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普天間の問題は実のところ、5月までに収束するとは思えないのだが、一連のネットニュースの中でちょっと気になった記事がある。複数回見たのでゆめまぼろしではないはずだが、鳩山首相の方針に対して、アメリカの市民が「そんなに基地がいやなら、守ってやらなくていいじゃない」「経費節減のために基地は引き上げるべきだ」と言う意見を述べている、と言うニュースが、ほとんど数時間のうちに検索できなくなってしまったのだ。
記事を没にしたとしか思えない。実は、ここのところが安全保障の原点なのである。GDPが中国に抜かれて3位になっても、大国は大国、自分の国くらい自分で守れ、と言う訳で、実際に筋は通っている。しかしながら、アメリカにとって日本はアジアの前線基地。こんな考え方は困るはず。多分権力の手で削除されたのだろう。
アメリカの覇権主義は今に始まったことではなく、犠牲を他国に強いてのし上がってきて、今なお戦争の種を蒔き続けている。兵器産業しかアメリカが輸出できるものはない有り様ではないか。生き残るために、戦争をやめる訳にはいかないのだ。
日本の民主党の騒ぎも、なにか作られたようなうさん臭さがある。民主不支持が過去最高になったそうだが、かといって自民が信任されているのでもない。自民の体制に回帰することはないだろう。そして、二大政党制と言うのが、実は現在は虚像だったと言うのに気付いていく人が多いと思う。
金と政治が結託してきたことでは、自民も民主もえらそうなことは言えないはず。元が同じなのだから。そしてこれは、かつて自民党が派閥を変えながら続けてきたことが政党間の禅譲に過ぎなくさせる、小選挙区制の本質だと言うことに気付くべきだ。「カクマンダー」は現在に生きている。
中選挙区制或いは完全比例代表制に戻し、 または変えて新しい政治を開くべきだ。情報操作はごめんだ。
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