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ゆとり教育の反動で、高校の英語の内容が大幅にアップするそうだ。「基本的に全部英語で」は、ちょっと教師の方が可哀想。そんな教師は数えるほどしかいるまい。英語で考える頭でないと、英語は出てこない。受験英語にどっぷりとつかってきた教師の再教育は事実上出来るんだろうかと心配する。
私の高校はカトリックだったが、日本語の下手な先生(神父)もいる。授業はやっぱり分かりにくかった。日本語で考えて英訳すると言うのと英語で考えるのには決定的な違いがある。文化の違いだ。神父さんに「英語でもったいない、ってどう言いますか?」彼は答えた。そんな言葉は英語にはないのでそこだけモッタイナイと言うのだそうだ。
私の息子は何度か1人で海外に行き、海外からの仕事の電話も直接受けるそうだが、「なんでか知らんけど英語ではこう言うんや」と言うことをしばしば聞く。中学までなかったそんな環境がいきなり出来るだろうか。入学式で校長先生の挨拶を英語で出来るだろうか。そう言ったレベルの話に聞こえてしまう。
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