ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2021.08.20
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​【リアルマッコイ10年リミテッドエディション】​

バルバドスのラムです。

フォースクエア蒸留所産の米国ブランド「リアルマッコイ」の10年物、リミテッドエディション。
3000本の限定品だそうです。

リアルマッコイでは熟成にヘビーチャー・バーボンカスクが使われるのが特徴ですが、今回の限定品はヴァージンオークカスクも使われています。
通常は一度バーボンの熟成に使われたカスクを熟成に使うところ、バーボンと同じ新樽も熟成に使っているのだそうです。

普通のヘビーチャーバーボンカスクで12年熟成したものと、ヴァージンオークカスクで10年熟成したものをブレンドしたとのことで、これはかつてなかった製法、少なくともフォースクエアではなかった製法です。

最近はバーボンも好きになって少しづつ飲んでは喜んでいるので、これは僕にとってはとても楽しそうなラムです。



新樽を熟成に使うということは、木材に含まれる成分の抽出が最大ということなので、熟成効果が高く、ほとんどのバーボンが一桁熟成年数なのにあれだけ美味しい理由の一つとされています。
また、ケンタッキー州の平均気温が、スコッチやコニャックの故郷であるヨーロッパよりもはるかに高いので、熟成スピードが早いということもよく言われています。

リアルマッコイは、冬が無い海洋性熱帯気候のバルバドスでトロピカルエイジングされているので、熟成効果はバーボンをはるかに上回る、ように思えます。

そう考えただけでも凄そうですね。

​​​​​​
度数46%。

香りはやはりこれまでのリアルマッコイよりもはるかにバーボン的な感じです。
焦げオークとバニラ、甘酸っぱい感じが明瞭です。
ダークチョコレートやココナッツ、オレンジなども感じられ、いつものフォースクエアより「強い」感じです。

飲んでみると、かなりの飲みごたえ。
バニラ、焦げオーク、ココナッツクリーム、バナナ、ココアパウダー、それにハチミツとタンニンが重くあり、他のフォースクエアラムと違ったゴツイ味わいです。

焦げ感とタンニン具合が非常に印象的ですが、リアルマッコイの重厚な味わいにギリギリ調和しているという感じがします。
もしこれが薄味系、軽い風味のラムだったら、バランスが崩壊していたのではないかと思います。
それくらいきわどいバランスに思えます。



まあ、こういうのは好み・許容の範囲問題なので、世間の皆さんがどのように感じられるかわかりませんし、このリアルマッコイ10年リミテッドが美味しくないというわけではありませんが、僕ならリアルマッコイブランドの中では12年46%バージョンか14年、12年リミテッドがお勧めです。

コレも美味しいんですが、他がラインナップがウマすぎる、という感じです。

【僕の評価】5段階中の 5 ​​​​​​





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最終更新日  2021.08.20 20:50:05
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