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君に

(92)
2012.08.18
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カテゴリ: その他
家族で食事をしに行ったり、
旅行しに行ったり、
甥っ子と遊んでたり、
母とも気軽に言葉交わすようになってた。

俺は弟以外との家族とはあまり仲が良くなく、
祖父、親戚とも疎遠状態で過ごしてきたもんで、
孤立感と言うものを抱いてた。

更に言えば、
ガキの頃も実の父との記憶はろくなもんではなく、

家族と言うものから、さほど愛情と言うものを感じた事もないし、
そしてこの俺自身も何かに愛情を抱くそうした気持ちが稀薄で、
好きになる好かれるがとても苦手だった。

ただ自分は何にも受け入れられる存在ではないと言う事は理解してた。
(こうした頃から沸き起こる怒りに憎しみはサム兄との罵り合いで解放されてた。)

そう、
解消はしたけれども、
俺の有り余る怒りの始まりはそこから始まったもので、
(やはり人が誰もが学ぶのは家族との関係からであり、自分の基礎、土台は
そこから作られるもんな。)

なら、

俺の人間性に置いて得るその始まりも家族から生まれれば、
それが今後共々多くの場で善い形でその姿を現すはずで、(それほど血の繋がりは大きい)

家族との拠り良い関係が
少しづつながらも何時も渦巻く孤立感を次第に取り払っていってた。

そして、

何故だか、

今度は逆に人に怒鳴られたり、
おちゃくられたり、
小馬鹿にされたり、
舐められたり、
悪口言われたり、
粗暴な態度を随分とされるようになり、

こいつはもしかしたら、
今まで随分とそうした事を堪能した自分への

人の心の復讐か、

もしくはもう変わりたいこの俺が試されてるその現実かと、
何があっても絶対、そうした本来は得意な世界、土俵には
上がらぬようぐっと奥歯をかみ締めてた。

始めの頃はただ我慢し耐えるそうした気持ちでいた。

呪文のように言い聞かせてた。

俺は変わるんだろう、、、

生まれ変わりたいんだろう、、、

そんなのは充分人生飽きる程やり尽くしてきただろう、、と、、

そして、
ある時期から何かが変わってきた、、、
(家族との拠り良い関係も効いてきたんだろうな。)

本当に
世の中案外誰もが

人の悪口やら悪態に、不満に愚痴に自己評価の低さに社会に怒ってた。

自分と言う人間が徹底してそうした気持ちを排除、締め出し、
始めの頃はただ我慢してただけだけれども、
そいつを数年も続けてるとただ本当に自然としたそうした卑屈な心持ちは
沸き起こらず、

なんか、解ってしまったんだよな、、、

こいつは、
当の本人が大変じゃねぇかと、、、

そうした心しか生まれない、、、

物事をネガティブに捉え、
そこから醸し出される人柄に言動に行動は、
自然とその人間性に浸透し、

回りに人にばればれで、
誰もがそれを確かに感じ取ってるもので、
それが当の本人だけが気がつかず、

人との関係に空回りを起こしてるのを、、、

想いはあった、、、

気持ちはあった、、、

心はあった、、、

けれども、
俺も確かな程までに
こうした状況から人の理解を(滲み出る卑屈な人間性)
得れやしなかったんだと、、、

人が俺を理解しないのではなく、

理解したいと思われるそうした人柄ではない、
自身の罪と罰だったんだと、、、





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最終更新日  2012.08.18 16:09:55
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