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来年の5月14日に予約を入れたよ、と長男が帰ってきて話した。「いい時期に取れてよかった、と言ってから、「それで何時や?」3時の開式、7時の打ち上げだと言う。「え~!Tどないしよ・・・」彼の晩ごはんは7時である。訳の分からない結婚式に出て、4時間も耐えられるだろうか。神戸でやるから帰り着く時間はとなると9時近いはず。
「お兄ちゃんの結婚式に行くか?」「お留守番!」要は行きたくないと言うことだ。長男はと言えば半分ほっとしている。 さて、いつも地域支援をお願いしているHさんに相談してみた。長時間でなければお宅に伺って付き添いますよ、と言う返事。では1時から5時ごろまで、と言うことで検討してもらうことにした。施設内なら時間の制約なくあずかれると言うが、式・披露宴を終えてから迎えに行くのもしんどいし、本人にとっても慣れない環境は避けたい。
母は少しぼけては来ているものの、まだ客の応対くらいは大丈夫だ。もちろん半年先は分からないが、食事さえ用意しておいてやれば自分で出してくる。風呂は自分で入るし、用意もできるので5時以後は母に見てもらうことにした。
長男が予約を取り消すのを嫌がるのは目に見えている。先輩に言われた「結婚式、披露宴だけは女の言うことを聞け。一生言われるぞ」を金科玉条としている。せっかく決めた日取りを変えたくなかったはずだ。
しかし母がダメになる可能性もある。念のために、当日は朝から施設に預ける、と本人への刷り込みを始めた。最悪の事態に備える。母が大丈夫なら当日取り消しと言う楽な方には納得するが、その逆は難しい。
障害児がいなければ気づかうことのないことなのだが、それにしても神戸の夜景はいいが、帰りの遅くなるのは兄弟からはひんしゅくものだ。次の日が日曜なのがせめてもの慰めだが、こっちも息子から死ぬまで言われてはたまらない。
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