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福田首相の後釜を早くも4人ほどが名乗りを挙げているのか、下馬評なのか。どうも、今回ほどマスコミを疑いの目で見るのははじめてだ。最右翼といわれる麻生氏が、「国民的人気が高い」なんて、少しも思えないのである。漫画が好き、別にそれは良い。しかし、あの曲がったように見える口に、そんなに人気があるだろうか。マスコミの作り出した幻のように思えてならぬ。
結局、国民総生産をどう分割・分配するかだけの話なのだが、裕福な生活をしてきたお坊ちゃまが2人続き、共に政権を投げ出したわけだ。麻生氏が国民目線でものを見られるとは思えない。既定事実かのように「麻生総理」の道付けの片棒を担いでいるような気がする。
国民生活の底上げのために、財界を説得するくらいの事をするような人でなければ、誰がやってもダメだ。カネはあるところから無いところに移して、平均化してきたのではなかったか。今の格差は、トランプの大貧民のようなものだ。とられる方は徹底的にとられ、とる方は黙っていても力(=カネ)がはいってくる。 それは自由とか平等とかとは全く異質のものだ。何よりやる気を、展望を失わせる。その結果が自殺の多さとは読めないだろうか。
展望を失ったのは福田氏も同じだろうか。だからやめたんだろうけど、少数与党なんて昔はいくらでもあった。それでも最後に野党を説得できたのは言うことの筋が通っていたからだ。他人事問題では最後に馬脚を現した感があるが、自分の姿勢を打ち出さずに「いじめっ子がいるよ~」と泣いて帰ってきたようなものだ。
でも、政党の党首が自動的に総理になる、と言うのもおかしな話だ。それで「人物本位で決める」などと言っていては国民にとっても矛盾。個人と政党がごっちゃになっていて、しかも小選挙区の人気投票みたいなものが今の選挙だ。選挙の改革は議員にとって見れば失職の可能性があるから、熱心にはやるわけもない。世襲の者はなおさらだ。今は半分に及ぶと言う。そりゃあ、改革が進まないわけだ。「御身ご大切」だもの。
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