[スペインPOPS；ラテンPOPS・ラテン音楽] カテゴリの記事
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『ファン・パルド/ JUAN PARUDO』 （スペインのシンガー・ソングライター）
☆ファン・パルドは、スペインの優れたシンガー・ソングライターでプロデューサーでもあります。いくつかのロックグループを経て’６９年にソロに転向し『LA CHARANGA』が大ヒット。迫力あるロック調の歌声で順調にキャリアを積んでいきました。また、プロデューサーとしてマリソルやカミロ・セストを売り出すなど多彩な面を見せました。’８０年代に入るとポップ色を取り入れた優れたアルバムをつづけて出しています。『JUAN MUCHO MAS JUAN 』’８０、『BRSVO POR LA MUGICA!』’８１この２枚は傑作で、私の愛聴盤でもあります。またこの頃にはロシオ・フラードのプロデュースなどもしています。
September 9, 2006
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☆『ラファエル/ RAPHAEL』 （スペインの人気シンガー）【映像付】（はるかな想い / エン・カルネ・ヴィヴァ）
☆スペインを代表する大人気シンガー、ラファエルです。フリオ・イグレシアスが世界的な活躍する以前に、ラファエルは国際的に活躍していました。’６０年代前半から活躍し始め、’６６年にユーロビジョンコンテストに出場し男性的なダイナミックな唱法で『はるかな想い』を歌い好評を受けました。優勝こそウド・ユルゲンス『メルシー・シェリー』に破れたもののヨーロッパ中に彼の名が知れ渡りました。『はるかな想い/YO SOY AQUEL』は大ヒットとなり彼の初期の代表曲となっています。その後も盟友作曲家マヌエル・アレハンドロとともに『DIGAN LO QUE DIGAN』『HABLEMOS DEL AMOR』『VOLVERE A NACER』など多くのヒット曲を送り出してきました。’７０年代に入ると一時アレハンドロを離れかも作曲家の曲を歌い低迷する時期がありましたが、’８０年近くになってまたアレハンドロと組んで、『COMO YO TE AMO』を筆頭に、大傑作アルバム『EN CARNE VIVA』『ENAMORADO DE LA VIDA」を発表しラファエル第二の黄金時代となりました。アレハンドロ作品集のほかにも、ロベルト・リヴィ作品集『LAS APARIECIAS ENGANAN』『MARAVILLOSO CORZON MARAVILLOSO』そして’９０年代の『AVE FENIX』も傑作です。ラファエルは現在でも現役で、スペイン、ラテンアメリカ諸国で高い人気を誇っています。
September 8, 2006
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『パロマ・サン・バシリオ/ PALOMA SAN BASILIO』 (DIVA)
☆スペインEMIから発売されているDVD付CDBOXシリーズでパロマ・サン・バシリオが出たので思わず買ってしまいました。CDが２枚とDVDが１枚のセットで、CDの選曲がとてもよく代表曲をすべて網羅と言う感じです。DVDがまたすごくて、１２０分以上目いっぱい収録されていて、彼女のTV出演の場面や、ミュージカルの場面など’７６年～’９１年の貴重な映像が満載です。ドミンゴとデュエットしている場面もありますね。大人の魅力いっぱいのパロマでした。DISC１；１８曲、DISC２；１７曲、DVD；２９曲。（NTSC,リージョンFREE)
September 5, 2006
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『マシェル/ MASSIEL』 （スペインの女性シンガー）
☆スペインの人気女性シンガー、マシェルです。張りのある低音による歌声は実に魅力的です。デビューした翌年、’６８年のユーロビジョン・コンテストに出場し、『ラ・ラ・ラ/ LA LA LA』を元気いっぱいに歌い見事優勝しました。スペインに初の栄冠をもたらしたわけですが、２位のクリフ・リチャード『コングラチュレーション』にわずか１点差でした。彼女にとってこの優勝が大きなキャリアとなり、数多くのヒット曲を送り出し本格的シンガーの道を歩むこととなりました。(ROSES EN EL MAR,ALELUA NO.1,LA LA LA,DEJA LA FLOR,LADY VENENO,MIRLOS,MOLINOS Y SOL,MARIA DE LOS GUARDIAS,ERES,ACORDEON,EL AMOR・・）左右の写真は、素敵なジャケットの名盤『TIEMPOS DIFICILES』(1981)で、中央の写真は、コンテストで『ラ・ラ・ラ』を歌っている彼女の写真です。
August 19, 2006
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『パロマ・サン・バシリオ/ PALOMA SAN BASIRIO』 （スペインの女性シンガー）
☆スペインの人気美人シンガー、パロマ・サン・バシリオです。オリジナルのポップスのほか、ミュージカルナンバーやジャズなども歌いこなす歌集力抜群の本格的シンガーです。’７０年代の半ばにデビューし、有力作曲家兼プロデューサー、BEBU SILVETTIの作品を歌い順調にヒットを飛ばしました。(CONTIGO,ENTRE TUS BRAZON,SECRETOS,DONDE VASなど）’８０年代に入ると、今度は『エレス・トゥ』の作曲家J.C.CALDERONの作品を歌い特にユーロビジョンコンテストで歌った『LA FIESTA TERMINO』が大ヒットとなりました。そのほかこのコンビで『CORINO MIO』『POR CULPA DE UNA NOCHE ENAMORADA』『SOY』などのヒット曲があります。また、ミュージカルの『キャッツ』や『エヴィータ』、さらに『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』などもとても良い味を出しています。
August 18, 2006
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☆マリア・ヒメネス♪EN LA OSSCURIDAD！【映像付】（スペインの女性シンガー）
☆スペインの人気女性シンガー、マリア・ヒメネスです。フラメンコとフラメンコ調のポップスを歌っています。ジャケット写真のとおりの情熱的なスペイン美人で、その歌声もまた迫り来るような情熱的なものです。パコ・セペーロというプロデューサーと傑作アルバムを製作していて『RESURRECCION DE LA ALEGRIA』から、大ヒット曲、『EN LA OSCURIDAD』（暗闇の中で）が生まれています。この曲は、詩の内容はちょっとアブナイ感じがしますがメロディー自体はとても優れたフラメンコ・ポップですね。
August 16, 2006
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『マリア・オスティス/ MARIA OSTIZ』 （スペインのシンガー・ソングライター）
☆スペインの女性シンガーというとダミ声の人が多いのですがこのマリア・オスティスは、清らかな綺麗な歌声をしています。彼女はフォーク調の自作曲を中心に歌っていたことからスペインのジョーン・バエズとも呼ばれていました。代表曲は’７６年の大ヒット『セミよ、歌え/ CANTA,CIGARA』で美しいメロディーとアルパを用いた中盤米風のアレンジでスペインのみならずラテンアメリカ諸国で大ヒットとなりました。
August 14, 2006
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☆『ニーノ・ブラボ/ NINO BRAVO』 （スペインの人気シンガー）！【映像付】
☆ハンサムなルックスと男性的なダイナミックな歌声で’７０年代に大人気だったスペインのシンガー、ニーノ・ブラボです。１９４４年生まれで’７０年の夏の大ヒット『TE QUIERO TE QUIERO』で一躍スターダムにのし上がりました。しかし人気絶頂の折、１９７３年に不慮の交通事故に遭い亡くなってしまいました。ただ彼の死後も彼の歌は聴き継がれています。CDの時代に入った現在でも、オリジナルアルバム、ベスト盤などかなりの数が発売になっています。１９９５年には、彼の生誕５０年を記念して新アレンジを施し『５０ANIVERSARIO.VOL1&2』というアルバムが出ています。彼の代表曲として、NHK・FM『世界のメロディー』で２度放送された『LIBRE』（自由）、そして先に述べた『TE QUIERO,TE QUIERO』が挙げられます。２曲とも、綺麗なメロディーとダイナミックな歌声で傑作中の傑作と言えましょう。＜主なお勧め曲＞1,LIBRE2,TE QUIERO,TE QUIERO3,NOELIA4,COMO TODOS5,ESA SERA MI CASA6,PARA DARTE MI CORAZON7,UN BESO Y UNA FLOR8,MI GRAN AMOR9,AMANECER10,ES EL VIENTO11,NUESTRO DE INVERNADERO12,AMERICA AMERICA
August 11, 2006
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☆『アルマンド・マンサネーロ/ ARMANDO MANZANERO』 （メキシコのシンガー・ソングライター）
☆メキシコ出身のシンガー・ソングライター、アルマンド・マンサネーロです。ゆったりとした哀愁あるメロディーで、作曲家としても世界的に知られた存在です。有名な曲が３曲ありますので紹介しましょう。１、『アドロ/ ADORO』日本では、フランク・プールセルグランドオーケストラの演奏でヒットしました。また、グラシェラ・スサーナが、日本語で歌っていました。２、『イッツ・インポッシブル/ SOMOS NOVIOS/ IT'S IMPOSSIBLE』ペリー・コモが歌って大ヒットして以来、多くのアーティストが取り上げスタンダードナンバーとなっています。３、『雨のつぶやき/ESTA TARDE VI LLOVER/ YESTERDAY I HEARD THE RAIN』ヴィッキー・カーやシャーリー・バッシーなどが歌っています。こちらもスタンダードナンバーとなっています。☆『イッツ・インポッシブル/ SOMOS NOVIOS』は、アンドレア・ボチェッリが、ニューアルバムで取り上げています。
June 18, 2006
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☆『ホセ・ルイス・ロドリゲス/ JOSE LUIS RODRIGUEZ』 （ラテンポップスの貴公子）
☆ベネズエラ出身で、スペイン、中南米諸国で高い人気を誇っています。その精悍な顔つきと堂々たる男性的な歌声でラテンポップスの貴公子と呼ばれています。ホセ・ルイス・ロドリゲスは、’７０年の半ばあたりにテレビ番組の出演で人気に火がつき、ヒット曲を連発しました。そして’８２年の彼の代表作とも呼べるアルバム『DUENO DE NADA』を発表し人気を不動のものとしました。（写真１）その後も傑作アルバムを数多く製作し、ヒット曲も量産し現在でも第一線で活躍中です。写真２は、『DUENO DE NADA』と同様、大作曲家マヌエル・アレハンドロ作品集『PIEL DE HOMBRE』’９２年のアルバム、写真３は、シャンソンをスペイン語で歌った『CHMPANE』’０２年のアルバム、写真４は、ピアニスト・ブラシオとの共演盤で、こちらもアレハンドロ作品集で’０３年のアルバムです。主なヒット曲は、『SILENSIO』『ATREVETE』『ADIVINA DE DONDE SOY』『DUENO DE NADA』『TORERO』『AMIGO AMOR』『PIEL DE HOMBRE』・・など。
June 17, 2006
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『バカラ/ BACCARA』 （スペイン・ポップス）
☆’７０年代の半ばディスコシーンで、思わせぶりなお色気を振りまきながら歌っていたスペインの人気女性デュオ・バカラです。さほど歌が上手いというわけではないのですが、曲の良さに恵まれていました。ヨーロッパのマーケットを意識してほとんど英語で歌われていました。その結果、スペインのみならずフランス、イタリアなどヨーロッパ中でヒットしました。日本でもレコードが何枚か出ていたと思います。有名な曲は、『YES SIR,I CAN BOOGIE』『SORRY,I'M A LADY』『DARLING』、『PARELEZ=VOUS FRANCAIS?』この曲はフランス語バージョンもあり、バカラは、この曲でユーロビジョンコンテストに出場しています。
June 12, 2006
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☆『カリーナ/ KARINA』 （スペイン・ポップス）【映像付】
☆スペインの人気シンガー、カリーナです。’６１年に１５歳でデビューし、可愛らしいルックスと歌声でたちまちアイドルシンガーに。スペインはもとより、メキシコを中心に中南米諸国でも大人気を誇っています。’７０年代’８０年代も活躍し続け、現在でもベテランシンガーとして健在です。写真１は、人気のレコードジャケットを採用したCDで、’６１年～’６６年までの彼女のシングル作品集です。この時期は、オリジナル作品よりポップスのカバーのほうが魅力的です。MUNECA DE CERA（夢見るシャンソン人形、フランス・ギャル）OLVIDEMOS EL MANANA（映画『黄色いロールス・ロイス』リズ・オルトラーニ作曲）CONCIERTO PARA ENAMORADOS（ラヴァーズ・コンチェルト、トイズ、サラ・ヴォーン）MI AMOR (マイ・ラヴ、ペトゥラ・クラーク)PUFF（パフ、ピーター・ポール＆マリー）GOLD FINGER (ゴールド・フィンガー、シャーリー・バッシー)BIKINI AMARILLO （ビキニ姿のお嬢さん、ブライアン・ハイランド）DILE(テル・ヒム、エキサイターズ、ダニー・ローガン） といったあたりがいいですね。オリジナル曲では、デビュー曲の『ARITMETICA』は確かに良い曲です。今では大先生の、マヌエル・アレハンドロの作曲ですから。
June 9, 2006
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『ジョアン・マヌエル・セラート/ JOAN MAMUEL SERRAT』（エーゲ海の真珠/PENELOPE）
☆日本では、ポール・モーリアグランド・オーケストラの演奏で大ヒットしイージー・リスニング・ミュージックの定番となりました。この曲を作曲し始めて歌ったのはスペインのシンガー・ソングライター、ジョアン・マヌエル・セラートです。スペインでは、彼の歌でこの『エーゲ海の真珠/PENELOPE』は大ヒットしました。哀愁のあるとても美しい曲で、現在でも彼の代表的作品となっています。
June 4, 2006
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☆『モセダデス / エレス・トゥ』！【映像付】スペインのポップスグループ！MOCEDADES / ERES TU！
☆男女６人よるスペインの有名なポップスグループです。１９７３年に『エレス・トゥ』をユーロビジョンコンテストで歌い２位を獲得し、曲も大ヒットとなりました。またこの曲は、オールスペイン語で歌われたにもかかわらず翌年アメリカでも大ヒットなり、ビルボード誌で９位にランクインしました。日本でも『エレス・トゥ』あるいは『あなたなしでは』のタイトルで数多くアーティストが取り上げています。聞いた感じはちょっと辛口なポップスに聴こえますが曲にも恵まれコンスタントにヒット曲を量産し現在でも現役で活躍しています。＜主なヒット曲＞1,Eres tu （エレス・トゥ/あなたなしでは）★2.Tomame o dejame3.Amor4.Amor de hombre★5,Hoy sin ti6,Desde que tu te has ido7,La musica8,Poxa9,Si o no10,Donde estas corazon
May 22, 2006
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『ミリアム・ヘルナンデス/ MIRIAM HERNANDES』 （ラテン・ポップス）
☆南米のチリ出身で、中南米全土で活躍しているラテン・ポップスシンガー、ミリアム・ヘルナンデスです。モデルのようなルックスと、憂いを秘めた切ないヴォーカルが人気を得ています。デビュー当時はEMI,WARNER,最近はSONY・INTERNATIONALからCDが出ています。『MYRIAM HERNANDEZ』’９４年（WARNER)アルバート・ハモンド作曲の『Y VETE YA』は、後にセリーヌ・ディオンが『JUST WALK AWAY』のタイトルで、ジョシュ・グローバンが『ALEJATE』のタイトルで歌っています。『TODO EL AMOR』’９８年（SONY)『Y MAS ・・・』’００年 (SONY)そのほかEMIからベスト盤が数種類とワーナーから１，２枚でています。
April 30, 2006
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『ホセ・ルイス・ペラレス/ JOSE LUIS PERALES』 （スペインのシンガー・ソングライター）
☆ホセ・ルイス・ペラレスは、スペインを代表する偉大なシンガー・ソングライターです。’７５年のスペイン映画『カラスの飼育』のテーマ曲を作曲して注目されました。この曲は、ジャネットによって歌われヨーロッパ全土に及ぶ大ヒットとなりました。またこの頃から、ペラレス自身もアルバムを録音するようになって、彼の大ヒット曲、『SI』『YO QUIERO SER』を含むアルバム、『POR SI QUIERES CONOCERME』（’７６年）を皮切りに『NIDO DE AGUILAS』『ENTRE EL AGUA Y EL FUEGO』など次々に傑作を世に送り出していきました。メロディーラインがとても綺麗で、ラテン特有の哀愁もあって、彼の曲を取り上げるアーティスト達が後を絶ちません。数々のペラレス作品集が誕生しています。シンガーとしての彼は、写真をご覧のとおり、優しいソフトタッチの歌声でとても好感が持てます。現在でもコンスタントにアルバムを発表していて、写真４，５は最近のアルバムです。ベスト盤は各種出ていますが、『YO QUIERO SER』『SI』を収録している盤をお勧めします。
April 20, 2006
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『マリ・トリニ/ MARI TRINI』 DVD付きCD BOX
☆通算６００本目の日記は、今日海外から届いた『マリ・トリニ』のCD BOXについて書くことにしました。マリ・トリニについては以前も書いてますが、’７０年代から活躍しているスペインの代表的女性シンガーソングライターです。今度発売されたこのCDBOXがどんな意味があるかというと、２枚のCD自体は単にベスト盤なのですが、彼女にしては珍しくDVDが付いていると言うことがあげられます。(EU盤・PAL方式）このDVDの内容がどういうものかはわからず、購入することになったのですが、実際見てびっくりするほどの貴重なものでした。’７０年代～’８０年代にかけて、彼女が出演した当時のTV番組の映像や、ライヴ映像で構成されていました。すべて彼女が活躍した黄金時代の貴重な映像でした。彼女の歌声は綺麗な顔に似合わず、低くて野太いヴィブラートのかかった声でちょうど『宇多田ヒカル』の声をさらに重くしたような感じにも思えます。ジワーと感情を盛り上げるように歌っていてとても魅力的です。彼女はデビューする前、フランスで歌の勉強をしていたこともあり彼女の作品はどこかシャンソン的なものも数多くあります。最後に彼女の初期の大ヒット『アモーレス』の歌詞の一節を紹介します。『AMORES/アモーレス/愛』 Letra y Musica Mari TriniAmores se van marchandoComo las oras del mar.Amores las tienen todos,pero,quien los sabe cuidarEl amar es una barcacon das remos en el mar.Un remo aprietan mis manosel atro lo mueve el azar.Quien no escribio un poemahuyendo de la ssoledadQuien a los quince anosno dejo su cuerpo abrazarY quien,cuando la vidase apaga y las manos tiemblan ya,quien no busco ese recuerdo de una barca naufraga.恋は海の波のよう次から次へと去ってゆく恋は誰でも手にするが誰もそれを育てるすべを知らない恋は２本の櫂を持つ海に浮かぶ小船ひとつの櫂は手に握りしめもう１本の櫂はなりゆきまかせ愛する人を得て愛の喜びを歌わなかった者があろうか１５の年頃に誰がその身体を愛する人に抱かせなかった者があろうか手足もわななき、命の光の消える頃破れし恋の去りし思い出にひたらない者があろうか・・
April 18, 2006
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『ロシオ・フラード/ ROCIO JURADE』 （スペインの歌姫）
☆ポップスからフラメンコまで歌いこなす、スペインのベテランシンガー、ロシオ・フラードです。どこかソフィア・ローレンでも思い起こさせるような大人の女性です。女優さんでもある彼女、歌に対する感情移入がとてもうまく数々の名盤を世に送り出しています。写真２の『セニョーラ』は、マヌエル・アレハンドロ作品集で彼女の最高傑作といても過言ではないでしょう。
April 8, 2006
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『アナ・ベレン/ ANA BELEN』 スペインの歌姫！
（印象に残る鮮やかなジャケット、さすが女優さんです。このアルバムはイタリアのヒットPOPSをスペイン語で歌った傑作です。）（POPセンスあふれる２００１年のアルバム）（シコ・ブアルキなどのブラジルのアーティストの作品を取り上げた大ヒット作）☆スペインの有名女優にして、人気シンガーのアナ・ベレンです。音楽家の夫、ヴィクトル・マニュエルの協力を得て、コンスタントにアルバムを発表し高い評価を受けています。スペインの女性シンガーというと、だみ声の人が多いのですが、彼女の歌声は、マイルドでとても聴きやすく好感が持てます。スペインのみならずラテンアメリカ諸国でも大変人気があります。
April 4, 2006
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『ARQUITECTURA』 パツィ・アンディオン/PATXI ANDION
☆スペインを代表するシンガーソングライターです。バスク地方出身で、どこか土着のにおいがするようなダニ声で振り絞るように歌っていますが、彼の作り出す曲は、どれも美しく聴けば聴くほど味が出てきます。写真のCDは彼のCBS時代の３枚のアルバムをカップリングしたものでそのなかの’７９年作品『ARQUITECTURA』が彼の最高傑作だというのが衆目の一致するところでしょう。『ELEGIA』(哀歌）、『NAUFRAGIO』（難破）など名曲ぞろいです。＜マイ・フェバリットアルバム集＞（１）
January 15, 2006
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『マリ・トリニ/MARI TRINI』 ＜スペインのアーティストたち（２）＞
☆『MARI TRINI』（１９４７～スペインの代表的女性シンガーソングライター。フランスで歌の勉強をして後、母国スペインでシンガーソングライターとなり、『アモーレス/AMORES』が大ヒット、一躍大スターの仲間入りとなる。綺麗な顔に似合わず、低く野太いビブラートのきいた歌声は実にユニーク。毎年のように優れたアルバムを発表しスペインに限らず中南米諸国でも人気は高い。日本でも初期のアルバムがレコード時代に発売されている。また初期の彼女のアルバムのアレンジは、イージーリスニングファンにはおなじみのワルド・デ・ロス・リオスが担当しており厚みのあるストリングスサウンドがよりいっそうマリ・トリニの歌を引き立てている。写真１,２のアルバムジャケット写真もデザインが良くこちらも十分楽しめる。
December 11, 2005
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『ジャネット/JEANETTE』癒しのウィスパーヴォイス。＜スペインのアーティストたち（１）＞
☆スペインの大作曲家、マヌエル・アレハンドロにより彼女のデビュー曲『SOY REBERLDE/あまのじゃく』が作られそれがスペインで大ヒット。日本でもシングルが発売され話題になりました。ただ日本で知られる存在になったのはやはり映画『カラスの飼育』で歌われた大ヒット『PORQUE TE VAS』によることが大きいでしょう。彼女の魅力はなんと言っても、まるで純粋無垢な子供のような、心癒されるウィスパーヴォイスにあります。スペインのみならず、フランスや中南米諸国でも高い人気を誇っています。彼女はヒット曲をたくさん持っているのですが、アルバムとしたら１９８１年のアレハンドロ作品集で『CRAZON DE POETA』が最高傑作にあたるでしょう。哀愁のあるバラードのタイトル曲『CRAZON DE POETA』を始め『CUAND ESTOY CON EL』『FRENTE A FRENTE』『COMIENZAME A VIVIR』など名曲ぞろいで他のアーティストたちもこれらの曲を取り上げて歌っています。
December 3, 2005
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☆スペインの歌姫；イザベル・パントーハ、Isabel Pantoja！【映像付】
☆フラメンコからポップスまで歌いこなすスペインのベテランシンガー、イザベル・パントーハ。スペインの女性シンガーというと、ダミ声のシンガーが多い中、アナ・べレンと並んでマイルドな声質でとても聞きやすい。イザベルの場合、フラメンコ調の節回しが特徴で最近は名プロデューサー、ロベルト・リヴィと組んで良質なポップスアルバムを立て続けに発表している。
August 5, 2005
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☆『私は帰って行くでしょう』（Y volvere）；ヴィッキー・カー！【映像付】
☆『マ・ヴィ』の大ヒットで知られるシャンソン歌手、アラン・バリエールが作曲した『Emporte-moi』（ふたりの旅路）がどういう訳かスペイン語の歌詞が付けられ中南米諸国で大ヒットし、現在ではスペイン語圏でのスタンダードナンバーとなっています。美しいスローバラードで、最初に歌ったのはちょっと癖のある声の持ち主イメルダ・ミジュール、そのほかダイナミックな歌い方をするスペインの男性歌手ラファエル、情感を込めてしっとりと歌うアメリカのシンガー、ヴィッキー・カー、などそれぞれ個性的な表現をしています。私はヴィッキー・カーのバージョンが一番好きです。『Y volvere』愛する人よ、さようなら。このまま続くわけがない。もう魔法は終わったのだ。今すぐ私は行かなくては・・・『Y VOLVERE』 Amor adiós, no se puede continuar, ya la magia terminó, ahora tengo que marchar. Será mejor seguir nuestra soledad, si hoy el cielo se cubrió quizas mañana brille el sol. No sufras más, quizas mañana nuestro llanto quede atrás, y si me dices que tu amor me esperará, tendré la luz que mi sendero alumbrará. Y volveré como un ave que retorna a su nidal, verás que pronto volveré y me quedaré por esa paz que siempre, siempre tu me das. Que tu me das. No sufras más, quizas mañana nuestro llanto quede atrás, y si me dices que tu amor me esperará, tendré la luz que mi sendero alumbrará. Y volveré como un ave que retorna a su nidal, verás que pronto volveré y me quedaré por esa paz que siempre, siempre tu me das. Que tu me das. Y volveré. A tus brazos caeré, las estrellas brillarán, nuestro amor renacerá.
August 3, 2005
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『Hablame del mar,Marinero.』（船乗りよ話して）；マリソル
☆スペイン・ポップスの名盤、『Hablame del mar,Marinero』Marisol（１９７６）のCDをやっとの思いでゲット。何しろスペインというのは貿易に不熱心でスペイン・ポップスのCDを入手するのはいつも苦労している状態。日本の輸入業者に問い合わせても嫌がって断られる始末。最後にはやはりインターネットショッピングに頼らざるを得ない。ところがスペインにはアマゾンがなく、FNACはあるのだがこれも会員になる必要があったり、面倒なところがあって使えずじまい。結局今回もアマゾン・アメリカに出品している個人から購入することとなった。今回で４回目となるが、２回ほど手に入らないなどというとんでもない理由で取り消ししたこともあったが、今回は手元にあるということなので安心して申し込むことに。おそらく通常の２倍以上の価格と思うのだが、入手困難なので仕方がない。レコードは持っていてもやはりCDのよい音で聞いてみたいもの。さて１週間ぐらいして無事CDが到着。やはりレコードより迫力があってよい音だ。スペインにマヌエル・アレハンドロという大作曲家がいるのだが、私のマヌエル・アレハンドロ作品集コレクションに名盤『Hablame del mar,Marinero』Marisolが加わった。
July 30, 2005
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♪久しぶりに『フリオ・イグレシアス』を聞きました。
☆日本でも’８０年代前半に大人気になったスペインの人気シンガー、フリオ・イグレシアスですが久々に懐かしく聞いてみました。やはり初期から中期にかけてのものがいいですね。『グエンドリン』『アブラサメ/抱きしめて』『マヌエラ』『悲しい悪魔』『３３歳』『あなたの愛のひときれで』など今聞いてもなかなかの傑作です。
July 23, 2005
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