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正確にはコーラスではないけれど、昨日のコンサートの2部は足立輝代さんの「懐かしのラジオ歌謡」だった。年の所為か、このごろのやたら絶叫の歌よりも、よほど分かりやすいのだが、今の若者って、今熱狂している歌を、どれだけ将来覚えているのかなと思う事がある。
ラジオ歌謡も、朝鮮戦争の頃生まれた私にとっては本当は知らないはずの歌だ。岡本敦男さんとか近江俊郎さんとか、物心ついた時にはもう懐メロになっていたはず。それでもあの爽やかな歌声はしっかりと頭にはいったようである。現代の若い歌手の声はどこまで生なのか分からないが、あんな伸びやかさが感じられない。
ELTのボーカルが高音が出ないとかいう記事もネットニュースで見たが、あれで高音かい?という印象の方が強い。現代の声は高い方にシフトしている傾向があるそうだが、 ことテレビに出てくる歌手の歌は声域が広いと思った事がない。テナーで歌っている私が「高いな」と思う五線を超える音なんてめったに聞かない。
それで声が出なくなったなんて、どんな発声してるんだろう?と思ってしまう。足立さん、70歳。十分に伸びやかな声だった。やっぱり練習のたまものなんだろう。私もあのくらいな年まで歌い続けたい。
ところで、足立さん、いつも一家でやって来る。ご主人、娘さん(ピアニスト)、お孫さん、ご主人、と。ご主人は大阪音大の元先生で、教え子も我が町に何人かいた。 懇親会では話も弾んだようだ。
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