464968/1962978/#1518946CHATEAU du DOMAINE DE L'EGLISE共同購入で3650円位で買いました。物は正規輸入品のキッコーマンです。ポムロールのこのクラスで2000年のヴィンテージでこの価格は今時安いと思います。味的には2000年にしては厚みが無いのですが、これに厚みが出たら1万以下では買えないでしょう。典型的な古典的ポムロールの良いワインです。色は濃いガーネット色、香は佃煮、ヨウド、酸化鉄、土、トリュフ、ベリー、味わいは血液の様な滋味、角の取れたしっかりとしたタンニン、繊細な酸、余韻はトロタノワと比べると弱いですが、十分楽しめます。これからの季節ジビエと共に楽しむには最高の一本です。
2008/10/04
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[2002] Ch. Nenin シャトー・ネナン 750ml CP89ラスカースと同じ会社が作っています。それでかどうか、似ています。固めの、果実味が強過ぎ無い、ポムロールです。古典的と言えるでしょう。渋い滋味豊かなワインです。パーカーさんの評価は低いですね。私は結構好きです。 2002 Nenin Wine Advocate # 158Apr 2005 Robert Parker 86 Drink 2005 - 2009 $35 (42) This is a dark plum/ruby-hued, charming, but insubstantial effort displaying a deep ruby color, immediately appealing but light currant, cherry, and herb-tinged notes, elegant, medium-bodied flavors with hints of currants and sweet cherries, and a soft finish. It is ideal for drinking over the next 3-4 years. Add to Print List Wine Advocate # 149Oct 2003 Robert Parker (88-89) Drink 2005 - 2012 $35 A solid Pomerol offering notes of black fruits (particularly cherries) intermixed with new oak, this 2002 possesses good definition and balance, medium body, and soft tannin. Anticipated maturity: 2005-2012
2008/07/26
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シャトー・トロタノワ [1997] 赤 750ml CP93世界中のワインファンを虜にするワインと言えば何と言ってもロマネ・コンティとペトリュスだろう。全く違うタイプのワインだが多くの人に愛され、不思議と悪口を言う人が少ない。柔らくエレガントでいながら深いコクと複雑さを持ち香水の様な香りを放つピノノワールの代表ロマネ・コンティ、滋味豊かで、深い深い深海に潜って行く様な奥行きのある、メルロの代表ペトリュス、違うワインだが多くの共通点もある。長寿であり、若い時には価格なりの実力を示さない事があるが、飲み頃に当たると、人間が作り出した物とは思えない凄い飲み物へと進化する。そして長きに渡って作り手からも、飲み手からも敬愛され、目標となっているワインだ。それだけピノ・ノワールとメルロと言う葡萄には人を引き付ける何かがある。日本人の多くのワインラヴァーは実際にコート・ドールとポムロールのグランヴァンを愛する人が多い。行きつく先はこのどちらかだという人が圧倒的だろう。そんな事で、これらのワインは人気があって実力以上に値段が高いのが欠点でもある。ビルゲイツ位のお金持ちならロマネ・コンティやペトリュスを気楽に飲めるだろうが、昨今の天文学的金額は既に食料品の域を越えて、投資の対象かジュエリーの様ですらある。それでも似た様なワインを飲みたいと思うのは世の常で、そんな時選ぶのが、ポムロールならペトリュスに一番近いのがこのトロタノワだ。ラ・フルールはペトリュスのライバルだし、ルパンもちょいと個性が違う。トロタノワはオーナーも醸造責任者もスタッフもペトリュスと同じで、その昔は甲乙つけがたいライバルでもあった。畑は多少離れるので土壌は違う、作りも新樽率が低く、メルロー100%でもない、しかし味の個性は似た方向性を向いていると思う。濃いルビー色、プラムやブラックベリー、トリュフやコーヒーの香り、血液の様な滋味にあふれ、熟成させると官能的ですらある。これらの特徴はペトリュスにもトロタノワにも共通する。今回フランスワインを代表してメルロのワインを選ぶに当たって迷わず選んだのがこのワインだ。偶々97は以前に沢山買ってストックしてある。年に4本は飲んでるワインで特徴は概ねつかんでいる。結果メルロとはこういう葡萄だと説明するには十分役目を果たしてくれた。実に良い感じに熟成していて、滋味と言う物を感じとっていただけた事と思います。当日開けた瓶は噛みしめる様に飲める良い状態でした。パーカー資料より シャトー トロタノワ 97 89点歴史的に、トロタノワはポムロールだけでなく、ボルドー全域でも最も偉大なワインのひとつでる。トロタノワは1953年以降、ジャン=ピエール・ムエックス社の所有となっているが、このシャトーは人目にはつきにくい(ジャン=ジャック・ムエックスの住まいである )。 このささやかなシャトーのブドウ畑は、粘土と砂礫(されき)の土壌で、ポムロールの教会とカテュソー村の間、ペトリュスの西1km に位置している。このワインは毎年、66%の新樽が使われることを除いてはペトリュスとまったく同じ方法で醸造され、取り扱われている。トロタノワは、世界中のワイン通に高い評価を得ており、高価ではある。しかし、ペトリュスの半額以上の値段で売られることはほとんどない。これは覚えておいて損のない事実だ。(ヴィンテージによっては)偉大なペトリュスに偶然似ているというだけではないワインなのだから。講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』1997年のトロタノワはクリスティアン・ムエックスにより厳選され、たった2500ケースになった。印象的な構成と凝縮味を持ったこのワインは、ヴィンテージ中で最も長命なワインのひとつになるだろう。濃いルビーから紫色で、黒トリュフ、プラム、プルーン、熟したチェリーの香りのノーズがにおい立つ。口に含むと、傑出した豊かさ、ゆったりとおおらかな口当たり、穏やかなタンニン、秀逸な輪郭(1997年ものに多く見られる特徴ではない)が現われてくる。若いうちに飲まなければならないワインで溢れ返った年に、これこそ本当の長期熟成型ワイン(ヴァン・ドゥ・ガルド)である。飲み頃予想:2004年から2015年 最終試飲月:98年3月 『BORDEAUX ボルドー 第3版』
2008/07/23
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レグリーズ・クリネのセカンドです。相変わらず良いですね。じっくり一本変化を見ながら飲みたいワインです。まあ滅多に売っていませんが、目に掛けたら是非試して下さい。裏切る事はないでしょう。深い濃いガーネット色、ラズベリー、チェリー、なめし革、薫製、トリュフ、土、腐葉土、甘いえも言われぬ熟成香が漂う。味わいは実にまろやかで芳醇、きりっとしたタンニンがこのワインの格調を高いものにしている。エキス分も凄く多い。愛すべき貴重なワイン。
2008/04/27
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今、右岸でもっとも注目すべき若き醸造家、ジャン・フィリップ・ジャヌイクスの造るポムロール。ル・パンやプティ・ヴィラージュに囲まれた絶好のロケーションにあります。 シャトー・ラ・クロワ・サン・ジョルジュ2004年・Chateau La Croix St Georges[2004] CP8899年が美味しかったのでわりと毎年買っている蔵です。ポムロールのトップ5に次ぐクラスのシャトーでメルロー100%で作られる貴重なワインです。もう少し濃密さがあればカルトワインに入れる可能性があるのですが、2002年以降足踏みしているように思います。デキャンタもせずに飲みましたが若いです。じっくり時間を掛ければもっと良くなる可能性があります。惜しい事をしました。やはり素性の良いワインだと思います。血液感や鉄分、土の香りを持っています。飲み方によっては倍の力を引き出せたと思います。閉じたままでしたが、飲み終わる頃にはいくらか開いて来ました。ワイワイ飲むワインではありませんでした。 ワイナートよりシャトー・ラ・クロワ・サン・ジョルジュ '04今飲んで90+ ポテンシャル92+ 飲み頃予想2010~2027ここのオーナーはジャン・フィリップ・ジャヌエックス氏。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの醸造家と言われることはあって、氏が手がけるシャンブルンは文句なしのおすすめ品。その他、ラ・コンフェッションなども要注目。さて、この本家ワイン。甘くてやや酸度は低めなものの中身が充実した、右岸らしい享楽系。もちろん濃いけれど、品の良さを持っているので、エレガンスにさえ感じる。04にメルロの美味しさをこれだけ素直に見せてくれる手腕はさすがの一言。
2008/04/23
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CHクロ・ド・サール[2002](赤) CP87ポムロールのシャトーです。今時3000円以下のポムロールですから大したワインではありません。場所はCh.de SalesとCh.Mazeyresの間に位置します。ド・サルは生産量は多いですが、何時も閉じているパッとしないシャトーですし、マゼイエールも中級シャトーです。でも飲んでみるとやはりポムロールの特徴が出ています。血液やトリュフの香りの片鱗はうかがえます。甘酸っぱいボルドーと言った感じです。色は濃いめのガーネット、香はプラム、ハーブ、スパイス、キノコ、土、の香りです。豊かな果実味とタンニンが調和しています。酸はやや強く、酸味が舌に残ります。これがこのワインの特徴でもあり欠点です。食事によく合うワインですが、ゆっくり鑑賞するレベルではありません。メルロ60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
2008/03/07
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シャトー・トロタノワ [1997] 1本Ch.Trotanoy [1997] 1bt CP9497のトロタノワです。好きなポムロールの一本です。97年はボルドーのお買い得ヴィンテージで9000円位で買えたのですが、15000円前後に上がって来ました。作りも味もペトリュスに最も近いワインだと思います。古くはトロタノワがペトリュスよりも上のワインを作ったヴィンテージもあるそうですが、今はペトリュスの様な超長期熟成タイプではありません。濃いガーネット色、香はトリュフ、土、腐葉土、ドライプラム、スパイス、血液、の香りです。熟成段階に入って来たのか、酔えるような香りです。口に含むと滋味にあふれ、クリーミーでマイルドです。実に力強くてエレガントで濃密です。素晴らしいの一言でグイグイ飲んでしまって今日は若干二日酔いです。美味しくて危険なワインです。下記パーカー評価1997年のトロタノワはクリスティアン・ムエックスにより厳選され、たった2500ケースになった。印象的な構成と凝縮味を持ったこのワインは、ヴィンテージ中で最も長命なワインのひとつになるだろう。濃いルビーから紫色で、黒トリュフ、プラム、プルーン、熟したチェリーの香りのノーズがにおい立つ。口に含むと、傑出した豊かさ、ゆったりとおおらかな口当たり、穏やかなタンニン、秀逸な輪郭(1997年ものに多く見られる特徴ではない)が現われてくる。若いうちに飲まなければならないワインで溢れ返った年に、これこそ本当の長期熟成型ワイン(ヴァン・ドゥ・ガルド)である。飲み頃予想:2004年から2015年 最終試飲月:98年3月『BORDEAUX ボルドー 第3版』 1997 Trotanoy Wine Advocate # 128Apr 2000 Robert Parker 89 Drink 2002 - 2015 $98 (65) This wine is an atypically structured, rich, powerful wine for the vintage, with hard tannin in the finish. Ripe and medium-bodied, with surprising depth as well as copious quantities of plum, cherry, currant, truffle, herb, and earth aromas and flavors, this effort requires 2-3 years of cellaring, but it should age for 12-15+ years. Wine Advocate # 122Apr 1999 Robert Parker (90-91) Drink 2003 - 2020 $98 This wine boasts a dense ruby/purple color, and outstanding aromatics of black raspberries, cherries, minerals, and toast. In the mouth, it exhibits a fat mid-palate, medium to full body, good power, sweet tannin, low acidity, and excellent to outstanding ripeness. The finish goes on for over 30 seconds. Anticipated maturity: 2003-2020. Wine Advocate # 116Apr 1998 Robert Parker (90-92) Drink 2004 - 2015 $98 A strict selection by Christian Moueix resulted in only 2,500 cases of 1997 Trotanoy. An impressively built and concentrated effort, it will be one of the vintage's longest-lived wines. The color is dense ruby/purple, and the nose offers up scents of black truffles, plums, prunes, and ripe cherries. In the mouth, the wine reveals outstanding richness, a broad, expansive mouthfeel, moderate tannin, and excellent delineation (not a common characteristic of many 1997s). This is a true vin de garde in a year that produced a plethora of soft wines requiring early consumption. Anticipated maturity: 2004-2015. 2006 Trotanoy (90-92) Young 132-164 2005 Trotanoy (93-95) Young 175-235 2004 Trotanoy 89 Young 99-125 2003 Trotanoy 90 Young 120-168 2002 Trotanoy 89 Early 60-90 2001 Trotanoy 90 Early 90-154 2000 Trotanoy 92 Young 140-225 1999 Trotanoy 89 Mature 70-133 1998 Trotanoy 95 Early 300-595 1997 Trotanoy 89 Mature 98 1996 Trotanoy 89 Early 70-150 1995 Trotanoy 93 Early 164-225 1994 Trotanoy 89 Early 120-133 1993 Trotanoy 90 Mature 95-116
2008/02/11
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【今回限り6本以上ご購入で送料・代引き無料】シャトー・ドメーヌ・ド・レグリース[1997]年・AOCポムロールChateau Domaine de L'eglise 1997 AOC Pomerolパーカー氏をして「魅惑的で心地よくやわらかい果実味といくらかのエレガンスを見せるワインであることは疑いの余地がそれにしてもこの店の商品名は長いですね。何でも引っ掛かる様にするには良いのでしょうが、品が悪いことこの上ない。品が良くても売れなくては・・・でしょうか。ドメーヌ・ド・レグリースはポムロルのシャトーです。ポムロルでも良い場所で、歴史も最も古いのですが、評価はパットしません。90年代に入って安定した良い作りになっています。お買い得ポムロルの代表格だと思います。有名なシャトー・サルより良いですよ。97年はオフヴィンテージですが、ちょうど飲み頃です。パーカー85点色は濃いめのガーネット、ブラックベリー、焦がしたチョコレート、トリュフの香りがします。味わいはまろやかです。タンニンが溶けて、果実味の力も多少落ちて、柔らかくなって来ています。そう言う意味ではパーカーさんの飲みごろは過ぎているのでしょう。酸はしっかりしています。こなれた熟成感のある柔らかい酸味のあるポムロルがお好きな方にはお勧めです。大人のワインだと思います。
2008/02/02
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[1994] シャトー レグリーズ・クリネ 750ML CP9094はそれ程良い年でないので、もう十分飲み頃かと思いましたが、まだ固いですね。この手のワインを美味しく飲むには前座が必要です。前座に若いボルドーを一本飲んでからこのワインを飲むとこのワインの良さが分るでしょう。「口を作る」と言う事です。色は濃い目のガーネット、香りは熟れたカシス、コケモモジャム、鉄、錆びた鉄、土、枯葉、スパイス、トリュフの香りと順々に変化して行きます。果実味は弱めでタンニンがまだ元気です。グランヴァンですから若く飲むより、長期熟成タイプに作られているのだと思います。飲みだすと段々美味しくなってドンドン飲めます。それなりの肉料理と一緒に飲みたいワインです。
2008/01/01
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ペトリュス 1980 CP96今回のワイン会の真打のペトリュスです。パーカーの評価とか関係なく時が経つと美味しいワインがあります。20年経ってからその真価をはっきするワイン。ロマネ・コンティとペトリュスです。この二つのワインははっきり言って別格だと思います。そして供に多くの伝説があります。まあそれだけ素晴らしいワインだと言う事です。どんな悪い年でも年を取るとそれなりの風格を備えた味になります。どちらも古酒向きの作りをしていると言う事です。DRCアソートを買って届いたばかりの若いワインを開けると、エシェゾーが一番香りが良くて美味しくて、ロマネ・コンティがぱっとしない事があります。それは若いペトリュスでも同じです。現代的な若飲み用に作られてはいないからです。外れ年で20年経つと他のワインが劣化して来ます。その頃この二つのワインはやっと眠りから醒めて来ます。当たり年は更に10年の歳月が必用です。30年経つと本当にこれが人が作った飲み物かと疑う様な味わいになります。共通して言える事は考えられないような手間をかけて、毎年ベストを尽くして作っていると言う事です。評論家や風評も気にせずに唯ベストを尽くす。だから伝説となるのです。数あるカルトワインとは違う理由は其処にあります。1978年から毎年ペトリュスを1985年まで4本づつ買っていました。その中のこれは一本です。当然25年間我家を離れていません。そんな事で25歳の娘を嫁に出す感じで栓を抜きました。飲む2時間前に抜栓、飲む直前にオリ引きの為にデキャンタしました。グラスに注がれた瞬間素晴らしい香りが我々の席の間に広がります。27年の眠りから覚めた瞬間でしょう。香りの量が凄いと思いました。流石ペトリュスです。深く濃いガーネット色、煮詰めた木苺のジャム、ハーブ、土、血液、キノコ、タール、薫煙、品の良いメルローの熟成香が湧き出て来ます。奥の席からソムリエが注いでいますが、注いだ瞬間入り口近くの席の方からも「いい香りですね」と言う声が出ました。しっかりとしたタンニン、柔らかい酸、そして十分な果実味、27年経って要らないものが全て削ぎ落とされて、本当にポムロールに必要な物だけが残ったと言った感じです。真打を務めるのに十分な風格と味わいが飲む人たちを魅了します。当然前座の5本のポムロールが我々をこのペトリュスの真価が分る、鼻と舌を作ってくれたのです。はっきり言っていきなりこのワインを飲んでもこれだけの価値を感じる事は出来ないでしょう。仕事をしながらコーヒーやジュースを飲んでいた口にはペトリュスは複雑過ぎます。J・ラサールが先ず喉の渇きを癒し、シャン・ガンが心をワインへと誘ってくれます。そしてガザンがタンニンを美味しい物と感じる舌を作ってくれて、トロタノワが柔らかいメルローを嗅ぎ分ける力を与えてくれます。プティ・レグリーズが妖艶な魅力を振りまきポムロールの素晴らしさの扉を開け放します。更に85年のレヴァンジルが古酒の醍醐味と古酒でいながら若い果実味に溢れた魅力を教えてくれ、ボールガールが古酒の柔らかさ、本当に要らない物全てを剥ぎ取ったワインの素晴らしさを舌に焼き付けます。此処まで来るとペトリュスの持つ良さを十二分に分る舌が全員に出来上がります。ペトリュスの そしてこの瓶のペトリュスだけが持つ香りと味の良い所だけを感じる舌と鼻が完成しているのです。私のワイン会の構成は何時も最後の真打を完全に理解できるように考えています。その為に多くの素晴らしいワインを用意します。全てコンディションの分っている私のコレクションから厳選します。舌は作っていくものと思っています。そしてこのワインとクジラの「尾のみ」のステーキがまた良くあってワインをいっそう引き立ててくれました。1980年のペトリュスは立派に真打の大役をつとめてくれました。感謝!!Wine Advocate # 103Feb 1996Robert Parker89Drink 1996 - 2006$789-$1498Talk about a thrill a second, as well as unprecedented decadence (at least for me), consider the rarity of a flight of six double magnums of Petrus! Because there were not many people at the tasting, there was the possibility of having several large glasses of these wines, making judging them all the more fun. And let's not forget the medical benefit of flushing the fat out of one's arteries with such remarkable juice! The 1980 Petrus turned in a surprisingly strong performance. A roasted herb, melted road tar, and sweet, jammy-scented nose is followed by a rich, medium to full-bodied wine with considerable length. It appears to have become more impressive with age. Could this wine really be superior to the 1981 and 1979? It is fully mature, so drink it over the next decade. The notes for this wine are taken from the description of Series IV - Flight B of the 1995 tasting conducted in Munich by Helga and Hardy Rodenstock.
2007/10/20
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シャトー ボールガール 1979 CP921982年に3ケース買ったワインです。25年間我家のセラーで寝ていました。ボールガールは今回出すワインとしては格下のワインです。ポムロルトップ10に入っていません。しかし70年代はまだパーカーさんを中心にワイン業界は回っていない時期で、何処も古典的な作りでワインを作っていました。私自身このシャトーには何度か訪問しオーナーと懇意にしていました。当時は日本では当然無名の造り手でした。しかし多くのこの地区のワインを飲んでた私はこの蔵のワインが大好きでした。そんな事で70年代から80年代前半までのボールガールはよく買いました。色はややエッジの部分が薄くなってきています。香りは乳酸の香りが30年経っても微妙に残っています。そしてカシスやベリーの甘い香り、軽いインクの香り、タールの香りがします。味はしっかりとした酸が健在です。タンニンは軽く口に残りますがかなり減って来ている様です。まろやかで絹の様な喉ごしです。とにかく非常によく熟れたワインです。これ位熟成するとブルゴーニュとボルドーも似てきます。不思議な事です。今回はペトリュスを飲んだ後にもう一本開けました。後に開けたワインの方が果実味が多く残っていました。今回飲んだワインの中では唯一古酒的味わいの一本でした。参加された皆さんにも楽しんでいただけた様です。古酒的味わいとは、やや果実味が痩せてきて、水の様な味わいになって来ます。そして大変多くの香りが湧き出ます。極端な例では香りだけを楽しむ世界もあります。当然ワインの力によって古酒的味わいになる時期は変って来ます。30年経ってもこの様な古酒的味にならない酒もあれば、15年で古酒的味になってしまうワインもあります。しかし最低20年は果実味や力をキープしていたワインで無いと深い古酒の良い味わいにならないような気がします。
2007/10/19
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シャトー レヴァンジル 1985 CP98このワインは1985年にプリムールで予約して買った24本の1本です。20年間自宅のセラーで寝かせて来ました。時々飲んでいますが、第一回かがり火 グランヴァンを飲む会に出しました。その時も実に素晴らしかったです。3年に一回位飲んでいるとおおよそワインの状態は分ります。まあワインを育てるとはこういう事で、この手のワインを開ける時は嫁を出すような物で、普通に売る気にはなれません。それで自分も一緒に楽しめるワイン会に原価で出しています。実は今回は1986年を出す予定で、案内にも1986年と書いたのですが、85の方が美味しいので85にしました。このワインも現在一本50000円では買えないワインになってしまいました。そう言う意味では今回のワイン会はペトリュスとこのレヴァンジルだけでワイン代は予算オーバーになってしまいました。相変わらず儲からない事をやっています。パーカーの評価も高く、実際に飲んでも素晴らしいワインでした。良いヴィンテージの最高のワインを良い保管庫で22年間熟成させた成果が出ています。50000円で買っても損した気分にはならないでしょう。22年の熟成を経て未だに紫を含んだガーネット色です。レンガ色がエッジに入って来ません。香りはブラックベリー、スパイス、甘草、土、トリュフ等の香りが渾然一体となって漂ってくる、今まで飲んでいた10年熟成ワインと違い、奥から湧き出してくる香りが素晴らしい。それでいて古酒とは言えない若々しさを感じる。ふくらみと厚みのあるボディー、たっぷりとした果実味、口の中で何時までもベリーの僅かな甘さが残る。実に心地よいワインだ。角が取れたタンニンと酸が喉越しのよさをもたらしている様だ。先程までのワインも素晴らしいがこれは別の世界の扉を開けてしまったような感じさえする。メルローらしい滋味と実にまろやかな喉越しが熟成したポムロールの特徴と言ってよいだろう。このワインの味は人が作り出した物ではなく、神が与えてくれた味わいだと思う。正にこれが神の雫でしょう。Wine Advocate # 95Oct 1994Robert Parker95Drink 1994 - 2015$246-$375 (70)Tasted 8 Times Since Bottling With Inconsistent Notes L'Evangile's 1985 remains relatively unevolved and youthful. The dark ruby color exhibits no signs of age, and the hugely complex, multi-dimensional bouquet of blackcurrants, raspberries, exotic spices and oak requires coaxing from the glass. Rich, medium to full-bodied, super-concentrated, well-balanced, and tannic, this wine continues to evolve more slowly than other 1985s. Anticipated maturity: 1994-2015.Wine Advocate # 88Aug 1993Robert Parker95Drink 1994 - 2015$246-$375 (65)L'Evangile's 1985 remains relatively unevolved and youthful. The dark ruby color exhibits no signs of age, and the hugely complex, multi-dimensional bouquet of blackcurrants, raspberries, exotic spices and oak requires coaxing from the glass. Rich, medium to full-bodied, super-concentrated, well-balanced, and tannic, this wine continues to evolve more slowly than other 1985s. Anticipated maturity: 1994-2015. Last tasted, 6/93.
2007/10/19
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ラ・プティット・エグリーズ 1995 CP96今日飲んだポムロールの中でも秀逸なワインです。日本ではあまり知られていないワインで、レグリーズ・クリネのセカンドで生産量も少ないので余り輸入されていません。レグリーズ・クリネはポムロールのトップ3と言っても良いワインです。ルパンより上だと思います。そのセカンドです。一言で言って妖艶なワインです。トロタノワが小さく見えるほど素晴らしいワインでした。此処まで香りの良いボルドーは少ないと思います。アルコール度数12.5度深い濃いガーネット色、ラズベリー、砂糖漬けのサクランボ、なめし革、薫製、バニラ、甘いえも言われぬ熟成香が漂う。味わいは実にまろやかで芳醇、幾らでも飲めてしまいそうなワインだ。エキス分も凄く多い。愛すべき貴重なワイン。以下はファーストのパーカーの評価です。Wine Advocate # 115Feb 1998Robert Parker96Drink 2008 - 2030$180-$400 (225)One of the vintage's most awesome wines, L'Eglise-Clinet's 1995 has been fabulous from both cask and bottle. The color is opaque purple. The wine is closed aromatically, but it does offer a concoction of black raspberries, kirsch, smoke, cherries, and truffles. Full-bodied and rich, with high tannin, but profound levels of fruit and richness, this dense, exceptionally well-delineated, layered, multidimensional L'Eglise-Clinet only hints at its ultimate potential. This looks to be a legend in the making. I could not get over the extraordinary texture of this wine in the mouth. Intensity and richness without heaviness - a tour de force in winemaking! Anticipated maturity: 2008-2030.Bordeaux Book, 3rd Edition # B1Jan 1998Robert Parker95Drink 2005 - 2025$180-$400My tastings confirmed what I wrote last year - the 1995 L'Eglise-Clinet is one of the great wines of the vintage. The opaque purple color is followed by gorgeously pure black raspberry/cherry aromas nicely infused with subtle new oak. A smoky, earthy, licorice component adds complexity. Powerful, full-bodied, and highly extracted, this is a classically made, massive 1995 that will need 8-10 years of cellaring. A huge wine that appears to be evolving slowly, L'Eglise-Clinet's 1995 will not possess as much forward charm as some Pomerols, but just wait until it attains its plateau of maturity! Anticipated maturity: 2005-2025. Last tasted 11/97Wine Advocate # 109Feb 1997Robert Parker(94-96)Drink 2005 - 2025$180-$400 (150)L'Eglise-Clinet is one of the best-situated vineyards in Pomerol, and proprietor/winemaker, Denis Durantou, is one of the most meticulous producers in Bordeaux. The vineyard is composed of tracts of very old vines (one planted in 1930). The wine, which is made from extremely small yields of two tons per acre, is normally a blend of 80% Merlot and 20% Cabernet Franc, all of it aged in 60% new oak casks. My tastings confirmed what I wrote last year - the 1995 L'Eglise-Clinet is one of the great wines of the vintage. The opaque purple color is followed by gorgeously pure black-raspberry/cherry aromas nicely infused with subtle new oak. A smoky, earthy, licorice component adds complexity. Powerful, full-bodied, and highly extracted, this is a classically made, massive 1995 that will need 8-10 years of cellaring. A huge wine that appears to be evolving slowly, L'Eglise-Clinet's 1995 will not possess as much forward charm as some Pomerols, but just wait until it attains its plateau of maturity! Anticipated maturity: 2005-2025.Wine Advocate # 104Apr 1996Robert Parker(94-97)Drink 1996 - 2021$180-$400The 1995 is one of the potential super-stars of the vintage. It offers an opaque black/purple color that resembles a young vintage port. The huge set of aromatics soar from the glass, offering up spectacularly pure, rich scents of jammy black-raspberries, vanillin, smoke, minerals, and licorice. Extremely full-bodied, with magnificent concentration and purity, this is a large-scaled yet marvelously well-balanced wine that may be the most awesome L'Eglise-Clinet produced in the last three decades. The wine's low acidity and magnificent ripeness suggest it will be immensely impressive in its youth, but it possesses the power and intensity to last for 20-25 years. The limited production will make this wine hard to find in the export marketplaces, but it is unquestionably one of the vintage's most impressive offerings. A fabulous wine! All of the wines in this segment were tasted between March 19 and March 28 in Bordeaux. Most of the important wines from both the 1994 and 1995 vintages were tasted three separate times during my ten-day stay in Bordeaux.
2007/10/19
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シャトー トロタノワ 1997 CP94これは私の好きなワインです。トロタノワは最近どの年も安定して美味しく、ビックリするほど高くありません。ペトリュスに近い味がこの価格で飲めるのは貴重な事です。トロタノワはペトリュスと同じメンバーで醸造されています。ペトリュスより若飲み出来るのでペトリュスのセカンドと思っても良いかも知れません。97のトロタノワは97年が良い年ではないのにも関わらずアルコール度数も13度と高めでムエックスさんが収量を抑えた成果が出ていると思います。このワインはガザンと違ってパーカーさんの評価が年々下がっています。これもなんとなく理解で出来ます。熟成が進んでまろやかにエレガントになって来ています。それがパーカーさんの好みに合わないのでしょう。実際私も、一緒に飲まれた方もこのワインの評価の方がガザンより圧倒的に高かったのは、通常の日本人にワイン愛好家はパーカーさんほど濃いいのが好きではなく、エレガントなワインを好むという事だと思います。濃い目のガーネット色、ベリー、プルーン、トリュフの香り、酸もタンニンも実に穏やかで優美なワインだ。ふくらみのある典型的なメルローの味わい。誰が飲んでも高級ポムロールを飲んでいると思わせる風格がある。たくましいボディーと芳醇な熟成香は後10年は続きそうだ。Wine Advocate # 128Apr 2000Robert Parker89Drink 2002 - 2015$98-$110 (65)This wine is an atypically structured, rich, powerful wine for the vintage, with hard tannin in the finish. Ripe and medium-bodied, with surprising depth as well as copious quantities of plum, cherry, currant, truffle, herb, and earth aromas and flavors, this effort requires 2-3 years of cellaring, but it should age for 12-15+ years.Wine Advocate # 122Apr 1999Robert Parker(90-91)Drink 2003 - 2020$98-$110This wine boasts a dense ruby/purple color, and outstanding aromatics of black raspberries, cherries, minerals, and toast. In the mouth, it exhibits a fat mid-palate, medium to full body, good power, sweet tannin, low acidity, and excellent to outstanding ripeness. The finish goes on for over 30 seconds. Anticipated maturity: 2003-2020. Wine Advocate # 116Apr 1998Robert Parker(90-92)Drink 2004 - 2015$98-$110A strict selection by Christian Moueix resulted in only 2,500 cases of 1997 Trotanoy. An impressively built and concentrated effort, it will be one of the vintage's longest-lived wines. The color is dense ruby/purple, and the nose offers up scents of black truffles, plums, prunes, and ripe cherries. In the mouth, the wine reveals outstanding richness, a broad, expansive mouthfeel, moderate tannin, and excellent delineation (not a common characteristic of many 1997s). This is a true vin de garde in a year that produced a plethora of soft wines requiring early consumption. Anticipated maturity: 2004-2015.
2007/10/19
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シャトーシャトー ガザン CP92このワインは凄く濃いです。パーカー94ポイントです。その理由も分ります。やっぱりパーカーさんは濃いいのがお好きです。2002年に出した評価は90-91で2003年が90-92、そして2004年に飲んだ評価が94です。ドンドン点が上がっています。ちなみにビックヴィンテージの2000年が90、2006が90-92です。2001年が最高得点です。90年と61年が93ポイントです。ガザンは1969年に5ヘクタールの畑をペトリュスに売りました。と言う事はペトリュスの半分は元々はガザンだったと言うことで、畑の立地は申し分ないわけです。とにかく濃いガーネット色、今日飲んだワインの中で唯一グラスの底が全く見えません。アルコール度数の高く13.5度とニューワールドの様です。香りはプラム、ブラックベリー、砂糖漬けのチェリー、タール、薫製、チョコレート、バニラの香りがする。味わいは実に濃厚で厚みのあるボディーと果実味、まだまだ若いのだが微妙な熟成感が出てきている。タンニンと酸も実にしっかりしているがバランスよくマロヤカだ。ニューワールドのワインと勝負してパンチ負けの心配も無い。今飲んでも十分美味しいが10年後が楽しみなワインだ。Wine Advocate # 153Jun 2004Robert Parker94Drink 2009 - 2020$24-$80 (45)A sleeper of the vintage, and possibly the finest Gazin I have ever tasted, the 2001 reveals the best integration of oak at this property in many years. An opaque plum/purple color is accompanied by a glorious bouquet of burning embers, roasted meats, espresso, and sweet plum and blackberry fruit. Richer and deeper than it appeared from barrel, with a tremendous finish, this full-bodied, impressive effort represents a breakthrough for Gazin. There are 6,000 cases of this 85% Merlot, 10% Cabernet Sauvignon, and 5% Cabernet Franc blend. One of the more backward wines of the vintage. Anticipated maturity: 2009-2020+.Add to Print ListWine Advocate # 146Apr 2003Robert Parker(90-92)Drink 2008 - 2020$24-$80 (45)Gazin's proprietor has always believed the 2001 to be more successful than 2000, and certainly my tasting notes have tended to bear that out, although the difference is marginal. Certainly the 2001 is a dense, tannic, opaque ruby/purple-colored wine with plenty of lavish oak and sweet black fruits intermixed with pain grille, licorice, tobacco leaf, and asphalt offered in a full-bodied, burly, dense, chewy style. It is one 2001 which will require patience. Anticipated maturity: 2008-2020. Wine Advocate # 140Apr 2002Robert Parker(90-91)Drink 2008 - 2018$24-$80Gazin's proprietor thinks 2001 is more successful than 2000, and he might be correct. This inky purple-colored Pomerol was produced from a vineyard adjacent to Petrus. It is deep and muscular, with good delineation, abundant quantities of smoky, black cherry fruit, excellent purity, and admirable definition. This is an impressive, extracted, tannic, powerful effort that will require patience. Anticipated maturity: 2008-2018.
2007/10/19
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シャトー・クロズリー・マゼイル ポムロル 2002 CP89Chateau Closerie Mazeyres メルロー55% カベルネフラン45%マゼイルは扱っていますが、クロズリー・マゼイルは初めて飲みます。楽天でも見ませんがあまり日本に入って来ないワインだと思います。Ch.La Commanderie de Mazeyres のセカンドワインです。樹齢40年、新樽100%、生産量25000本ポムロールの西の砂や砂利の多い土壌で作られる関係でカベルネフランの比率が高いのだと思う。ワインは濃い鮮やかなガーネット色、黒すぐりの香り、バニラの香り、スパイスの香り、鉄分の香りがする。口に含むと血液の様なポムロール特有の鉄分とミネラルからくる味わいが、厚みのある果実味と一緒に心地よい。高級なポムロルを連想させる。数年寝かせればもっと香りが出てくるだろう。知らないシャトーだったが良いワインに出会えて幸せな気持になった。
2007/09/28
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シャトー ボールガール 1979 CP90グランヴァンの会に出すので一本開けて飲んでみました。1982年に3ケース買ったワインです。25年間我家のセラーで寝ていました。乳臭い香りがします。カシスやベリーの甘い香り、軽いインクの香り、僅かにかび臭い香りがしますが、スワリングしていると抜けて来ます。色は綺麗で澄んだガーネット色、当然グラスの向こうが見えます。かなりのオリがあります。味はしっかりとした酸が健在です。タンニンは軽く口に残りますがかなり減って来ている様です。まろやかで絹の様な喉ごしです。とにかく非常によく熟れたワインです。ボールガールはポムロールでは目立たないシャトーですが良いワインを作っています。数回訪問した事があります。79年はまだパーカーの影響が無い時代の古典的な造りです。今のコンサルタントが指導したワインと違って自然な味わいです。特に熟成させるとその違いが分ります。コルクも横に寝かせてあったので口の方まで赤ワインがしみています。何とアルコール度数12.5度ですがエキス分たっぷりで30年近い時を超えて劣化していません。ワインの力にはおどろかされます。
2007/09/11
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ポメリー ブリュット NV CP80何時もながら安定していて美味しいシャンパンです。ただ辛いだけの黄色いラベルのクリコより好きです。強烈な赤ワインの後だったので口を変えるには丁度良かったです。ブラゾン・ド・レヴァンジル 2001 CP82深いガーネット色です。まだ若いのによい香りです。血液の香りや鉄分の香りがします。味わいもまろやかで実に喉越しが良いワインです。滋味のある味は鴨のローストとも良く合います。ポムロールの最も好きなワインの一つです。シャトー・レヴァンジルのセカンド・ラベルです。シャトー・レヴァンジルは、ポムロールの中でも10傑に入る評価を得ており、近年の品質向上が著しい。ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(シャトー・ラフィット)傘下であり、ラベルにもロートシルト家の紋章が入っています。このセカンド・ラベル、ブラゾン・ド・レヴァンジルはは1995年がファーストリリース。キュヴェでグラン・ヴァンと選別し、セカンドとするワインの熟成はシャトーものより短期間で仕上げられる。
2007/06/12
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