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昨夜、久しぶりにコーチング・セッションを受けました。実は、父親の容態が悪くなった12月半ば以降昨日に至るまで、セッションを休んでいたのです。気分が乗らないのと、今、携わっているWeb制作のほうに専心するためですが、しかしいつまでも休み続けると、無精者の僕のことなので、コーチ契約そのものが白紙になってしまいかねず、それはそれで、長い目で見るとよろしくないだろう、ということで、ようやく再開の重い腰を上げ、マイコーチに連絡をとったのが今月初め。で、昨夜のセッションが再開1日目となったわけです。果たして、再開して良かったなぁ、とつくづく思いました。冒頭は、昨年暮れから今に至るまでの動きを、自分の頭の整理もかねてコーチに説明。ファシリテーター養成講座の話や、サイドビジネスのWeb制作のことをひとしきり語った後、今の勤務先の話。「お、いよいよ会社の話が出てきましたね!?」時計は午後10時34分を指していて、セッション開始から30分強もかかって、ようやく本題に入った感じです。自分に割り当てられたタスクで、できていないこと、課題、周囲の『できている人』を前にしての焦り、そんなことを取りとめもなく話していきました。途中途中でコーチから質問が入り、またそれに答える。答えれば答えるほど、『できてない自分』が自分の内面でクローズアップされ、気持ちが萎えてくる……。そんなことを繰り返していくうちに、「まさやんは、成果を出す資質を十分持っていますよ」という言葉がコーチから発せられ、それを潮に『できている自分』に視点が切り替わりました。そうすると、つい最近あったことですが、とっさのリアクションである訪問先の担当者を感動させた件が思い起こされてきました。それも、頑張って、考え抜いて、汗水たらして……と苦労してやりとげたことではなく、ごくごく自然に「あ、これをやっといたほうが良いなぁ」と思い立って、まったく無理のない行動をしたまで。それが相手の感動を呼ぶわけですから、冥利に尽きます。結局、『デキる人』というのは、ヘンに気負わず、がむしゃらになってもいず、必死でアイデアをひねり出してもないわけで、相手のニーズを読み取った上でごくごく自分にとってふつうの、無意識でもできるような小さな行動をどれだけ積み重ねているか、ということなんでしょうね。そういうわけで、1時間のセッション後、実にすがすがしい気持ちで床につくことができました。やっぱり、コーチングを再開してよかった。うん。【楽天ブックスならいつでも送料無料】コーチング入門 [ 本間正人 ]価格:896円(税込、送料込)
2015年03月12日
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今日から2日間の日程で始まった『関東4チャプター交流会』。毎年、日本コーチ協会の下部組織である、茨城・群馬・栃木・埼玉の4つのチャプターが合同で勉強会を行う趣向で、4県のちょうど真ん中に位置する、茨城県古河市の研修施設で開催しています。昨年はまれにみる大雪で急きょ中止となったため、今回は2年ぶりの開催。久しぶりの再会で懐かしく会話を交わす相手もいたり、お馴染みのメンバーで盛り上がったり。ふだんはそれぞれのホームグラウンドでしか活動していないので、こういうイベントはなかなか楽しいものです。さて、1日目のワークでは、『マシュマロ・チャレンジ』というワークを行いました。複数のチームに分かれ、パスタを主材料に、限られたヒモや粘着力が弱いマスキングテープを用いてタワーを作り、てっぺんにマシュマロを冠し、高さを競うゲーム。「高さを競う」というのがミソで、これにつられて、できるだけパスタを有効活用してできるだけ高いタワーを作っていこうとするわけですが、パスタはしなっていくので不安定だし、意外にもマシュマロは重さがあって、どうにもうまく行かないんですね。チーム内で作戦会議を開き、役割分担を決め、チーム全員が力を合わせてタワーを作っていく。つまり『チームビルディング』を学ぶためのワークです。僕のチームはまんまと「高さを競う」言葉に惑わされ、自立できないタワーになってしまいました(^^ゞ別のチームではしっかりと自立したタワーが完成。「マシュマロ・タワー」と称するワーク posted by (C)まさやん6312多少、背が低くても、パスタを何本も束ねて強固な土台を作り、確実に自立するタワーをめざしたんだとか。言われてみれば、当然の戦術なのですが、とっさには、やっぱり「高く、高く」となってしまうんですよね。勉強になりました。キャンプやBBQのお供にロッキーマウンテン マシュマロ 300g価格:359円(税込、送料別)
2015年02月21日
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コーチ仲間が紹介してくれた本。【楽天ブックスならいつでも送料無料】カウンセリングの理論 [ 国分康孝 ]価格:2,484円(税込、送料込)このテの本は、昔から僕にとっては敷居が高いんですね。もう専門用語が飛び交うし、言い回しがややこしくて言いたいことがわからないしで、徐々に上下のまぶたがくっついてくる。で、そのうち途中で読むのを挫折してしまう。その繰り返しです。ただ、この本は意外とサクサク読めました。カウンセリングを勉強する人の入門書の位置づけでもあるので、さまざまな心理学の概要を著者の個人的な意見も挟んでさほどマニアックでもない筆致で著されています。読み進むうちに、コーチングやエニアグラムを学んだ際に出てきた用語もけっこう散見されたりして、改めてコーチングやエニアグラムとカウンセリングには密接なつながりがあることを実感した次第。しかも手にしたのは古本で、前の持ち主は、おそらく学校の教科書として使っていたのでしょう、教室の中で講師の話すことを必死で書きとめたかのように、至るところで鉛筆書きのコメントが走っています。それを併せ読むのも一興。カウンセリングについて、少しは理解が深まったかな? と思いました。
2015年02月07日
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昨年の11月に終了した『びずプロ』。今日は特別ワークが開催されるというので、寒風吹きすさぶ中、久々に参加してきました。ファシリテーター役の2人の女性スタッフは、コンビネーションもよく、流れるように進行していき、あっという間に終了。その後はいつものとおり会場を居酒屋に変えての懇親会。台風来襲かと思えるほどの突風に身を縮こませながらも、街中を歩いていきます。道中、『びずプロ』の主宰者1人であるEコーチと話をしながら歩いていると、来年度の『びずプロ』の話になったのですが、そこで思ってもみなかった話を聞くことになります。というのも、『びずプロ2015』のカリキュラムは昨年度よりさらに深度化されているらしいのですが、そういう企画となったきっかけというのが、僕が昨年の『びずプロ』の中でシェアしたことなんだそうです。このとき、僕の『自己開示力』を認めていただいたのですが、僕が感じていた以上に、『びずプロ』の雰囲気が変わった(もちろん、良い意味で)、ということなんですね。自分としては、そこまでの波及効果を考えていなかったので、とても嬉しくなりました。懇親会でのお酒の味が格別だったことは言うまでもありません。干物を七輪で焼く posted by (C)まさやん6312な、なんと海栗(ウニ)を溶いたダシでしゃぶしゃぶ! posted by (C)まさやん6312海栗しゃぶを楽しんだ後はウニ雑炊! posted by (C)まさやん6312その代わり、帰りの地下鉄は終点まで乗り過ごしてしまい、しかも折り返しの電車でも乗り過ごして、乗った駅まで戻されてしまい、たっぷり1時間はロスタイムが出ましたが…(^_^;)ちなみに、お店の照明キセが、ワインボトルでできていました。洒落ていますね!照明のキセがワインボトル! posted by (C)まさやん6312
2015年02月01日
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毎年、契約更新している日本コーチ協会の正会員資格。年末に更新期限が到来し、会員料1万円を支払うと、年明けにその年の会員証が送られてきます。いつもは紙製の会員証なのですが、今年からバージョンアップしてプラスチック製になりました。日本コーチ協会の会員証 posted by (C)まさやん6312事前にその旨の案内があったときに「使い捨ての紙ではなくて、使い回せるようにプラ製にしたんだろうな。それなりに台所事情が厳しいのかな」なーんて思っていたんですが、送られてきた会員証を見ると、資格の期限日が明記されているじゃないですか。ということは、やっぱり使い捨てじゃん!なんだかもったいないなー、と思いながらも、少し会員としての価値が上がったかのような感覚を味わっているのが、正直なところです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】コーチング入門 [ 本間正人 ]価格:896円(税込、送料込)
2015年01月20日
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日本コーチ協会 埼玉チャプターの定例セミナー。今日が今年最後となります。久しぶりに埼玉チャプターのセミナーでのファシリテーターを務めました。表向きは、会長さんとのコンビで進行する案内でしたが、ネタは会長さんのほうであらかた考えてくれたものの、進行はほぼ僕がつかさどることに。しかも打ち合わせも十分でなく、ほぼ本番一発勝負。いつもならドキドキハラハラの状態になるはずですが、今回は、不思議と落ち着いてどっしりと構えている自分がいました。内容が、会長さんが頻繁に行っているカリキュラムで、僕も何度となく受講を経験していることもあるんでしょう。ただそれだけではどうもなさそうで、先般、マイコーチとのセッションで「一流のファシリテーターになる!」と宣言したことが、肝を据えることに繋がっているのかなぁ、とも思えます。今日はマイコーチも受講者として参加。いつもなら「後でどんな耳に痛いフィードバックがあるだろうか」と気になってしまい、なかなかパフォーマンス良い進行が務まらないんですが、今日は不思議とそういう焦りも感じることがなく、途中で冗談を飛ばして参加者が大うけするほど、実にのびのびと取り組むことができました。しかもタイムスケジュール自体がもともと会長さんの作ったスクリプトだと、所定の終了時刻(16:30)を15分ほど超える状況だったのが、「それでは最初の案内と変わってくるし、参加者は16:30終了のつもりだろうから、皆さんに迷惑だろう」という思いに駆られ、あちらこちらで時間をやりくりしたことが幸いし、終わってみればほぼ時間通り。ワーク中も皆さん熱心に取り組まれ、最後の振り返りタイムでも、好意的な感想をたくさん聞くことができました。マイコーチからも、「流れも良くて、ポイントも押さえていた。まぁまぁの出来ではなかったか」という承認の言葉。まだまだ荒削りな部分も否めないものの、とりあえずは及第点だったかな、と思います。年内最後のセミナーということで、終了後は恒例の忘年会。今年は沖縄料理店で開催。泡盛『瑞泉』の古酒、43度が五臓六腑にしみわたること!泡盛『瑞泉』古酒43度 posted by (C)まさやん6312店のご主人が演奏する三線の音色に沿って、他のお客さんともどもウチナンチューよろしく踊りに興じたことです。6本まで1本分の送料です。【泡盛】瑞泉酒造 瑞泉 古酒 43度 1800ml(1.8L)瓶価格:2,790円(税込、送料別)
2014年12月07日
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僕の尊敬するコーチの1人である上西コーチと、パートナーのえりコーチの主宰する『びずプロ』。今年の2014年度は第2期生ということで、今回から初参加させていただいておりましたが、昨日開催分で修了しました。で、ありがたくも『修了証書』なるものまで頂戴しました。『びずプロ2014』修了証書 posted by (C)まさやん6312単なる座学ではなく、実際に日々の仕事や生活に役立つワークを実践。ですので、毎回、多くの参加者で賑わい、とにかく熱気あふれるワークショップでした。そしてワークショップ終了後は、こちらも毎回懇親会があり、みんなで和気藹々とアルコール片手に語り合ったものです。今日は最後ということで、この『びずプロ』参加を通じて、今後、自分のどういったところに役立てたいか、という立志表明式なるものがあって、一人ひとり登壇してスピーチしました。僕もトリに近いところで登壇し、最近考えている、ストレングス・ファインダーを意識した将来の姿を口頭披露。こういうふうにビジョンを語ることで、それまでは単なる夢物語の風だったのが、明確に「そうなるように行動する」という覚悟がついた、そんな感じがします。さて来年の『びずプロ2015』は、さらにパワーアップするそうで、僕も当然のようにエントリー宣言をしたことです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】さあ、才能に目覚めよう [ マーカス・バッキンガム ]価格:1,728円(税込、送料込)
2014年11月10日
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ヨメさんの一周忌を前に、友人のken父さん夫妻から贈りものが届きました。お線香の他に、奥さん手作りの『プリザーブドフラワー』が同梱されていました。花や葉を特殊な溶液に漬け込み、水分を抜いているそうで「水を与えなくても2~3年は保つ」とあります。そういうフラワーアレンジメントがあるんですね。さっそく仏前に供えたことです。供花として贈られてきたプリザーブドフラワー posted by (C)まさやん6312さて今日も昨日に続いてワークショップに参加のため、雨の降る中、都内へ繰り出しました。今日は、月イチ開催の『びずプロ』です。『びずプロ』の開催場所『ちよだプラットフォームスクエア』 posted by (C)まさやん6312このワークショップも今日でラス2。来月開催で大団円を迎えます。そして今日は『システムコーチング』を学びました。通常コーチングは、コーチとクライアント1対1の構成で行うのですが、システムコーチングは、コーチと複数のクライアントの構成です。たとえば組織や家族といった複数人の構成メンバーを「システム」と見立て、そのシステムに対してコーチが関わる、これを『システムコーチング』と言います。通常、会社では組織で動いていますから、何がしかのゴールを達成するためには、1人の人間だけが頑張っても成果に結びつくのは難しく、やはり組織内の1人ひとりの活躍が必要。そのためには組織丸ごとをコーチングの対象とする、と考えるのは当然の成り行きですよね。で、今日はその『システムコーチング』の1つの方法である『ドール・コンステレーション』を実践してみました。「コンステレーション」とは星座のこと。ある課題に対して、そこに関わる人たちを挙げていき、自分とそれらの人たちが、今、どういう関係にあるのか、距離感や方向感をとらえて、それを配置していくのです。登場人物を、星座のように無作為に散りばめていくので、これを『コンステレーション』と言うのですが、その無作為に散りばめられたように見える配置をコーチと一緒に俯瞰することで、自分と関係者との間の関係性がよく分かり、意味のある配置であることが理解できるんですね。さらに理想の配置を考え、その理想系と現在の配置とのギャップを明らかにし、じゃ、どうすれば理想の形に一歩でも近づけることができるのか、そのために今からできる行動は何か、ということをコーチと一緒に探っていく。これがシステムコーチングで言うところの『コンステレーション』なわけです。通常は、ワークショップに参加している人たちに協力いただき、登場人物になってもらって、部屋の中で並んでもらうのですが、それだと1つのケースでひと部屋使ってしまうため効率が悪い。そこで今回は、人形を使って、テーブル上で登場人物を配置していくという、『ドール・コンステレーション』をやった次第です。で、僕は会社のことではなく、家族のことをテーマにしました。僕や息子2人、実家の父母や弟。それぞれの人形を、現在の関係性を加味しながら並べていきます。しかし、そこに昨年までいたはずのヨメさんの人形はありません。そうやって、現在の家族関係を視覚化し俯瞰してみると、何だかぽっかりと空虚な関係性が明らかになり、いかにヨメさんが実家も含めた家族の中で、コアな存在であったかを実感できました。気分を変えて、懇親会。ピリ辛のメキシコ料理で大盛り上がりでした。ピリ辛料理がふんだんのメキシコ料理 posted by (C)まさやん6312【楽天ブックスならいつでも送料無料】コーチングのすべて [ ジョセフ・オコナー ]価格:3,456円(税込、送料込)
2014年10月05日
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欠番になってしまいましたが、3回目は8月末に済ませました。そして早くも4回目です。今日は主に「人生態度」というものを学びました。人は、相手との関係の状態を4つの象限で区分けします。つまり「自分も相手もOK」(I'm OK,You're OK)「自分はOK、相手はOKでない」(I'm OK,You're not OK)「自分はOKでない、相手はOK」(I'm not OK,You're OK)「自分も相手もOKでない」(I'm not OK,You're not OK)の4種類です。むろん、「自分も相手もOK」であることが望ましいのですが、自分が相手をどう思っているか、自分が相手からどう思われているか、といったことに影響を受けるので、相手の意表を衝くために虚勢を見せたりヘンにこちらが自虐的になっていたりすることが往々にして起こります。最悪なのは「自分も相手もOKでない」ととらえる心理で、よりどころがなくなってしまい、自分の内なる気持ちで問題が解決しないことから、酷い状態になると、不特定多数の人をターゲットとした傷害事件を起こす可能性があります。しばしば米国で起きている、公共の場で銃を乱射して無差別に人を傷つけ、自らも自殺する、という事件などは、この「自分も相手もOKでない」という心理が高じた結果かもしれません。この4象限のとらえ方は、養育されている子どもの頃に養育者(親)からどのような施しがあったか、ということが深く根ざしているとのこと。そう考えると、親の子どもへの接し方ってとても大事なんだな、と思います。ただし、悩ましいのが、親が子どものためを思って愛情深く接したとしても、受け取る側の主観で判断されてしまうということです。親の子どもを思う気持ちが裏目に出てしまい、子ども側は真逆にとらえることもアリなのでややこしい。よほどのことがない限り、「自分も相手もOKでない」ということにはならないでしょうが、かくも人間の心理というのは複雑であり、取り扱いがとても難しい、ということを改めて学びました。 【新品】【書籍・コミック 人文・思想・社会】交流分析の理論と実践技法 現場に役立つ手引き価格:6,480円(税込、送料込)
2014年09月15日
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知り合いからの依頼で、とある大学の研究生からインタビューを受けることになり、今日、午後から休暇を取ってその大学に行ってきました。インタビューのテーマは『ミドル(中年期)の心理』。企業で働いているミドルが、今現在、仕事についてどのようなことを思い、感じ、その後の職業人生後半の見通しをどのように見ているのか、そういったことを聞かれるとのこと。研究生は臨床心理学専攻で、一度は企業にも勤めたことのある女性です。窓のない(あえてそういう構造にしてあるらしい)警察の取調室がこういう感じなんだろうな、というような部屋に通され、あらかじめ先方に渡していた僕の職務履歴シートを元にインタビュー開始。促されるままに、四半世紀前からの職歴を語るうち、彼女の訊き方が僕のツボに入って、大きな失敗談もどんどん語っていきました。話をしながら、この間のさまざまなできごとが、リアルによみがえってきたりもし、「自分もなかなか、いろんな経験を重ねてきたなぁ」と、感慨深い思いをしました。あっという間に約束の2時間が経過。もうあと1回、インタビューを重ねたいとのこと。今月の終わりにスケジュールを入れました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】よくわかる臨床心理学改訂新版 [ 下山晴彦 ]価格:3,240円(税込、送料込)
2014年09月08日
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最近、勤務先では気後れ感にさいなまれています。慣れない営業職、しかもそっぽを向いている人の顔をこっちへ向けさせる新規開拓営業。僕にとっては、それだけで十分ストレスが大きい上に、配属部署は僕よりもはるかに若くてキャリアの短い社員がバンバン電話をかけてアポイントメントを取り、どんどん訪問先へ出かけていってグイグイと提案営業をしていってる様を見るにつけ、自分はそこまでの度胸も商品知識も話術も心得ておらず、そこに気後れ感がますます増幅する要因になっています。日曜日の夕方になると、翌朝以降のことで意気消沈してしまう、いわゆる『サザエさん症候群』とまではいきませんが、日曜日の就寝時には「どよーん」という気持ちが胸の中を去来するのは事実。そんなことを、コーチング・セッションでマイコーチに打ち明けました。1時間ほど、いろいろと対話を重ねていくうちに、コーチはこんなことを言い出しました。「まさやんは基本的に優しい人なので、相手には目も優しく映ってませんか?」--あ……。そうかもしれませんね。「それはメリットでもあり、デメリットでもあります。目が優しいということは、相手をして『こいつは気が弱い』と受け取られかねません」なるほど。そうか。確かに同じ部署で、とても丁寧で、穏やかな口調の若手営業マンがいるのですが、しかし彼には目力を感じるんですよね。優しすぎるのも考えものなんですね。とても良いヒントをもらいました。「それぐらい、最初から分かっておけよ」とつっ込まれそうですが、鈍感な僕は指摘を受けないと気づかないケースが多いんです。コーチがいるから分かったわけで、コーチングの威力を改めて思い知りました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】コーチングの神様が教える「できる人」の法則 [ マーシャ...価格:1,944円(税込、送料込)
2014年09月02日
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6月から通っている『交流分析』の勉強会。昨日で早くも3回目を数えました。昨日のテーマは『ストローク』。ストロークという単語にはもともと「撫でる」「さする」という意味がありますが、交流分析においては「相手を承認する言動」と理解されています。そして、相手との交流においては、マイナス(否定的)のストロークよりもプラス(肯定的)のストロークを多く取ることが肝要、とされています。「性格」という先天的で変えようのないエニアグラム理論とは違い、交流分析は「考え方」によって立つところがあるため、自分の振る舞いが変われば、相手も変わる、という法則が流れています。ま、当然といえば当然ですが。ワークの中で、現時点での否定的ストロークと肯定的ストローク、それぞれの資質を測定しました。僕の場合、肯定的ストロークが10点満点中7点あるいは9点と上位を占めた反面、否定的ストロークは2点。とりあえず、ストロークという点においては、理想的な状況であるようです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】紙上ゼミナールで学ぶやさしい交流分析 [ 今西一仁 ]価格:2,376円(税込、送料込)
2014年09月01日
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埼玉も雨模様の中で夜が明けました。台風11号が明け方に、四国に上陸したとのニュースを見つつ、洗濯やら猫の世話やらをし、朝食を摂って7時過ぎに自宅を出発。幸いにも雨は小降りになっていました。風もさほど吹いていません。台風が近づいているという今日は、もともと少しハードなスケジュールです。日本コーチ教会 神奈川チャプターでエニアグラムをテーマとした勉強会の講師を頼まれ、午前中は相模原へ。午後は埼玉チャプターの定例セミナーに参加すべく、大宮へ。狭山を出発点として、首都圏を南へ北へと大移動を敢行するのです。そんな中での台風接近。聞いてないよ~(^_^;)さて、そんな中でも予期せぬ嬉しい出来事に遭遇。乗った電車が所沢駅で池袋線の列車と接続を取るべく小休止していると、やってきた池袋線の列車が、何と京浜急行の電車のカラーリング。京急色の西武線電車 posted by (C)まさやん6312これ、西武鉄道と京急電鉄とのコラボ企画で、もともと京急が西武線と同じ全面イエローの電車を1編成走らせたところ、その希少性から、目撃するとハッピーになれる、ということで、昔の映画じゃないですが「幸せの黄色い電車」と話題になったのが最初。これに気をよくした京急電鉄からの、「西武さんのシンボルカラーでご相伴に預かったので、よろしければウチのカラーの電車をおたくの線路で走らせてみません?」という提案を受け、実現に至ったらしいのです。京急と西武は線路の幅が異なるので、もとより両社の車両が相互に乗り入れるわけにはいかないため、ふだんは黄色い電車に京急カラーのラッピングをまとわせただけですが、一見、本当に京急電車が西武線の線路を走っているように見えるので、ちょっとドキッとします。さて、所沢を後にして次の東村山から国分寺行きに乗り換え。国分寺からはJR中央線の快速で八王子へ。八王子からは、最近すべての車両が新車に交換されたJR横浜線で午前中の目的地、橋本へ。JR橋本駅 posted by (C)まさやん6312「橋本」と聞くと、関西人でしかも南海沿線に居住していた僕としては和歌山県の橋本を想起してしまうのですが、ここ、神奈川の橋本は相模原市の中心部にある街でして、しかも相模原市は最近、政令指定都市に昇格したという人口70万人超の大きな街なので、和歌山の橋本とは比べるべくもありません。チャプター長じきじきにお出迎えを受けましたが、台風の余波で暴風雨の状態。お出迎えがなかったら…と思うと、感謝です。そういうお天気なので参加者のドタキャンも心配されましたが、特に大きな変動もなく、セミナー開始。参加者は8名で、少ない向きもありますが、エニアグラムのワークショップは、とにかく1人あたりの時間をかけるので、僕にとっては都合の良い人数規模でした。途中、時間が押しまくり、予定していたワークを取りやめる可能性もありましたが、何とか帳尻を合わせ、終了予定の12:30にピッタリ終わることができました。チャプター長からは「前に受講したときより、格段にレベルが上がってますね!」とお褒めのお言葉。いやー、面映いです。大雨の中、またチャプター長に駅まで見送っていただき、今度は京王線に飛び乗って新宿へ。新宿からはJR湘南新宿ライナーで大宮へ一直線。JR大宮駅西口 posted by (C)まさやん6312大宮駅から早足で埼玉チャプターのセミナー会場へ向かいましたが、それでも到着はセミナー開始40分後。5月に埼玉チャプターに招聘した本間正人さんの弟さんである本間直人さんが今日の講師。直人さんにお会いするのは初めてで、「とにかく面白くて、すごく勉強になる」という評判の人なので、今日の参加は外せませんでした。果たして、めちゃくちゃ面白かったです。経歴が面白いんですね。防衛大学卒業で、自衛隊に入隊している経歴をお持ちなんですよ。その頃のエピソードなんかも話してくれました。とにかくサービス精神旺盛で、気さくに声をかけていただけるし、合間合間に落語よろしく何役も声音を代えての1人寸劇も傑作。ここはお兄さんの正人さんも同じように寸劇をされており、ご兄弟揃って理想のファシリテーターだなぁ、と感嘆したことです。終わってからの懇親会でのビールの旨かったこと!で、お店を出れば、少し風が残っていたものの雨は上がり、傘要らずで帰宅の途につきました。ということで、台風の中、南へ北への大移動。今日も充実した週末を過ごしました。 【新品】【書籍・コミック ビジネス・経済・就職】セミナー講師育成率No.1のセミナー女王が...価格:1,620円(税込、送料別)
2014年08月10日
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関東は今日も暑い1日でした。今朝も5時前に起床して7キロコースをウォーキングの後、坐禅会に参加。坐禅会に通っている天岑寺 posted by (C)まさやん6312上の写真は8時の散会時に撮影したものですが、既にお天道様はまぶしい光を放っていて、暑さが伝わってきます。で、今日は午後から『びずプロ』のため、昼前に自宅を出て都心部へ。大手町界隈と青空 posted by (C)まさやん6312大手町方向を仰ぐと、空は真っ青で日差しも強く、立っているだけでジトッと汗ばみます。こういう日は辛いものを食べて汗を流しそれをもって涼むのが良い、ということで、懇親会はインド料理店。インド料理店 posted by (C)まさやん6312カシューナッツのカレーコーティング posted by (C)まさやん6312お通しで出てきたのは、カレーコーティングしたカシューナッツ。初めて口にしましたが、なかなかイケます。メインはもちろんカレー。サグチキンカレーとサフランライス posted by (C)まさやん6312僕がオーダーしたのは、チキンとほうれん草の入ったカレー。サフランライスと相まって美味しくいただきました。惜しむらくは辛さ。ピリ辛好きの僕は、できるだけ辛い方が良いのですが、こういう本場の店は普通の辛さでもけっこうホットなので、少々加減した辛さをオーダーしました。結果、さほど辛くもなく、もう少しレベルの高い辛さを選択しときゃ良かったな、と。さて、今日の『びずプロ』ではここ最近の体験として、人事異動したことをシェアしました。この日記でも書きましたが、20年近くマネジャーを務めてきて、50歳になったとたんに新規開拓営業部門の一兵卒。これまでのキャリアを全否定されたような状況で、人が人なら嘆き、悲しみ、自棄になってしまうところですが、僕の場合、「自分の人生は自分に対して何を試しているのだろう?」という思いとともに、僕より相当若い社員に、素直に「とにかく勉強させていただく」というスタンスで接していると、成果は未だ出てない状況ながら、人間同士の関係性は良い状況だ、ということを発表すると、参加者全員から「凄い」「素晴らしい!」と拍手をもらいました。「自分の人生から試されている」このフレーズはけっこうハートをつかむようです。★商品合計金額1800円以上送料無料★タカラトミー/人生ゲーム/1個/TAKARA/TOMY/おもちゃ/ゲーム...価格:3,240円(税込、送料込)
2014年08月03日
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昨日の精神世界に対し、今日は『交流分析(TA)』勉強会の2回目。今日のテーマは、『やりとり分析』と言って、相手とのコミュニケーションの質を分析するというもの。僕たちはふだん、何気ない言葉のやりとりで相手とコミュニケートしているわけですが、その何気ない言葉で、相手の気分を害したり、あるいはこちらの気分が害されたり、と言う経験を僕たちはしています。その何気ない言葉の裏側で、どういった自我状態が自分の中にあるのかで、言葉尻やニュアンスが微妙に変わり、相手から共感を得たり反感を買ったりするわけです。ふだんは理屈を考えて会話をしているわけではないので、このように理詰めで人間同士のコミュニケーションを分析すると、新たな発見もあって、目から鱗でした。【楽天ブックスならいつでも送料無料】初学者のための交流分析の基礎 [ 中村延江 ]価格:2,808円(税込、送料込)
2014年07月20日
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雑草というのは生育が早いので、油断しているとあっという間に繁茂してしまいます。わが家の裏手も北向きというのにこのところの暑さでご覧のとおり。家の裏 雑草が繁茂 posted by (C)まさやん6312蒸し暑い最中ではあるものの、意を決して草抜きを敢行。汗みどろになりながら格闘すること30分。草抜き後 posted by (C)まさやん6312スッキリしました。午後からは埼玉チャプターの定例セミナー。今日のテーマは「色彩をコーチングに取り入れる」ということで、まだ心理学として理論は確立していないものの、人と色彩の相関関係を取り扱いました。色の好みによって、その人の性格やその時々の心の持ちようが明らかになる、とのことです。AさんとBさんがいて、両方ともたとえば「赤が好き」だとしても、赤が好きな動機はそれぞれ異なっているとか、赤という色をプラス志向でとらえているのかマイナス志向でとらえているのかで、それぞれの今の思考の違いが如実に表れるとか、そういう理論が披瀝されて、面白かったです。ちなみに、今日の草抜きじゃないですが、緑が好きな人の傾向は、キーワードが「調和とバランス」で、「もめ事が嫌い」とか「中庸」といった傾向があるとか。わが長男の好きな色は緑でして、性格的な傾向と一致しているので、目から鱗でした。【楽天ブックスならいつでも送料無料】使える!色彩学 [ ビジネスカラー研究会 ]価格:1,620円(税込、送料込)
2014年07月13日
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今年エントリーした『びずプロ』(ビジネスコーチング&ファシリテーション・プログラム)の第1回目が開催されました。最初ということもあって、コーチングの基礎中の基礎、「聴く力」「伝える力」がテーマ。ディスカッションをしたり、ゲームをしたりして、ごくごく当たり前のことでも、なかなか正しく聴けない、正しく伝わらない、ということを体感しました。そしてコーチングでは相手(クライアント)の話を聴くことが主体で、こちらから教えるのはご法度とされています。家庭でも職場でも、目下から相談を受けると上位者は、「教えてあげなければならない」「答えを出さなければならない」という観念にとらわれますが、実際には相談者は答えを求めているわけではなく、自分の置かれている状況やアイデア、今の気持ちを、ただ単に聴いてほしいだけなんですね。会の最後にファシリテーターが詩を朗読。「グレン・V・エカレン」という人が著した『豊かな⼈人間関係を築く47のステップ』です。話を聞いてくれと言うとあなたは忠告を始める私はそんなことを頼んでいない話を聞いてくれと言うとそんなふうに考えるものじゃないとあなたはいうあなたは私の心を踏みにじる話を聞いてくれと言うと私の代わりに問題を解決してくれようとする私が求めているのはそんなことではない聞いてください!私が求めているのはそれだけだ何も言わなくていい、何もしてくれなくていいただ私の話を聞くだけでいい忠告など安いものだ新聞を買うお金さえあればいろんな有名人が人生相談に答えているそれくらいは自分でできるたしかに少し弱気になり、迷ってはいるがそれくらいなら自分でできるだから、ただ私の話をきいてくださいそして、もしあなたが話したいのなら自分の順番を待っていてくださいそうしたら、私もあなたの話を聞きましょう僕が受講したコーチ・トレーニング・プログラムのテキストにも掲載されているので、初めて聞いたわけではなかったのですが、改めてファシリテーターのゆったりとした声で朗読を聞くと、なぜだか感極まる自分がいて、今にも涙がこぼれそうになりました。【中古】 豊かな人間関係を築く47のステップ / グレン・ヴァン・エカレン [単行本]【あす楽対応】価格:339円(税込、送料別)
2014年06月01日
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久々に、以前受講していた、CTP(コーチ・トレーニング・プログラム)というコーチ養成講座を扱っている機関の、集合研修に行ってきました。コーチ・エイ以前は半蔵門にあったこの会社、兄弟会社と合併し、九段のイタリア大使館ビルに移転。もう何年も前のことですが、僕は今日の参加で初めてイタリア大使館内のセミナールームを訪れました。イタリア大使館ビル posted by (C)まさやん6312窓周りがベンガラ色で、ヴィヴィッドなデザイン。さすがイタリア大使館だけに、デザインも凝っています。そしてセミナールームから見た、皇居の遠景。九段から臨む皇居 posted by (C)まさやん6312今日は天候も安定していて、汗ばむ陽気。陽光に照らされた緑がまぶしく感じました。いっときのコーチング熱も冷めてしまったので、本当に久しぶりの研修参加。ですので、知った顔もほとんどなく、それはそれで新鮮な気分でワークに打ち込めました。会社は繁忙の時期で、今日は土曜出勤の日だったのですが、わざわざ休暇届を出してまでして研修を優先したのは、今年の9月に、所持している『認定コーチ』資格の更新時期が到来し、その時点で定められたポイントを稼いでおかないと、資格更新が叶えられないからです。研修自体は、あらゆる日にさまざまなテーマで行われているのですが、今日の研修テーマは、たまたま会社組織等でのチームビルディング的な要素が入っていたので、「これは実践的♪」ということで、選択した次第。果たして、久々のロールプレイングや、長時間のコーチングセッションを重ね、あっという間の7時間でした。明日はエニアグラムのファシリテーター向けの勉強会です。忙しい、忙しい(^^ゞ組織が活きるチームビルディング 成果が上がる、業績が上がる価格:1,728円(税込、送料別)
2014年05月24日
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一昨日の埼玉チャプター10周年記念イベントでのこと。先日の日記にも書いたとおり、僕は進行役を仰せつかりました。司会進行中 posted by (C)まさやん6312果たして当日、いきなり大失敗。「では、代表からの挨拶に移ります。当チャプターの○○会長どうぞ!」というくだりで、何を思ったのか、何も思っていなかったからなのか、会長さんの苗字を間違えて紹介したんですね。ご本人が「○○じゃありません。●●です!」とこちらを見て笑いながら叫んだので、ハッと我に返りましたが時既に遅し。大半の参加者も会長の名前をご存知なので、皆さん大ウケ。もう冷や汗も冷や汗。それに「肝心なところで間違えた!」という思いもあって、余計に頭の中が堂々巡りになります。ところが面白いことに、この大失態で参加者の緊張の糸が少し緩んだのか、それからは、僕の脚色に皆さんとてもフレンドリーに対応してくれて、ちょっとしたギャグや笑いを取る演出も、全部決まりました。当の名前を間違えられた会長からも、「決して皮肉じゃなくて、あそこで名前を間違えてくれたので、僕自身の緊張がすっかり解けましたよ!」と言ってくださったり。こういうのを『怪我の功名』と言うんでしょうか。イベントが終わってみれば、「いよっ! 名司会者!」と皆さんから誉めそやされ、僕の性格タイプから言っても極上の瞬間を味わうことができました。やっぱり、大勢の前で進行役をする、というのは、僕にとっては痛快で楽しいことなんだろうなぁ。ただし、その最高峰と位置づけている、結婚披露宴の司会進行は未だやったことはないんですが…。【送料無料】地域活動・同窓会・サークルあいさつ・司会進行の事典 [ すぴーち工房 ]価格:1,512円(税込、送料込)
2014年05月19日
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埼玉チャプターの10周年記念イベント、いよいよ本番を迎えました。今回の目玉は、本田正人さんをゲストに迎えてセミナーと基調講演をお願いしたこと。コーチングや教育分野では有名な方で、NHK教育テレビの英会話教室でもしょっちゅう講師を務めているという、もうその多才ぶりが凄いです。本田正人さんはエンターテイナー! posted by (C)まさやん6312しかもこの人の何が凄いって、その話芸。ボキャブラリーの豊富さもさることながら、小難しいロジックを、誰にでも分かるように、上司と部下、夫と妻、等のシチュエーションで一人寸劇をするんですよね。たぶん落語も勉強したのかなぁ、という感じ。小気味よいところでオヤジギャグなんかも入るので、時間中は笑いが絶えません。でもこの人のプロフィール、読めば読むほどため息が出るくらいなんです。本間正人さんプロフィール東大出身もさることながら、松下政経塾の卒業生でもあり、米国に留学経験もあって、TOEICは990点満点!「ほえ~~っ!」という感じで言葉が出ません。そんな超アカデミックな人なのに、すごくくだけていて、まるでおもろいオッサンなんですよね。こういう人が真のエンターテイナーなのかも。数年前に初めて講演を聴いたときに、「こんな凄い人がいるんだ!」と良い意味でショックを受けましたが、今回再度受講して、やっぱり凄い、と改めて感じ入りました。今回、なお親近感を持ったのは、講演の合間で言葉を交わした折に、ご本人が鉄道好きだ、ということを知ったこと。その昔、時刻表を隅から隅まで読み込んだという、「読み鉄」という部類で、タレントのタモリ氏と同じ。僕もその昔、時刻表を読みこなしていたので、本間さんの話がとっても共感できました。普通の人にとってはどうでも良い細かい情報を時刻表から読み取るわけですが、その傾向がまるで僕と同じだったので、こんな超有名人と趣向が同じことに、とても嬉しく思いました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ほめ言葉ハンドブック [ 本間正人 ]価格:1,026円(税込、送料込)
2014年05月17日
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今度の週末は、埼玉チャプターの創立10周年記念イベントの開催日です。何だか10周年だから「やらねばならない」感が前面に出てきた感じで、周囲のスタッフはそれでもやる気満々なのですが、僕の方はというと、正直なところ、あまり気乗りがせず、ノリノリの他のスタッフの後ろについていくのが精一杯。ですので、ホームページのコンテンツやらFacebookでのつぶやきやらもやや遠慮がちな掲載モードです。で、昨日の理事会も気乗りせぬまま参加したのですが、あるスタッフが策定した当日のスタッフの行動予定表を見ると、僕は『総合司会』という役どころが割り当てられているのに気づきました。--聞いてないよっ!と心の中で叫ぶと同時に、--あ、こんな役割が回ってきたんだ! 腕が鳴るなぁ!とはやる気持ちが出てきたのも事実。おそらく高校生時代から萌芽があったと思いますが、人前でトークをすることに何がしかの快感を覚える自分がいます。いえ、めちゃくちゃ緊張するんですよ。頭が真っ白になることもしばしば。でも、こちらが伝えたいことを、多くの聴衆に分かってもらうために、できるだけ平易な言葉に置き換えて伝えてみたり、大げさに身振り手振りをしてみたり。そういう伝え方をすると、聴衆の首を縦に振るリアクションがあったり、大笑いでウケたり、何だかすごく返ってくるものがあるんですよ。そこで、えも言えぬ充実感・満足感を味わえるんです。僕は子ども時代、そうですね、中学生くらいまではとてもオクテで照れ屋で引っ込み思案なところがあったんですね。教室の中でクラスメートを前に話をするのもとてもはばかっていた記憶があります。でもあるとき、クラス会で演劇をやったときに、僕はどんな役をやったのか忘れましたが、その劇の中でのキーパーソンを演じたんですね。すごく恥ずかしかったし、セリフもまともに言えなかったけど、でも、とても気分の良い瞬間を味わった記憶もあります。人前で自分を表現することに、何がしかの生きがいを感じたんでしょうね。そしてそれからしばらくは学校の先生に憧れていました。『金八先生』なんか、むさぼるように見ていました。「自分も、あの坂本金八のような教師になりたい!」と。ただ、今からして思えばそれは、生徒に勉強を教えたり、生活面の注意指導を行いたい、というわけではなく、「人前でパフォーマンスしたい」という意識の現われで、それが叶えば別に学校の先生でなくても良いんです。ですので、結局その憧れは実現しませんでしたが、しかしその後、何らかの形で多くの人の前でトークを展開する、という場面を幾度となく体験し、それなりに充実感を味わう自分がいましたね。社会人になってからの僕は、まるで子ども時代の引っ込み思案だったところが嘘みたいな挙動でして、もう雲泥の差。毎日、職場の朝礼で語りかけているのも、エニアグラムのファシリテーターをめざしたのも、おそらくは、そういう自分の志向が大きく影響していると思うんです。で、冒頭のイベント総合司会です。何も考えていませんし、もうぶっつけ本番です。さまざまな著作やNHK英会話の講師として大活躍の本間正人さんをゲストに迎えるのですが、その本間氏を紹介するところもぶっつけ本番。でも不思議と「何とかなるわ」と思っています。で、何とかなるんです。そして、また充実感を味わうことになるんだと思います。絶対成果のあがる会議の技術 ファシリテータ進行役 & リーダーのスキル アスカビジネス / ...価格:1,728円(税込、送料別)
2014年05月13日
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コーチングを学びだした当初から、コーチ・トレーニング・プログラムの中でクラスコーチを担当されていたUコーチの主宰する勉強会『ビジネス コーチング & ファシリテーション プログラム』(略称『びずプロ』)に参加することにしました。Uコーチは、コーチングだけでなく、さまざまなマネジメントやリーダーシップの手法を貪欲に学び、しかも大手メーカーの要職にあって、その吸収したスキルをいかんなく発揮して組織の活性化や部下育成に大活躍している人です。僕より10歳ぐらい年かさの人ですが、全然年齢を感じさせない溌剌さと、何よりも、どんな人のどんな意見にも大きな承認をしてくれる、僕の大好きなコーチの一人です。かつてUコーチの主宰する勉強会に何度か参加したことがあったのですが、ここ最近はエニアグラムに傾倒していることもあり、年1回、埼玉チャプターの勉強会に登壇してくれるとき以外は、すっかりご無沙汰状態でした。そろそろUコーチの勉強会を再受講してみようかなぁ、と思っていたら、昨年から6回シリーズの『びずプロ』を開講され、今年も開講する、ということでやっとエントリーした次第。今日は、この『びずプロ』にエントリーするかどうか決めかねている人向けの無料オリエンでした。会場は、都心・大手町に近い『ちよだプラットフォームスクウェア』。Uコーチの活動拠点になっている施設です。たぶん5年ぶりくらいなので、妙に懐かしく感じました。ちよだプラットフォームスクウェア posted by (C)まさやん6312さほど広くない部屋に、おおかた50名近い参加者が集まり、なかなかの熱気。埼玉チャプターのメンバーもたくさんいて、楽しくワイガヤで説明会が進行しました。6回分の受講料は1人20,000円なのですが、これらは教材や会場費等ですべて費消されてしまい、ファシリテーターのUコーチやEコーチはほとんどボランティアなんだそうです。カリキュラムを見る限り、おそらく他では数十万円を請求されてもおかしくない内容で、めちゃくちゃお得。自分が既に学んできた部分もありますが、そこも復習になりますし、何より、チームビルディングに重きを置いたカリキュラムは、即、職場の組織活性化に使えそうです。それが20,000円で済むのですから、安いものです。既に定員30名に対して、僕も含めて22名がエントリー済み。残る席はわずか8名ということで、早晩埋まりそうですね。第1回目は6月1日。今から楽しみです。オリエン後は会場を神保町のイタリアレストランに移して懇親会。料理とワインに舌鼓を打ちながら、初めてお会いした方々と話がはずみました。神保町のイタリア料理店で懇親会 posted by (C)まさやん6312神保町のイタリア料理店で懇親会 posted by (C)まさやん6312ちなみに『ちよだプラットフォームスクウェア』の1階にはもともとレストランがあるのですが、ここがテナントの入れ替えがあって、連休明けに新装開店するそうで、ただいま改装工事中。『fune(フネ)』というお店になります。ちよだプラットフォーム…に開店予定のレストラン『fune』 posted by (C)まさやん6312先月27日に『検見川送信所を知る会』&エニアグラム仲間でコラボ飲み会をした際の会場だった『NAMIHEI(なみへい)』の姉妹店だそう。『なみへい』に『フネ』。じゃ、3店目を出すときは『サザエ』なんでしょねw【送料無料】リーダーシップ・マスター [ マーシャル・ゴールドスミス ]価格:3,024円(税込、送料込)
2014年04月29日
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今日は日本コーチ協会・埼玉チャプターの定例セミナー。テーマは『ドリームマップ』でした。コーチングと言い、エニアグラムと言い、元々欧米で開発されたスキルが日本に入り込んできた、という経緯から、僕はてっきりドリームマップもそういう類いだと思っていました。ところが、これ、開発者はれっきとした日本人。しかも開発した秋田稲美さんという方は、当時、一介の専業主婦だったんですって。凄いですね。さて、ドリームマップとは、自分の大切なものや心、他者への貢献や社会への貢献を考察して自分の将来の夢を描き、さも数年後にそれが実現していると見なして、それらを模造紙に表現していくツールで、そこには写真やイラスト等をちりばめますが、スクラップになった雑誌や新聞等から切り抜いて使います。頭の中でおぼろげながら意識している自分の夢を、こうやって可視化すると、何となく実現に一歩近づいた気にさせてくれるようでして、不思議な話ではあります。僕の場合、即物主義で現実派なので、「夢を描く」というのが実はとても苦手。でも、自分の強みやそれが周囲に与える良い影響なんかを考えていくと、何となく形になるものです。マップを描いているうちに、あっという間に数時間が経過しました。ドリームマップ posted by (C)まさやん6312今日は3年後に自分がどうなっているか、それをゴールにして、マップを描いてみました。さて実際の3年後はどうなっていることでしょう。【送料無料】3年後“なりたい自分”になれるドリ-ムマップ [ 秋田稲美 ]価格:1,512円(税込、送料込)
2014年04月20日
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今日はマイコーチとのコーチング・セッション。実は先月の1か月間はセッションをお休みしていたんですよね。父親の病状の悪化がきっかけだったのですが、それ以外にも何かと気ぜわしく、落ち着いてセッションをする気になれなかったんです。父親も何とか持ち直している状況ですし、いつまでもセッションを休んでいると、そのうち休み癖が板につくのも嫌なので、自分の背中を強く押して、今日から再開した次第。久しぶりに受話器越しに聞くマイコーチの声。いつもと変わらない様子に、こちらの気持ちが落ち着く感じがしました。やっぱり、いろんなことを聴いてもらえるコーチの存在は大きいです。【送料無料】コーチングの神様が教える「できる人」の法則 [ マーシャル・ゴールドスミス ]価格:1,944円(税込、送料込)
2014年04月08日
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スタッフとして参加している埼玉チャプターは、昨年4月から毎月定例の理事会を開催しています。その理事会が今日、開催されました。理事会といっても、どこかに参集するのではなく、電話会議システムを使った電話会議。皆さんそれぞれにお忙しい人たちばかりなので、音声だけのオンラインミーティングで済ませています。皆さん、コーチングの養成を受けた際に、電話会議システムを使って学んでいるので、特に抵抗感はありません。そして僕の場合、昨年秋にヨメさんがみまかってから、しばらくお休みをさせていただきましたが、今日が再開最初の入室。で、いきなり議長役のおはちが回ってきました。サクサクと議事を進行させ、皆さんに意見がないかどうか尋ね、意見があればそれを聞いた上で、それについて他の参加者に諮る。そんなことを繰り返すうちにあっという間に1時間が経過。いろいろと決めることもできましたし、宿題は宿題として協力をお願いすることもできました。皆さん、コーチングを学んでいるので、聴くことや相手に対するホスピタリティはお手の物。久々の理事会でしたが、気分良く終えることができました。【送料無料】会議の進め方第2版 [ 高橋誠(教育学) ]価格:872円(税込、送料込)
2014年01月20日
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昨夜は鉄道アラームで無事に帰宅できたものの、同じスマホに仕込んである、目覚ましアラームが作動せず!?起きてみれば、いつもより1時間半も寝坊。大慌てで支度をし、会社に向かいました。通常は会社に着く時間が7時前なので、1時間以上の寝坊をしても、始業に遅れることは無いのですが、電車が大混雑するので、憂鬱。それが嫌で、ゆっくり座っていける時間帯を探っていった結果、今の時差通勤になったわけで、今日は案の定、ギュウギュウ詰めの中を電車に揺られる羽目になりました。さて、ヨメさんがみまかってからのこの2か月は、マイコーチとのコーチング・セッションをお休みしていましたが、年が改まったこともあり、今日から再開することに。夜10時に電話をかけると、「はい! こんばんは~!」といつもの明るいマイコーチの声。特にテーマを決めていたわけでもなかったのですが、引き込まれるように話していくうちに、ある一つの課題があぶり出され、「それ、いいねー!」「久々に聞けたまさやんの声が元気で何より!」と承認のシャワーを受けました。久しぶりのセッションは、かなり気分良く、幸先の良いスタートを切りました。【送料無料】コーチングの基本 [ コーチ・エィ ]価格:1,680円(税込、送料込)
2014年01月07日
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毎月開催している、日本コーチ協会・埼玉チャプターの定例セミナー。今日が2013年最後のセミナーです。今回はトリにふさわしく、上西正之コーチによるワークショップ。大坪英理子さんとの名コンビで進行しました。埼玉チャプターの定例セミナー posted by (C)まさやん6312セミナー終了後は、毎年恒例の忘年会。今日も昨日に続いて、大宮駅最寄りのイタメシ屋。めちゃウマのシャンペン posted by (C)まさやん6312まずはシャンペンで乾杯。このシャンペンがめちゃウマで絶品でした。その後も、イタリアワインやチリワイン、ワイン三昧で美味しい料理とともに盛り上がりました。2013冬再入荷しました★★★ドンペリ と同じ91点、シャンパン モエ の評価を上回って銀賞受賞!...価格:3,486円(税込、送料別)
2013年12月07日
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今日は埼玉チャプターの定例セミナー。今回は「ストレングス・ファインダー」といって、米国の調査会社・ギャラップが手がけた、膨大な統計に基づいた個々の人が持つ「強み」を活かしたコーチングを学びました。人はそれぞれ個性が異なりますが、それはふだんの何気ない行動や感情、思考のベースになっています。その個性をギャラップ社では「資質」とか「才能」と称しているそうですが、この資質をどう磨くかによって、それが「強み」にもなったり「弱み」にもなったりするんですね。何気ない行動や感情、思考は、僕が学んでいる「エニアグラム」から派生することでもあり、エニアグラムが人の性格を心理学的に分類するツール、「ストレングス・ファインダー」はうまくいっている人の資質をかき集めて分類したツールと、アプローチは異なりますが、相通ずるものがある、と感じました。【送料無料】ストレングス・リーダーシップ [ トム・ラス ]価格:1,890円(税込、送料込)
2013年09月08日
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最近、僕の職場から1人の若手女性社員が退職しました。とてもスキルの高い、辞めていくには惜しい人だったのですが、彼女は新しいフィールドでの活躍を希望していて、それはある意味、有意義な内容であったので、僕も快く送り出しました。で、今日、自席でPCに向かっていると、別の女性社員が「ちょっと、よろしいですか?」とやってきました。話を聞くと、最近退職したその女性社員が近々誕生日を迎えるので、いろいろと経緯があったようなのですが、彼女にサプライズなプレゼントを、ということで、有志からのバースデー・カードを贈ることになった、ついては、まさやん部長にもメッセージを書いて欲しい、という依頼でした。退職した女性社員も含めて、実は彼女たちと僕とは、親と子ほど歳の離れた関係です。組織が組織なら、口を利くのもはばかるようなくらいジェネレーション・ギャップがあるんですね。そんな間柄であるにもかかわらず、「メッセージ、書いてください」と依頼してくれること、気軽に相手をしてくれることが、何にも増して嬉しい。まあ、考えてみれば、こういう関係性を構築するために、それこそ頻繁に面談をしたり、朝礼で話をしたり、飲み会に顔を出したりして、信頼関係を醸成する取り組みを実践してきたわけですが。偉いもので、それが功を奏しつつある、ということを実感させるできごとでした。ハーバード・ポケットブック・シリーズ 2【1000円以上送料無料】コーチング術で部下と良い関係...価格:840円(税込、送料別)
2013年08月21日
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先日の日記にも書いたように、今週末、セミナーのファシリテーションをやります。スクリプト、いわゆる進行シナリオを手入れする昨今ですが、昨日、マイコーチとのコーチング・セッションで、週末のセミナーの件が話題になりました。コーチ「それでね。 今日はプレゼンスについて考えたいんだけど」--プレゼンス…ですか。コーチ「そう。セミナーを進行するときのプレゼンス。 どんなことに意識すべきだろう?」そう促されて、出てきたのは……・参加者と目線を合わせる・参加者の意見を承認する・スケジュールどおりに進行させる・時間通りに収める・オープンな姿勢・板書しながらしゃべらない(しゃべるときは参加者に向き直る)・声のトーンや大きさ、スピードに気をつける・服装に意識するとまぁ、いろいろプレゼンスの要素はあるもんですね。コーチ「なるほど。じゃあ当日はこれらの要素を意識して、 まさやんはプレゼンスを実行するんですね」当日はコーチも参加者の1人としてエントリー済み。緊張するなぁ^_^;【送料無料】コ-チングのプロが教えるプレゼンスマネジメント [ 鈴木義幸 ]価格:1,260円(税込、送料込)
2013年07月17日
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埼玉チャプターの定例セミナーで、1年ぶりにファシリテーターをやることになりました。テーマは元々決まっており、あとは内容面を詰める段階なのですが、どうも集客に難ありで、参加申込みが10名を切っているんですね。それを知ったマイコーチが、セミナーの告知をひと目見て、「これ、何だかキャッチコピーが大雑把過ぎですね」と。見る人のハートにググッと迫るモノがない、というのです。確かに言われてみればそう。というわけで、今週のマイコーチとのコーチング・セッションでは、このキャッチコピーを考え直すことをテーマにしました。--『苦手な相手とうまく付き合う法』なんてのはどう思います? 誰しも、最低1人は苦手な人っているものだと思うんですよ。 このフレーズだと、反応する人も多いのかな? なんて。コーチ「ああ、良いですね。私なんかも苦手な人ばかりだし(笑)」ということで、あっさりとキャッチは決まったのですが、しかしそうなると、全体の構成をもう一度見直す必要がありそうです。ちょっと面倒だなぁ、と思いつつコーチにそのことを告げると…。コーチ「ん? 内容を再構築する必要があるんですか?」--というと?コーチ「僕なんかは参加者層に応じて少しキャッチコピーを変えたところで、 中身はいじくりませんよ」--あ、そうなんですか。でもキャッチコピーと内容が けっこうかけ離れてしまった感があるんですけど…。コーチ「この程度なら『包装紙』を変えたぐらいですよ 『苦手な相手とうまく付き合う法』という包装紙に包み変えた感じ? で、包装紙を解くと中身は一緒。それで良いんじゃないですか?」なるほど。客層に応じた別の『包装紙』で包んだ、という解釈ね。そういう発想はありませんでした。脱帽。【中古】 苦手な相手を100%味方につける技術 スゴ腕セールスウーマンが教える /朝倉千恵子(著...価格:400円(税込、送料別)
2013年07月10日
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「公共放送であるNHKがカタカナ言葉を使いすぎるので、必要な情報を適格に知りえなかった」として、70歳代の男性がNHKを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こしたというニュースが報道されました。訴状には、「NHKが番組内で「リスク」や「ケア」など、外国語を使わなくても表現できる言葉を多用」していて、「視聴者の大部分が理解できる言語で製作されておらず、憲法で保護された知る権利や幸福追求の権利を侵害している」とあるそうです。確かに、リスク=危険、ケア=介護 とすればよく、日本語に訳せない言葉でもありませんから、わざわざカタカナ言葉で表記する必要性はないようにも思います。民放ならいざしらず、国民に対して広く情報を伝達する公共放送だと、やっぱり問題になるんでしょうね。外国語の読みをそのまま表記した、いわゆるカタカナ言葉は、日本語に適切な訳語がないケースもありますが、その前に「カッコイイ」「その方が理知的」といったイメージ先行でそのまま通用しているケースがおそらく大半だと思います。この点、僕自身もそういう思惑で使っていたりしますし。ここまでカタカナ言葉が氾濫すると、「日本古来の美しい大和言葉が駆逐されていく」と嘆く御仁もさぞ多かろうと思います。ただ、我々日本人というのは、外来語を何の抵抗感もなく受け入れ、自分たちの言葉にしてしまう民族であるとも思います。本来は外来語だったのに、今や漢字まで当てられている言葉もあったりします。たとえば、『硝子』とか『煙草』、『金平糖』とかは有名ですね。『瓦』も実は外来語なんだそうです。『天ぷら』『カステラ』『イクラ』なんていうのも本来は外来語。このように、意外にもはるか昔から私たち日本人は、大和言葉とは一線を画して、好んでカタカナ言葉を使ってきているんですね。で、言葉自体が日本に帰化していくんです。こう考えると、カタカナ言葉を抵抗なく取り込んでしまうことそのものが、ひょっとすると日本の文化なのかもしれません。【送料無料】外来語新語辞典 [ 中村徳次 ]価格:1,050円(税込、送料込)
2013年06月27日
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いつの間にか関東も梅雨に入りました。ここ2~3日はスッキリしないお天気が続いています。スッキリしないといえば、政治の世界でも猪瀬氏といい橋下氏といい、ご本人の舌禍が相次いでいます。「口は災いの元」とはよく言ったものです。たとえば橋下氏は、「政治家が本当のことを言って何が悪い。これまで他の政治家は、奥歯にものが挟まった言い方に固執してきた。だから相手にこちらの真意が伝わらないんだ」という自説を披瀝していますが、確かにごもっともなところではあります。しかし、「正しいことを言えば必ず通る」という理屈は、時として幻想になる怖れがあると思います。つまり、自説を主張するあまり、相手の主張や存在をないがしろにする懸念があるからです。相手には相手の考えがあり、言い分がある。それを受容せずに一方的にこちらの正論をぶったところで、そこには感情的なしこりが醸成されるだけです。「人間は理屈では動かない。共感して初めて動く」とは、コーチングを学びだすと、あちこちで聞くフレーズですが、まさにそのことなんですね。10年ほど前、ある乳製品メーカーが集団食中毒を起こして大騒ぎになった事件がありましたが、そのときに当時の社長さんが、詰め寄る報道陣に向かって「私は寝てないんだ!」と叫び、そのセリフを吐くこと自体が「被害者のことを何ら考えてない!」とさらに糾弾に拍車をかけたことがありました。これなどは、ご本人にしてみれば「一睡もせずに対応している。だから少し休ませて欲しい」という意だったはずで、正論っちゃあ正論です。でもどうして共感を得なかったか、というと、「自分はこんだけ対応してるんだから、大目に見てよ」というような、他者に対する甘えというか依存心みたいなものがあったんだと思うんですよね。そこが、「自分たちのやったことを棚にあげて、腹痛等で苦しんでいる被害者のことを何らおもんぱかっていない」というふうに映り、バッシングになったんだと。正論は正論でも、他者の共感を得ない正論は、結局、欺瞞でしかないんですね。特に、衆目の中では、よくよくこのことを肝に銘じておかないと、「口は災いの元」がそっくりそのまま体現してしまう。僕も職場では人の上に立つ身分です。毎日のように朝礼でくっちゃべっています。今回のできごとは、改めて自分の一挙手一投足は大丈夫か、と振り返る良いきっかけになりました。【送料無料】問題発言 [ 今村守之 ]価格:777円(税込、送料込)
2013年05月30日
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昨日は、所属している日本コーチ協会埼玉チャプターの定例セミナー開催日でした。『聴く』スキルを伸ばすテーマで進行し、2人組とセッションを組んでお互いの話を聴きあうというワークを行ったのですが、僕は初めて参加者として訪れてくれた人と組みました。相手は既婚の女性。職業等は分かりません(聞いてないので)。お題は『2013年、これだけはやりたい!』そのテーマでざっくばらんに話をしてもらい、こちらは傾聴する、という流れです。まずは彼女が話す番。「今年こそワークショップを主催したい。でも、自信がない」というフレーズが開口一番でした。何だかアクセルとブレーキを同時に踏んでいる、そんな感じでした。とにかく相手の言葉を繰り返したり、さらに質問して相手の話したいことを引き出したり…といったことを重ねていきました。僕の目から見ても明らかに消化不良気味で、セッション時間が終了。今度は僕がしゃべる番です。僕は、エニアグラムの専任講師になるべく、今年は4段階ある認定資格の3段階目をクリアしたい、という話をしました。すると彼女の表情が「その話、キョーミあるーっ」と言わんばかりに一変しました。後で聞けば、彼女も一時期、エニアグラムをかじったことがあったそうです。ところがあくまでもかじった程度。こちらは専任講師になる目標。この差は大きいですね。しかも両方ともワークショップを行うことが目的になっていて、片や彼女はその行動に躊躇しており、片や僕はその行動のためにステップアップしている。彼女的にはまるで対照的に映った可能性が大。「エニアグラムを学んだきっかけは何だったんですか?」「どうして専任講師になろうと思ったんですか?」「エニアグラムのワークショップを通して、参加者に何を伝えようと思っているんですか?」矢継ぎ早に繰り出される彼女の質問に対し、こちらは「良くぞ聞いてくれた!」と言外にほのめかしつつ、理路整然と答えていくと、目を見開いた彼女の口からは「まさやん、すごーい!」の言。「そこまできちんと整理されて、専任講師になることを目指しているんですね。そうか、やっぱりワークショップを開催して、その先にどういう自分があるか、ということが肝心なんですね!」と得心していたことです。ただ、僕も理路整然と答えられるまでは、さまざまな葛藤や矛盾にさいなまれていました。結局、自分の背中を押したのは、周囲の期待と賞賛なんですよね。最後に全員でワークショップの振り返りをしたときに、彼女の口からは、「今日初めてここに来ましたが、参加して本当に良かった。頑張れる気がしてきました。まさやん、ありがとう!」と何だかこちらが誉めそやされるコメントをもらいました。ただ、今回のことが彼女にとって本当に元気をあげたことになるのか。ひょっとしたら、より大きなプレッシャーを与えたことになるのではないか。少し複雑な、今の心境です。ワークショップ 新しい学びと創造の場 岩波新書 / 中野民夫 【新書】価格:798円(税込、送料別)
2013年05月20日
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勤務先では部下のみんなに「『未完了』を完了させよう!」とひっきりなしに話しています。『未完了』を完了させないと、もやもや感が持続し、充実した毎日を送ることができないからです。ところが、「『未完了』の完了」を呼び掛けている僕自身が、たくさんの『未完了』を抱えているんです。その中の1つが「道具箱」。もう10年以上前に購入した小ぶりなものですが、その後、DIYにいそしみ始めて多くのツールを集めていった結果、すべてが収納できなくなってしまい、上の写真のように、蓋を開けたままで道具がこぼれ落ちている始末。もうこの姿で何年も経過しています。解決するのは簡単なことです。新しく大きな道具箱を用意すれば良いだけのこと。なのに、それができぬまま、もうかれこれ10年近く。そんな簡単なことだからこそ未完了になるんです。「いつでもできるから」「そのうちそのうち」と思っているうちに、いつの間にか長い年月が経つ。こういう事実は、ふだん意識しなくとも無意識下ではずっと気にかかっているので、どうしても他の行動やパフォーマンスが落ちてしまうのです。だから『未完了』は進んで完了させなければならないのです。でも、こんな簡単に回答を得られることでも、何年が経過しても完了させてないことは、多くの人たちが体験していることではないでしょうか。そして今日ようやく、ホームセンターで大きめの道具箱を調達。すっきりと収納ができました。本当に10年ぶりのお片付け完了で、気分はスッキリです。STANLEY WORKS [V939446] 028001L FatMax ツールボックス28インチ V939446【エントリーでポイ...価格:5,920円(税込、送料込)
2013年05月18日
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「まさやんって、何だかいてくれるとホッとしますね」定期的に通っている、月例勉強会が終わってから、進行役の方にかけられた言葉です。--え? そうなんですかっ? それは嬉しいです。 でも、どうしてそう感じるんでしょうねぇ。思い当たるフシはあります。いつの頃からか、僕は会議やワークショップや研修などに参加するとき、参加者の立場でありながら、主催者側に即して、場の成り行きを見ていく、という関わり方をするようになっています。たとえば進行の方法に違和感を感じれば、「自分が進行役だったら、こういう方法をとるんだけどなぁ」とか、進行役がテンパってしまったり、間違った方向性に進みだして混乱してくると、思わず助け舟を出して、軌道修正を図ったり、出てきたお題に対して真摯に取り組み、さも主催者側が欲しそうな答えを出してみたり。良いか悪いかは別にして、「参加者として最高の場をつくるお手伝いができればサイコー!」と思っていたりするんですね。ですから、こういう場面では決してネガティブな発言はしませんし、ダメ出しや無理強いもしません。空気を読まない発言や行動も厳に慎みます。そして、できるだけテンションが上がるような意見を言うことに努めますし、必ずどこかにジョークを入れて他の参加者や進行役の笑いを誘います。場がしらけたり、変な方向に行きそうになると、必ず軌道修正を促すような意見や提案をしたりします。そうすることで、進行役をして気持ちよく進行してもらおう、と演出することに余念がないんですね。どういう経緯で、どういう背景があって、そういう性癖が出てきたのかは分かりません。おそらく、自分がされたら「嫌だな」、と思うことをできるだけしないようにし、自分がされたら「とても嬉しい」、と思うことをできるだけしてきた、その結果だと思うのです。多くの人が集まる場面で、意地の悪い人がいますよね。答えられないような質問をして意表をつき、その答えを得意満面な面持ちで披瀝して、その場を独占しようとするような人。そういう人を見ると、とてもみっともなく見えてしまうんです。怒りとか嘆きとか、そういうのはないんですね。「わー、恥ずかしいな、この人」と思うんです。恥ずかしい場面は極力作りたくない僕ですから、やっぱり多勢の人たちが集まる場では、きちんと空気を読んで、その集まりの進みたい方向に向かって、スマートに、かつポジティブにフォローしていく。これは、自分のライフスタイルなんでしょうね。それが、冒頭の「いてくれるとホッとする」ということなんだろうな、と。良いか悪いかは分かりません。ひょっとしたら大いなるストレスを集まった人たちにぶつけることで、新たな視点や新たなアイデアが出ることだってありましょうから。でも、僕のこのスタイルは、今後も変えるつもりはないし、変えたくはありません。楽しい学級づくりの技 4【1000円以上送料無料】集会活動を盛り上げる技/河田孝文/大貝浩蔵【...価格:1,638円(税込、送料込)
2013年05月08日
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会社で個人面談をしていると、ある社員から「この本、プレゼントさせてください」という言葉とともに、1冊の本が差し出されました。【送料無料】フロー・カンパニー [ 辻秀一 ]価格:1,575円(税込、送料込)おおぉっ!ブロ友でありコーチング仲間でもあるウィンディーママさんがかねてからリスペクトしている、辻秀一氏の本ではないですか!僕の勤務先では、およそこの分野に明るい人はいまい、と思っていたので、かなり新鮮ですし、とても頼もしく思えました。その社員との会話はけっこう弾むんですよね。社内で心置きなくコーチング談義ができるとは。これも一種の「引き寄せの法則」でしょうか。
2013年04月25日
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最近、感動的な話を聞くと、感極まって「ウルッ」となるクセがついてしまいました。以前は、感極まる前に、感極まる自分を客観視した挙げ句「恥ずかしい」という思いの方が先行し、感極まる前に醒めていたのですが、最近は考え方が丸くなったのか、「恥」という感覚が鈍くなったのか、素直に感極まる自分がいます。そういえば、僕も相手を感極まらせるシーンに、最近、立て続けに直面しています。1つは会社の面談で。ある部下のAさんの話を聞いていたとき、突然感極まって彼女が泣き出してしまいました。そしてもう1つは今日のこと。埼玉チャプターの勉強会で、年配のHさんとコーチングセッションをしたのですが、コーチ役の僕とのセッションを終えて、僕のコーチぶりがどうだったか、感想を述べるHさんが、感極まって言葉に詰まってしまいました。どちらのケースも、僕は何も気の利いた質問やコメントをしているわけでもなく、単に相手の話を聞いているだけです。単に聞くだけのことで、こんなにも人の感情に大きな影響をもたらすことがあるんですね。何だか不思議な気分です。【送料無料】聞く力 [ 阿川佐和子 ]価格:840円(税込、送料込)
2013年04月21日
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これまで埼玉チャプターの要として活躍してきた会長が、いよいよ昨年度に辞意を表明し、後任人事に手間取ったものの、新しい会長が決まりました。埼玉チャプターの会員になったのは最近ですが、しかし年季も入っていて、コーチ・エイのトレーニング・プログラムのクラスコーチ資格を持っている人で、この上ない人事です。当初は僕にお鉢が回ってきそうだったのですが、僕自身は事務局の業務を長年やっていて、ここの後任のほうがむしろ探すのが大変、ということで、結局、僕は事務局職のまま留任。埼玉チャプターは、毎月定例でセミナーを開催しているのですが、これまでは外部から講師を呼んでくるのが常。それはそれで意義があるのですが、しかし大きな弊害があります。それは、主催するスタッフ側と参加する会員側との間に距離が生じる、ということです。与える側と受ける側がきれいに分かれていることによって、参加する会員側はいつまでたっても「お客様」という位置づけが抜けません。それでも質の高いプログラムが提供し続けられればよいのですが、少しでもレベルが下がると「お客様」は逃げていってしまいます。結局、会員名簿には100名以上の名前が連なっているのに、常時セミナーに参加する会員は10名程度。残る9割以上の会員は、実は幽霊会員だったりするのです。長い目で見て、チャプターの存続を期するのであれば、やはり「チャプターが自分たちのコミュニティ」と考えてくれる人を1人でも多くつくらないといけません。そこで新会長からは、「スマートでなくても良いから、会員自ら勉強会やセミナーの進行をする、そういう流れを作りたい」という抱負が語られました。自分たちが参加者であり、時には主催者になる。そうなると、チャプターへの参画意識やロイヤルティが絶対に出てくる。結果的に、チャプター活動が活性化される、そういう流れです。他の役員からも大賛成の声。これについては、マイコーチも同じことを言ってますし、マイコーチも埼玉チャプターにも最近、入会してくださったので、「今年は、チャプター活動に一肌脱ぐかな?」と言ってくださっていて、心強い限り。埼玉チャプターは、代が変わって、その活動内容に変革が訪れようとしています。今からワクワクしています。【送料無料】チーム・ファシリテーション [ 堀公俊 ]価格:1,575円(税込、送料込)
2013年04月10日
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経営の神様と言われる松下幸之助氏は、部下が提案や相談に訪れた際に、答えを言わずにとことんまで話を聞き、分からないところは質問をした上で、最後に必ずこう問いかけたと言うことです。「ほんで、それはどれくらい儲かるんや?」と。一切、自分から結論は言わない。答えをすべて部下側に考えさせる。部下の方にしてみれば、その場では答えが見つからなくとも、ずーっと幸之助翁の質問は頭の中に残っていて、常に答えを出そうと回転している。そんな状況ですから、常に斬新なアイデアが湧き出る土壌があった、ということです。賢人だからゆえ、その問いかけはシンプルかつ重い言葉なのです。コーチングを学ぶと、「コーチは答えを言ってはいけない」ということを嫌というほど聞かされます。答えを言った瞬間、相手は考えることを止めてしまう。せっかくのアイデアは水面下に深く沈み込み、水上に出てくるチャンスを逃してしまう。質問をすることで、相手に考える余地を与え、自分ひとりでは編み出せなかった、新しい視点の答えを編み出す素地ができる。そういうカラクリです。そして究極の質問。「…で?」これがすべてのプロセスのスタートになります。相談者やクライアントが、ゴールや現状、困っていること、難しいことを滔々と述べ、ひととおり聞き取った段階で、「で?」とひと言返す。これだけで、相手は必死で次の答えを探し出す。何か良いことはないか、何かひらめくものはないか。もう必死です。そしてそのうちの何回かは、これまで考えもしなかった突拍子もない答えが出てくる。意外にそれが本当の答えだったりします。この質問法は、マイ・コーチに教えてもらいました。今、部下200名弱と4回目の個人面談を開始しているのですが、この「…で?」という問いかけ、できそうでなかなかできません。知らず知らずのうちに、答えをしゃべってしまっている自分に気づきます。いけない、いけないと思いつつ、ごくたまーに「…で?」と繰り出すときがあります。その時に限って、相手は目をパチクリし、次に「で、ですねぇ……」とつぶやきながら、必死で答えを探そうとする態度に出ます。この瞬間は、真剣そのもの。沈黙の中で、新しい視点の答えが出る瞬間を、ごくたまにですが味わっています。【送料無料】するどい「質問力」! [ 谷原誠 ]価格:1,155円(税込、送料込)
2013年02月27日
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毎年2月に、北関東近隣のチャプターと合同で開催する『関東4チャプター交流会』。今年も今日から1泊2日で開催です。今回は僕が所属する『埼玉チャプター』がメイン幹事。事務局の僕としては、スタッフが少ない中で集客企画からホームページの運営、参加受付、当日の進行、会計と東奔西走の様相。その上での各カリキュラム参加で、かなりてんこ盛りの動きとなりました。まずは、恒例の日本コーチ協会理事・平野コーチの基調講演。今回は、改めてコーチングのベイシックなスキルである『聴く』をテーマに、講演と言うよりもむしろ本格的なエクササイズを体験。15分間のコーチング・セッションを繰り返しました。あっという間の2時間半でした。続いては、埼玉チャプターの定例セミナーで好評だった『自尊感情を高めるワーク』。自分をよりよく生きていくために、どんな自分にもOKを出せる、そういう気にさせてくれるワークです。最後は、みんなが自分のことを言葉を尽くして褒めてくれる、何ともハッピーなワークショップなんです。あっという間に1日目の日程は終了し、夜は懇親会。1日の張り詰めていた緊張感が、一杯のビールで少し解けました。【送料無料】生きることと自己肯定感 [ 高垣忠一郎 ]価格:1,575円(税込、送料込)
2013年02月23日
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職場で赴任以来4回目の個人面談を開始しました。今回は「未完了を完了させる」をテーマに話をしてもらっています。最近、未完了を完了させたこと。なかなか完了できない未完了のこと。そういったことをざっくばらんに話してもらっています。皆さん、それぞれにいろんな未完了を抱えているんですね。僕も含めて、人はたくさんの未完了があります。1つ完了させると新たな未完了が1つできてきます。常に未完了は残高として残っており、むしろその方が健全です。未完了の完了を繰り返すために人は生きている、といっても良いくらいです。ところが完了シーンが滞ってしまうと問題です。時代は動いていますから、後から後から新しい未完了が積もり積もってくるからです。そのうち未完了の山に押しつぶされてしまいます。易しいもの、ささいなものから、未完了は完了させていくべきです。ところが今日の面談で、面白い取り組みをしている社員がいました。「未完了を『捨てる』」のがそれ。未完了状態のままTo Doリストに残っているんだけれども、この半年、それで不便を感じたことがない。ということは、この未完了はそもそも自分に必要がないわけで、完了させる意味がない。だから捨てる、という発想です。捨てることで、彼はずいぶん気分がスッキリしたそうです。「不要不急の未完了を捨てる」これは、自分でも使えそうだ、と思いました。【送料無料】捨てる生き方 [ 浅野裕子 ]価格:1,260円(税込、送料込)
2013年02月14日
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最近、スポーツの世界で体罰問題がかまびすしくなっています。端を発したのは大阪市内の公立高校でのできごと。バスケットのキャプテンだけが集中的に監督である教諭から体罰を受け、それを苦に自殺を図ったことが大きく報道されました。そして今は、女子柔道のオリンピック強化選手団の中でも複数の選手が監督から暴力を受けていたことが発覚。監督はもとより複数の幹部が辞任する騒ぎになっています。いわゆる昔のスポ根ドラマではふつうだった、殴る、蹴る、張る、という行為は、「現代では御法度」なのは言わずもがななのですが、しかし、そんな中でも連綿と受け継がれてきたんですね。今回の事件を見聞して、すぐに思い起こしたのが、僕が今から7年前、コーチングのプログラムを学ぶ際に、事前に紹介セミナーに参加したときのシーンです。そのセミナーの冒頭で、ファシリテーターから投げかけられた問いがありました。「名選手は名監督になれるでしょうか?」というものです。この問いかけに参加者の反応は二分しました。僕は「名監督にはなれない」方を選択しました。名選手は、ふつうの選手の気持ちが分からないから、おそらく無理だろう、というのが理屈です。しかしそうとも言いきれない事例もあって、たとえば読売ジャイアンツの長嶋茂雄元監督は、現役時代は名選手であり、監督時代は名監督だったことは、誰も疑う余地はありません。結局、その時は「どちらも正解っちゃあ正解」という話で終わったのですが、しかし、もし体罰問題の渦中にいた監督が「答えは自分自身の中にある」という理論で相手の成長を促進させる『コーチング』を学んでいたとしたら、こういう悲劇的な幕切れはなかったのではないか。残念でなりません。強くなる必要はなし 今、イジメや体罰で苦/塚本元美【Marathon05P02feb13】価格:1,155円(税込、送料別)
2013年02月07日
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面談していた部下からもらった言葉。「まさやん部長との面談では、何でも言えちゃうんです」何とも嬉しい言葉ではないですか。--あ、そうなの!? 他の上司と比べて?「はい、そうなんです」がぜん興味が湧いてきました。--いやぁ、嬉しいな。でもどうして僕が相手だと何でも話せるんだろうね。「だって、こういう面談だってやってくれるじゃないですか」彼女が言うにはこうです。僕は今の部署に着任して早々、「全員と個人面談をやる」と宣言しました。今から2年前のことです。で、さっそくそれを実行しました。「まさやん部長の個人面談宣言を聞いて、失礼ながら私は、まさか本気でおっしゃってるとは思いませんでした。だって200人近い社員がいるわけですから、そんな途方もない人数に対して、どうやってやるんだろう? まさか、やれるはずない、って」「でも、本当にそれを実行されたでしょ。それで『あ、この人、本気だ』って思ったんです」「それに、次は『自分を評価してください』ってありましたよね」そう、部員全員から僕を評価してもらう、ということを過去に2回やりました。「あれも、まさか、と思っていたんです。そしたら評価の入力フォームが私のところにも来て、『うわ、またこの人、本気だ』って」--そうか……。そう思ってくれたんだねぇ……。今の部署に着任する直前、僕はマイコーチとのディスカッションで、「新しい部署で、社員との信頼関係を結ぶには、何をもってしても共感性が重要。そして共感性を醸すには、『自ら変わる』行動が必要」という結論を導き出していました。その方法論として個人面談や僕自身を評価してもらう、という施策を編み出したのです。これら施策は、マネジャーなら誰でもその必要性は認めるところですが、しかし、いざ実行するとなると、大きな抵抗感が生じます。だからどうしても宣言だけに終わってしまいやすい。それを敢えて実行すると、部下たちの「まさか」という驚きが、今度は共感性に変わり、それが信頼関係へと繋がっていく。理屈では分かっていましたが、実際に実行してみると、今回、部下からもらったフィードバックのように、本当に理屈どおりになったわけです。彼女の言葉が宝物のように思えました。【送料無料】信頼関係の作り方 [ 朝倉千惠子 ]価格:1,365円(税込、送料込)
2013年02月05日
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--どうも僕は『人事査定』というものに苦手意識があるんですよ。マイコーチとのコーチングセッションで、僕が言い放った第一声です。「というと?」とコーチ。--うーーん、何か、人が人を評するというのは、 おこがましい気がするんですよね。 僕も一介の偏った考えをしている人間なので、 そんな僕の見立てが合理的に説明できるはずもなく……。「あー、なるほど。それで?」--合理的に説明できないような評価が果たして正当なのか。 そんな評価をして、被評価者から悪く思われないか。 ……そう、「悪く思われないか?」というフレーズが 自分の中に常につきまとってきて、とても居心地が悪いんですよ。 そこに苦手意識の根本があると思うんです。「なるほど、そうですか。評価をするには相当な見立てが必要だと。まさやんはさっき『おこがましい』なんて言葉を使いましたよね」--あ、そうですね。そうです、そうです。 偏った評価をしていることが、部下に対して申し訳ない、と。「あなたが逆に評価される立場だったら、どうなんですか?いくら評価ポイントが低かったとしても『あ、この人の評価だったらしょうがないなぁ』と納得できるのは、どんな人が評価者だったら良いんですか?」--そうですねぇ。まずは評価者が共感できる相手であることですかねぇ。「うん、なるほどね。他には?」--日頃からきちんと自分を見てくれている、そういう人なのかなぁ。「ああ、重要なことですね」と、ここでマイコーチはすかさず、僕がついぞ予想だにしなかった言葉を投げかけてきました。「まさやん。あなた、部下を信用してないでしょ?」--えっ!?「信用しているからこそ、『ダメなことはダメ』と自信を持って言えるんじゃないんでしょうか」「あなたの場合、『こんな評価をしたら部下は俺のこと悪く思うんじゃないか』そういうところに気持ちが傾いてますよね。要は自分のことしか考えられてない。もし部下を信頼しているのなら、彼らに対して『こうあって欲しい』ということが堂々と言えるし、自分の評価にも正当性を感じるでしょ?」……まさに正鵠を得たフィードバックでした。確かにそういうところを衝かれると、「まさか、そんなことはない!」と断言できません。正々堂々と評価できるために、どういう人間になれば良いか。残りの時間は、2人でその条件を出し合う場面に変わっていきました。部下を信頼するからこそ、部下の成長を促したい。部下の成長を促したいから、ウイークポイントを強化させたい。そのウイークポイントを、評価する自分の目でジャッジすればよい。多少のブレに一喜一憂することはない。部下を心底信頼することができるようになれば、自ずと大きくブレない人間になっているはずだから。マイコーチは言外にこういうメッセージをくれたのだと思います。『人事査定』への苦手意識。考え方一つでクリアできそうに思いました。【送料無料】信頼関係の作り方 [ 朝倉千惠子 ]価格:1,365円(税込、送料別)
2013年01月17日
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ある課を運営しているマネジャーが、やや深刻そうな顔で「ちょっと話聞いてもらって良いですか…?」と、僕のところへやってきました。予定されている仕事が、当初の話よりもかなりボリュームが多く、しかも日程がタイトであると、営業から告げられた、と。クオリティを落とすことも、納期を延ばすことも不可。しかも人員を増やすこともままなりません。このままではパンクしてしまう可能性もある。確かに深刻です。「こういうときこそ、例の『ツキを呼ぶ魔法の言葉』、『ありがとうございます』なんですよねぇ……」と、そのマネジャー。--お、僕より分かってるやん。「ええ。でもやっぱり、目の前に困難なことがマジで積み上がると、とてもじゃないですが、『魔法の言葉』を唱えることよりもやっぱり具体的な対応策の方ばかり思考が行ってしまいますよ…」--だよねぇ。 確かに現実離れした言動を実践するには、 まったくリアル感がないもんなぁ。ひとしきり不安な気持ちを吐露して、自席へ戻っていきました。こちらは彼の不安な言葉を聞くだけ。それに対して同情も批判もせず。その時点では根本的な問題解決が出てこなかったものの、その後、急遽連休中に勤務シフト体制を組むことで、何とかとりあえずの解決策を図りました。同情・批判なく、マネジャーの心情を聞くことだけに徹したことは、それなりの前進を促したのかも知れません。【送料無料】心ふれあう「傾聴」のすすめ [ 長田久雄 ]価格:1,575円(税込、送料別)
2013年01月11日
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1年前に、在籍している部署の部下全員からフィードバックをもらうプロジェクトを実行しました。部下からの評価を『味わう』その際に、「これは1回で終わらせるのではなく、毎年定期的にやります」と宣言していたので、約1年経過したこともあり、先日から2回目を実施中。回答はすべて回収し、現在、集計をしているところです。昨年は初回でしかも赴任して半年ほどだったため、ご祝儀的に評価も高かったと思うのですが、2年目になると関係性もこなれてきているので、けっこう辛辣なコメントも散見されます。あ、そういうナマのコメントを欲すべく、無記名式にしていますし、設問はExcelファイルにして全員に配布し、PC上で入力してもらう方式なので、筆跡からも個人が特定できないしかけにしているんです。それでも昨年は相対的に「良さげ」なコメントが並んでいたものです。ところが今回は、多少の遠慮も解かれてきたのか、中には「ダメ出しの連続」といった内容も。これを書いた人は、ひょっとしたら書くべきか書かざるべきか大いに悩んだかもしれませんが、結局は書いてくれているんですね。感謝。承認のスキルをきちんと会得していない人が内容を読み込んでいくと、基本、落ち込んでしまう内容です。心が折れてしまいかねません。しかし、これをしたためている人も勇気を持ってありのままを書いたわけですから、そこは厳粛に受け止める必要があるわけです。ただ、そんなダメ出しを書き連ねて「だからまさやんを信用できない」と言い切っている同一人物が、別の「まさやんを信頼できるか?」という設問に対し、「信頼できる」にチェックを入れているのはご愛敬でしたが(笑)それにしても、僕という同一人をフィードバックするに際して、人によってこうも見方が違うんだなぁ、と改めて感じ入りました。ほとんどの人がポジティブに捉えている僕のある行動に対して、全員がポジティブかと思いきや、中には超ネガティブに捉えている人もいるんです。『十人十色』と言いますが、こういう回答の違いを見ると、実感できるというものです。さてさて、まだ集計は道半ば。これからどういう回答が出てくるか、ワクワクドキドキの日々が続きます。【送料無料】チームを活性化し人材を育てる360度フィードバック [ 相原孝夫 ]価格:1,680円(税込、送料別)
2012年11月07日
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僕が取得している(財)生涯学習開発財団の認定コーチ資格は、2年間の有効であり、期限到来とともに資格更新手続きが必要です。しかも大きく3つの要件があり、それが満たされていなければ更新することができません。コーチングを学び始めたとき、しょっちゅう言われたのが、コーチング・スキルを身につけたければ、「コーチングを学ぶ」「コーチングする」「コーチをつける」の3つの要件を実践し続けることでした。したがって、認定コーチ資格更新においても、「引き続き、コーチング・スキルを学ぶためのワークショップ等に参加しているか」「クライアントと契約し、コーチング・セッションを実践しているか」「自らもコーチを雇い、クライアントとしてコーチング・セッションを行っているか」ということが求められています。ペーパードライバーであっても金を払えば更新される、自動車運転免許のような甘っちょろいものではありません。僕の場合、一応、要件は満たしてはいたものの、やっぱり発表されるまではドキドキでした。2006年に取得したこの資格。今年が2012年ですから既に3回り目。時が経つのは早いものです。次回の更新は2014年。またまたあっという間に巡ってくることでしょう。BEST SOLUTION【1000円以上送料無料】コーチング・バイブル 本質的な変化を呼び起こすコミュ...価格:2,730円(税込、送料込)
2012年10月25日
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先日、勤務先の関係の結婚披露宴にお呼ばれし、しかもスピーチまで頼まれてしまってそこそこ緊張したのですが、まずは考えていたシナリオをほぼトレースする形で話せたのでホッとしたことです。スピーチの中には、新郎新婦へ贈る「夫婦円満の秘訣となるフレーズ」を忍ばせました。それは、「相手の立場を尊重し、そして自分の主張もきちんとできる関係を保つ」というものです。これを『アサーティブ』と言います。人間同士の関係性は得てして、こうは行きません。「相手の立場を尊重せず、自分の主張ばかりしている」関係だったり、「相手の立場を尊重するばかりで、自分は主張しない」関係だったり。いずれも円満なコミュニケーションを図ることは困難です。アサーティブなコミュニケーションをとることが、関係性を向上させる唯一の方法なのですが、そこは、無意識のうちに自分の我が出てきたり、相手を見下したり、相手に怖れを抱いたりして、およそアサーティブなコミュニケーションになりえません。僕も頻繁にノン・アサーティブなコミュニケーションに陥っていたりします。今回のスピーチでふだん聞き慣れない『アサーティブ』という言葉を出しましたが、一部、列席者の興味をそそったようでして、それはそれで効果あったのかな、と。何よりも新郎新婦ご本人たちが関心を寄せてくれたことに、嬉しく感じました。嬉しく感じたついでに、本までプレゼントしました。【送料無料】恋にも仕事にも効く!アサーティブ [ 大串亜由美 ]価格:1,260円(税込、送料別)明るく楽しく、そして心温まる家庭を末永く築いていって欲しいものです。
2012年10月05日
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マイコーチに紹介された『ハーバード・ビジネス・レビュー』というビジネス雑誌の9月号。特集は「最強チームをつくる」で、チームの編成や、より適切なチームワークのあり方を論じています。【送料無料】Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2012年 09月号 [雑誌]価格:2,000円(税込、送料別)この雑誌のオリジナル版は米国での編纂で、日本では数か月遅れで日本のダイヤモンド社が翻訳・再編集しています。で、今回の特集記事ではマサチューセッツ工科大学(MIT)やマッキンゼー&カンパニーの研究レポートなどがメインでした。特にMITの研究レポートは、ハイテクを駆使してチーム内で交わされるコミュニケーションを科学的に分析し、「成果の出ているチームとは、その中に秀でたメンバーがいるわけではなく、効果的なコミュニケーションを繰り返しているに過ぎない」という結論を導き出していて、かなり興味をそそられました。マイコーチによると、この雑誌記事は、僕がコーチングを学んだ研究機関である「コーチ・エイ」内でもけっこう話題になったらしく、「コーチ・エイがコーチングを通じてめざしているゴールは、やっぱりこれなんだよね!」と盛り上がったらしいです。それにしても、もともとチームワークは日本のお家芸。米国は個人主義が徹底している社会。それが、今や日本は個人的なスタンドプレーが時としてもてはやされていたりしますし、米国ではこのようにチームワークを科学的に追求している。何だかお互いが逆転している風がありますね。すると米国在住経験のあるコーチ・エイのとある執行役員がこう言ったそうです。「日本人は農耕民族だから、そもそも有史以前からチームで活動し、チームで生きてきた。そんな集団に敢えて『チーム』という単語は存在しないのです。米国がことさら今になって『チーム』にこだわっているのは、彼らが個人主義であることの裏返しなんですよ」なるほど、そういうことなんですね。日頃、無意識下にある行動こそ、実は価値ある行動なわけで、それをいかに意識下に置くか、ということが大事なのです。私たち日本人がふだん忘れ去って意識していない概念。これこそが今の日本全体の閉塞感を打ち破る原動力になるだろうし、隣国に対しても堂々と自分たちを主張できるベースになるのではないでしょうか。
2012年09月24日
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