老父のつぶやき

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2025年04月14日
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カテゴリ: 視・紙・誌面から
関西・大阪万国博が始まった。思えば千里丘で開かれたのは55年前。

こんなものが引き出しから出てきた。




この時代は何かというと記念切手を発行していた気がするが、今回はあったのかしら?7円が今は85円、15円が110円になっているから55年でざっと10倍だ。50円は当時は高額切手だ。ちなみに表紙についた売価が80円となっていたので、その差額が表紙代か?初代サニーが46万円だった。今はコンパクトクラスが300万というところか?率から言えば値上がりは郵便料金の方が上だ。

やっぱり万博というと私にとっては7円切手のバックにある強烈な存在感の「太陽の塔」が浮かんでくる。「何だこれは?」とも思ったが、今も万博公園で存在感を示している。大学に入ったばかりの時で、西宮の叔母の家に泊めてもらい、2日間通った。アメリカ館とかソ連館には長蛇の列。「月の石」が呼び物だったが、わざと入らなかった。待つのが嫌いなのはその頃からだ。

電気通信館?だったかで大きなブラウン管テレビやロボットが弾くピアノ?を見聞きした記憶がある。どんなブラウン管でも走査線は525本だったから、ずいぶん荒い気がした。また、食事がどこでも高かったのを覚えている。食べてから入ったか、弁当のようなものを持ち込んだかは覚えていない。尤も、変わったものを食べた記憶もないのでうどんか何かで済ませたのかも知れない。

さて、55年後の今回の万博はリングの大屋根くらいしか印象がない。コロシアムか何かのように感じる。ディスプレイはフラットパネルだし、チケットはスマホ上の情報らしい。会場内では現金は取り扱わず、スマホかクレジットカードがないと非常に行動が制限されるという話だ。

前回の会場は山を削ったが、今回はゴミの埋め立て地。メタンガスが出るのは当然だが、台風や地震の非常時も少々心配だ。そしてまた、博覧会の終わった後はゴミの山か。前回も、ソ連館を壊すのに、てっぺんにロープをかけて引き倒すという案があったらしい。幸か不幸か実施にはならなかった。今回、木材の造作が多いと聞く。中には解体して自国に持ち帰るというケースもあるらしいが、有限の地球資源、いつまでも鉄やセメントには頼れないだろう。生物の利用ならば再生産や廃棄物を利用することも考えられるだろう。

これからは食料も含め、「生物の世紀」かな。





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最終更新日  2025年04月14日 22時48分18秒
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