心豊かに過ごす

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2011.04.27
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このブログでも連載している私の創作小説「霊感おみつ取り物帳」はFM浦和でもラジオドラマとして朗読してもらっていますが、あいにくインターネットのサイマルラジオでは上手く放送されなくって聞いてくださっている方にはご迷惑をおかけしています。
私がこの物語を書くきっかけはラジオの相棒の舞台用の朗読物語として書き始めたものをラジオでもと言うことになり連載小説になったのですが
大好きな宮部みゆきさんの江戸話を参考に、主人公おみつは霊感お初、同心の井原様は「ぼんくら」の井筒平四郎のキャラクターを借りて、人と違う能力(霊感)をもった(私の知人がモデル)ヒロインが事件を解決する物語です。
星星
霊感おみつ取り物帳
(新しいリスナーのためのおみつ紹介=4月30日放送予定)

ひとから見たら不思議に思われるおみつのちからは、時間をもどして、ものが見えることなのですが、時にはこれから起きることが見えてしまいます。でも、これから起きることを言っても誰も信じてくれません。
おみつが9歳の時に起きた江戸の大火事でおみつは両親を亡くしてしまいました。その火事の時もおみつには近所のお風呂屋さんから火が出て家が焼けてしまう光景が見えたのでした。
「おっかさんお風呂屋さんから火事になってこの家が焼けてしまうから逃げよう」とおみつは母親に言ったのですが、いつも話を聞いてくれるおっかさんが困った顔で
「おみつが見たことをほかの人には言っちゃ駄目だよ」と困った顔で言って

「火元がお風呂屋で火がここに来たのなら、風向きは南東だね。火事になったら風下に逃げるんだよ。おとよの家の方に逃げるんだよ」と言ったんです。
おみつが予知した火事が起きたのは、半年も過ぎた春の風の強い日でした。
おみつがもっと大人になっていたら、時期を教えてあげられるたかもしれないのに、9歳のおみつは火事が起きる時期を両親に伝えてあげられなかったのです。せっかくの見える力は両親を火事から助ける役にも立たなかったことはおみつにとってなによりもつらい記憶なのです。

4月から連載を始めた「霊感おみつ取り物帳」の主人公のおみつはそんな16歳です。
人は過ぎたことをまるで見たように話しても信じてもらえるのに、未来のことを見えたように話すと、誰もが信じないし、信じないばかりか気味悪がられてしまうものです。おみつも母親に未来のことを言ってはいけないと止められていました。でも、両親が死んだあと引き取ってくれた母親の妹のおとよ叔母さんの夫が岡っ引きをしているので、その叔父さん松五郎の手伝いで事件解決に協力する物語です。






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Last updated  2011.04.27 20:57:17
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yamagasuki @ Re:「あなたは一生働きますよ」(09/07) こんばんは ron-pearlさんも脊柱管狭窄症…
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yamagasuki@ Re:佐渡から届いた美味しい「いごねり」(07/26) こんばんは。 我が家では、散歩コースに『…
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