ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2022.05.20
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【チェアマンズリザーブ2009】

​セントルシアのラムです。

セントルシア蒸留所の激ウマラム「​ チェアマンズリザーヴ2005 ​」の新型のようです。
チェアマンズリザーヴ2005は限定品ですがロットが大きかったようで、まだまだ国内でも流通があります。
美味しさの割にブランドとしてはあまりメジャーではないので、限定品であるにもかかわらずいつでも(いつかは無くなるでしょうけど)買えるという状態は、僕にとっては喜ばしい限りです。

2本目が残り1/3くらいになったので、近々また買っておこうと思っています。

今回の2009はまだ日本では流通していないようです。

さてどんな感じなのでしょうか。

​​​​​​
2009年にポットスティルとコラムスティルで蒸留したものののブレンドなのですが、熟成は別々に13年、ブレンド後さらに6週間バーボンカスク熟成させたそうです。
熟成はセントルシアなので、フルにトロピカルエイジングです。

「2005」は別々に4年熟成させたやつをブレンド後に10年再熟成させていたようなので、作り方は違っているようです。

度数はどちらも46%と同じです。


香りはカラメルとカカオ、青リンゴ、それにチェアマンズリザーブの特徴であるハーブ、松、ユーカリみたいな感じもあります。
2005よりもハーブの感じが多目に感じられ、サトウキビジュースからの蒸留物がブレンドされている「​ チェアマンズリザーヴ・レガシー ​」寄りな感じがします。
飲んでみると、ある種のワインカスク熟成品のようなまろやかな甘味と透明感が感じられます。
カラメルと青リンゴ、ハーブ、カカオ、メンソールなど、2005よりも複雑な風味です。
2005と比較すると、こちら2009のほうがハーブ感が顕著で、風味の要素はより多くて複雑な感じ。
2005の方がストレートな風味で、カスクの影響はより顕著に感じられます。
カスクの影響に関しては、2005の方が熟成期間が長い可能性が高いので当然かもしれませんが、2005はジョンドーレポットで、2009はポットの種類が不明(書いてない)なので、ジョンドーレではないポットかもしれず、その差が影響しているのかもしれません。
僕はそこまで詳しく知らないのですが、セントルシア蒸留所が使っているポットスティル3種類は、それぞれの熟成物に風味の特徴が存在するらしく、マスターブレンダーさんはそれらを選択・使い分けているそうです。


高品質で複雑な風味の美味しいラムなのですが、総合的にはストレートな風味の2005のほうが僕の好みです。



日本でもそういうのが出るといいなあ、と思います。

【僕の評価】5段階中の 4.5 ​​​​​​
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最終更新日  2022.05.20 21:00:12
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