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☆世界の楽壇の第一線に立ち続け、戦後日本のクラシック音楽界を牽引した指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を検討しているという。1935年、中国・瀋陽(旧奉天)生まれ。ピアノに才能を示したが、ラグビーで指を痛めたため指揮に転向。高校時代に作曲家の山本直純、名チェリストでもあった斎藤秀雄のもとで指揮の勉強を始める。桐朋学園短大を経て59年に渡欧し、仏ブザンソン国際指揮者コンクールで日本人初の優勝を果たした。カラヤンに弟子入りし、61年にはバーンスタインにも才能を認められ、ニューヨーク・フィルの副指揮者に。ウィーン・フィルやベルリン・フィルなど世界の名門楽団と共演を重ねた。武満徹が和楽器とオーケストラの融合に挑んだ「ノヴェンバー・ステップス」の67年のニューヨーク初演は世界的な話題となった。サンフランシスコ交響楽団、カナダのトロント交響楽団を経て70年、米タングルウッド音楽祭の芸術監督に。73年から29年間、ボストン交響楽団の音楽監督を務めた。2002~10年にはオペラの最高峰、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。02年には日本人指揮者で初めてウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに登壇した。
February 9, 2024
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☆世界の楽壇の第一線に立ち続け、戦後日本のクラシック音楽界を牽引した指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を検討しているという。1935年、中国・瀋陽(旧奉天)生まれ。ピアノに才能を示したが、ラグビーで指を痛めたため指揮に転向。高校時代に作曲家の山本直純、名チェリストでもあった斎藤秀雄のもとで指揮の勉強を始める。桐朋学園短大を経て59年に渡欧し、仏ブザンソン国際指揮者コンクールで日本人初の優勝を果たした。カラヤンに弟子入りし、61年にはバーンスタインにも才能を認められ、ニューヨーク・フィルの副指揮者に。ウィーン・フィルやベルリン・フィルなど世界の名門楽団と共演を重ねた。武満徹が和楽器とオーケストラの融合に挑んだ「ノヴェンバー・ステップス」の67年のニューヨーク初演は世界的な話題となった。サンフランシスコ交響楽団、カナダのトロント交響楽団を経て70年、米タングルウッド音楽祭の芸術監督に。73年から29年間、ボストン交響楽団の音楽監督を務めた。2002~10年にはオペラの最高峰、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。02年には日本人指揮者で初めてウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに登壇した。
February 9, 2024
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☆英国の作曲家;グスターヴ・ホルストの名曲、組曲『惑星』の大名盤とされる、サー・エイドリアン・ボールト指揮;ニューハーモニア管弦楽団の’66年録音、そして同指揮者;ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の’78年録音の2種類が2023年最新リマスターにより先日”タワーレコード限定盤”として豪華デジパック仕様にてリリースされた。『惑星』の初演者としても知られる”ボールト”の2種類の録音は、これまで”ワーナー”から2種類、”Esoteric”から’66年録音がリリースされているが、今回はこれまでの英国アビイ・ロード・スタジオでの96kHz/24bitリマスター音源を使用とは違い、フランスのアヌシーにあるArt & Son Studio にて最新のデジタル機材を用いた192kHz/24bitリマスター音源を使用しているとのこと。この『惑星』は、豪華絢爛のオーケストレーションからオーディオ機器のサウンドチェックにも最適とされており、先日のTBS『マツコの知らない世界』(スピーカーの世界)でも500万円の高級スピーカーのサウンドチェックで『惑星』の第4曲「ジュピター」が使われていてMCのマツコも感激していた。”タワーレコード限定盤SACD”は、”ESOTERIC SACD”に負けないくらいの録音があり、今回も実際に聴いてみて透明感にあふれ、ダイナミックなオーケストレーションを見事に表現していて大変気に入っている。■ホルスト;組曲『惑星』(’66年録音盤)【曲目】1. グスターヴ・ホルスト:組曲「惑星」 作品322. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲(G.ジェイコブ編曲)3. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:「グリーンスリーヴス」による幻想曲 (R.グリーヴズ編曲)【演奏】アンブロジアン・シンガーズ (1)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (1)、 ロンドン交響楽団 (2,3)サー・エイドリアン・ボールト(指揮)■ホルスト;組曲『惑星』(’78年録音盤)【曲目】1. グスターヴ・ホルスト:組曲「惑星」 作品322. エドワード・エルガー:創作主題による変奏曲「エニグマ(謎)」 作品36【演奏】ジェフリー・ミッチェル合唱団 (1)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1)、 ロンドン交響楽団 (2,3)サー・エイドリアン・ボールト(指揮)<ボールト没後40年企画> <(2024年)ホルスト生誕150年&没後90年企画>ニュー・フィルハーモニア管との旧EMIへの1966年録音盤を新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻。真摯な指揮の中にも情熱が光る歴史的名盤。優秀録音。新規解説付ボールト没後40年企画。さらに翌2024年はホルスト生誕150年&没後90年を迎え、旧EMIレーベルにボールトが収録したステレオ録音である2種の「惑星」を、新規でデジタル化し最新マスタリングを施しました。①1966年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と共演したアルバムは、後の1978年録音盤の影に長年隠れてきた盤ですが、曲の本質に沿った真摯な姿勢はそのままに、内部でほのかに燃える演奏が魅力的です。<ボールト没後40年企画> <(2024年)ホルスト生誕150年&没後90年企画>ボールト没後40年企画。さらに翌2024年はホルスト生誕150年&没後90年を迎え、旧EMIレーベルにボールトが収録したステレオ録音である2種の「惑星」を、新規でデジタル化し最新マスタリングを施しました。①1966年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と共演したアルバムは、後の1978年録音盤の影に長年隠れてきた盤ですが、曲の本質に沿った真摯な姿勢はそのままに、内部でほのかに燃える演奏が魅力的です。②1978年録音盤は多くの「惑星」演奏の規範となるものであり、歴史的音源です。初演者であるボールト最後の「惑星」の録音というだけでなく、アナログ録音最終期に残されたEMIのアルバムのひとつとしても重要な録音でしょう。同時発売の1966年録音との聴き比べもお勧めします。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。また、録音時期やオケの違いによる音質や演奏の差も堪能ください。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。「惑星」は、2023年のボールト没後40年と、2024年にホルストの生誕150年&没後90年を迎える節目ということで最新復刻を行います(今回同時発売で1978年録音盤(TDSA289)も復刻)。英国きっての名作名盤です。本来、同じ曲を同時に復刻することは稀ですが、今回の機会では、共通項も多い両音源を同時に復刻することで、復刻条件を合わせての発売としました。これら2つの「惑星」は特に最後の1978年盤はCD時代においても何度も再発を繰り返した音源であり、両者ともSACDが発売されています。
February 6, 2024
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☆1980年代”フィリップスレーベル”に録音されたモーツァルトの名盤、内田光子(ピアノ)&ジェフリー・テイト指揮;イギリス室内管弦楽団の演奏による「モーツァルト;ピアノ協奏曲全集」の中から後期ピアノ協奏曲(No.21~23,25~27)がセレクトされ3枚組SACDハイブリッド盤にて12月9日にESOTERICよりリリースされることになった。人気の高い20番が除かれたのは残念だが、もしかしたら短調で書かれた2曲No.20、24をあえて除いて長調の楽曲で揃えたかったのかもしれない。(※ESOTERIC製品を取り扱っているオーディオ店、ネット通販などで入手可能)■モーツァルト:ピアノ協奏曲集(第21~23、25~27番)コンサート・ロンドK・382 (SACDハイブリッド)内田光子(ピアノ)ジェフリー・テイト 指揮イギリス室内管弦楽団■発売日:2023年12月9日■品番:ESSD-90284/86(3枚組)■仕様:Super Audio CD ハイブリッド■JAN:4907034225071■レーベル:DECCA■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社■ジャンル:協奏曲■DSD Mastering/ Super Audio CD 層:2チャンネル・ステレオ■美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用●世界中が絶賛する、あらゆる点で理想的なモーツァルト。■1991 年のモーツァルト・イヤーに向けて実現した空前のレコーディング モーツァルト没後200 年のメモリアル・イヤーとなった1991 年は、クラシックCD 界は空前の活況を呈していました。あらゆるレコード会社やアーティストがこぞってモーツァルト作品の録音を発売しました。新録音のみならず、過去の名盤の集成もあり、その中には大部の「全集」もありました。ピアノ協奏曲の「全集」もこの年だけで4 セット発売され、8 曲以上を収めた「選集」は少なくとも10 セットは発売されていました。その中で現在にいたるまでカタログから落ちたことがないのはごく少数しかありません。内田光子とジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団との共演によるピアノ協奏曲の録音はその少数のうちの一つです。■内田光子を「世界のUchida 」にしたモーツァルト・プロジェクト 1948 年熱海生まれの光子は、1961 年12 歳の時に渡欧し、ウィーン音楽院で学んでいます。1966 年のミュンヘン国際第3 位、1968 年のエリザベート王妃第10 位、196 9 年のウィーン・ベートーヴェン国際第1 位、1970 年のショパン国際第2 位と着実にコンクール入賞歴を重ね、1971 年、ウィグモア・ホールで演奏会を開きロンドン・デビュー。1972 年には拠点をロンドンに移し、ヨーロッパを中心に活動しますが、なかなか評価につながらず、レコード録音も日本国内で細々と続けるのみ…という状態でした。転機は1982 年、ウィグモア・ホールにおけるモーツァルトのピアノ・ソナタ連続演奏会で、その新鮮な解釈はロンドンの批評家から絶賛を浴び、さらに1984 年にはイギリス室内管弦楽団を自ら指揮して同じくモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏会を実現させ、その評価をゆるぎないものとしたのです。内田に注目したフィリップス・レーベルは1983 年10 月からピアノ・ソナタの全曲録音を開始。1985 年2 月にソナタが完結するや間髪を入れず同年10 月からピアノ協奏曲全集の録音に乗り出し、1990 年2 月に収録を完了。最終巻の発売は1991 年のモーツァルト・イヤーに間に合わなかったものの、後期8 曲を収めた4 枚組の選集が再編成されており、大きな存在感を放っていたのでした。■理想的なプロデューサーとの出会いが生んだ充実の録音 モーツァルト・プロジェクトの成功と軌を一つにするかのように、内田の快進撃が始まります。1984 年には小澤征爾指揮ベルリン・フィル定期にデビュー、それ以降、欧米のメジャー・オケの定期、ザルツブルク、プロムス、ルツェルンなどの世界的音楽祭からの招聘が相次ぎました。1986 年から87 年にかけてはオープン間もないサントリーホールでモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏を敢行、1991 年にはカーネギー・ホールにもデビュー、リンカーンセンターではモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行うなど、モーツァルト作品は「世界のU c hida 」のトレードマークとなったのでした。極めて感性的でありながらも、単にひらめきや感情に身を任せず、緻密な音楽的思考をもとに演奏を創り出していく内田のスタイルは実に新鮮で、世界の聴衆を魅了したのです。こうした内田の素質を見抜き、フィリップスで内田のモーツァルト・プロジェクトを実現させたのは、エリック・スミス(1931 20042004)。1960 年代にデッカでジョン・カルショウの傍らでプロデュサーとしての仕事を学び、その後フィリップスで数々の名盤を世に送り出したスミスは、名指揮者ハンス・シュミット イッセルシュテットを父に持ち、モーツァルト研究など音楽学者としての活動でも知られていました。そんなスミスだからこそ内田のモーツァルト演奏家としての資質を見抜くことができたのでしょう。このアルバムには全集から、もっとも有名な後期協奏曲のうち短調の2 曲を除いた6 曲とコンサート・ロンド1 曲がカップリングされています。■ジェフリー・テイトとイギリス室内管=望みうる最高のパートナーを獲得 内田のモーツァルト・プロジェクトの成功は、協奏曲のパートナーにイギリス室内管弦楽団を得たことも重要なポイントでした。オケの創設は194 8 年にさかのぼり、1960 年から名称を現在のものに変更し、編成もレパートリーもモーツァルト作品に焦点を合わせトレードマークとしたのでした。初期には作曲家のベンジャミン・ブリテンがモーツァルト作品や自作で数多く共演を果たしていますし、内田とのピアノ協奏曲全集録音の前にも、ダニエル・バレンボイム(19671967~74 年)、マレイ・ペライア(19751975~84 年)とも全集録音を完成させており、内田との録音完成とオーバーラップするようにアリシア・デ・ラローチャとの選集録音がスタートしているほどモーツァルト作品での共演のニーズがありました(19911991~93 年)。同団のモーツァルト様式に配慮したきめ細やかな演奏は、名手を揃えた木管パートの名技と相まって、20 世紀後半に理想とされたモーツァルト像を体現しています。しかも指揮を担ったのが、1985 年に同団初の首席指揮者に就任したジェフリー・テイト。テイトもまたモーツァルトを始めとする古典派の解釈に優れ、構成感を明確にした立体的な響き、クレンペラーを思い起こさせるような木管パートの絶妙なバランスづくり、音色の変化への繊細な意識など、内田との共演には不可欠な存在でしたいます。■モーツァルトの協奏曲に相応しいギャラントなサウンド 内田の全集録音は、シリーズ最初の1 枚(このセットでは1985 年10 月録音の第21 番)がヘンリー・ウッド・ホールで行われたほかは、ほとんど全てがロンドンのウエストミンスター地区にあるセントジョンズ・スミス・スクエアで行われました(日本盤は「セントジョンズ教会」と表記)。ホールの起源は1728 年に完成したセントジョンズ福音教会にまでさかのぼり、200 年にわたって教会としての役割を果たしていましたが、1941 年のドイツ軍の空襲によって壊滅的打撃を受けてしまいます。1960 年代に入って建造物の修理と保存に向けての動きが加速し、1969 年にコンサートホールとして生まれ変わり、ジョーン・サザーランドのリサイタルで開場しました。それ以来コンサートとレコーディングに使われるロンドン屈指の音楽ホールと位置付けられています。フィリップスの名エンジニア、オノ・スコルツェが主に手掛けた録音では、豊かな響きに包まれながらも、響きが過剰ではなく、やや手前に置かれているピアノ独奏も、オーケストラの管楽器のソロも、ディテールの明晰さがきっちりと保たれています。そのため、モーツァルトの協奏曲では肝要なピアノと管楽器との対話的な要素も手に取るように聴きとることができます。ダイナミック・レンジも広く、特に内田のソロの特徴である弱音の静謐な表現力(例えば第27 番の第2 楽章冒頭のソロ)が見事に捉えられています。オーケストラの実に多彩かつ雄弁な響きは名指揮者テイトの導きによるもので、モーツァルトのピアノ協奏曲の魅力を存分に味わうことができます。発売当初から名録音として定評があったため、本格的なリマスターは今回が初めてです。今回のSuper Audio C D ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSD マスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering 」を使用。 入念に調整されたESOTERIC の最高級機材Master Sound Discrete DAC とMaster Sound Discrete Clock を投入。またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。収録曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozartピアノ協奏曲集6 Piano Concertos[DISC1]ピアノ協奏曲 第21 番 ハ長調 K.467Piano Concerto No. 21 in C major, K. 467(カデンツァ:内田光子 ・ Cadenzas: Mitsuko Uchida)[1] 第1 楽章: Allegro[2] 第2 楽章: Andante[3] 第3 楽章: Allegro v ivac e assaiピアノ協奏曲 第25 番 ハ長調 K.503Piano Concerto No. 25 in C major, K. 503(カデンツァ: 内田光子 ・ Cadenzas: Mitsuko Uchida)[4] 第1 楽章: Allegro maestoso[5] 第2 楽章: Andante[6] 第3 楽章: Alleg rettoコンサート・ロンド ニ長調 K.382Concert Rondo in D major, K. 382[7] Allegretto grazioso[8] Adagio[9] Allegro[DISC2]ピアノ協奏曲 第22 番 変ホ長調 K.482Piano Concerto No. 22 in E flat major, K. 482(カデンツァ: 内田光子 ・ Cadenzas: Mitsuko Uchida)[1] 第1 楽章: Allegro[2] 第2 楽章: Andante[3] 第3 楽章: Allegro An dante cantabile Tempo Iピアノ協奏曲 第23 番 イ長調 K.488Piano Concerto No. 23 in A major, K. 488(カデンツァ:モーツァルト・Cadenzas: Mozart)[4] 第1 楽章: Allegro[5] 第2 楽章: Adagio[6] 第3 楽章: Allegro assai[DISC3]ピアノ協奏曲 第26 番 ニ長調 K.537 《戴冠式》Piano Concerto No. 26 in D major, K.537 "Coronation"(カデンツァ:内田光子・Cadenzas: Mitsuko Uc ida)[1] 第1 楽章: Allegro[2] 第2 楽章: Larghetto[3] 第3 楽章: Allegrettoピアノ協奏曲 第27 番 変ロ長調 K.595Piano Concerto No. 27 in B flat major, K. 595(カデンツァ:モーツァルト・Cadenzas: Mozart)[4] 第1 楽章: Allegro[5] 第2 楽章: Larghetto[6] 第3 楽章: Allegro内田光子(ピアノ)Mitsuko Uchida, Pianoイギリス室内管弦楽団English Chamber Orchestra指揮:ジェフリー・テイトConducted by Jeffrey Tate[録音]1985年10月7日~10日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(第21 番) 1986年7月20日~24日(第22 ・23 番)、1987年6月19日~21日(第26 ・27 番)、1988年5月11日~13日(第25 番)、1990年2月1日(コンサート・ロンド)、ロンドン、セントジョンズ・スミス・スクエア[初出]PHILIPS 416 381 1 および 416 381 2 第21 番:1986 年 他[日本盤初出]フィリップス 32CD410 および25PC5300( 第21 番:1986 年6 月5 日[オリジナル・レコーディング][アーティスト&レパートリー・プロダクション]エリック・スミス(第21 ・22 ・23 ・25 ・26 ・27 番)、ウナ・マルケッティ(第21 ・22 ・23 ・25 ・26 ・27 番)、イヴ・エドワーズ(コンサート・ロンド)[レコーデイング・プロデューサー]マイク・ブレムナー(第21 番)、ウィルヘルム・ヘルヴェーグ(第22 ・23 ・25 ・26 ・27番・コンサート・ロンド)[バランス・エンジニア]ハンス・ラウタースラーガー(第21 番)、ウィルヘルム・ヘルヴェーグ(第21 ・22 ・23 ・25 ・26 ・27番・ロンド)、オノ・スコルツェ(第22 ・23 ・25 ・26 ・27 番)[レコーディング・エンジニア、エディティング・エンジニア]エルド・グロート(第22 ・23 ・25 ・26 ・27 番)、スタン・タール(コンサート・ロンド)、アーヴィン・デ・セスター(コンサート・ロンド)、エヴァート・メンティング(コンサート・ロンド)[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック株式会社)[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック株式会社)[Super Audio CD リマスター] 2023年8月 エソテリック・マスタリング・センター、「Esoteric Mastering 」システム[解説] 浅里公三 寺西基之[企画・販売] エソテリック株式会社[企画・協力] 東京電化株式会社
December 5, 2023
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☆ドヴォルザーク;交響曲第9番『新世界より』の大名盤として知られる、イシュトヴァン・ケルテス指揮;ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるバージョンが、この度12月27日にTOWER RECORD限定にてSACDハイブリッド盤(2023年リマスター)として発売されることになった。このバージョンのSACDは、これまでに「ESOTERIC」と「STEREOSOUND」から出ており、特に高音質で知られる「ESOTERIC」盤は数万円ものプレミアがついてとても手に入る状態ではなかったので、今回のタワレコの英断には大へん感謝したい。タワレコの録音も「ESOTERIC」に負けないくらい良くて、先日の『ムラヴィンスキー&レニングラードフィルのチャイコフスキー後期交響曲集』も優れた録音だった。今回のタワレコ限定SACDは、カップリング曲も充実しており、人気のスラブ組曲第10番を含む『スラブ組曲』が5曲、さらにスメタナの『モルダウ』まで収録されているので至れり尽くせりである。【曲目】1. アントニン・ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」2. ベドルジーハ・スメタナ:歌劇「売られた花嫁」から序曲3. ベドルジーハ・スメタナ:交響詩「モルダウ」4. アントニン・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(抜粋)第1番 ハ長調 作品46の1、第3番 変イ長調 作品46の3、第8番 ト短調 作品46の8、第10番 ホ短調 作品72の2、第9番 ロ長調 作品72の1【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1)、 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団) (2-4)イシュトヴァン・ケルテス(指揮)【録音】1961年3月22-24日 ウィーン、ゾフィエンザール(1)、 1962年3月25日-4月30日 テルアヴィヴ(2-4)【Original Recordings】Recording Producers: Ray Minshull (1), John Culshaw (2-4)Recording Engineers: James Brown (1), Gordon Parry (2-4 )【原盤】Decca【Remaster】DSD Remastered by Classic Sound, 11/2023英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作【First LP Release】SXL2289 (1), SXL6024 (2-4)■ケルテス没後50年企画。ケルテス&VPOの代表盤を新規でDSD化し最新復刻!余白にIPOとの貴重な小品集をセレクトし収録。歴史に残る圧倒的名盤をついにタワー企画盤でリリース!歴史的名盤を今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープより最新復刻ケルテスの代表的録音というだけでなく、レコード史に燦然と輝くDECCAによる歴史的な超名盤であるウィーン・フィルとの「新世界」が遂にタワー企画盤として登場します!ケルテスの本格的なデビュー盤であり、収録当時31歳の指揮者がウィーン・フィルと共演というだけでも大変驚く要素ですが、演奏内容とそれに沿った当時のDECCA録音陣による驚異的な録音が初出のアナログ盤だけでなく、CD時代以降も各社によるSACDやハイレゾ音源でこれほどまでに絶大な支持を得ているというのはそうは無いでしょう。同じくDECCAではショルティのリングに匹敵するほどの超優秀録音であるため、SACDでもこれまで何度かリリースされてきました。DSDでの音源はさほど進化は見られないもののマスタリングに関しては日進月歩であるため、これまで当企画ではバッティングしない方向でしたが、2023年のケルテス没後50年に際しての企画ではやはりこの「新世界」を外すことはできませんでした。今回の復刻では「新世界」に加えて、翌年イスラエル・フィルと収録した「ボヘミアン・ラプソディ」と題したスメタナとドヴォルザークの小品集のなかから、「売られた花嫁」の序曲以外の同2曲を除いた3種7曲を新規で収録しています(他2曲は収録時間の関係で今回は未収録)。このアルバムはイスラエル・フィルとケルテスがDECCAに収録した2枚のうちの1枚で、非常に貴重な音源です。ケルテスはDECCAではロンドン交響楽団とウィーン・フィル、他レーベルでもバンベルク交響楽団との録音が著名とは言え、イスラエル・フィルとは何度も共演を行っている割には他にライヴ音源がある位でした。しかも、「モルダウ」や「スラヴ舞曲」が収録されていますので、オケは異なりますが音源の稀少性を汲みし、「新世界」とのカップリングとした次第です。また、イスラエル・フィルとは所縁があります。若くして命を無くした地がテルアヴィヴであり、生涯最後の演奏会もイスラエル・フィルでしたので、今回の没後企画としては、同時発売のモーツァルトのレクイエムと共に関係性のある音源としての意味合いもあります。尚、各曲の詳細な解説は新規序文解説にある山野雄大氏による文章に詳しいですが、音質面においては現況で最善のDSD化とマスタリングを行いました。歴史的録音が持つ真の素晴らしさを、存分に堪能ください。今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、新規で高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。制作するにあたり、英国のCLASSIC SOUND社でかつてのDECCAのエンジニアの手によって、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上でダイレクトにDSD変換を行い、このシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。今回のリリースで山野 雄大氏による新規の序文解説を掲載しました。
December 1, 2023
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☆チャイコフスキー後記交響曲4番・5番・6番の世界的名盤:ムラヴィンスキー指揮;レニングラードフィルハーモニー管弦楽団演奏による『チャイコフスキー;交響曲第4番・5番・6番』が、2023年最新リマスターを施し、タワーレコード限定でSACD ハイブリッド盤(3枚組)で9月13日に発売することが決まった。各交響曲は分割されることなく単独で収録されているところも良い。■ムラヴィンスキー生誕120年記念企画。歴史的名盤を3枚組で最新復刻。交響曲第4番とロンドンで同時期収録のロジェストヴェンスキーとの2曲も新規で収録!超絶名演が最新で蘇る!今回の発売のために本国でリマスタリング。DG本体からのSA-CDハイブリッド盤のリリースは初今回のセットにはムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが1960年9月から11月にかけて7カ国(イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、イタリア、スイス、オーストリア)の演奏旅行を行った際、ドイツ・グラモフォンがロンドンとウィーンで行ったステレオでのセッション録音を収録しています。同ツアーには弱冠29歳の指揮者ロジェストヴェンスキーと、33歳のチェロ奏者ロストロポーヴィッチが同行しており、ここにはロジェストヴェンスキー指揮による録音も含まれています(ロストロポーヴィチとロジェストヴェンスキーが共演した2曲を除く)。今回の最新復刻では、各交響曲を1枚毎に収納し、第4番と第5番の余白には、ロンドンで交響曲第4番の翌日から収録された、ロジェストヴェンスキー指揮の管弦楽曲2曲をカップリングしました。<DISC1>1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品362. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 作品32<DISC2>3. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品644. アラム・ハチャトゥリアン:バレエ組曲「ガイーヌ」より剣の舞、子守歌、ヌネのヴァリエーション、山岳民族の踊り、ガイーヌのアダージョ、クルドの若者たちの踊り、バラの娘たちの踊り、レズギンカ<DISC3>5. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」【演奏】レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮) (1,3,5)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮) (2,4)【録音】1960年9月14-15日 (1)、16-17日 (2,4) ロンドン、ウェンブリー、ブレント・タウンホール1960年11月9-10日 (3)、7-11日 (5) ウィーン、ムジークフェライン大ホール【Original Recordings】Recording Producer: Karl-Heinz SchneiderBalance Engineer: Harald Baudis【原盤】Deutsche Grammophon【Remaster】DSD Remastered by Emil Berliner Studios, 7/2023独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル変換したWAVデータをマスタリングしてSA-CD層用にDSD変換、CD層用には44.1kHz/16bitに変換してそれぞれマスターを制作(ロジェストヴェンスキー2曲)。尚、ムラヴィンスキーの3曲に関しては、独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから2012年に作成したDSDデータを今回の発売のために新規でマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDデータを作成、CD層用には44.1kHz/16bitに変換してそれぞれマスターを制作【First LP Release】138657 (1), 138658 (3), 138659 (5), 138673 (2,4)
August 26, 2023
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☆クラシックCD評を掲載する月刊誌「レコード芸術」(音楽之友社)が、20日発売の7月号をもって休刊する。1952年の創刊以来、日本のクラシック音楽批評の一翼を担ってきた老舗雑誌の休刊は、音楽界に波紋を広げている。■存続求めネットで署名活動 「レコード芸術」は国内で発売されるすべてのクラシックCDの評論を掲載する専門誌で、優れたアルバムに贈られる「レコード・アカデミー賞」の主催や音楽評論家によるエッセー連載などで長らく親しまれてきた。しかし、近年の出版不況もあり、事実上の廃刊が、今年4月に発表された。 音楽之友社の大谷隆夫・取締役常務執行役員(72)は、「CDの発売点数の減少など、時代の変化に対応できなかった」と話す。 大谷常務によると、クラシックCDは1990年代のピーク時には毎月400点近く発売されていた。近年は100点程度に減ったことで、CD評が売り物の同誌を直撃した。「最盛期は10万部発行していたが、最近は5万部ほど。広告収入の落ち込みにも歯止めがかからず、3年ほど前から赤字が続いていた」 同誌の存続を求めて、音楽評論家やクラシック愛好家らを中心にインターネット上で署名活動が行われている。現在までに約3400人分の署名が集まった。 呼びかけ人の一人で音楽評論家の舩木篤也さん(56)は、「厳しい状況なのは察していたが、発表から2か月余りでの休刊はあまりにも急。もっと打つ手があったのではという思いはぬぐえない」と表情をくもらせる。署名活動に踏み切った理由について、「休刊は避けられないが、録音芸術の貴重な批評の場が失われていいのかということを問いかけたかった」と説明する。 同誌の休刊はレコード会社にとっても痛手だ。ユニバーサルミュージックの五十貝一・クラシックス&ジャズマネージングディレクター(42)は、「熱心なクラシックファンの情報ニーズを満たす媒体がなくなるのは残念。何らかの形で残ってほしい」と話す。音楽之友社は、「休刊後も、これまで蓄積してきた情報を生かす方策を探っている」としている。■読者層若返りが鍵「レコード芸術」の部数低迷は、主な読者層が50~70歳代で、クラシックCDの購買層と比べて高齢化が進んでいたことも背景にある。良質の批評を提供するとともに、若い世代のファンにアピールする編集方針・内容を掲げた媒体を新たに生み出せるかどうかが、復刊の鍵となりそうだ。
June 23, 2023
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☆フルトヴェングラーが1948年~1952年にウィーンフィルと共演した演奏を中心に録音した『ベートーヴェン交響曲全集』(6SACDハイブリッド盤)輸入盤が、予定通り4月28日にリリースされた。日本では、ワーナーミュージックジャパンから輸入盤国内盤仕様が出ており、帯と解説文の日本語訳が付いている。各輸入レコード店(店舗&WEB)で8500円前後で販売されている。カートンボックスに紙ジャケットSACDが6枚入っており、有名なEMI録音のSACDをかなりお得な価格で手に入れることができる。第1番、第3番、第4番、第5番、第6番、第7番、がセッション録音。第2番、第4番、第8番、第9番、第5番、がライブ録音。第5番は、セッションとライブの2種類、そして9番は有名な1951年バイロイト祝祭劇場でのライブを収録。2021年及び2023年最新リマスター音源を採用しており、早速聴いてみたが音質は予想以上に素晴らしい。歴医的名演を良い音質で堪能できることは非常に感慨深いものがある。■フルトヴェングラーのライヴ録音音源も含めた、新リマスター音源によるベートーヴェン:交響曲全集が、SACDハイブリッド盤で発売!ベートーヴェンは、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの音楽の指針でした。フルトヴェングラーの交響曲の解釈は、形式、和声、テクスチャー、リズム、テンポの相互関係を通して、抗しがたい劇的な勢いと、常に想像力に富んだ新鮮な感覚を生み出しています。1940年代後半から1950年代初頭にかけての、ウィーン楽友協会でのセッション録音と、名盤バイロイトの第九、そしてロンドン、ストックホルム、コペンハーゲンで行われたライヴ録音も収録。Art & Son Studioで192kHz/24bitで、旧EMI所蔵のオリジナル・マスターテープから、またはオリジナルの78回転SPおよびLPマトリックスなども使用され、入手可能な最良のソースからリマスター(「正規レコード用録音集大成」に含まれる7つの録音は2021年のリマスター、他の3つのライヴ録音は今回のSACDのために新たに2023年リマスター)音源を使用し、SACDハイブリッド盤としての発売となります。Art & Son Studioのリマスターのモットーは、オリジナル・マスターテープの音を忠実に届けることです。必要以上のイコライザーやノイズリダクションは使用せず、アナログ盤で再生した音を再現するものではありません。耳心地によく聞こえる音質とは異なりますが、これまで以上に生き生きとした音楽をそのまま復活させ、後生に残していくことです。1950年にコペンハーゲンで行われた交響曲第5番のライヴ録音は、旧EMIアーカイブに残されていた良好な状態のアナログ音源からのリマスター音源が収録されています。これまでにこの演奏は他社復刻盤もありましたが、録音時のテープの回転数がずれていたため当時のウィーン・フィルの正しいピッチへ修正されリマスターが行われています。ブックレットには、ディアパゾン誌のRemy Louis氏によるこのアルバムに収録された録音と演奏の意義についての解説「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー・コンダクツ・ベートーヴェン」の日本語訳を掲載。【収録情報】(Disc1)ベートーヴェン:1. 交響曲第1番ハ長調 Op.212. 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Musikvereinssaal, Wien, 24, 26-28 XI.1952(セッション)(Disc2)3. 交響曲第2番ニ長調 Op.36ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Royal Albert Hall, London 3 X.1948(ライヴ)4. 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Musikvereinssaal, Wien, 1-3 XII.1952(セッション)(Disc3)5. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Musikvereinssaal, Wien, 28 II. & 1 III.1954(セッション)6. 交響曲第7番イ長調 Op.92ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Musikvereinssaal, Wien, 18-19 I.1950(セッション)(Disc4)7. 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Musikvereinssaal, Wien, 24-25 XI.1952(セッション)8. 交響曲第8番ヘ長調 Op.93ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Konserthus, Stockholm, 13 XI.1948(ライヴ)(Disc5)9. 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)エリーザベト・ヘンゲン(アルト)ハンス・ホップ(テノール)オットー・エーデルマン(バス)バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:Festpielhaus, Bayreuth, 29 VII.1951(ライヴ)※旧EMIアーカイブ・マスターテープによる(Disc6)10. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)録音:1.X.1950, Odd Fellow Palaet, Copenhagen(ライヴ)※曲演奏前の拍手、アナウンスは無し。演奏後拍手あり。●モノラル録音リマスター:2021年(1,2,4-7,9)、2023年(3,8,10)SACD Hybrid●日本語解説訳付きブックレット封入・ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ日本語帯付き
May 1, 2023
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☆音楽之友社は3日、月刊誌「レコード芸術」を2023年7月号(6月20日発売)をもって休刊すると発表した。「近年の当該雑誌を取り巻く大きな状況変化、用紙など原材料費の高騰等」が要因という。現在定期購読中の購読料の精算については、販売店への問い合わせを案内している。また、バックナンバーは、引き続き販売を継続する。「レコード芸術」は、クラシック・レコード評論の専門誌として1952年3月に創刊して以降、70年超に渡り刊行してきた。同社は「『レコード芸術』として70余年にわたり培ってきた財産をどのようにして活用していくべきか、音楽之友社として鋭意研究してゆく所存です」とコメントしている。
April 4, 2023
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☆2度ほど発売延期された、グレン・グールドのバッハ作品の集大成『バッハ全集』(24SACDハイブリッド+2CD)が、やっと3月22日に発売される運びとなった。グリーンをあしらったそのパッケージデザインも初めて公開された。グレン・グールドのデビュー作にして出世作のベストセラー作品『ゴルドベルク変奏曲』(初回55年盤)の世界初SACDを始め数種類の初SACDを含む画期的なボックスセットとなっている。『グレン・グールド/バッハ全集』(ハイブリッド・エディション)演奏芸術史に屹立する巨大なバッハ解釈。グレン・グールド録音の中でも、人気の高いバッハ録音をSACDハイブリッド24枚に収録。1955年の記念碑的なコロンビアからのデビュー盤となった『ゴルトベルク変奏曲』から、1981年の同じ『ゴルトベルク変奏曲』の再録音まで、グールドの録音活動は、バッハの作品が中心に置かれていました。グールド自身もバッハ作品の網羅的な録音を意識しており、結果として主要な鍵盤独奏曲が録音され、構造の明晰さ、複雑なポリフォニーを提示する鮮やかさ、沈潜する歌など、楽器や時代を超越したバッハ解釈が刻み込まれました。1974年に初めて日本で発売されて以来定番となった「バッハ全集」の最新版で、グールド生前に発売されたコロンビア~ソニー・クラシカルへのバッハ録音を収録。さらにライヴ録音など、没後に発売された音源を収録。ハイブリッド・ディスク24枚のうち半数は世界初SACDハイブリッド化。ボーナス・ディスク2枚(通常CD)には、グールドへのインタビュー2編とドイツ語によるバッハについての語りを収録予定(ブックレットには日本語訳掲載予定)。【収録情報】Disc1J.S.バッハ:● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(1955年モノラル録音)グレン・グールド(ピアノ)録音:1955年6月Disc2● 2声のインヴェンションと3声のシンフォニア BWV.772-801グレン・グールド(ピアノ)録音:1964年3月Disc3-4● イギリス組曲(全曲)イギリス組曲 第1番イ長調 BWV.806イギリス組曲 第2番イ短調 BWV.807イギリス組曲 第3番ト短調 BWV.808イギリス組曲 第4番ヘ長調 BWV.809イギリス組曲 第5番ホ短調 BWV.810イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV.811グレン・グールド(ピアノ)録音:1973年3月~1976年5月Disc5-6● フランス組曲(全曲)フランス組曲 第1番ニ短調 BWV.812フランス組曲 第2番ハ短調 BWV.813フランス組曲 第3番ロ短調 BWV.814フランス組曲 第4番変ホ長調 BWV.815フランス組曲 第5番ト長調 BWV.816フランス組曲 第6番ホ長調 BWV.817● フランス風序曲 ロ短調 BWV.831グレン・グールド(ピアノ)録音:1971年11月~1973年Disc7-8● パルティータ(全曲)パルティータ 第1番変ロ長調 BWV.825パルティータ 第2番ハ短調 BWV.826パルティータ 第3番イ短調 BWV.827パルティータ 第4番ニ長調 BWV.828パルティータ 第5番ト長調 BWV.829(モノラル)パルティータ 第6番ホ短調 BWV.830(モノラル)グレン・グールド(ピアノ)録音:1956年2月~1963年4月Disc9-10● 平均律クラヴィーア曲集 第1巻前奏曲とフーガ第1番~第12番 BWV.846~BWV.857前奏曲とフーガ第13番~第24番 BWV.858~BWV.869グレン・グールド(ピアノ)録音:1962年6月~1965年2月Disc11-12● 平均律クラヴィーア曲集 第2巻前奏曲とフーガ第1番~第12番 BWV.870~BWV.881前奏曲とフーガ第13番~第24番 BWV.882~BWV.893グレン・グールド(ピアノ)録音:1966年8月~1971年1月Disc131. 6つの小前奏曲 BWV.933~BWV.9382. 前奏曲とフゲッタ BWV.8993. 前奏曲 ト長調 BWV.902/14. 前奏曲 ト長調 BWV.902/1a5. フゲッタ ト長調 BWV.902/26. 9つの小前奏曲より7. フーガ ハ長調 BWV.9528. フゲッタ ハ短調 BWV.9619. フーガ ハ長調 BWV.95310. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.89511. 前奏曲とフゲッタ ホ短調 BWV.900録音:1979年10月(1-5)、1980年1月&2月(6-11)12. イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971(1959年録音)録音:1959年6月13. 平均律クラヴィーア曲集 第2巻~前奏曲とフーガ 第14番嬰ヘ短調 BWV.883よりフーガ(1957年モノラル録音)14. 平均律クラヴィーア曲集 第2巻~前奏曲とフーガ 第9番ホ長調 BWV.878よりフーガ(1957年モノラル録音)録音:1957年7月(13)、1957年8月(14)グレン・グールド(ピアノ)Disc141. トッカータ ニ長調 BWV.9122. トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.9103. トッカータ ニ短調 BWV.9134. トッカータ ハ短調 BWV.9115. トッカータ ト短調 BWV.9156. トッカータ ト長調 BWV.9167. トッカータ ホ短調 BWV.914グレン・グールド(ピアノ)録音:1963年4月(7)、1976年10月~1979年6月Disc15● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(1981年デジタル録音)グレン・グールド(ピアノ)録音:1981年4月、5月(デジタル・レコーディング)Disc161. ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 BWV.10142. ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 BWV.10153. ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV.10164. ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV.1017グレン・グールド(ピアノ)ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)録音:1975年2月~1976年1月Disc171. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調 BWV.10182. ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調 BWV.1019グレン・グールド(ピアノ)ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)録音:1976年1月3. ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調 BWV.10274. ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調 BWV.10285. ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調 BWV.1029グレン・グールド(ピアノ)レナード・ローズ(チェロ)録音:1974年5月(3)、1973年12月(4,5)Disc18● フーガの技法 BWV.1080よりコントラプンクトゥスI-IXグレン・グールド(オルガン)録音:1962年1月~2月Disc19-201. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052(モノラル)2. ピアノ協奏曲第2番ホ長調 BWV.10533. ピアノ協奏曲第3番ニ長調 BWV.10544. ピアノ協奏曲第4番イ長調 BWV.10555. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.10566. ピアノ協奏曲第7番ト短調 BWV.1058グレン・グールド(ピアノ)レナード・バーンスタイン指揮、コロンビア交響楽団(1)ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮、コロンビア交響楽団(2-6)録音:1957年4月~1969年2月Disc211. イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971(1981年デジタル録音)2. 協奏曲 ニ短調(マルチェルロのオーボエ協奏曲による) BWV.9743. アルビノーニの主題によるフーガ ロ短調 BWV.9514. アルビノーニの主題によるフーガ イ長調 BWV.9505. イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV.9896. 半音階的幻想曲 ニ短調 BWV.9037. 幻想曲(とフーガ) ハ短調 BWV.9068. 幻想曲 ト短調 BWV.9179. 幻想曲 ハ短調 BWV.91910. BACHの名による前奏曲とフーガ 変ロ長調 BWV.898グレン・グールド(ピアノ)録音:1971年4月~1981年8月Disc221. ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(1954年CBC放送音源)平均律クラヴィーア曲集第2巻より(1954年、1952年CBC放送音源)2. 前奏曲とフーガ 第14番嬰ヘ短調 BWV.8833. 前奏曲とフーガ 第7番変ホ長調 BWV.8764. 前奏曲とフーガ 第22番ロ短調 BWV.8915. 前奏曲とフーガ 第9番ホ長調 BWV.878グレン・グールド(ピアノ)モノラル録音:1954年6月21日(1)、1954年2月28日(2-4)、1952年10月21日(5)Disc23● ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052(1957年レニングラード・ライヴ)グレン・グールド(ピアノ)ラディスラフ・スロヴァーク指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団録音:1957年5月18日 レニングラード(モノラル/ライヴ)● 3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV.788~BWV.801より(1957年モスクワ・ライヴ)グレン・グールド(ピアノ)録音:1957年5月7日 モスクワ(モノラル/ライヴ)Disc24● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(1959年ザルツブルク音楽祭ライヴ)グレン・グールド(ピアノ)録音:1959年8月25日 ザルツブルク、モーツァルテウム(モノラル/ライヴ)オーストリア放送協会収録音源● ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052(1958年ザルツブルク音楽祭ライヴ)グレン・グールド(ピアノ)ディミトリ・ミトロプーロス指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団録音:1958年8月10日 ザルツブルク祝祭劇場(モノラル/ライヴ)SACD Hybrid+ボーナス・ディスク2枚(通常CD):グールドへのインタビュー2編/ドイツ語によるバッハについての語りを収録予定(メーカー資料より)完全生産限定盤/日本独自企画
February 28, 2023
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☆世界的ピアニスト;マリア・ジョアン・ピリスの原点であるショパン、聴きなれたショパンの夜想曲からも独自の美を引き出している。1996年レコード・アカデミー賞受賞の名盤から選りすぐった15曲が、”エソテリック”より世界初のSuper Audio CDハイブリッド盤としてリリースされる。アルバム全21曲から15曲をセレクト、最も有名な2番や映画TVで有名な20番ももちろん収録されており、名曲の数々を最良の音質で聴くことができる。なお、このSACDは”エソテリック”取扱店にて6月18日より限定発売される。夜想曲集Nocturnes1. 第1 番 変ロ短調 作品9 の1 / No. 1 in B flat minor, Op. 9 No. 1: Larghetto2. 第2 番 変ホ長調 作品9 の2 / No. 2 in E flat major, Op. 9 No. 2: Andante3. 第3 番 ロ長調 作品9 の3 / No. 3 in B major, Op. 9 No. 3: Allegretto4. 第4 番 ヘ長調 作品15 の1 / No. 4 in F major, Op. 15 No. 1: Andante cantabile5. 第5 番 嬰ヘ長調 作品15 の2 / No. 5 in F sharp major, Op. 15 No. 2: Larghetto6. 第8 番 変ニ長調 作品27 の2 / No. 8 in D flat major, Op. 27 No. 2: Lento sostenuto7. 第9 番 ロ長調 作品32 の1 / No. 9 in B major, Op. 32 No. 1: Andante sostenuto8. 第12 番 ト長調 作品37 の2 / No. 12 in G major, Op. 37 No. 2: Andantino9. 第13 番 ハ短調 作品48 の1 / No. 13 in C minor, Op. 48 No. 1: Lento10. 第14 番 嬰へ短調 作品48 の2 / No. 14 in F sharp minor, Op. 48 No. 2: Andantino11. 第15 番 ヘ短調 作品55 の1 / No. 15 in F minor, Op. 55 No. 1: Andante12. 第16 番 変ホ長調 作品55 の2 / No. 16 in E flat major, Op. 55 No. 2: Lento sostenuto13. 第19 番 ホ短調 作品72 の1 / No. 19 in E minor, Op. 72 No. 1: Andante14. 第20 番 嬰ハ短調(遺作) / No. 20 in C sharp minor, Op. posth.: Lento con gran espressione15. 第21 番 ハ短調(遺作) / No. 21 in C minor, Op. posth.マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)Maria João Pires, Piano[録音] 1995年1月2日~5日(第1~5番、第8・9番)、1996年1月2日~4日(第12~14番、第19番)、1996年4月7日~9日、ミュンヘン、音楽大学大ホール、1996年6月20日・21日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(第20・21番)
May 8, 2022
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☆全世界で3000万枚を売り上げるなど世界的に人気の多国籍男性ボーカルグループ「イル・ディーヴォ」が、3~4月に3年5か月ぶりの日本ツアー(7都市12公演)を行うことが30日、分かった。 メンバーのカルロス・マリンさんが英国ツアー中の昨年12月19日に体調が急変し、53歳の若さで死去。母国スペインのメディアでは、新型コロナウイルスに感染していたと報じられた。 残されたウルス・ブーラー(スイス)、セバスチャン・イザンバール(フランス)、デイヴィッド・ミラー(米国)はカルロスさんの思いを継ぎ、活動継続を表明。2月2日開幕の北米ツアーから「カルロス・マリン追悼コンサート」と銘打ち、ゲストボーカリストを迎えた編成で開催する。 新型コロナウイルスの水際対策強化の一環として、日本政府は2月末まで外国人の入国停止措置を継続中。解除時期や入国再開の指針が示されておらず、先行きは不透明なままだ。企画・招へい・制作のウドー音楽事務所にとっては、コロナ禍で初めての外国人アーティストの来日公演となるが「3月から入国停止が解除されることを信じ、今回の公演を発表するに至りました」と説明している。 東日本大震災のNHK復興ソング「花は咲く」の英語版を発売するなど日本とも縁が深く、カルロスさんは昨年3月に「思い出す度に、皆さんのために祈っています。早くみなさんに会いたいです」とコメントしていた。その願いはかなわなかったが、3人は「親愛なる友人がいなくなるのは寂しいことです。彼の美しい魂が安らかに眠りに就くことを願い、祈ります」と話している。
February 1, 2022
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☆2021年のショパン国際ピアノコンクールで日本人として半世紀ぶりに2位に輝いた、ピアニストの反田恭平さん(27)と4位入賞の小林愛実さん(26)が、12月29日夕方フジテレビ「イット!」に出演し、特設スタジオから連弾で生演奏を2曲披露した。1台のピアノを2人で弾く「連弾」をテレビで披露するのは初めてのことだという。番組では、ショパンコンクールや近況のことなども詳しく話されて約20分に及ぶ本当にスペシャルな企画だった。■1曲目は、シューマンの『夕べの歌「小さな子どもと大きな子どものための12の連弾小品 作品85」より』。●反田さん:ちょっとした年末感があり、温かみがあったり。ぜひ、おうちでゆっくりこたつに入ったり、そんな時でも聞けるすごく心が温まる1曲です。■2曲目は、ブラームスの『ハンガリー舞曲 第5番』。●小林さん:年末にふさわしいとても華やかな作品で、実は私たちが10年前一緒に演奏会をした時にこの曲を演奏したんです。●反田さん:やっぱりそれは感慨深いところもあるわけでして、今、10年後にちゃんとステージだったりこういったところで演奏をさせていただけるということで、ちょっと個人的な私情もあるんですが、ぜひ弾きたいなと思って選ばせていただきました。
December 30, 2021
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☆昨夜の『全日本フィギュア2021』(男子ショートプログラム)で羽生結弦選手が雰囲気のある綺麗なメロディーのピアノ曲『序奏とロンド・カプリチオーソ』を使用していた。これは、フランスの作曲家;サン・サーンスの作品で、元々は”ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲”だが、羽生選手のバージョンはピアニストの清塚信也氏がピアノ曲用に編曲したものだという。大人の雰囲気を持ったシックなピアノ曲でフィギュアスケートによく合っていた。
December 25, 2021
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☆昨夜の『全日本フィギュア2021』(男子ショートプログラム)で”宇野昌磨選手が、バロック音楽の良曲を使用していた。マルチェッロ作曲による『オーボエ協奏曲』で、イタリア映画『ヴェニスの愛』でも使われたことで映画音楽としても知られている。
December 25, 2021
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☆日本の関係者に入った連絡によると、英国を拠点に活躍する4人組ボーカルグループ「イル・ディーヴォ」のリーダー、カルロス・マリンさんが19日(現地時間)、英マンチェスターの病院で死去した。53歳だった。新型コロナウイルスに感染していたという。■カルロス・マリンさんスペイン人の両親の元、ドイツで生まれた。幼少時から、ミュージカルなどで活躍。2003年結成のイル・ディーヴォでは、色気のある中低音の歌声で存在感を発揮した。グループはクラシックとポップを融合したジャンルで、世界的人気を獲得。日本人ファンも多く、日本武道館でも公演した。マリンさんは昨年、ソロアルバムを発表したばかりだった。
December 22, 2021
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☆先日「ショパン国際ピアノコンクール」で見事4位入賞を果たした人気ピアニストの”小林愛実”(こばやし あいみ)さんが、NHK「クローズアップ現代+」に出演、トークとピアノ演奏を披露しました。小林さんは、音楽とは特に関係のない普通の家庭に育ち、3歳からピアノを始め1年足らずで驚異的な才能を発揮し、次々にピアノコンクールの最年少記録を更新、その天才ぶりからリアル”のだめ”とも呼ばれることもあります。【ピアニスト;小林愛実プロフィール】1995年山口県宇部市生まれ。 3歳からピアノを始め7歳でオーケストラと共演。8歳より、二宮裕子に師事。 2007年桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室「仙川教室」に特待生として入室。2008年から2009年にかけて東京倶楽部特別助成金を受けた。 2011年4月より、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に全額奨学金特待生として入学。2013年9月より、米国カーティス音楽院に留学し劉孟捷に師事。 県よりメダル栄光の文化賞を3度にわたって受けた。【コンクール歴】2001年 - 2004年、ピティナ・ピアノコンペティションに4年連続で全国決勝大会に出場2004年 - 8歳の時のピティナ・ピアノコンペティションJr.、G級(高校1年生以下)全国決勝大会第1位2004年 - ショパン国際ピアノコンクールin ASIAアジア大会にて第1位金賞2005年 - 10歳で全日本学生音楽コンクール全国決勝大会・小学校の部にて第1位2009年 - アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール(韓国)でJr部門優勝2011年 - 第12回ショパン国際ピアノコンクールin ASIAのコンチェルトC部門において、金賞およびコンチェルト賞2011年 - 第5回福田靖子賞2012年 - ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールのヤングアーティスト部門第3位2015年 - ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト2021年 - ショパン国際ピアノコンクール第4位■ディスコグラフィー【アルバム】『小林愛実Debut!』(2010年2月10日)TOCE-56277(14歳)(CD)1. バッハ:パルティータ (バッハ)第2番ハ短調 BWV826よりシンフォニア2 - 4. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」5. ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 作品206. ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 作品317. ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調 遺作(DVD)1. ショパン:エチュード嬰ハ短調作品10-42. ショパン:マズルカ第41番嬰ハ短調作品63-33. ショパン:スケルツォ第1番ロ短調 作品20『熱情』(2011年3月9日)TOCE-901841 - 3. ベートーベン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 作品13「悲愴」4 - 6. ベートーベン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 作品57「熱情」7 - 19. シューマン:子供の情景 作品15『ニュー・ステージ~リスト&ショパンを弾く』(2018年4月6日)1 - 4. ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 「葬送」5 - 8. リスト:巡礼の年 第2年 「イタリア」9. リスト:愛の夢 第3番 変イ長調 S541-3『ショパン;前奏曲集他』(2021年8月25日)ショパン;24の前奏曲集他■2021年10月、「第18回ショパン国際ピアノコンクール」第4位入賞。3歳からピアノを始め7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。2005年(9歳)以降、ニューヨークのカーネギーホールに4度出演、パリ、モスクワ、ポーランド、ブラジル等に招かれ、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ジャッド指揮ブラジル響などと共演。ポーランドには、「ショパンとヨーロッパ」国際音楽祭ほか、協奏曲のソリストとして度々招かれている。国内でも多数のオーケストラと共演し、サントリーホールをはじめ各地でもリサイタルを行い、高い評価を得ている。2010年ショパン生誕200年記念に際して、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与された。2015年(20歳)10月、「 第17回ショパン国際ピアノコンクール」に出場、ファイナリストとなった。2017年7月には、モスクワ・フィルの日本ツアーでソリストとして迎えられ、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演している。2018年8月には、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に出演し絶賛された。2020年3月には、チューリヒ・トーンハレ管とリストのピアノ協奏曲第1番を共演して好評を博した。 レコーディングは、2010年(14歳)「デビュー!」でCDメジャーデビューし、翌年セカンドアルバム「熱情」をリリース(EMI CLASSICS)。2018年ワーナークラシックスとのインターナショナル契約を発表。同年4月には、7年ぶりとなるCD「ニュー・ステージ~リスト&ショパンを弾く」をリリース。2021年8月25日、ワーナークラシックスより最新CD「ショパン:前奏曲集 他」をリリース。レコード芸術誌で「特選盤」に選ばれる。 幼少期より多くのメディアから注目を集め、フランスのLCIテレビのドキュメンタリー、日本テレビ「深夜の音楽会」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「みんなのショパン」、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」などテレビやラジオ番組にも数多く出演。2015年にはTBS「情熱大陸」にも登場して話題を呼んだ。 1995年山口県宇部市生まれ。8歳より二宮裕子氏に師事し、2011年桐朋学園大学付属高校音楽科に全額奨学金特待生として入学。2013年よりフィラデルフィアのカーティス音楽院に留学。現在、マンチェ・リュウ教授に師事し研鑽を積んでいる。今、世界的な活躍が期待できる日本の若手ピアニストとして注目を集めている。
November 24, 2021
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☆ポーランドの首都ワルシャワで開かれていた第18回ショパン国際ピアノコンクールは21日、本選の審査結果が発表され、日本から参加したピアニスト、反田恭平さん(27)が2位に入賞した。日本人として同じく本選に進出していたピアニストの小林愛実さん(26)は4位だった。同コンクールは世界最難関のピアノコンクールとして知られ、日本人としては1970年の内田光子さんの2位入賞が最高成績。 反田さんは94年生まれ。2012年、高校3年時に第81回日本音楽コンクールで1位に入賞した。桐朋学園大入学後、ロシアのチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院などを経て、国内外の多数のオーケストラと協演。テレビアニメ「ピアノの森」(NHK)ではピアノ演奏を担当するなど幅広く活躍している。現在はポーランド国立ショパン音大に在籍し、「本拠」の代表という側面もある。 同コンクールは1927年に始まり、若手ピアニストの登竜門として知られる。5年に1度開催され、過去の優勝者にはマルタ・アルゲリッチさんやスタニスラフ・ブーニンさんらがいる。20年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期されていた。本選は世界各国のピアニスト12人で競った。■第18回ショパン国際ピアノコンクール結果!【最終順位】1位: ブルース・リウ (カナダ)2位: 反田恭平 (日本), アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア)3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)4位: 小林愛実 (日本),ヤクブ・クシュリク (ポーランド)5位: レオノラ・アルメリーニ (イタリア)6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カナダ)【副賞】コンチェルト賞: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)ソナタ賞: アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア)マズルカ賞: ヤクブ・クシュリク(ポーランド)
October 21, 2021
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☆第18回ショパン国際ピアノコンクールは、現地時間の10月16日夜に3次予選が終了し、同日、ファイナルに進む12名が発表された。日本勢では、小林愛実、反田恭平がファイナル進出を決めた。小林は、前回のショパン・コンクール(2015)に続くファイナル進出となる。■ファイナル進出者(12名)※アルファベット順Ms Leonora Armellini, Italy レオノーラ・アルメッリーニ(イタリア)Mr J J Jun Li Bui, Canada J J ジュン・リ・ブイ(カナダ)Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)Mr Martin Garcia Garcia, Spain マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア/アルメニア)Ms Aimi Kobayashi, Japan 小林愛実(日本)Mr Jakub Kuszlik, Poland ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)Mr Hyuk Lee, South Korea イ・ヒョク(韓国)Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada ブルース(シャオユー)リウ(カナダ)Mr Kamil Pacholec, Poland カミル・パホレッツ(ポーランド)Mr Hao Rao, China ハオ・ラオ(中国)Mr Kyohei Sorita, Japan 反田恭平(日本)前評判の高かったシモン・ネーリング(ポーランド)やニコライ・ホジャイノフ(ロシア)がここで姿を消す一方、浜松国際ピアノコンクールの覇者で日本でも人気のアレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)、ともに17歳のハオ・ラオ(中国)、エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア/アルメニア)らがファイナル進出を決めた。実力が拮抗し、稀に見るハイレベルなステージが続いた3次予選となったが、それぞれの持ち味を存分に出し切った古海行子、進藤実優、角野隼斗にも拍手を送りたい。ショパンの命日に当たる10月17日には、作曲家の心臓が眠るワルシャワ市内の聖十字架教会で、ガラ・コンサートがおこなわれる(チェコを代表する古楽団体、コレギウム1704&コレギウム・ヴォカーレ1704がモーツァルト「レクイエム」を演奏)。ファイナルは、翌10月18日から20日まで(現地時間)の3日間の日程で、出場者は、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.11、または同第2番ヘ短調 op.21のいずれかを演奏する。
October 18, 2021
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☆ポーランドの首都ワルシャワで開かれている「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」3次予選の結果が16日発表され、山口県出身の小林愛実さん(26)と東京都出身の反田恭平さん(27)が18~20日の本選への進出を決めた。小林さんは、2015年の前回に続く本選進出。ショパン・コンクールは1927年に始まり、若手ピアニストの登竜門として知られ、5年に1度腕を競う。反田さんによると、2人は子どもの時、同じピアノ教室で学んでいたことがあるという。小林さんは結果発表後、本選で「ショパンの音楽の素晴らしさを感じながら演奏したい」と話した。反田さんは「お世話になった先生や支えてくれた人に向けて弾きたい」と決意を述べた。本選は、地元のポーランドやイタリアなどのピアニストを含め計12人で争われる。2020年開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて1年延期された。優勝経験者にはマルタ・アルゲリッチさんやスタニスラフ・ブーニンさんらがいる。1970年には内田光子さんが2位になっている。
October 18, 2021
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☆CDデビューから25周年!諏訪内晶子が遂にバッハの金字塔、無伴奏作品を録音!コロナ下で真摯に向き合い続けた新たな銘器、グァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」を演奏しての新録音。11月24日、SACDハイブリッド限定盤とUHQCD通常盤の国内盤2種類をリリース。※2022年1月19日発売に延期されました。※現代を代表するヴァイオリン界の逸材、諏訪内晶子が、アルバム・デビューから25周年を迎える今年、満を持して待望のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲録音に挑みました。1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝して以来、30数年の歳月の中で自らを厳しく律し、感性豊かに育まれた音楽性で、しなやかに躍動するバッハ演奏を聴かせてくれます。使用楽器は1732年製のグァルネリ・デル・ジェズ「チャールズ・リード」。■ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750)『無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲) 』 BWV 1001-1006CD 11. ソナタ第1番 ト短調 BWV 10012. パルティータ第1番 ロ短調 BWV10023. ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003 CD 24. パルティータ第2番 ニ短調 BWV 10045. ソナタ第3番 ハ長調 BWV 10056.パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006諏訪内晶子(ヴァイオリン)録音:2021年6月7日~11日、7月10日~13日 バーン(オランダ)、ホワイト・チャーチ
September 20, 2021
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☆いよいよアーヨ&イ・ムジチ合奏団の決定盤『ヴィヴァルディ;ヴァイオリン協奏曲【四季】』のSACDハイブリッド盤がESOTERICより3月10に発売されることが決まった。’59年ステレオ録音のこの決定盤SACDは、一度「ユニバーサル」(フィリップス)からリリースされているが、音質・迫力とも今ひとつだったので、今回のESOTERIC盤のSACDは大いに期待したいと思う。■20世紀後半のバロック音楽ブームの火付け役となった、美麗なカンタービレと豊潤な歌に満ちた、最もイタリア的な《四季》、最新 Super Audio CD ハイブリッド化。 ■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒的な音質向上で高い評価をいただいている ESOTERIC による名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから DSDマスタリングし、世界初の Super Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。今回はドイツ・グラモフォンと旧フィリップスの名盤から、アナログ・ステレオ初期、ステレオ完成期、そしてデジタル時代初期という 3 つの時代を代表する名録音 3 タイトルを Super Audio CD ハイブリッドで発売いたします。 ■巨匠トスカニーニが絶賛したアンサンブル 20 世紀中盤に実現した LP レコードの到来・普及とともに一気に加速したのがいわゆるバロック音楽への関心でした。1952年、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院の学生によって結成され、イタリア語で「音楽家たち」という名を冠したイ・ムジチ合奏団は、そうしたバロック音楽への人々の関心を感じ取り、19 世紀風のロマンティシズムに歪められたヴィヴァルディやコレッリを始めとするイタリア・バロック音楽の表現を正したい、という思いで演奏活動を開始。第 1 ヴァイオリン 3-第 2 ヴァイオリン 3-ヴィオラ 2-チェロ 2-コントラバス 1という弦楽アンサンブル11 名にチェンバロ 1 名を加えた 12 名というコンパクトな編成を採用し、レパートリーを含む演奏方針についてはメンバー全員による合議制という体制を整え、第 2 次大戦後に加速したバロック音楽についての研究や楽譜の出版という学術的な正当性をバックグランドにすることで、クラシック音楽の新たなジャンルの開拓に乗り出したのです。イ・ムジチ合奏団は、1952 年にデビュー後、数年のうちに大きな成功をおさめ、ヨーロッパのみならず南米アメリカを含む世界的な人気を獲得。イ・ムジチの演奏に接した巨匠アルトゥーロ・トスカニーニも「ブラヴォー!ブラヴィッシモ!音楽は死んでいなかった!」と激賞し、その人気の高まりにお墨付きをつける形となりました。 ■空前のベストセラーとなった伝説の《四季》 戦後のバロック音楽ブームは、SP 盤特有のノイズに煩わされずより微細な響きを聴き取る必要のあるこのジャンルの音楽の特性に最適だった LP レコードの開発とともに大きくなり、1950 年代後半に開発されたステレオ技術はそれをさらに加速させました。そうしたブームの象徴となった曲がヴィヴァルディの《四季》であり、この曲の人気を世界的に爆発させたのがイ・ムジチ合奏団でした。彼らはアンサンブルとしてのデビュー後間もなく英コロンビアに録音を開始しますが、1955 年にこのヴィヴァルディの《四季》のモノーラル録音でオランダのフィリップス・レーベルにデビューしてフランスのディスク大賞を獲得。そのわずか4年後にステレオで再録音したのが今回久々に Super Audio CDハイブリッド化される当盤で、この 2 枚合わせてトータルのセールスが 180 万枚を超えるというクラシック音楽のレコードとしては空前の記録を達成したのでした。 ■《四季》といえばイ・ムジチの代名詞 イ・ムジチ合奏団の持つ、明るくしかも艶をおびた音色、溌溂としたリズムと明晰さ、見事なレガート奏法、そして各奏者の均質性は、このヴィヴァルディの名曲の再現には最適で、20 世紀後半のこの曲のイメージの原点となったといっても過言ではありません。曲に付されたソネットに記されているような描写性を特に強調せず、即興的な装飾なども加えず、自然な緩急をつけながらも全体としては妥当なテンポを採り、楽譜を忠実に再現する極めてオーソドックスなアプローチは、この曲の持つ美しさを純粋に味わうことのできるうえでかけがえのないもの。イ・ムジチは CD 時代に至る半世紀以上にわたってフィリップスに《四季》をさらに 4 回の録音を重ねていますが(2012 年に別レーベルに通算 7 度目の録音を行っています)、その原点ともなったのがこの 1959 年の最初のステレオ録音(通算では 2 度目)でした。ヴァイオリン・ソロを担ったのはコンサートマスターのフェリックス・アーヨ(1933 年スペイン・バスク地方のセスタオ生まれ)。イ・ムジチの創設メンバーの一人で、1968 年まで 17 年間にわたって在籍し、第 1 期黄金時代を築き上げました。アーヨの特徴は、何といっても楽器を豊かに鳴らして生み出される磨き上げられた音色と絶妙なボウイングによる美しいフレージング。これによって、歌う楽器としてのヴァイオリンの魅力が極限まで発揮されています。 ■美しく究められた、尽きることのないレガートの魅力 このイ・ムジチの 1959 年盤の特徴は、全編にわたって繰り広げられる途切れることのないレガート奏法の魅力といえるでしょう。その最高の例が〈春〉の第 1 楽章のあの有名な主題で、この主題が登場するたびにレガートで奏され、曲の魅力をこれ以上ないほどに聴き手に伝えます。同じアーヨが独奏した 1955 年のモノーラル盤でも、アーヨ以降のイ・ムジチによるどの《四季》の録音でも、1959 年盤ほどの陶酔的なレガートを採用した例はありません。一つ一つの音符に歌心を込めることを優先するためにやや遅めのテンポを設定しているのもこの盤の独自性で、そのおっとりとした魅力は他には代えがたい魅力を持っています。併録の《調和の幻想》からの 3 曲は、アーヨの次代のコンサートマスターとなるイタリア人のロベルト・ミケルッチ(1922-2010)がリードした 1962 年録音の全曲盤に含まれているもので、メリハリのはっきりとしたある意味よりモダンな演奏が指向されていることがよくわかります。 ■2 度目の Super Audio CD ハイブリッド化による決定盤 イ・ムジチの録音の多くは時計で有名なスイスのラ・ショー・ド・フォンにある音響効果抜群のサル・ド・ミュジックで行われましたが、当盤の《四季》はウィーン(会場不詳)で、《調和の霊感》がスイスとオランダ(こちらも会場不詳)で録音されています。いずれも後年のイ・ムジチの録音ほど残響感はないものの、適度な広がりと明晰度で中低音の響きが充実した、ボディのある弦楽のサウンドを味わうことができます。プロデュースを手掛けたヴィットリオ・ネグリ(1923-1999)はヴィヴァルディの研究者として知られ、イ・ムジチが演奏する楽譜の編纂にもかかわり、1950 年代後半からはフィリップスのプロデューサーとしてイ・ムジチを始めとする数多くの録音をプロデュースした人物。モーツァルト学者として著名な指揮者のベルンハルト・バウムガルトナーのアシスタントを務めたこともあるプロの指揮者でもあり、後年はヴィヴァルディの宗教曲集や歌劇《ティート・マンリオ》など指揮者としての録音もフィリップスに残しています(アーヨとは 1975 年にベルリン室内管弦楽団と《四季》を再録しており、この 1959 年盤とは正反対の、アイデア満載で、手練手管を尽くした立体的で歯切れのよい演奏を成し遂げています)。極め付きの名盤ゆえに初発売以来常にカタログから落ちたことがなく、デジタル時代初期からも CD 化され、Super Audio CD ハイブリッド(2004 年)、DSD マスタリング(2017 年)も含め、繰り返し再発売されてきましたが、今回は 17 年ぶり 2 度目の Super Audio CD ハイブリッド盤としての発売となります。今回のSuper Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的な DSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特に DSD マスタリングにあたっては、DA コンバーターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に調整されたESOTERIC の最高級機材を投入、また MEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。
February 5, 2021
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☆公開中の映画『パヴァロッティ 太陽のテノール』のルチアーノ・パヴァロッティ、そして、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3人のオペラ歌手が、“三大テノール”として初めて競演してから30年の節目となった2020年。音楽とサッカーを愛し、親友でもありながら最大のライバルである3人の軌跡をたどる、ドキュメンタリー映画『甦る三大テノール 永遠の歌声』の日本公開が来年1月8日に決定、本予告映像が解禁された。 本予告は、1990年7月イタリア・ローマ・カラカラ浴場で、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3人が“三大テノール”として、初めて一緒の舞台に立ち、来場した観客から万雷の拍手と声援を受けるコンサートシーンから始まる。 「ホセの白血病からの復活を祝いたかった」とパヴァロッティが語るように、もともとはワールドカップの開催とホセ・カレーラスの白血病からの復活を祝うために企画された本コンサート。しかし、偉大な3人の歌手による化学反応は誰の想像の域も遥かに超えた観客の熱狂を呼び、鳴り止まぬアンコールへの要求に応えるために舞台上の3人自ら打ち合わせて、ぶっつけ本番でパヴァロッティの代表曲である「オ・ソレ・ミオ」をロングトーンで披露、続いてドミンゴ とカレーラスの2人で即興のハーモニーを歌い上げる。 ほか、本コンサートが大成功を収めた後、“三大テノール”が世界を席巻、ロサンゼルス、ウエンブリー、横浜を巡る様子や「真面目にリハをしなかった」という陽気な3人のためにスタッフが「彼らが覚えられるように我々が歌って録音した」という裏話も明かされるなど、三大テノールたちの初めての競演から30年「クラシック界の歴史を塗り替えた」「世紀の競演」といまだ語り継がれる伝説のコンサートのバックステージでの秘蔵映像等をまとめた本編への期待が高まる予告編となっている。
November 15, 2020
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☆ピノックが振る、『ゴルトベルク変奏曲』室内オーケストラ版! 今や「ピノックのオケ」の感があるロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルとの最新盤は、従来のマーラーやブルックナーの交響曲など大編成作品を「凝縮して切り詰める」路線とは逆に、バッハの鍵盤作品を室内オケに「肉付けして拡張した」もの。 編曲者のユゼフ・コフレル[1896-1944]はストルィー(当時はオーストラリア=ハンガリー帝国領、現在はウクライナ領)に生まれ、ウィーンでワインガルトナーらに学び、後にポーランドで十二音技法の先駆的作曲家として活動しましたが、1941年にナチスに捉えられ、1944年に家族と共にホロコーストの犠牲となったとみられています。この編曲はヘルマン・シェルヘンの遺品の中から1994年になって発見されました。 チェンバロ奏者としてバッハの原曲を録音しているピノックは、この編曲にコフレルからバッハに対する心からの敬意と愛情を感じたと言います。目指したのは、バロック風ではなく編曲当時の中欧の様式での演奏。合宿とウィグモア・ホールでのコンサートを経て臨んだ若き演奏家たちは、生き生きしたリズムに乗って明晰な対位法の綾を織りあげています。編曲当時の中欧にはナチスの軍靴が響き、コフレルにも悲劇的な運命が訪れるのですが、その予感を感じさせない晴朗な響きは実に楽しい聴きものであり、それと知って聴けば不思議な感慨を残すことでしょう。【収録情報】● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(コフレルによる室内オーケストラ版、1938)1. アリア2-31. 第1-30変奏32. アリア(リプライズ)※この編曲版では第6変奏と第7変奏の入れ替えが行われており、第7変奏が「2度のカノン」(通常の第6変奏)となります。※編成:弦五部(4/4/3/3/1)フルート、オーボエ、コールアングレ、ファゴット各1■ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル■トロント王立音楽院グレン・グールド校のメンバー■トレヴァー・ピノック(指揮)●録音時期:2019年3月22,23日●録音場所:スネイプ・モルティングス、ブリテン・スタジオ●録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)●演奏時間:79分38秒
August 29, 2020
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☆AI、インターネット、人工生命など、今、音楽業界に新たな テクノロジーの波が押し寄せている。昨年、大きな話題になったAI美空ひばりもその一つ。30年前にこの世を去った「伝説の歌姫」の復活は、彼女との再会を夢見るファンを喜ばせた。24日放送のNHK・Eテレのクラシック音楽番組『ららら♪クラシック』(毎週金曜 後9:00)では、最先端テクノロジーを自らの作品に積極的に取り入れてきた音楽家の渋谷慶一郎をゲストに迎え、その最前線を特集する。 渋谷は「音楽は元々テクノロジーと密接なんです。新しい楽器も奏法も人と道具の関わりという意味ではテクノロジーと言えるでしょう。例えばモーツァルトも新しいクラリネットが発明されるとそれのために曲を書いていたことと、20世紀に入ってから作曲家が電子音楽に夢中になったことはさほど違いはないんです。つまりテクノロジーは基本的に進化しかしないから当然、創作を触発し作る側はその刺激を求めているのです」と、コメント。 番組で紹介するのは、昨年、ヨーロッパで話題になったAIプロジェクト「Dear Glenn」。1982年に亡くなった名ピアニスト、グレン・グールドの遺した100時間におよぶ音源から、AIが学習。どんな楽曲でも、グールドらしい表現で演奏することができるという。今回は、AIグレン・グールドが、生前本人が演奏していない曲に挑戦する。 また、バイオリニストとAIが共演する「人工知能合奏システム」についても紹介。人間と機械の合奏と言うとカラオケのように人間が機械の音に合わせるのが一般的だが、人工知能合奏システムは、AIが人間の演奏を瞬時に解析して、それに合わせて柔軟に演奏してくれることで、まるで人間と演奏しているかのような体験ができる。今回は、AIを搭載したピアノとバイオリニストの成田達輝が共演する。 そして、渋谷が今最も力を入れているのが、アンドロイド「オルタ3」との共演。人工的に生命を作る「ALife(人工生命)」の考えのもとに開発された。渋谷とオルタ3が初めてテレビのために演奏を披露する。渋谷のピアノに合わせてオルタ3が即興で歌を披露した後、アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」の表題曲を演奏する。まるで人間どうしのような掛け合いに注目だ。 さらに、コロナ禍で注目される「リモート合奏ソフト」、ドイツの音楽大学で行われた「リモート入試」から、音源分離、AIアシスト楽曲制作ツールといったAIを使った最新テクノロジーまで。今注目のテクノロジーをまとめて紹介する。スタジオでは、AIが作曲したバッハ・スタイルの楽曲と、バッハ本人の楽曲を聞き分ける「バッハ ・ クイズ」も行う。■「渋谷慶一郎が語るテクノロジーと音楽」出演●MCゲスト:渋谷慶一郎(音楽家)、成田達輝(バイオリニスト)、前澤陽(ヤマハ)●演奏:AIグレン・グールド、成田達輝(バイオリニスト)、渋谷慶一郎、アンドロイド「オルタ3」(歌)●VTR出演:ジャン・ミッシェル・ジャール(シンセサイザー奏者)、鈴木優人(バッハ・コレギウム・ジャパン 首席指揮者)、光藤祐基(ソニー)、岸治彦(ソニーコンピュータサイエンス研究所)、池上高志(東京大学大学院教授)ほか
July 22, 2020
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☆SF映画の傑作『2001年宇宙の旅』のテーマ曲としても有名な”リヒャルト・シュトラウス”作曲『ツァラトゥストラはかく語り』の世界的名盤”、ショルティ(指揮)シカゴ交響楽団”の演奏が、この度世界で初めて【SACDハイブリッド盤】としてTOWER RECORD限定で7月22日に発売されることになった。このSACDは2枚組で表題曲の他お馴染みの交響詩『英雄の生涯』『ドン・ファン』『アルプス交響曲』なども収録されている。■ショルティが3つのオケを振り分けた、アナログ録音のR.シュトラウス作品5曲を2枚に集成。DECCAによる超優秀録音。炸裂する見事な音色を最高音質で再現!すべて世界初SA-CD化。オリジナル・アナログ・マスターテープから本国で新規マスタリングDECCAにオペラを含む多くのリヒャルト・シュトラウス作品を録音したショルティによる、アナログ収録の管弦楽作品5曲を2枚に集成しました。1972年のシカゴ交響楽団との「ドン・ファン」から、1979年、アナログ録音末期の珍しいバイエルン放送交響楽団との「アルプス交響曲」まで、'70年代のDECCAによる優秀録音の変遷もわかる、盛り沢山の2枚組です。5曲すべてが今回世界初SA-CD化となります。【曲目】R.シュトラウス:管弦楽作品集<DISC1>1. 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 作品30、2. 交響詩「英雄の生涯」 作品40<DISC2>3. アルプス交響曲 作品644. 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 作品285. 交響詩「ドン・ファン」 作品20【演奏】シカゴ交響楽団(1,4,5)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2)、バイエルン放送交響楽団(3)サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)【録音】1972年5月9日 イリノイ州、クラナート・センター(5)、1975年5月13-15日 シカゴ、メディナ・テンプル(1,4)、1977年3月28-30日、1978年3月6日 ウィーン、ゾフィエンザール(2)、1979年9月9日&10日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(3)【原盤】Decca【Remaster】DSD Remastered by Classic Sound, 5/2020英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作【Original Recordings】Recording Producers: Ray Minshull (1,4), Christopher Raeburn (2), Tom Mowrey (3), David Harvey (5)Balance Engineers: James Lock (1,2,4,5), Kenneth Wilkinson (1,4,5), Stanley Goodall (3), David Frost (3), Nigel Gayler (3)【First LP Release】SXL6581 (5), SXL6749 (1,4), SET601 (2), SXL6959 (3)
June 26, 2020
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☆国際的美人ヴァイオリニスト;リサ・バティアシュヴィリのニューアルバムはジャンルを超越しての音楽世界旅めぐり『シティ・ライツ』、その中からフランス・パリ編”ミシェル・ルグラン”の名曲『パリ・ヴィオロン』、ジャクリーヌ・フランソワ、イザベル・オーブレ、ミシェル・ルグラン本人などによって歌われたシャンソンの名曲として知られている。■美しいメロディで旅する世界の都市リサ・バティアシュヴィリの人生とキャリアにとって重要な都市と想い出を、美しい音楽とともに集めました。ミロシュ、ケイティ・メルア、ティル・ブレナーら、豪華アーティストとのコラボレーション。 ジャンルを超えた名曲を表情豊かなヴァイオリンで聴く、極上の癒し!【収録情報】1. シティ・メモリーズ/チャップリン:テリーのテーマ(ライムライト)~サンチェス:すみれの花売り(街の灯)~ダニデルフ:ティティナ(モダン・タイムス)~チャップリン:Awakening(ライムライト)~チャップリン:モダン・タイムスのテーマ2. ミュンヘン/バッハ:われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV.639 3. パリ/ルグラン:パリのヴァイオリン(Paris violon)★4. ベルリン/シーゲル:ベルリンのスーツケース5. ヘルシンキ/Trad.:イヴニング・ソング6. ウィーン/J.シュトラウス1世:狂乱のギャロップ7. ローマ/モリコーネ:愛のテーマ(シネマ・パラダイス)8. ブエノスアイレス/ピアソラ:ブエノスアイレスの四季から『南へ帰ろう』9. ニューヨーク/ドヴォルザーク:家路10. ロンドン/ケイティ・メルア:ノー・ベター・マジック11. ブダペスト/Trad.:ひばり12. トリビシ/カンチェリ:ヘリオ・ビーチェボ~トヴリス・パンテリ~ラメント~スティクス リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン) ティル・ブレナー(トランペット:4) マクシミリアン・ホルヌング(チェロ:7) ミロシュ(ギター:8) ケイティ・メルア(ヴォーカル:10) ベルリン放送交響楽団 ニコロズ・ラクヴェリ(指揮) 録音方式:ステレオ(デジタル)
June 13, 2020
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☆SACDハイブリッド8枚組『ラトル&BPOのベートーヴェン/交響曲全集』と『内田光子の協奏曲全集』をBOXセット化! 『ラトルのベートーヴェン』 ベートーヴェン生誕250周年企画ラトルの交響曲全集と内田光子の協奏曲全集のセット販売!限定1000セットの特別価格!サイモン・ラトル 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 、 内田光子発売日2020年04月22日.価格¥10000■2020年ベートーヴェン生誕250周年を記念して、ベルリン・フィル・レコーディングスよりスペシャルなセットが登場します。2015年10月に本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行われたラトル指揮による交響曲全曲録音と、内田光子をソリストに迎え2010年2月に行われたベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音のSACD Hybridを限定1000セット特別価格にて販売いたします。 嬉しいことに内田光子の協奏曲全集のSACD Hybrid盤は今回が初登場です。内田は、ラトル時代に彼と最も多く共演したピアニスト、器楽奏者であり(約30公演)、その成果は、モーツァルト、ラヴェル、メシアン、シューマン、そしてこのベートーヴェンに結実しています。このベートーヴェンは、内田がベルリン・フィルにとって、最も重要なソリストであることの証左であり、彼女へのオマージュとなっています。そして、交響曲全集は、ラトルの鋭く攻め入るスタイルそして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワーを実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。 『ラトルのベートーヴェン』【曲目】ベートーヴェン:交響曲全集+ピアノ協奏曲全集ベートーヴェン:ピアノ協奏曲(全曲)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団サー・サイモン・ラトル(指揮)内田光子(ピアノ) [DISC1]・ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15[37'51]録音:2010年2月4日・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19[30'24]録音:2010年2月10日[DISC2]・ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37[37'41]録音:2010年2月10日・ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58[35'46]録音:2010年2月20日[DISC3]・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73[39'41]録音:2010年2月14日 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)ベートーヴェン:交響曲(全曲)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団サー・サイモン・ラトル(指揮) [DISC1]・交響曲第1番ハ長調 Op.21[24'42]・交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』[49'09]録音:2015年10月6&12日[DISC2]・交響曲第2番ニ長調 Op.36[30'51]・交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』[30'32]録音:2015年10月7&13日[DISC3]・交響曲第4番変ロ長調 Op.60[33'29]・交響曲第7番イ長調 Op.92[39'12]録音:2015年10月3、9&15日[DISC4]・交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』[42'36]・交響曲第8番ヘ長調 Op.93[25'08]録音:2015年10月8&14日[DISC5]・交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』[67'47]アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)エーファ・フォーゲル(アルト)クリスティアン・エルスナー(テノール)ディミトリー・イヴァシュシェンコ(バス)ベルリン放送合唱団、サイモン・ハルジー(合唱指揮)録音:2015年10月10&16日 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
April 19, 2020
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☆古楽界のレジェンド、トレヴァー・ピノックがJ.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻を初録音! (海外盤;5/1発売、国内盤;5/20発売.UHQCD×MOA-CD仕様)トレヴァー・ピノックは古楽演奏のパイオニア、イングリッシュ・コンサートの設立者であり、その初代音楽監督としてドイツ・グラモフォンのアルヒーフと長い間専属契約を結び、多くの録音を発売しました。有名な録音には、バッハの『ブランデンブルク協奏曲』、ヘンデルの『メサイア』『合奏協奏曲集』、ヴィヴァルディの『四季』、バッハの『ゴルトベルク変奏曲』『パルティータ集』などがあります。ピノックは音楽の正統性よりも音楽性とインスピレーションを好むという自身の信念を演奏を通して確かに伝えています。指揮者として、室内演奏家として、チェンバロ奏者として特別な名声を得て、ピノックは批評家たちから熱狂的に称賛されました。この『平均律クラヴィーア曲集第1巻』の録音では、バッハの理論的、対位法的知識の頂点を探究しています。 【曲目】J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 《CD 1》1) 第1番ハ長調BWV846、2) 第2番ハ短調BWV847、3) 第3番嬰ハ長調BWV848、4) 第4番嬰ハ短調BWV849、5) 第5番ニ長調BWV850、6) 第6番ニ短調BWV851、7) 第7番変ホ長調BWV852、8) 第8番変ホ短調BWV853、9) 第9番ホ長調BWV854、10) 第10番ホ短調BWV855、11) 第11番ヘ長調BWV856、12) 第12番ヘ短調BWV857《CD 2》1) 第13番嬰ヘ長調BWV858、2) 第14番嬰ヘ短調BWV859、3) 第15番ト長調BWV860、4) 第16番ト短調BWV861、5) 第17番変イ長調BWV862、6) 第18番嬰ト短調BWV863、7) 第19番イ長調BWV864、8) 第20番イ短調BWV865、9) 第21番変ロ長調BWV866、10) 第22番変ロ短調BWV867、11) 第23番ロ長調BWV868、12) 第24番ロ短調BWV869【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)【録音】2018年8月28日-2019年1月4日、イギリス、カンタベリー、ケント大学、Colyer-Fergusson Hall
April 12, 2020
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☆ビートルズの楽曲を「バロック音楽」にアレンジしたアルバム『ビートルズ・ゴー・バロック2』(ピーター・ブレイナー&ヒズオーケストラ)が、11月28日にクラシックのマニアックなレーベル「NAXOS」から国内発売されることになった。※『ビートルズ・ゴー・バロック1』も11月28日同時に再発される。!もともとビートルズの有名曲『イエスタデイ』『ロング・アンド・ワインディングロード』『ビコーズ』『シーズ・リーヴィング・ホーム』などはバロック音楽の影響を強く受けておりこの企画は願ってもないものと思われる。■1993年にリリースされ世界的ブームとなった『ビートルズ・ゴー・バロック』。ビートルズが最後に録音したアルバム『アビイ・ロード』の発売50周年となる2019年、26年もの歳月を越えて、ついに第2弾が登場しました。スロヴァキア出身の名アレンジャー、ピーター・ブレイナーが今回も冴えわたった編曲でビートルズの名曲に新たな命を吹き込んでいます。 幕開けは『アビイ・ロード』と同じ「カム・トゥゲザー」。合奏協奏曲風に編曲した前作から少し趣向を変え、今回はバッハやヴィヴァルディの作品とビートルズの曲をミックス・アレンジ。メロディ・ラインのちょっとした類似を上手く掴み、2つの作品を見事に調和させながらも、意表を突く流れに驚かされる場面もしばしばあり、常にわくわくさせられる楽しいアレンジに仕上がっています。ラストは『アビイ・ロード』B面を飾るメドレーからの編曲が収められており、「ハー・マジェスティ」まで収録されているのがなんとも嬉しいところ。4人のビートルズはこの曲が最後でしたが、ここでは、『ゴー・バロック』はまだ終わらないよ、とでも言いたげなニクいエンディングになっています。 今回の目玉の一つは驚くような名手が参加していることで、中でもブランデンブルク協奏曲第2番(ポール・マッカートニーがラジオで偶然この曲聴いて「ペニー・レイン」のピッコロ・トランペットを思いついたことでも有名)のアレンジ版には、トランペットの名手マティアス・ヘフスが参加。見事な演奏で曲の面白さをぐっと引き立てています。ヴァイオリンのダリボル・カルヴァイは、以前日本のドキュメンタリー番組出演で話題となり、これまで度々来日公演を行っているほか、ホルンのバボラークのアンサンブルにも参加する名手。【収録情報】● J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番1. カム・トゥゲザー2. ブラックバード3. ドライヴ・マイ・カー● J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番4. 抱きしめたい5. サムシング6. デイ・トリッパー● J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番7. ひとりぼっちのあいつ8. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス9. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『四季』10. ア・デイ・イン・ザ・ライフ(「春」第1楽章)11. ノルウェーの森(「春」第3楽章)12. オクトパス・ガーデン(「秋」第1楽章)13. ビコーズ(「秋」第2楽章)14. バック・イン・ザ・U.S.S.R.(「冬」第1楽章)15. ジュリア(「冬」第2楽章)16. ゲット・バック(「夏」第3楽章)● J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調17. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア(主よ憐れみたまえ)18. イエスタデイ(地には平和を)19. ハロー・グッバイ(聖書にあるように3日後によみがえり)● ビートルズ:『アビイ・ロード』メドレー20. ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド● J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番21. ハー・マジェスティ※バロックの原曲とビートルズの曲をミックスしてアレンジ ダリボル・カルヴァイ(ソロ・ヴァイオリン)マロシュ・クラチク(ピアノ:1-3)マティアス・ヘフス(ピッコロ・トランペット:7-9)ユライ・トムカ(ヴァイオリン)ルドヴィート・カンタ(チェロ)ピーター・ブレイナー・オーケストラ ピーター・ブレイナー(指揮、編曲) 録音時期:2018年12月3-5日 録音場所:ブラティスラヴァ、パネンスカ、大教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
November 17, 2019
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☆マーラー;交響曲第5番の大名盤として知られる、ジュゼッペ・シノーポリ指揮;フィルハーモニア管弦楽団演奏のCDが、10数年ぶりにユニバーサルより国内盤が発売された。作品に内在するロマン的抒情と内面から湧き上がる激情を見事に表現しながらも、決して溺れることなく、細部まで緻密に知的にコントロールしたシノーポリらしい演奏が繰り広げられている。特に映画『ベニスに死す』に用いられて一躍有名になった第4楽章アダージェットの美しさは格別。
September 12, 2019
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☆人気美人ピアニスト;カティア・ブニアティシヴィリのニューアルバムは初の『シューベルト;ピアノ作品集』!(海外盤;3月22日発売)ブニアティシヴィリ初のシューベルトは、大作変ロ長調ソナタ。ジャケットは、水に浮かぶオフィーリアと化した美しいカティア! 奔放な解釈と繊細な表現で知られるカティア・ブニアティシヴィリ。このアルバムは彼女が得意としながらも、これまで録音のなかったシューベルト作品集。選ばれた曲は、最後のソナタ第21番と即興曲Op.90に併せ、リストが編曲した『セレナード』という「歌心」にあふれたもの。ブニアティシヴィリらしい表現が楽しめる格好の1枚です。シューベルトの『ソナタ第21番』は彼が亡くなる2か月前に作曲された長大な作品で、美しいメロディに彩られながらも、全体に漂う絶望感が彼の不安な気持ちを反映しているとされています。ブニアティシヴィリは一小節ごとに移り変わる気分の変化を丁寧に描き出し、シューベルト作品の深遠さを知らしめています。4つの即興曲でも1曲ごとに違う世界を見せてくれており、最後の『セレナード』ではリストがアレンジした“技巧的な”シューベルトを味わうことができます。毎年シューベルティアーデ音楽祭が開催されている、オーストリアのホーエネムスでの録音です。【収録情報】● シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960● シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D.899● シューベルト=リスト:セレナード S.560カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)録音時期:2018年12月19-23日録音場所:オーストリア、ホーエネムス、マルクス・シティクス・ザール
March 3, 2019
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☆世界的ヴァイオリニスト;イザベル・ファウストのニューアルバム『J.S.バッハ;ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、序曲とソナタ集』(2CD)が3月10日にリリースされます。(海外盤)■ファウスト&ベルリン古楽アカデミー圧巻のアンサンブルによるバッハのヴァイオリン協奏曲+α!管弦楽組曲第2番をヴァイオリンで魅せるファウストのなんとも華麗なバディヌリ!イザベル・ファウストとベルリン古楽アカデミーによるバッハの登場です!!ヴァイオリン協奏曲のほか、オルガンのトリオ・ソナタをヴァイオリンと通奏低音で演奏、さらに管弦楽組曲第2番のフルート・ソロ部分をヴァイオリンで演奏するなど、興味津津のプログラム。ファウストのソロは彼女の魅力そのものの音色、しなやか、そして完璧な技巧。ファウストのバッハ、というだけでもうれしいのに、ベルリン古楽アカデミーとの共演というのもまた注目。現在コンサートマスターを務めるベルンハルト・フォルクや、アクサンからも多数名盤をリリースしているオーボエのクセニア・レフラーなど、共演するソリスト(ベルリン古楽アカデミーのメンバーでもある)たちとの豪華共演も聴きものです。【曲目】J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、序曲とソナタ集[CD1]・ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R・カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」 BWV 174よりシンフォニア(hrn2,ob2,オーボエ・ダ・カッチャ,vn3,vla3,vc3,通奏低音)・ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042・カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV 21よりシンフォニア(ob,弦,通奏低音)・トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529(vn2と通奏低音)・オーボエ、ヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 BWV 1060R[CD2]・管弦楽組曲第2番 BWV 1067~ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音の編成による(イ短調で演奏)・トリオ・ソナタ ニ短調 BWV 527(ob,vn,通奏低音)・ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R・カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV 182より 第1曲 ソナタ(rec,vn,弦と通奏低音)・ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041・シンフォニア BWV 1045(vn;trp3,tim,ob2,弦、通低)・2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043【演奏】イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー)ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン/制作者不明(1725年))クセニア・レフラー(オーボエ、リコーダー)ヤン・フライハイト(チェロ)ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク)【録音】2017年12月、2018年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
February 2, 2019
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☆シベリウス交響曲全集の世界的名盤、バルビローリ&ハレ管弦楽団の録音がSACDハイブリッド盤豪華仕様BOXで、タワーレコード1000部限定盤として9月7日にリリースされることになった。(5SACDハイブリッド盤BOX;タワレコ限定1000部、9月7日発売)■すべてのシベリウス録音の中でも圧倒的な存在感を誇る、最晩年にかけてのバルビローリ&ハレ管の歴史的名盤を2018年最新復刻。シリアル・ナンバー付、1,000セット限定復刻。優秀録音盤マーラーと並んでバルビローリのレパートリーの中核を成していた、晩年の旧EMIレーベルへのハレ管とのシベリウス録音を5枚に集成。一部の曲は世界初SACD化。最晩年にかけてのバルビローリ&ハレ管を代表する音源であり、すべてのシベリウス録音の中でも圧倒的な存在感を誇る名盤が2018年最新復刻盤として蘇ります。BOXのジャケット写真と収納されている各盤は英初出のオリジナル・ジャケット・デザインを採用。シリアル・ナンバー付、1,000セット限定復刻としまして、特別価格でリリースいたします。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。バルビローリのシベリウス録音はモノラル時代から多くあり、交響曲第2番に関しては現況でライヴを入れて5つの音源が存在するなど、得意としていたことがわかります。英国や北欧圏では早くからシベリウスの音楽が理解され、DECCAのアンソニー・.コリンズ盤や、エールリンク盤の交響曲全集がモノラル時代は定盤でした。バルビローリは1966年の第2番からこのステレオでの全集の録音を開始し、亡くなる約2月前の第6番まで、約4年強かけて全集を完成させ(交響曲全集としてはこの録音が唯一)、一躍シベリウス録音のスタンダードとして広く評価されることになりました。諸井誠氏が「バルビローリ盤をシベリウス演奏の基本とみなす」旨書いたのは良く知られていますが、後の本国の指揮者による多くの録音が存在している2018年現在においても、シベリウス演奏のひとつの究極の姿として支持され続けています。まさに高音質で復刻するに相応しい音源です。ステレオ録音が一般的になった60年代の旧EMI音源には名録音が多く存在し、その後70年代にかけてアナログ録音は徐々に完成されて行きました。プロデュサーやエンジニア、場所によっても傾向は異なりますが、このシベリウス録音では制作者は複数が携わり、収録場所も2箇所で行われているため、各曲の傾向は少しずつ異なります。最初の第2番を含む交響曲はキングズウェイ・ホールで収録されており、奥行き含む空間の音の拡がりや倍音の豊かさは今回のSACDで特に認識できるでしょう。一方、管弦楽曲はアビー・ロードの第1スタジオでの録音となり、こちらはこのバルビローリ盤に限らず、近接したリアルな音像と解像度の高さが特徴です。尚、2012年に旧EMIレーベルの国内盤でこの全集はSACDシングルレイヤーが発売されていますが、今回新規でデジタル化を行ったハイレゾ音源からのマスターは、比較試聴するとさらに一段上の解像度と音像のリアルさを持っていました。第2番では他と比較して多少固さが残るものの、総じてマスターテープ全体の状態が非常に良く、曲によりその変化の度合は異なるとは言え、後の録音年代になるほど良い傾向の音質でした。SACD層では特にそれぞれの微妙な差を今回聴き取れると思います。それにより一層バルビローリのシベリウス解釈や、演奏に打ち込む姿勢をリスナーは間近に感じられるはずです。名盤たる所以がそこにはあります。今回の復刻では通常時のこのシリーズより解説書を充実させた特別仕様としまして、英国音楽に造詣の深い藤野竣介氏による充実した新規解説と、藤野氏作成のディスコグラフィ(バルビローリのシベリウス録音)を掲載し、バルビローリの足跡を詳しく辿りました。シベリウスの作品解説含め、この解説書は必読です。尚、音質的にもこのシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。ステレオ録音が一般的になった60年代の旧EMI音源には名録音が多く存在し、その後70年代にかけてアナログ録音は徐々に完成されて行きました。プロデュサーやエンジニア、場所によっても傾向は異なりますが、このシベリウス録音では制作者は複数が携わり、収録場所も2箇所で行われているため、各曲の傾向は少しずつ異なります。最初の第2番を含む交響曲はキングズウェイ・ホールで収録されており、奥行き含む空間の音の拡がりや倍音の豊かさは今回のSACDで特に認識できるでしょう。一方、管弦楽曲はアビー・ロードの第1スタジオでの録音となり、こちらはこのバルビローリ盤に限らず、近接したリアルな音像と解像度の高さが特徴です。尚、2012年に旧EMIレーベルの国内盤でこの全集はSACDシングルレイヤーが発売されていますが、今回新規でデジタル化を行ったハイレゾ音源からのマスターは、比較試聴するとさらに一段上の解像度と音像のリアルさを持っていました。第2番では他と比較して多少固さが残るものの、総じてマスターテープ全体の状態が非常に良く、曲によりその変化の度合は異なるとは言え、後の録音年代になるほど良い傾向の音質でした。SACD層では特にそれぞれの微妙な差を今回聴き取れると思います。それにより一層バルビローリのシベリウス解釈や、演奏に打ち込む姿勢をリスナーは間近に感じられるはずです。名盤たる所以がそこにはあります。今回の復刻では通常時のこのシリーズより解説書を充実させた特別仕様としまして、英国音楽に造詣の深い藤野竣介氏による充実した新規解説と、藤野氏作成のディスコグラフィ(バルビローリのシベリウス録音)を掲載し、バルビローリの足跡を詳しく辿りました。シベリウスの作品解説含め、この解説書は必読です。尚、音質的にもこのシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。【曲目/録音】ジャン・シベリウス:<DISC1>1. 交響曲 第1番 ホ短調 作品39、2. 交響曲 第4番 イ短調 作品6Recorded: 28-30 Dec., 1966 & *28,30 May 1969, Kingsway Hall, LondonProducer: Ronald Kinloch AndersonBalance Engineers: Neville Boyling & *Christopher Parker<DISC2>3. 交響曲 第2番 ニ長調 作品43、4. トゥオネラの白鳥~「レミンカイネン」組曲作品22、5. 劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」 作品46(組曲)より 4曲Recorded: 25 & 26 July,1966(3), Kingsway Hall, London、23 &24 Jan.,1966(4), *13 &14 July 1967(5), No.1 Studio,Abbey Road,LondonProducers: Ronald Kinloch Anderson(3), Christopher Bishop(4), Victor Olof(5)Balance Engineer : Neville Boyling(3), Peter Bown(4,5)<DISC3>6. 交響曲 第3番 ハ長調 作品52、7. 交響曲 第6番 ニ短調 作品104Recorded :27 & 28 May1969 (6),21 & 22 May 1970(7), Kingsway Hall, LondonProducer: Christopher Bishop, Balance Engineer: Christopher Parker<DISC4>8. 交響曲 第5番 変ホ長調 作品82、9. 交響曲 第7番ハ長調 作品105、10. 組曲「恋人」(弦楽合奏とパーカッションのための) 作品14、11. ロマンス ハ長調(弦楽合奏のための) 作品42Recorded: 26 & 27(8), 27 & 28(9) July 1966 (4), 4 & *5 (10,11) August, 1966, Kingsway Hall, LondonProducers: Ronald Kinloch Anderson (8,9), Christopher Bishop(10,11)Balance Engineers: Neville Boyling (8,9), Martin Benge(10,11) with *Christopher Parker<DISC5>12. 交響詩「フィンランディア」 作品26、13. 交響的幻想曲「ポホヨラの娘」 作品49*、14. 悲しきワルツ 作品44の1*、15. レミンカイネンの帰郷~ 「レミンカイネン」組曲 作品22より?、16. 組曲「歴史的情景」第1番 作品25 & 第2番 作品66 より3曲Recorded: 23,*24 &?23 & 24 Jan., 1966(12-15), No.1 Studio,Abbey Road,London,,4 August 1969(16), Kingsway Hall, London, Producer: Christopher BishopBalance Engineers: Peter Bown(12-15), Martin Benge(16)【演奏】ハレ管弦楽団サー・ジョン・バルビローリ(指揮)【原盤】Warner Classics(旧EMI音源)
August 10, 2018
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☆パガニーニ作品全集(40CD)イタリアのレーベルDYNAMICより創立40周年を記念し、40枚組のパガニーニ作品全集が登場! レーベルの威信をかけて製作されたボックスには、パガニーニが実際に使用していたヴァイオリンを用いての演奏やパガニーニがヴァイオリンと同じように愛したギターのための作品、パガニーニに触発された作曲家たちのピアノ曲のほか、この全集のために新たに録音された作品などが広範囲に収録されています。アッカルド、リッチなどによる名手の録音からイタリアを代表する若手演奏家まで、素晴らしい演奏がお手頃価格で楽しめます。(イタリア盤;8月28日発売予定)【・・・BOXに寄せて・・・】 「ダイナミック・・・イタリア・オペラとクラシック音楽をリードする音楽レーベル ダイナミックは1978年に設立、ジェノヴァの市街地を見渡わたす閑静なリギの丘にあるヴィラ・クワルターラに本拠を置き、今年40周年を迎えるインディペンデント・レーベルです。当レーベルは幅広くクラシック音楽をカバーしていますが、その中心に18世紀、19世紀のイタリア、欧州のレパートリーを置き、とりわけオペラとヴァイオリン楽曲に焦点をあて、また有名作品に隠れた作品を「世界初収録」として紹介することにも力を注いできました。ダイナミックは、当初パガニーニの作品を初めて再評価したレーベルとして、その名を世界に知らしめましたが、近年、イタリアの音楽祭、歌劇場との密接なパートナーシップを通じて、オペラのジャンルでヴェルディ、ドニゼッティ、パチーニ、マスネ、マイヤベーア、チャイコフスキーらのあまり知られていない作品を、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、マルティナ・フランカのイトリア谷音楽祭、サルディニアのカリアリ歌劇場などの有名な劇場で収録しています。ダイナミックのカタログは今や700点以上の規模を誇り毎年30点を超す新譜を加えています。 以下のような数多くの世界的なアーティストがダイナミック・レーベルに登場しています。マッシモ・クワルタ、サルヴァトーレ・アッカルド、フェリックス・アーヨ、ステファン・ミレンコヴィッチ、ルッジェーロ・リッチ、ブルーノ・カニーノ、ロッコ・フィリッピーニ、オヴィディウ・バディラ、ミレッラ・フレーニ、フェルッチョ・フルラネット、プラシド・ドミンゴ、レナート・ブルゾン、ウイリアム・マッテウッツィ、アニック・マシス、イアノ・タマール、パトリツィア・チョーフィ、ヴェロニク・ジャンス、ディミトラ・テオドシュー、ジョセフ・カレヤ、ジュルジュ・プレートル、レナート・パルンボ、ホセ・クーラ、レオ・ヌッチ、マルチェッロ・ヴィオッティ、フランコ・メッツェーナなど。ダイナミックは現在、イタリアのクラシック音楽をリードする音楽レーベルであると同時に、欧州における優れたオペラ映像制作会社としての地歩を固めています。」 ~アルベルト・デッレピアーネ(ダイナミック・レーベル代表)~(♪パガニーニ;ヴァイオリン協奏曲第4番第1楽章アレグロ!)【収録情報】●Disc1:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集1-3. ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ホ長調 M.S.21 4-6. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 M.S.48カデンツァ:第1番…ソーレ&M.クアルタ/第2番…M.クアルタ マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)…パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団 録音:1999年7月、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場●Disc2:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集1-3. ヴァイオリン協奏曲 第3番 ホ長調 M.S.50 4-6. ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 M.S.78カデンツァ:第3.5番…M.クアルタ マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)…パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団 録音:2000年/2001年 9月、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場●Disc3:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集1-3. 大協奏曲 ホ短調 M.S.75(F.フィオーレによる管弦楽補筆版)4-6. ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調 M.S.60 7. アダージョ ホ長調 M.S.49(F.フィオーレによる管弦楽補筆版)カデンツァ…全てM.クアルタ マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)…パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団 録音:2002年9月、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場●Disc4:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集1. 魔女たちの踊り Op.8 M.S.19…パガニーニのオリジナル版による世界初録音2. ヴァイグルの主題によるソナタと変奏曲 Op.29 M.S.47 3. ロッシーニの《シンデレラ》の「悲しみよ去りゆけ」による序奏と変奏曲 OP.12 M.S.22…パガニーニのオリジナル版による世界初録音4. ロッシーニの《タンクレディ》のアリア「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲 Op.13, M.S.77…パガニーニのオリジナル版による世界初録音 「鐘」のロンドへの宗教的序奏 M.S.67/1…世界初録音5. Andante sonnolento 6. Minuetto 7. Rondo del campanelloマリオ・ホッセン(ヴァイオリン)マルク・ケルシュバウム(指揮)ウィーン・クラシカル・プレイヤーズ ウィーン・ジングフェライン男声合唱…5録音:2017年3月、Casino Baumgarten, Vienna●Disc5:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集1. ワルシャワ・ソナタ、エルスナーのマズルカによる変奏曲 M.S.57 2. ソナタ「マリア・ルイザ」ホ長調 M.S.79 3. ポラッカと変奏曲 M.S.18 4. バレット、牧歌、変奏曲 M.S.74 5. ヴェニスの謝肉祭 M.S.59サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)フランコ・タンポーニ(指揮)ヨーロッパ室内管弦楽団 録音:1983年12月、ロンドン、アビー・ロード・スタジオLicensed courtesy of EMI(現WARNER) records Ltd.●Disc6:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集1. ナポレオン M.S.5(パガニーニによるオリジナル・ギター伴奏版)2. 春 M.S.73(G.ダッチによるピアノ伴奏版)3-4. 無窮動-ソナタの楽章 M.S.66(パガニーニによるオリジナル・ピアノ伴奏版)5. マエストーサ・ソナタ・センティメンターレ M.S.51マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)アレクサンダー・スヴェーテ(ギター)…1ナージャ・ヘーバルト(ピアノ)…2-4ナイデン・トドロフ(指揮)…5カメラータ・オルフィカ(アンサンブル)…5録音:2017年11月21日 Tonal Studios Vienna…1 2017年11月20日 Tonal Studios Vienna…2-4 2018年3月28日 Sofia, Bulgarian National Radio, Studio 1…5●Disc7:管弦楽作品集1. タランテッラ M.S.76 2-6. サン=ベルナール修道院 M.S.67 7-8. ニコロ・パガニーニ氏とヘンリー氏(コンチェルティーノ)9. 大ヴィオラのためのソナタ M.S.70フランコ・メッツェーナ(ヴァイオリン)…1-6ヤヌエンシス合唱団…2.5フランコ・トラヴェルソ(ホルン)…7.8リーノ・ヴェルニッツィ(ファゴット)…7.8アントニオ・プロティーノ(指揮)…1-8ジェノヴァ室内管弦楽団…1-8ルイジ・アルベルト(ヴィオラ)…9ジャック・デラコート(指揮)…9ベルリンRIAS管弦楽団…9録音:1983年9月、Genoa, Oratorio S. Agostino●Disc8:室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲1-3. ギター四重奏曲 第1番 イ短調 Op.4-1 M.S.28 dedicated to “amateur ladies”4-7. ギター四重奏曲 第9番 ニ長調 M.S.36 dedicated to L. G. Germi 8-11. ギター四重奏曲 第10番 イ長調 M.S.37 dedicated to L. G. Germiパガニーニ四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)ロレンツォ・ルイージ(ヴィオラ)パオラ・モスカ(チェロ)ジュゼッペ・ブリアスコ(ギター) 録音:1986年7月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc9:室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲1-4. ギター四重奏曲 第11番 ロ長調 M.S.38 dedicated to L. G. Germi 5-7. ギター四重奏曲 第12番 イ短調 M.S.39 dedicated to L. G. Germi 8-11. ギター四重奏曲 第13番 ヘ長調 M.S.40 dedicated to L. G. Germiパガニーニ四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)ロレンツォ・ルイージ(ヴィオラ)パオラ・モスカ(チェロ)ジュゼッペ・ブリアスコ(ギター) 録音:1986年7月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc10:室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲1-4. ギター四重奏曲 第3番 イ長調 Op.4-3 M.S.30 dedicated to “amateur ladies”5-8. ギター四重奏曲 第7番 ホ長調 M.S.34 dedicated to the Marchesa Caterina Raggi Pallavicini 9-12. ギター四重奏曲 第14番 イ長調 M.S.41 dedicated to L. G. Germi パガニーニ四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)ロレンツォ・ルイージ(ヴィオラ)パオラ・モスカ(チェロ)ジュゼッペ・ブリアスコ(ギター) 録音:1988年4月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc11:室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲1-4. ギター四重奏曲 第2番 ハ長調 Op.4-2 M.S.29 dedicated to “amateur ladies”5-8. ギター四重奏曲 第8番 イ長調 M.S.35 dedicated to the Marchese Filippo Carrega 9-12. ギター四重奏曲 第15番 イ短調 M.S.42 dedicated to L. G. Germiパガニーニ四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)ロレンツォ・ルイージ(ヴィオラ)リッカルド・アゴスティ(チェロ)ジュゼッペ・ブリアスコ(ギター) 録音:1991年2月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc12:室内楽作品集-弦楽とギターのための四重奏曲1-3. ギター四重奏曲 第4番 ニ長調 Op.5-1 M.S.31 dedicated to “amateur ladies”4-7. ギター四重奏曲 第5番 ニ長調 Op.5-2 M.S.32 dedicated to “amateur ladies”8-11. ギター四重奏曲 第6番 ニ短調 Op.5-3 M.S.33 dedicated to “amateur ladies” パガニーニ四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)エルネスト・ブラウヒャー(ヴィオラ)リッカルド・アゴスティ(チェロ)ジュゼッペ・ブリアスコ(ギター) 録音:1991.1992.1993年 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc13:室内楽作品集-弦楽とギターのための三重奏曲1-5. ヴィオラ、チェロとギターのためのセレナータ ハ長調 M.S.17 6-9. ヴィオラ、チェロとギターのための協奏的三重奏曲 ニ長調 M.S.114 10-13. ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲 ニ長調 M.S.69 14-16. 2台のヴァイオリンとギターのための三重奏曲 イ短調 M.S.116 17-19. 2台のヴァイオリンとギターのためのセレナータ ヘ長調 M.S.115ドーラ・ブラチコーヴァ(ヴァイオリン)ゲッツ・ハルトマン(ヴァイオリン)アントネッロ・ファルッリ(ヴィオラ)アンドレア・ノフェリーニ(チェロ)アドリアーノ・セバスティアーニ(ギター) 録音:1992年7月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc14:室内楽作品集-弦楽四重奏曲集 M.S.20 1-4. 四重奏曲 第1番5-8. 四重奏曲 第2番9-12. 四重奏曲 第3番パガニーニ弦楽四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)ジャン・ルカ・アロッコ(ヴァイオリン)エルネスト・ブラウヒャー(ヴィオラ)ダリオ・デ・ステファノ(チェロ) 録音:1994年 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc15:室内楽作品集1-9. 2台のヴァイオリンとチェロのための「うつろな心」の主題と変奏 M.S.117ヴァイオリンとチェロのための3つの二重奏曲 M.S.107 10-11. 第1番12-13. 第2番14-15. 第3番16-36. 2台のヴァイオリンとチェロのための謝肉祭のディヴェルティメント M.S.4ステファン・ミレンコヴィチ(ヴァイオリン)リッカルド・アゴスティ(チェロ)ピエール・ドメニコ・ソンマティ(第2ヴァイオリン) 録音:1995年2月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc16:室内楽作品集-ヴァイオリンとファゴットのための二重奏集 M.S.130 1-2. 第1番3-4. 第2番5-7. 第3番サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)クラウディオ・ゴネッラ(ファゴット) 録音:1997年3月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc17:室内楽作品集 四重奏のための4つのノットゥルノ M.S.15 1-2. 第1番3-4. 第2番5-6. 第3番7-8. 第4番6-12. 四重奏曲 第7番 ホ長調 M.S.34(ギターと弦楽のための四重奏より編曲)13-14. マンドリンとギターのための「ロヴェーネのためのソナタ」 M.S.14 15-16. マンドリンとギターのためのセレナータ M.S.16 17-19. マンドリンのためのメヌエット M.S.106パガニーニ四重奏団 《メンバー》ブルーノ・ピナータ(ヴァイオリン)ジャン・ルカ・アロッコ(ヴァイオリン)エルネスト・ブラウヒャー(ヴィオラ)ダリオ・デ・ステファノ(チェロ)ドリーナ・フラーティ(ジェノバ・マンドリン)ピエラ・ダドモ(ギター) 録音:1995年12月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc18:ヴァイオリンとギターのための作品集-チェントーネ・ディ・ソナタ Lettera A M.S.112 1-2. ソナタ 第1番 イ短調3-4. ソナタ 第2番 ニ長調5. ソナタ 第3番 ハ長調6-7. ソナタ 第4番 イ長調8-9. ソナタ 第5番 ホ長調10-11. ソナタ 第6番 イ長調12. カンタービレ ニ長調 M.S.109ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:1995年6月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc19:ヴァイオリンとギターのための作品集-チェントーネ・ディ・ソナタ Lettera B M.S.112 1-2. ソナタ 第1番 ヘ長調3-4. ソナタ 第2番 ト長調5-9. ソナタ 第3番 イ長調10-11. ソナタ 第4番 ハ長調12-16. ソナタ 第5番 イ短調17-18. ソナタ 第6番 ニ長調ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター)1991年10月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc20:ヴァイオリンとギターのための作品集-チェントーネ・ディ・ソナタ Lettera C M.S.112 1-3. ソナタ 第1番 ホ長調4-5. ソナタ 第2番 ト長調6-11. ソナタ 第3番 イ長調12-13. ソナタ 第4番 ホ長調14-16. ソナタ 第5番 イ長調17-18. ソナタ 第6番 ハ長調ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:1991年1月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc21:ヴァイオリンとギターのための作品集ソナタ集 Op.1 M.S.9 dedicated to Madama Frassinet 1. ソナタ 第1番2. ソナタ 第2番3. ソナタ 第3番4. ソナタ 第4番5. ソナタ 第5番6. ソナタ 第6番ソナタ集 Op.2 M.S.10 dedicated to Madama Frassinet 7. ソナタ 第1番8. ソナタ 第2番9. ソナタ 第3番10. ソナタ 第4番11. ソナタ 第5番12. ソナタ 第6番ソナタ集 Op.4 M.S.11 dedicated to Felice I, Prince of Lucca and Piombino 13. ソナタ 第1番14. ソナタ 第2番15. ソナタ 第3番ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:1985年12月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc22:ヴァイオリンとギターのための作品集ソナタ集 Op.4 M.S.11 dedicated to Felice I, Prince of Lucca and Piombino 1. ソナタ 第4番2. ソナタ 第5番3. ソナタ 第6番ソナタ集 Op.5 M.S.12 dedicated to Madama T. 4. ソナタ 第1番5. ソナタ 第2番6. ソナタ 第3番7. ソナタ 第4番8. ソナタ 第5番9. ソナタ 第6番ソナタ集 Op.6 M.S.13 dedicated to the Principessina Napoleone 10. ソナタ 第1番11. ソナタ 第2番12. ソナタ 第3番13. ソナタ 第4番14. ソナタ 第5番15. ソナタ 第6番ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:1985年12月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc23:ヴァイオリンとギターのための作品集6つのルッカ・ソナタ Op.3 M.S.133 1-2. ソナタ 第1番3-4. ソナタ 第2番5-6. ソナタ 第3番7-8. ソナタ 第4番9-10. ソナタ 第5番11-12. ソナタ 第6番6つのルッカ・ソナタ Op.8 M.S.134 13-15. ソナタ 第1番16-17. ソナタ 第2番18-19. ソナタ 第3番20-21. ソナタ 第4番22-23. ソナタ 第5番24-25. ソナタ 第6番26-35. デュエット・アモローソ M.S.111ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:2000年3月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc24:ヴァイオリンとギターのための作品集1. ヴェニスの宮殿へのアドニスの入場 M.S.8 6つのソナタ Op.2(Op.9) M.S.26 2-3. ソナタ 第1番 イ長調4-5. ソナタ 第2番 ハ長調6-7. ソナタ 第3番 ニ短調8-9. ソナタ 第4番 イ長調10-11. ソナタ 第5番 ニ長調12-13. ソナタ 第6番 イ短調6つのソナタ Op.3(Op.10) M.S.27 14-15. ソナタ 第1番 イ長調16-17. ソナタ 第2番 ト長調18-19. ソナタ 第3番 ニ長調20-21. ソナタ 第4番 イ短調22-23. ソナタ 第5番 イ長調24-25. ソナタ 第6番 ホ短調26. 無窮動 アレグロ・ヴィヴァーチェ M.S.72ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:2002年3月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc25:ヴァイオリンとギターのための作品集1-3. ギターとヴァイオリンのためのソナタ・コンチェルタータ M.S.2 4. カンタービレとワルツ M.S.45ジェノヴァの歌「バルカバ」による60の変奏曲 M.S.71 5. グループ1:主題6-25. グループ1:第1変奏-第20変奏26. グループ2:主題27-46. グループ2:第1変奏-第20変奏47. グループ3:主題48-67. グループ3:第1変奏-第20変奏ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:2003年10月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc26:ヴァイオリンとギターのための作品集6つの二重奏曲集 M.S.110 1-2. 二重奏曲 第1番3-4. 二重奏曲 第2番5-6. 二重奏曲 第3番7-8. 二重奏曲 第4番9-10. 二重奏曲 第5番11-12. 二重奏曲 第6番カルマニョーラと変奏曲 M.S.1 13. Largo - Allegro 14-27. 第1変奏-第14変奏28-30. ギターとヴァイオリンのための大ソナタ M.S.3ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)マウリツィオ・プレーダ(ギター) 録音:2003年10月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc27:無伴奏ヴァイオリンのための作品集24の奇想曲 Op.1 M.S.25 1. 奇想曲 第1番 ホ長調2. 奇想曲 第2番 ロ短調3. 奇想曲 第3番 ホ短調4. 奇想曲 第4番 ハ短調5. 奇想曲 第5番 イ短調6. 奇想曲 第6番 ト短調7. 奇想曲 第7番 イ短調8. 奇想曲 第8番 変ホ長調9. 奇想曲 第9番 ホ長調10. 奇想曲 第10番 ハ長調11. 奇想曲 第11番 ハ長調12. 奇想曲 第12番 変イ長調13. 奇想曲 第13番 変ロ長調14. 奇想曲 第14番 変ホ長調15. 奇想曲 第15番 ホ短調16. 奇想曲 第16番 ト短調17. 奇想曲 第17番 変ホ長調18. 奇想曲 第18番 ハ長調19. 奇想曲 第19番 変ホ長調20. 奇想曲 第20番 ニ長調21. 奇想曲 第21番 イ長調22. 奇想曲 第22番 ヘ長調23. 奇想曲 第23番 変ホ長調24. 奇想曲 第24番 イ短調レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン) 録音:1990年12月 ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc28:無伴奏ヴァイオリンのための作品集1-10. 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ M.S.83 11. 別れの奇想曲 M.S.68 12-19. 「うつろな心」による無伴奏ヴァイオリンのための奇想曲 M.S.44 20-24. 無伴奏ヴァイオリンのための「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」Op.9 M.S.56 25-31. 愛国的讃歌 M.S.81 32-33. 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ M.S.6 34-41. 独奏ヴァイオリンのための主題と変奏 M.S.82ステファン・ミレンコヴィチ(ヴァイオリン) 録音:2002年10月、ジェノヴァ・ダイナミック・スタジオ●Disc29:無伴奏ギターのための作品集-37のギター・ソナタ M.S.84 1-2. ソナタ 第1番 イ長調3-4. ソナタ 第2番 イ長調5-6. ソナタ 第3番 ハ長調7-8. ソナタ 第4番 ニ長調9-10. ソナタ 第5番 ト長調11-12. ソナタ 第6番 ヘ長調13-14. ソナタ 第7番 ヘ長調15-16. ソナタ 第8番 ト長調17-18. ソナタ 第9番 ハ長調19-20. ソナタ 第10番 ニ長調21. ソナタ 第11番 イ長調22-23. ソナタ 第12番 イ長調24-25. ソナタ 第13番 ハ長調26-27. ソナタ 第14番 ヘ長調28-29. ソナタ 第15番 ハ長調30-31. ソナタ 第16番 ホ長調グィド・フィヒトナー(ギター) 録音:2007年5月Hitzendorf Castle, Austria●Disc30:無伴奏ギターのための作品集-37のギター・ソナタ M.S.84 1-2. ソナタ 第17番 イ長調3-4. ソナタ 第18番 イ長調5-6. ソナタ 第19番 ハ長調7-8. ソナタ 第20番 ハ長調9-10. ソナタ 第21番 イ長調11-12. ソナタ 第22番 ニ長調13-15. ソナタ 第23番 イ長調16-17. ソナタ 第24番 ト長調18-19. ソナタ 第25番 ホ長調20-21. ソナタ 第26番 イ長調22-23. ソナタ 第27番 イ長調24-25. ソナタ 第28番 ト長調26-27. ソナタ 第29番 ト長調28-29. ソナタ 第30番 イ長調30-31. ソナタ 第31番 ハ長調32-33. ソナタ 第32番 ホ長調34-35. ソナタ 第33番 ハ短調36. ソナタ 第34番 イ長調37. ソナタ 第35番 ホ長調38. ソナタ 第36番 イ長調39. ソナタ 第37番 イ長調グィド・フィヒトナー(ギター) 録音:2007年5月、Hitzendorf Castle, Austria●Disc31:無伴奏ギターのための作品集5つのソナチネ M.S.85 1. ソナチネ 第1番2-3. ソナチネ 第2番4. ソナチネ 第3番5. ソナチネ 第4番6-7. ソナチネ 第5番8. アレグレット M.S.86 9-10. ソナタ M.S.87 11. アンダンティーノ M.S.88 12. アンダンティーノ M.S.89 13. アレグレット M.S.90 14. アレグレット M.S.91 15. ワルツ M.S.92 16. ロンドンチーノ M.S.94 17. ワルツ M.S.96 18. アンダンティーノ M.S.97 19. アンダンティーノ M.S.99 20. ワルツとトリオ M.S.100/101 21. アンダンティーノ M.S.102 22. 行進曲 M.S.103 23-24. メヌエットとペリゴルディーノ M.S.104 25. 行進曲風に M.S.105 26. ロドヴィシアのためのシンフォニア M.S.98グィド・フィヒトナー(ギター) 録音:2009年5月、Hitzendorf Castle, Austria●Disc32:ギターのための作品集-気まぐれ M.S.43 1. アレグレット イ長調2. アンダンティーノ ハ長調3. ワルツ ハ長調4. アレグレット イ長調5. モデラート ニ長調6. アンダンティーノ ト長調7. ワルツ ホ長調8. アンダンテ ハ長調9. アンダンティーノ ハ長調10. (アレグレット) ハ長調11. アレグレット イ長調12. アンダンテ ハ長調13. アレグロ ハ長調14. (アレグロ・アッサイ) ハ長調15. アレグロ ト長調16. うつろな心に-ラルゲット ト長調17. 魔女 アンダンティーノ ニ長調18. アンダンティーノ ニ短調19. コレンテ ト長調20. ラ・チ・ダレム・ラ・マノ 奥様、お手をどうぞ-アンダンテ ハ長調21. アレグレット イ長調22. ラルゲット イ長調23. アレグロ イ長調24. アンダンテ イ長調25. アンダンテ ハ長調26. アリエッタ ニ長調27. アンダンティーノ ニ長調28. (ワルツ) ニ長調29. 行進曲 ニ長調30. アレグレット ニ長調31. メヌエット-アンダンテ イ長調32. アレグレット イ長調33. アレグレット イ長調34. ワルツ イ長調35. ワルツ ニ長調36. (アレグレット) ハ長調37. アレグレット・コン・エスプレッシオーネ-ロッシーニ-パガニーニ イ長調38. ヴィヴァーチェ イ長調39. アレグレット ニ長調40. アンダンテ イ長調41. アレグロ ハ長調42. ワルツ ホ長調43. (アンダンティーノ) イ長調アドリアーノ・セバスティアーニ(ギター) 録音:2007年1月Pian del Voglio, BO, Italy●Disc33:秘曲と最近再発見された作品集ヴァイオリンとギターのための6つのソナチネ dedicated to Camillo Sivori 1-2. ソナチネ 第1番 M.S.124 3-4. ソナチネ 第2番 M.S.125 5-6. カンタービレとメヌエットとワルツ 第3番 M.S.126 7-8. カンタービレとワルツ 第4番 M.S.127 9-10. カンタービレとワルツ 第5番 M.S.128 11-12. カンタービレとワルツ 第6番 M.S.129 13-17. ソナタと変奏曲 M.S.132~ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための18-21. 4つの練習曲~無伴奏ヴァイオリンのための ステファノ・デッレ・ドンネ(ヴァイオリン)マルコ・シクリ(ヴィオラ)アドリアーノ・セバスティアーニ(ギター)ダミアーノ・プリティ(チェロ) 録音:2013年2月、Villa l’Oriuolo, Florence, Italy●Disc34:秘曲と最近再発見された作品集-パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏1. ソナタ「祈り」M.S.23(ヴァイオリンとピアノ版) 再発見された序奏を含む完全版…世界初録音2-4. 3つのリトルネッロ 2台のヴァイオリンとチェロのための M.S.11 5-10. 6つの前奏曲 無伴奏ヴァイオリンのための6. ロンド ヴァイオリンとチェロのための M.S.63 12. 奇想曲(アンダンテ) 無伴奏ヴァイオリンのための M.S.54 13-15. 大協奏曲 ホ短調 M.S.75(ヴァイオリンとギターによるオリジナル・ヴァージョン) F.グッリによるカデンツァ ルカ・ファントーニ(ヴァイオリン)ダニエレ・ファントーニ(ヴァイオリン)ルカ・ベッレリーニ(ピアノ)ルカ・シモンチーニ(チェロ)ファブリツィオ・ジュディチェ(ギター) 録音:2015年3月、Palazzo Tursi Museum, Violins’ Hall, Ge Italy●Disc35:秘曲と最近再発見された作品集1. Ghiribizzo vocale 気まぐれな声 M.S.120…世界初録音2. Sul margine d’un rio 川のほとりに M.S.119…世界初録音3. E pur amabile まだ愛が M.S.53…世界初録音4. Chant Patriotique 愛国心の歌 M.S.62…世界初録音5. ギター・ソナタ M.S.84 6. ワルツ M.S.80 7. カンツォネッタ M.S.121…世界初録音8. 二重奏 ヴァイオリンとギターのための M.S.122…世界初録音ビン・ファン(ヴァイオリン)…1.6.7.8ニコラス・ゴルセス(ギター)…8ファブリツィオ・ジュディチェ(ギター)…1.5.7ルチア・ゴルテーセ(ソプラノ)…1.2.3ファビオ・マッチェローニ(ピアノ)…2.3.4ジェノヴァ、パガニーニ音楽院ヴォーカル・テクニーク・クラス合唱団 録音:2016年4月、Ciminelli Lounge - Eastman School of Music, Rochester(NY)…8 2016年8月、St. Lorenzo of Premanico Church, Genova (IT)…1-7●Disc36:ルッジェーロ・リッチが弾くパガニーニ-24の奇想曲 Op.1 M.S.25 1. 奇想曲 第1番 ホ長調2. 奇想曲 第2番 ロ短調3. 奇想曲 第3番 ホ短調4. 奇想曲 第4番 ハ短調5. 奇想曲 第5番 イ短調6. 奇想曲 第6番 ト短調7. 奇想曲 第7番 イ短調8. 奇想曲 第8番 変ホ長調9. 奇想曲 第9番 ホ長調10. 奇想曲 第10番 ハ長調11. 奇想曲 第11番 ハ長調12. 奇想曲 第12番 変イ長調13. 奇想曲 第13番 変ロ長調14. 奇想曲 第14番 変ホ長調15. 奇想曲 第15番 ホ短調16. 奇想曲 第16番 ト短調17. 奇想曲 第17番 変ホ長調18. 奇想曲 第18番 ハ長調19. 奇想曲 第19番 変ホ長調20. 奇想曲 第20番 ニ長調21. 奇想曲 第21番 イ長調22. 奇想曲 第22番 ヘ長調23. 奇想曲 第23番 変ホ長調24. 奇想曲 第24番 イ短調ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン) 録音:1973年 Studio Recording Licensed by Vox, 2018●Disc37:サルヴァトーレ・アッカルドが弾くパガニーニ ジェノヴァの歌「バルカバ」による60の変奏曲 M.S.71-パガニーニが使用したヴァイオリンによる演奏1. 第1グループ イ長調2. 第2グループ ハ長調3. 第3グループ ニ長調4. 「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」Op.9 M.S.56(ヴァイオリンとピアノ編)5-7. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 Op.7 M.S.48サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)マリア・ベルクマン(ピアノ)…4エルネスト・ブール(指揮)…5-7南西ドイツ放送交響楽団…5-7録音:1969年…1-3録音不明 Licensed by SWR,2018…4-7●Disc38:ルッジェーロ・リッチが弾くパガニーニ1-3. ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調 M.S.60 4. ロッシーニの歌劇《タンクレディ》から「この胸の高鳴りに」による変奏曲 M.S.77 5. カンタービレ ニ長調 M.S.109 6-8. ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.6ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)ピエロ・モルディーニ(指揮)…1-3イ・ヴィルトゥオージ・ディ・アッシジ…1-3ルイ・ド・フロマン(指揮)…4ルクセンブルク放送交響楽団…4ステファノ・カルディ(ギター)…5キース・バッケルズ(指揮)…6-8ポーランド国立放送交響楽団…6-8録音1970年 ライヴ(MONO)…1-3 1977年7月…4 Licensed by Vox, 2018録音:不明…5 1997年…6-8●Disc39:パガニーニを讃えて 第1集1. フンメル:ピアノのための幻想曲「パガニーニの思い出」2. モシェレス:幻想曲「パガニーニの宝物」第1番3. モシェレス:幻想曲「パガニーニの宝物」第2番4. クーラウ:ピアノのための華麗なロンド「鐘」5. リスト:パガニーニ大練習曲より第1番 ト短調6. リスト:パガニーニ大練習曲より第2番 変ホ長調7. リスト:パガニーニ大練習曲より第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネラ」8. リスト:パガニーニ大練習曲より第4番 ホ長調9. リスト:パガニーニ大練習曲より第5番 ホ長調10. リスト:パガニーニ大練習曲より第6番 イ短調11. ブゾーニ:序奏と奇想曲「パガニネスコ」12-15. ダッラピッコラ:パガニーニの奇想曲によるカノン風ソナチネ マルコ・パジーニ(ピアノ) 録音:2000年3月Dynamic studio recording●Disc40:パガニーニを讃えて 第2集1. モシェレス:幻想曲「パガニーニの宝物」第3番シューマン:パガニーニの奇想曲による練習曲 Op.3 2. 第1番 イ短調 3. 第2番 ホ長調 4. 第3番 ハ長調5. 第4番 変ロ長調6. 第5番 変ホ長調7. 第6番 ト短調8. エルツ:パガニーニの最後のワルツ9. エルツ:パガニーニのロンド10. ヨハン・シュトウス1世:パガニーニ風ワルツ Op.11 11. ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 第1巻12. ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 第2巻マルコ・パジーニ(ピアノ) 録音:2000年3月Dynamic studio recording
July 21, 2018
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☆2016年モントリオール国際音楽コンクール優勝! 誰もがその実力を認め、国際的に大きな活躍が期待されるヴァイオリニスト辻 彩奈の待望のメジャー・デビュー・アルバム。(4月18日;国内盤リリース)2016年モントリオール国際コンクールにて日本人として初の優勝。誰もがその実力を認め、国際的に大きな活躍が期待されるヴァイオリニスト辻 彩奈の待望のメジャー・デビュー・アルバム。収録曲は、同コンクールで演奏した気迫にあふれる「シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」のライヴ録音ほか。会場の熱気がダイレクトに伝わってくる、感動の一枚。【収録情報】1. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 2. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28 3. ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲 Op.55フィリップ・チウ(ピアノ:2,3)モントリオール交響楽団(1)ジャンカルロ・ゲレロ(指揮:1)ライヴ録音:2016年5月31日、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール(1)2016年5月24日、モントリオール美術館、サル・ブージー(2)2016年5月27日、モントリオール美術館、サル・ブージー(3) 【辻 彩奈(つじ・あやな)】1997年岐阜県大垣市生まれ。2009年第63回全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門小学校の部全国大会第1位。2013年第82回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第2位。2015年第11回ソウル国際音楽コンクール第2位(最高位)。2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞を受賞。これまでに、チェコフィルハーモニー室内合奏団、セジョン・ソロイスツ(韓国)、モントリオール交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、横浜シンフォニエッタなどと共演。2015年度より公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。現在、東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。これまでに、小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されている1716年製Joseph Guarneri del Gesu“Serdet”。
March 23, 2018
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☆ブルックナーの世界的名盤、ヨッフム指揮;シュターツカペレ・ドレスデン演奏『ブルックナー交響曲全集』が、世界で初めてSACD化されることになった。タワーレコードから限定1000部のBOXセットで12月22日にリリースされる。◆株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」最新第13弾は、2017年4月に復刻を行いましたヨッフムによる「ベートーヴェン:交響曲全集」(TDSA43)、「ブラームス:交響曲全集」(TDSA49)に続き、没後30年企画といたしまして、いよいよヨッフムによる旧EMI録音の最高峰と言われる「ブルックナー:交響曲全集」を取り上げます。旧EMIレーベルと旧東独のドイツ・シャルプラッテンとの共同制作によるこの全集は、発売以来ブルックナー録音史における金字塔として、長く決定盤的評価を得てきました。全体的な完成度の高さとヨッフムの集大成的な解釈の奥深さ、そしてシュターツカペレ・ドレスデンの特質が見事に活かされた稀に見る名盤です。得意とした第5番や初期交響曲3曲、そして第6番においては個別でも最大級の名盤とされています。没後30年企画を飾る旧EMI音源復刻企画としまして、今回満を持して世界初SACD化音源をリリースいたします。音源に関しましては、本国より取り寄せた96kHz/24bitのWAVデータを基本にSACD層用としてDSDに変換した後、マスタリングを行い、それとは別にCD層用としてもPCMでマスタリングを行いましたので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっております。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングがされています。その際、過去に発売されたCDと極力比較するという検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、最小限かつ最適なマスタリングを心がけました。マスタリング・エンジニアは、これまでと同様に、様々な優秀録音を手掛けてきた杉本一家氏です。 当シリーズでは未だ高品位でデジタル化されていない音源を新たに取り寄せておりますが、一部では経年変化による不具合等が生じている箇所もございますことを、ご了承ください。時間と技術との狭間で、最大限の尽力で後世に残る音源を今後もリリースしていきたいと考えています。*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。 ブルックナー:交響曲全集(第1-9番) (SACDハイブリッド)オイゲン・ヨッフム、シュターツカペレ・ドレスデンヨッフムのブルックナーブルックナー録音史の頂点を飾る、ヨッフムによる旧EMI音源の交響曲全集が遂に世界初SACD化!シリアル・ナンバー付、1,000セット限定復刻。※ 限定1,000セット。豪華デジパック仕様※ サイズ:13cm × 9.8cm × 14.5cm ※ 重量:約1.3kg ※ シリアル・ナンバー付(シリアル・アンバーは、本体箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)※ SACDハイブリッド盤※ 2017年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(各盤にも個別のオリジナル・ジャケット・デザインを使用)※ 解説:舩木篤也氏(新規解説)※ブルックナー交響曲第7番第2楽章アダージョから一部前半部分※オイゲン・ヨッフム 、 シュターツカペレ・ドレスデン発売日2017/12/22.価格¥19,999.【収録曲】アントン・ブルックナー:交響曲全集 (DISC1) 1. 交響曲 第1番 ハ短調 WAB101 1877年リンツ稿(ノヴァーク版) (DISC2) 2. 交響曲 第2番 ハ短調 WAB102 1877年稿(ノヴァーク版) (DISC3) 3. 交響曲 第3番 ニ短調 WAB103 1888-89年稿(ノヴァーク版) (DISC4) 4. 交響曲 第4番 変ホ長調 WAB104 「ロマンティック」 1878/80年稿(ノヴァーク版) (DISC5) 5. 交響曲 第5番 変ロ長調 WAB105 (ノヴァーク版) (DISC6) 6. 交響曲 第6番 イ長調 WAB106 原典版 (DISC7) 7. 交響曲 第7番 ホ長調 WAB107 (ノヴァーク版) (DISC8) 8. 交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 1890年稿(ノヴァーク版) (DISC9) 9. 交響曲 第9番 ニ短調 WAB109 (ノヴァーク版)【演奏】シュターツカペレ・ドレスデン オイゲン・ヨッフム(指揮) 【録音】1975年12月1-7日(4)、1976年11月3-7 日(8)、1976年12月11-14日(7)、1978年1月13-16日(9)、1978年1月22-27日(3)、1978年6月6-13日(6)、1978年12月11-15日(1)、1980年2月25-3月3日(5)、1980年3月4-7日(2) ルカ教会、ドレスデン【原盤レーベル】Warner Classics(旧EMI音源)
November 23, 2017
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☆ジョシュア・ベル/ザ・クラシカル・コレクション(14CD BOX)! 昨年、パリ管弦楽団との久しぶりの来日でその美しいヴァイオリンの音色を堪能させてくれたジョシュア・ベル。彼が1998年のガーシュウィン・アルバムから昨年発売されたばかりのブラームス/シューマン・アルバムまで、過去約20年にわたってソニー・クラシカルにレコーディングしてきたクラシック作品のアルバムを集成した14枚組のボックスが登場します。ジョシュア・ベルは何よりもその詩的ともいえる音楽性、ダイナミックかつ豊かな感性を持ち、思索性を兼ね備えた演奏によって、世界の一流音楽家の中でも傑出した地位を得ています。1967年、インディアナ州ブルーミントンに生まれ、4歳で初めてヴァイオリンを与えられたベルは、12歳の頃に本格的にヴァイオリンに取り組み、14歳のときにゼネラル・モータズ主催のコンクールで優勝、同年ムーティ指揮のフィラデルフィア管弦楽団と共演して絶賛されて以来、アシュケナージ、ブロムシュテット、デュトワ、小澤征爾らの名指揮者、ベルリン・フィルをはじめボストン響、ニューヨーク・フィル等世界の著名なオーケストラと共演を果たしています。彼はソロのコンサートだけではなく、定期的に行われる室内楽やメンデルスゾーンやベートーヴェンの協奏曲でカデンツァを自作するなど作曲にも目を向け、自身の音楽性を幅広く深いものにするための努力を欠かしません。1998年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、技巧だけでは音楽にはならないような珠玉の小品集、繊細な美音と超絶技巧をさまざまなスタイルで展開する協奏曲や映画音楽、スティング、クリス・ボッティ、エドガー・メイヤーなどの様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションなど、共演を繰り広げています。※映画『ラヴェンダーの咲く庭で』のサントラでもヴァイオリン演奏を担当し、その中の1曲『ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア』が、スケートの浅田真央選手によって使用され一躍人気を集め有名曲となった。※このボックスの14枚のディスクには、ジョシュア・ベルの20年間にわたる演奏活動のエッセンスが込められており、幅広く多彩なレパートリーにおいて、彼らしい卓越した技巧、繊細なニュアンス、そして惚れ惚れするような美音を味わうことのできるヴァイオリン好き必携のものと言えるでしょう。 協奏曲では、ヴィヴァルディ、バッハ、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ブラームス(二重協奏曲)、シベリウスといったスタンダードな名作のみならず、名手ミルシテインが愛奏したゴルトマルク、イギリスのニコラス・モー、そして映画『レッド・ヴァイオリン』と関連の深いジョン・コリリアーノと、ジョシュア・ベルならではの個性的なセレクションです。共演する指揮者/オケも、ティルソン・トーマス指揮ベルリン・フィル、サロネン指揮ロス・フィル、ノリントン指揮カメラータ・ザルツブルクなど、超豪華!さらにガーシュウィンとバーンスタインというアメリカの二大作曲家にフォーカスしたベスト・セラー2枚のほか、オーケストラ伴奏による小品集が2枚、フランスの名ヴァイオリン・ソナタ集、さらには現在音楽監督をつとめる「アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ」をコンサートマスターの位置から弾き振りした熱気あふれるベートーヴェンの交響曲第4番・第7番まで、八面六臂の活躍を続けている現在進行形の音楽家、ジョシュア・ベルの魅力の全てを味わっていただける画期的なボックスです。【収録情報】Disc1ガーシュウィン:1.「ポーギーとベス」によるファンタジー2.3つのプレリュード(ハイフェッツ編)3.アイ・ガット・リズム 4.エンブレイサブル・ユー5.ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット6.ライザ7.バット・ノット・フォー・ミー8.スウィート・アンド・ロウ・ダウン9.ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)ジョン・ウィリアムズ(ピアノ&指揮)ロンドン交響楽団 ジョージ・ガーシュウィン(8:ピアノ・ロール) 録音:1998年Disc2 1.ニコラス・モー:ヴァイオリン協奏曲ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)ロジャー・ノリントン(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1996年Disc3 1.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47 2.ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.28ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)エサ=ベッカ・サロネン(指揮) ロサンジェルス・フィルハーモニック録音:1999年Disc4バーンスタイン:1.ウエストサイド・ストーリー組曲(ブローン編)2.ミュージカル『オン・ザ・タウン』より「ロンリー・タウン」(ブローン編)3.喜歌劇『キャンディード』より「メイク・アワ・ガーデン・グロウ」(コリリアーノ編)4.セレナード(ヴァイオリン、弦楽合奏、打楽器とハープのための)5.ミュージカル『オン・ザ・タウン』より「ニューヨーク、ニューヨーク」(ブローン編)ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)デイヴィッド・ジンマン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団 録音:2000年Disc5 1.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 2.ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)ロジャー・ノリントン(指揮) カメラータ・ザルツブルク録音:2000年Disc6 1.プッチーニ:私のお父さん2.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女3.ショパン:夜想曲嬰ハ短調(遺作)4.サン=サーンス:白鳥5.シューベルト:セレナード6.ベッリーニ:清らかな女神よ7.モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 より第2楽章8.グルック:精霊の踊り9.ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調より第3楽章 夜想曲10.ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌11.モンテヴェルディ:ずっとそなたを見つめ12.マスネ:エレジー(おお過ぎ去りし日の甘美な春よ)13.シューマン:トロイメライ ジョシュア・ベル(ヴァイオリン), マイケル・スターン(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ 録音:2003年Disc7チャイコフスキー1.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35 2.なつかしい土地の想い出~瞑想曲Op.42-1, 3.バレエ「白鳥の湖」Op.20 第3幕~ロシアの踊り4.ゆううつなセレナードOp.26ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:2005年Disc8 1.ラフマニノフ:ヴォカリーズ2.シューベルト:アヴェ・マリア 3.マスネ:春風よ、何故私を目覚めさせるのか4.フォーレ:夢のあとに, 5.ドヴォルザーク:月に寄せる歌6.モーツァルト:証聖者の荘厳な晩課~ラウダーテ・ドミニウム7.チャイコフスキー:チャイコフスキー8.ドニゼッティ:人知れぬ涙9.オルフ:カルミナ・ブラーナ~私の心の揺れ動く秤で10.メンデルスゾーン:5月のそよ風11.ドビュッシー:美しき夕べ12.ポンセ:小さな星13.ファリャ:子守歌14.ビゼー:耳に残る君の歌声15.R.シュトラウス:明日Op.27-4 16.フォーレ:夢のあとに(別ヴァージョン)17.モーツァルト:証聖者の荘厳な晩課~ラウダーテ・ドミニウム(別ヴァージョン) ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)マイケル・スターン(指揮)オーケストラ・オブ・セント・ルークス アンナ・ネトレプコ(ソプラノ:15) 録音:2006年Disc9コリリアーノ:1.レッド・バイオリン・コンチェルト2.ヴァイオリン・ソナタ ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)マリン・オールソップ(指揮)ボルティモア交響楽団(1)ジェレミー・デンク(ピアノ:2) 録音:2006-2007年Disc10 1.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(全曲)2.タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」ジョシュア・ベル(ヴァイオリン, 指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ ジョン・コンスタブル(チェンバロ) 録音:2007-2008年Disc11 1.サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.75 2.フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調3.ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調4.フォーレ:子守歌ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)ジェレミー・デンク(ピアノ) 録音:2010年Disc12ベートーヴェン:1.交響曲第4番変ロ長調 Op.60, 2.交響曲第7番イ長調 Op.92, ジョシュア・ベル(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ 録音:2012年Disc13 J.S.バッハ:1.ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041 2.ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042 3.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004よりシャコンヌ4.管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068より アリア5.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006よりガヴォットとロンド ジョシュア・ベル(ヴァイオリン, 指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ録音:2014年Disc14 1.ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102 2.ピアノ三重奏曲第1番ロ短調 Op.8(初稿版)ジョシュア・ベル(ヴァイオリン, 指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ スティーヴン・イッサーリス(チェロ)ジェレミー・デンク(ピアノ) 録音:2016年
July 13, 2017
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☆ショルティ没後20周年、シカゴ交響楽団結成125周年記念 108枚組CDボックス・セット! 半世紀にわたりデッカの重要なアーティストであり続けたゲオルグ・ショルティ。シカゴ交響楽団との演奏は世界における最も有名な指揮者とオーケストラのパートナーシップと高く評価され、グラミー賞も数多く受賞しました。ショルティは生涯にわたりグラミー賞を33回受賞しましたが、そのうち24回はシカゴ交響楽団とともに受賞しました。この豪華な108枚組のCDボックス・セットは、ショルティの没後20周年とシカゴ交響楽団の結成125周年を併せて記念しての発売となります。1970年3月にシカゴのメディナ・テンプルで行われたマーラーの第5交響曲の初期録音から、1997年3月にシカゴのオーケストラ・ホールで行われたショスタコーヴィチの交響曲第15番まで、ショルティとシカゴ響の録音すべてが収められています。 豪華な200ページに及ぶハードカバーの解説書(英語、ドイツ語)付き。その内容はショルティ夫人による序文、新しい回顧録(メゾ・ソプラノのイヴォンヌ・ミントンと司会者で作家のハンフリー・バートンによる)、ショルティの楽譜とショルティとシカゴ響のパンフレットの複製付き。サー・ゲオルグ・ショルティは20世紀に最も活躍した指揮者の一人で、ヨーロッパ、アメリカの音楽文化をリードしてきました。ピアノ、作曲、指揮をバルトーク、ドホナーニ、コダーイに学び、ピアニストとしてコンサート・デビューを果たしました。1937年にはザルツブルク音楽祭でトスカニーニの助手を務めました。最初のデッカへのレコーディングは1947年、デッカの特別なアーティストとして半世紀にわたり250を超える膨大な録音を残し、そのうちの45はオペラの全曲です。ショルティのシカゴ響との注目すべきパートナーシップは1954年に始まり、その時ショルティはラヴィニア音楽祭で初めてこのオーケストラを指揮しました。1956年リリック・オペラで客演のためにシカゴに戻り、1965年12月9日シカゴ、オーケストラ・ホールでデビューを果たしました。彼の音楽監督としての最初のコンサートは1969年9月でした。ショルティは22年間(1969年~1991年)音楽監督を務め、その後は桂冠指揮者として7年間(1991年~1997年)、死の直前までその活動を続けました。1971年に最初のツアーをスタートさせ、世界中にこのオーケストラの存在を広めた功績を忘れることはできません。ショルティの幅広いレパートリーには、ヘンデルの『メサイア』、ハイドンの『天地創造』、ベルリオーズの『ファウストの劫罰』、リストの『ファウスト交響曲』、そしてまたシェーンベルクの『モーゼとアロン』のような20世紀の傑作なども見られます。シカゴ響とともに新しい作品に取り組み、現代作曲家を擁護し、マルチヌーのヴァイオリン協奏曲第1番、デル・トレディチの『最後のアリス』、ティペットの交響曲第4番と『ビザンティウム』、ルトスワフスキの交響曲第3番などの初演も行いました。【収録情報】Disc1マーラー:1. 交響曲第5番2. 歌曲集『子供の不思議な角笛』から イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ:2) 録音時期:1970年Disc2-3マーラー:1. 交響曲第6番『悲劇的』2. さすらう若人の歌イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ:2) 録音時期:1970年Disc4 ● マーラー:交響曲第7番『夜の歌』 録音時期:1971年Disc5 ● マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』ヘザー・ハーパー(ソプラノ)ルチア・ポップ(ソプラノ)アーリーン・オジェー(ソプラノ)イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)ヘレン・ワッツ(アルト)ルネ・コロ(テノール)ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)マルッティ・タルヴェラ(バス)ウィーン国立歌劇場合唱団ウィーン楽友協会合唱団ウィーン少年合唱団 録音時期:1971年Disc6-8 ● ベートーヴェン:1. ピアノ協奏曲第1番2. ピアノ協奏曲第2番3. ピアノ協奏曲第3番4. ピアノ協奏曲第4番5. ピアノ協奏曲第5番『皇帝』ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ) 録音時期:1972年(1,2,4)、1971年(3,5)Disc9-11 ● ベートーヴェン:1. 交響曲第1番2. 交響曲第2番3. 交響曲第3番『英雄』4. 『エグモント』序曲5. 序曲『コリオラン』6. 交響曲第4番7. 交響曲第5番『運命』 録音時期:1974年(1,2,5,6)、1973年(3,7)、1972年(4)Disc12-13ベートーヴェン:1. 交響曲第6番『田園』2. 『レオノーレ』序曲第3番3. 交響曲第7番4. 交響曲第8番 録音時期:1974年(1,3)、1972年(2)、1973年(4)Disc14-15 1. ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』ピラール・ローレンガー(ソプラノ)イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)スチュアート・バロウズ(テノール)マルッティ・タルヴェラ(バス)シカゴ交響合唱団2. ウィリアム・マンによるサー・ゲオルグ・ショルティへのインタビュー録音時期:1972年(1)、1975年(2)Disc16 1. ベルリオーズ:幻想交響曲2. ベルリオーズ:序曲『宗教裁判官』3. ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』序曲4. スーザ:星条旗よ永遠なれ5. スタッフォード・スミス:アメリカ国歌『星条旗』6. ダウンズ:がんばれ、シカゴ・ベアーズ録音時期:1972年(1,3)、1974年(2)、1986年(4-6)Disc17 ● マーラー:大地の歌イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)ルネ・コロ(テノール) 録音時期:1972年Disc18エルガー:1. エニグマ変奏曲2. 演奏会用序曲『コケイン』 録音時期:1974年(1)、1976年(2)Disc19 ● ストラヴィンスキー:春の祭典 録音時期:1974年Disc20 1. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲2. シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 録音時期:1977年(1)、1975年(2)Disc21 R.シュトラウス:1. ツァラトゥストラはかく語りき2. ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯3. ドン・ファン録音時期:1975年(1,2)、1972年(3)Disc22 1. チャイコフスキー:交響曲第5番2. ウェーバー:『オベロン』序曲 録音時期:1975年(1)、1974年(2)Disc23ドビュッシー:1. 牧神の午後への前奏曲2. 海ラヴェル:3. ボレロ録音時期:1976年Disc24 ● チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』 録音時期:1976年Disc25-26 ● ワーグナー:『さまよえるオランダ人』全曲ノーマン・ベイリー(バス)ジャニス・マーティン(ソプラノ)ルネ・コロ(テノール)マルッティ・タルヴェラ(バス)ヴェルナー・クレン(テノール)シカゴ交響合唱団 録音時期:1976年Disc27 ● ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ルチア・ポップ(ソプラノ)イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)マロリー・ウォーカー(テノール)グウィン・ハウエル(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1977年Disc28 ● ワーグナー:序曲と前奏曲集 録音時期:1972年~1977年Disc29ブラームス:1. 交響曲第3番2. 大学祝典序曲 録音時期:1978年Disc30 ● ブラームス:交響曲第4番 録音時期:1978年Disc31 ● ブラームス:ドイツ・レクィエム キリ・テ・カナワ(ソプラノ)ベルント・ヴァイクル(バリトン)シカゴ交響合唱団 録音時期:1978年Disc32 ● ヴェルディ:聖歌四篇ジョー・アン・ピッケンズ(ソプラノ)シカゴ交響合唱団 録音時期:1978年Disc33-34 ● ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)ペーター・ホフマン(テノール)ハンス・ゾーティン(バス)テオ・アダム(バス・バリトン)、他シカゴ交響合唱団 録音時期:1979年Disc35 ● ブラームス:交響曲第1番 録音時期:1979年Disc36ブラームス:1. 交響曲第2番2. 悲劇的序曲 録音時期:1979年(1)、1978年(2)Disc37 ● ブルックナー:交響曲第6番 録音時期:1979年Disc38 ● ブルックナー:交響曲第5番 録音時期:1980年Disc39 ● マーラー:交響曲第2番『復活』イソベル・ブキャナン(ソプラノ)ミラ・ザーカイ(アルト)シカゴ交響合唱団 録音時期:1980年Disc40 1. ムソルグスキー/ラヴェル編:展覧会の絵2. ラヴェル:クープランの墓 録音時期:1980年Disc41 ● デル・トレディチ:最後のアリス バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ) 録音時期:1980年Disc42バルトーク:1. 管弦楽のための協奏曲2. 舞踏組曲 録音時期:1981年Disc43-44 ● ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』全曲フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)ケネス・リーゲル(テノール)ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)マルコム・キング(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1981年Disc45 ● ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』 録音時期:1981年Disc46-47 ● ハイドン:オラトリオ『天地創造』ノーマ・バロウズ(ソプラノ)リュディガー・ヴォーラーズ(テノール)ジェイムズ・モリス(バス)シルヴィア・グリーンバーグ(ソプラノ)ジークムント・ニムスゲルン(バス) 録音時期:1981年Disc48-49 ● マーラー:交響曲第3番ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)グレン・エリン少年合唱団シカゴ交響女声合唱団 録音時期:1982年Disc50 ● マーラー:交響曲第9番 録音時期:1982年Disc51モーツァルト:1. 交響曲第38番『プラハ』2. 交響曲第39番 録音時期:1982年Disc52プロコフィエフ:1. 『ロメオとジュリエット』抜粋2. 交響曲第1番『古典交響曲』 録音時期:1982年Disc53 1. ベルク:ヴァイオリン協奏曲2. バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 録音時期:1983年Disc54 1. ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』 録音時期:1983年Disc55 ● マーラー:交響曲第1番『巨人』 録音時期:1983年Disc56 ● マーラー:交響曲第4番キリ・テ・カナワ(ソプラノ) 録音時期:1983年Disc57-58 ● ヘンデル:オラトリオ『メサイア』キリ・テ・カナワ(ソプラノ)アンヌ・イェヴァング(アルト)キース・ルイス(テノール)グウィン・ハウエル(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1984年Disc59-60 ● シェーンベルク:歌劇『モーゼとアロン』全曲フランツ・マツーラ(バス・バリトン)フィリップ・ラングリッジ(テノール)オーゲ・ハウグランド(バス)バーバラ・ボニー(ソプラノ)、他シカゴ交響合唱団グレン・エリン少年合唱団員 録音時期:1984年Disc61 ● チャイコフスキー:交響曲第4番 録音時期:1984年Disc62 ● ブルックナー:交響曲第9番 録音時期:1985年Disc63 1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番2. ドホナーニ:童謡主題による変奏曲アンドラーシュ・シフ(ピアノ) 録音時期:1985年Disc64メンデルスゾーン:1. 交響曲第3番『スコットランド』2. 交響曲第4番『イタリア』 録音時期:1985年Disc65ベートーヴェン:1. 交響曲第5番『運命』2. 交響曲第4番 録音時期:1986年(1)、1987年(2)Disc66 ● ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』ジェシー・ノーマン(ソプラノ)ラインヒルト・ルンケル(アルト)ロベルト・シュンク(テノール)ハンス・ゾーティン(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1986年Disc67 ● ブルックナー:交響曲第7番 録音時期:1986年Disc68 ● リスト:ファウスト交響曲ジークフリート・イェルサレム(テノール)シカゴ交響合唱団 録音時期:1986年Disc69チャイコフスキー:1. 序曲『1812年』2. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』3. 組曲『くるみ割り人形』 録音時期:1986年Disc70-72 ● J.S.バッハ:マタイ受難曲キリ・テ・カナワ(ソプラノ)アンネ・ゾソフィー・ フォン・オッター(アルト)ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)オラフ・ベーア(バリトン)アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)トム・クラウセ(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1987年Disc73ベートーヴェン:1. 交響曲第6番『田園』2. 『レオノーレ』序曲第3番 録音時期:1988年Disc74ベートーヴェン:1. 交響曲第7番2. 交響曲第8番 録音時期:1988年Disc75チャイコフスキー:1. 交響曲第5番2. 組曲『白鳥の湖』 録音時期:1987年(1)、1988年(2)Disc76バルトーク:1. 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽2. ディヴェルティメント3. 『中国の不思議な役人』組曲 録音時期:1989年(1)、1990年(2,3)Disc77ベートーヴェン:1. 交響曲第1番2. 交響曲第2番 録音時期:1989年(1)、1990年(2)Disc78ベートーヴェン:1. 交響曲第3番『英雄』2. 『エグモント』序曲 録音時期:1989年Disc79 ● ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 録音時期:1989年Disc80 ● ヴェルディ:合唱曲集シカゴ交響合唱団 録音時期:1989年Disc81-82 ● J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調フェリシティ・ロット(ソプラノ)アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)ウィリアム・シメル(バリトン)グウィン・ハウエル(バス・バリトン)シカゴ交響合唱団 録音時期:1990年(ライヴ)Disc83 ● ブルックナー:交響曲第8番 録音時期:1990年(ライヴ)Disc84 ● マーラー:交響曲第5番 録音時期:1990年(ライヴ)Disc85 ● ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 録音時期:1990年(ライヴ)Disc86 ● ブルックナー:交響曲第2番 録音時期:1991年Disc87ドビュッシー:1. 夜想曲2. 海3. 牧神の午後への前奏曲シカゴ交響女声合唱団(1) 録音時期:1990年(1,3)、1991年(2)(3:ライヴ)Disc88-89 ● ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)キリ・テ・カナワ(ソプラノ)レオ・ヌッチ(バリトン)アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、他シカゴ交響合唱団 録音時期:1991年(ライヴ)Disc90 1. ベルリオーズ:幻想交響曲2. リスト:交響詩『前奏曲』 録音時期:1992年(ライヴ)Disc91 ● ブルックナー:交響曲第3番 録音時期:1992年Disc92-93 ● ハイドン:オラトリオ『四季』ルート・ツィーザク(ソプラノ)ウヴェ・ハイルマン(テノール)ルネ・パーペ(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1992年(ライヴ)Disc94-95 ● ハイドン:オラトリオ『天地創造』ルート・ツィーザク(ソプラノ)ヘルベルト・リッペルト(テノール)アントン・シャリンガー(バリトン)ルネ・パーペ(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1993年Disc96 ● リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S110-2 ● リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 S359-4 ● バルトーク:5つのハンガリーのスケッチ Sz97 ● ヴェイネル:『チョンゴルと悪魔』 Op.10~序奏とスケルツォ● バルトーク:ルーマニア民族舞曲 Sz68 ● コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』 Op.35a録音時期:1993年(ライヴ)Disc97ストラヴィンスキー:1. ペトルーシュカ2. カルタ遊び録音時期:1993年Disc98 ● ブルックナー:交響曲第0番 録音時期:1995年(ライヴ)Disc99 ● ブルックナー:交響曲第1番 録音時期:1995年Disc100 ● ショスタコーヴィチ:交響曲第13番『バビ・ヤール』セルゲイ・アレクサーシキン(バス)アンソニー・ホプキンス(朗読)シカゴ交響男声合唱団 録音時期:1995年Disc101-104 ● ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)アラン・オピー(バス)ルネ・パーペ(バス)ベン・ヘップナー(テノール)カリタ・マッティラ(ソプラノ)、他シカゴ交響合唱団 録音時期:1995年(ライヴ)Disc105 1. ムソルグスキー:『ホヴァンシチナ』前奏曲2. ムソルグスキー/ショスタコーヴィチ編:死の歌と踊り3. ショスタコーヴィチ:交響曲第15番セルゲイ・アレクサーシキン(バス:2) 録音時期:1997年Disc106ストラヴィンスキー:1. 3楽章の交響曲2. 交響曲ハ調3. 詩篇交響曲シカゴ交響合唱団(3) 録音時期:1993年(1)、1997年(2,3)Disc107ティペット:1. 交響曲第4番2. ビザンティウム3. チャールズ皇太子の誕生日のための組曲 録音時期:1979年(1)、1991年(2)1981年(3)Disc108 ● ヴェルディ:レクィエム レオンティーン・プライス(ソプラノ)ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)ヴェリアーノ・ルケッティ(テノール)ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)シカゴ交響合唱団 録音時期:1977年(RCA原盤) シカゴ交響楽団サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮) 録音方式:ステレオ(アナログ&デジタル)
July 12, 2017
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☆クラシック・ピアニスト、ジャズ・プレイヤー、作曲家と様々な顔を持っていた天才ミュージシャン、フリードリヒ・グルダ[1930-2000]。本格的なジャズ・プレイヤーに転向しようと考えていたこともあるグルダは、最終的に「クラシックとジャズの融合」を試み、その自由なスタイルは、とりわけ彼が愛したモーツァルト演奏に昇華されたといえるでしょう。 このアルバムには、2つの違う年代のグルダの演奏を収録。ジャズに傾倒し始めた時期(1969年)のモーツァルトの2つのロンドを最初と最後に置き、グルダ自身のスタイルを確立させた1982年の演奏をその間に挟むというプログラムです。1982年のグルダのインプロヴィゼーション、モーツァルトのソナタ、彼と聴衆の全てがお気に入りだった『アリア』など、年代の違いを全く感じさせないほど自然な流れの中に溶け込んでおり、ここではまさにクラシックとジャズの融合が図られています。【収録情報】1. モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386 2. グルダ:インプロヴィゼーション 1 3. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330 4. グルダ:インプロヴィゼーション 2 5. グルダ:Play Piano Play - 練習曲第1番6. グルダ:ピアノ、電子ピアノ、ドラムスのための組曲~『アリア』7. モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382 フリードリヒ・グルダ(ピアノ) バイエルン放送交響楽団(1,7) レオポルド・ハーガー(指揮:1,7) 録音時期:1969年10月4日(1,7)、1982年6月27日(2-6) 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール(1,7) ミュンヘン「ピアノの夏音楽祭」(2-6) 録音方式:ステレオ(ライヴ)
June 14, 2017
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☆俳優の石丸幹二(51)が4月2日放送よりテレビ朝日系『題名のない音楽会』(毎週日曜 前9:00)6代目の司会者に決定し、このほど初収録後に臨んだ。取材会に応じた石丸は「やはり初めての司会で、カメラがまわっているなかでしかも歴史ある番組でしゃべることは、こんなにも重圧がかかるものかと…」とプレッシャーを明かしつつ「しかし、お客様の顔がよく見えてきた頃にはほっと安心しまして、お客様と一緒に番組がつくれたかな」と胸をなでおろした。 実は幼少期からピアノ、チェロ、トロンボーン、スネアドラムなど様々な楽器に親しみ、東京音楽大学音楽学部器楽科でサックスを専攻。その後、声楽科に転向し、東京藝術大学に合格。卒業後は劇団四季の看板俳優として17年間トップに立ち続けるなど音楽と縁の深い石丸だからこそ、観客への解説や音楽好きの代表としてゲストに質問するなど、観客と音楽の架け橋となる。 放送2500回というテレビ史に残る記録を打ち立てた番組だけに、オファーされた際には「歴史のある番組、歴代の司会者がスーパープレイヤー・エキスパートであるなかで私がどのような立場でいればいいか正直悩みました」と戸惑いつつも「しかしこういう業界で経験してきたことを共有できればと引き受けた次第です」と明かした。 今回、石丸に与えられた役割は“劇場支配人”。「ある意味プロデューサーなのかな。番組のなかのプロデューサーとして自信を持って情報をお届けすることをモットーにしたい」。(初代司会者の)黛敏郎さんの堂々としたあのスタイルこそ劇場支配人。目標するところは大先輩の黛敏郎さん」と憧れを語り、「黛さんが100点とするならばまだまだ50点くらいでしょうか」と控えめに採点した。 今後はどんな企画をやってみたいか聞かれると「ミュージカルや過去にやっていたサックスフォンなど吹奏楽や合唱というジャンルも興味がある。オーケストラはもちろん、古楽器の演奏、観客のみなさんと一緒に演奏することもあってもいい。ミュージカルというジャンルも歴史は浅いですが幅広い曲も書いているので、そういうのも紹介していけたら」と意欲をみせ、「皆さまに愛される番組を目指して、皆さまと歩んでいきたい」と気持ちを新たにしていた。
March 10, 2017
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☆4月2日放送回からテレビ朝日系「題名のない音楽界」(日曜午前9時)の6代目司会者を務める俳優石丸幹二(51)が、このほど初収録を行った。 石丸はドラマ、映画、CMに引っ張りだこの知名度。クラシックを土台にピアノ、弦楽器、管楽器、声楽をそれぞれ高いレベルで学んできた充実の音楽的素養を持つ。そして日本一のミュージカル・演劇集団「劇団四季」の看板俳優として培われた舞台精神と、いくつもの才能と魅力を兼ね備える人物だ。 石丸が司会者として担うのは、単なる進行役ではなく、音楽をこよなく愛する“劇場支配人”。コンサートホールを遊び場のように楽しむ石丸支配人が、自身の一押しのアーティストを観客に熱を込めて紹介。音楽好きの代表として、ゲストと聴衆をつないでいく。 石丸支配人の初収録の題名は「劇場支配人の音楽会」。音楽史上語り継がれる伝説の劇場支配人、ロシアのセルゲイ・ディアギレフ(1872~1929)、ヨーロッパとアメリカで活躍したマックス・ラインハルト(1873~1943)の功績を、三ツ橋敬子の指揮と東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で届ける。 収録の冒頭で石丸は「わたくしが生まれる1年前に始まった歴史ある番組の司会に就任できましたことを、大変光栄に思っております。どうぞ一緒に楽しんでいってください。皆様の音楽心をうずかせるようなラインアップにご期待ください」と呼び掛けた。 演奏はモーツァルト作曲の「音楽つき喜劇“劇場支配人”序曲」でスタート。石丸は演奏に聞き入りつつも、タブレットを片手に番組を進行するというスタイルで、新しい司会者の誕生を印象づけた。 収録後、石丸は「ほっとしました(笑い)。『題名のない音楽会』という歴史ある番組の司会には、こんなにも重圧がかかるものかと、しゃべりながら感じました。でも、お客様がどんな表情でわたくしの話や演奏を聴いてくださっているのかがよく見えましたので、安心できました。皆様と一緒に番組を作ることができたかなと思っています」と振り返った。 司会になることについては「この番組に歴史があることと、歴代の司会者がスーパープレーヤーであったり作曲や指揮のエキスパートでいらっしゃるという中で、わたくしはどのような立場になればいいかというのは正直、悩みました。ただ、自分がミュージカルや音楽に関わる業界で経験してきたことを、皆様と共有できればとの思いからお引き受けしました」と話した。 “劇場支配人”としての理想像については「劇場支配人が持つプロデューサー的な側面から、自信を持って皆様にメッセージをお伝えすることをモットーにしたい。この番組が始まったときは黛敏郎さんが司会をされていましたが、記憶をたどってその司会ぶりを思うと、あの堂々としたスタイルこそが劇場支配人。今回の初収録では、黛さんのようにカメラから目線を外さずにしゃべる余裕はございませんでしたが、それ自体が目標ではなく、自信を持って情報をお伝えする姿を100点とすると、今回は50点くらい。それでも甘いでしょうか」と笑った 役者として活躍する舞台との違いについては「『劇場支配人』という肩書を一つの役と考えれば、たしかに演じている部分もあるかもしれません。だけど、この番組では役ではなく、私自身でいた方がいいと思う。舞台とはまったく違う心構えで臨みました。実際に終わってみて、演じている時とは違う私が存在していたと思います。この番組では、司会をしつつも演奏を間近で聴く聴衆にもなるわけです。聴衆である自分はお客様と感動を共有する存在。とっても“生”の感覚の自分がいました」。 今後、挑戦したい企画については「歴代の司会者の方たちは、ご自分のフィールドの音楽を番組で取り上げていらっしゃるので、わたくしもミュージカルや過去に演奏していたサクソフォーンを通して吹奏楽、合唱、古楽器など興味のあるジャンルを紹介できたらと思っています。特にミュージカルは歴史こそ浅いですが音楽の幅は広いので、取り上げる機会があればと思います。また、観客の皆さんと一緒に演奏するようなケースがあってもいいかもしれません」と話した
March 10, 2017
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☆ギタリストの村治佳織さんが、オペラ歌手・幸田浩子さん、成田博之さん、北川辰彦さんのトーク番組『レシピ・アン』にゲストとして登場します。3月4日(土)より、4週にわたって村治さんのゲスト回が放送されます。ぜひご覧下さい!◆ 番組名:BSフジ「レシピ・アン」第21回「村治佳織の人生を彩る家(1)」▽ 放送日時:2017年3月4日(土)18:30~18:55(4週連続)
March 3, 2017
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☆豪壮華麗なピアニズムを堪能できるコンチェルト・アルバム登場!数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国、ジョージア(グルジア)から彗星のように登場したカティア・ブニアティシヴィリ。2011年にソニー・クラシカルと専属契約を結び、同年春に生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集で華麗にデビューした逸材セカンド・アルバム『ショパン・アルバム』静謐なサード・アルバム『マザーランド』華麗なるフォース・アルバム『カレイドスコープ(「展覧会の絵」ほか)』でつねに話題をさらってきたカティアの5作目のアルバムは、初のフル・コンチェルト・アルバム! ラフマニノフの有名な2つの協奏曲を、「ショパン・アルバム」に収録されたショパンの第2協奏曲以来の共演となる気鋭の指揮者パーヴォ・ヤルヴィ指揮するチェコ・フィルとの共演で聞く豪奢な1枚となった!日本盤のみ高品質Blu-specCD2仕様。
February 25, 2017
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☆映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグラン新作は、初の本格的クラシック・レコーディング! 『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人』『おもいでの夏』など、数多くの映画音楽を手掛けて、ジャズ・ピアニストとしても数々の名盤を発表。3度のアカデミー賞と5度のグラミー賞を受賞している映画音楽界の巨匠にして、名ジャズ・ピアニスト、ミシェル・ルグランの新作は、初の本格的クラシック・レコーディング。ルグランは、多彩な楽器を駆使した豪華でジャジーなオーケストレーションが特徴的だが、80歳を過ぎて原点回帰的な内容のアルバムとなった。彼は1950年代からジャズ、映画音楽の分野で活動を開始し、ジャズ・ピアニストとしては、自己名義のアルバム『Legrand Jazz』(1958年)ではマイルス・デイビスと共演するなど世界的に活躍してきたが、もともとはパリ国立高等音楽院で20世紀の最も重要な作曲家を数多く世に送り出した名教育者で作曲家であるナディア・ブーランジェに師事、クラシックの基礎を学んでいる。過去には出世作の『シェルブールの雨傘』をピアノとオーケストラのための交響組曲にアレンジ、ロンドン交響楽団とも録音している。 今なお精力的に活動を続けるルグランが、晩年に取り組んだ大きな仕事がクラシック技法を駆使した新作協奏曲2曲である。ジャズや映画音楽のテイストと現代音楽の技法が織り交ざり、色彩感溢れ洒脱で快活でモダンな新たなルグランの世界が広がる意欲作となった。 「ピアノ協奏曲」はルグラン本人がソリストを務め、「チェロ協奏曲」はパリ国立音楽院にてジャンドロン、フルニエ、トルトゥリエに、米国でシュタルケルに師事、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール等数々の入賞歴を持ち、現代音楽にも造詣が深い気鋭のチェロ奏者アンリ・ドマルケットがソリストを担当した。この「チェロ協奏曲」はドマルケットのために書き下ろされ、作曲家本人のピアノと共演した貴重なもの。オーケストラは名門フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、指揮は2015年より同オケの主席指揮者を務める、フィンランド出身の指揮者ミッコ・フランクが見事にソリストをサポート。2016年9月、パリでの新録音。 (海外盤;発売日2017/03/10)【曲目】ミシェル・ルグラン:1. ピアノ協奏曲2. チェロ協奏曲 【演奏】ミシェル・ルグラン(作曲・ピアノ)1, 2アンリ・ドマルケット(チェロ)2ミッコ・フランク(指揮)フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2016年9月5日~26日 パリ、ラジオ・フランス・オーディトリウム
February 14, 2017
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☆ニューヨーク・フィルハーモニック創立175年記念オーソライズド・リリース!全米最古のオーケストラの一つ、ニューヨーク・フィルの創立175周年を記念して、同フィルが1917年から1995年にかけて、RCAとコロンビアというアメリカの2大メジャー・レーベルに録音した名演の数々を65枚のCDに集成しました。両レーベルを傘下に収めたソニー・クラシカルならではの特別なプロジェクトといえるでしょう。ニューヨーク・フィルの録音は、1917年に、グスタフ・マーラーの後継者で当時の首席指揮者だったヨーゼフ・ストランスキーの指揮によってコロンビア・スタジオで収録されたアコースティック録音に始まります。その後SP時代にはウィレム・メンゲルベルク、アルトゥーロ・トスカニーニ、ジョン・バルビローリら同フィルの音楽監督を務めた20世紀の巨匠たちによる録音が続きました。第2次大戦の終戦前後には、個性派アルトゥール・ロジンスキーが数多くの録音を行なっています。 戦後はレオポルド・ストコフスキー、ディトリ・ミトロプーロス、そしてブルーノ・ワルターによる録音が続き、さらにアメリカ人として初めて同フィルの音楽監督に就任したレナード・バーンスタインが、古今の主要オーケストラ作品を網羅する大規模な録音プロジェクトを開始し、その密接な関係はバーンスタインが同フィルのポストを退任した後も無くなる直前まで続きました。バーンスタインの後は、フランスのピエール・ブーレーズ、インド人のズービン・メータ、そしてクルト・マズアが数多くの名盤を残しています。 今回のボックス化にあたっては、全収録曲中、24曲が世界初CD化となります。また13曲がソニー・クラシカル所蔵のオリジナル原盤およびマスターから正規に復刻されます(24bit/96kHzリマスター)。特にトランスキーとメンゲルベルクのアコースティック録音、バルビローリのSP録音、ロジンスキーとミトロプーロスのモノラル録音の多くは、オリジナル原盤/オリジナル・マスターからの初めての復刻となります。ニューヨーク・フィル全面協力企画。ハードカバー仕様の別冊解説書には、ニューヨーク・フィル・アーカイヴィスト、バーバー・ホーズによる新規ライナーのほか、詳細なデータを網羅したトラックリスティングのほか、新規ライナーノーツや未発表写真が掲載される予定です。・各ディスクは紙ジャケットに封入・ハードカバーの別冊解説書付き(欧文)・厚紙製外箱・外箱サイズ: L 22.7 cm x W 13.7 cm x H 13.2 cm・商品重量: 2,8 kg【収録情報】Disc1 1. ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』序曲(録音時期:1924年4月14日)2. R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』(録音時期:1928年12月11-13日)3. サン=サーンス:交響詩『オンファールの紡車』(録音時期:1929年1月15日)ウィレム・メンゲルベルク(指揮)4. トマ:歌劇『レーモン』序曲(録音時期:1917年1月20,22日)5. ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』より第2楽章(録音時期:1917年1月22日)ジョセフ・ストランスキー(指揮)Disc2 1. ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』(録音時期:1930年1月4,9日)2. ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』より第1楽章(録音時期:1922年4月11,14日)3.アーネスト・シェリング:『戦勝記念舞踏会』(録音時期:1925年10月9日)ウィレム・メンゲルベルク(指揮)Disc3 1. ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』(録音時期:1933年4月9日ライヴ)2. ベートーヴェン:交響曲第7番(録音時期:1936年4月9,10日)3. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(録音時期:1936年4月10日)アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)Disc4 1. ハイドン:交響曲第101番『時計』(録音時期:1929年3月29,30日)2. モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』(録音時期:1929年3月30日,4月4-5日)3. メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』より「スケルツォ」と「夜想曲」(録音時期:1926年2月4日)4. デュカス:『魔法使いの弟子』(録音時期:1929年3月18日)アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)Disc5 1. グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』~精霊の踊り (録音時期:1929年11月20-22日)2. ロッシーニ:歌劇『セヴィリャの理髪師』序曲 (録音時期:1929年11月21日)3. ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲 (録音時期:1936年4月10日)4. ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲 (録音時期:1936年4月10日)5. ヴェルディ:歌劇『椿姫』より第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲(録音時期:1929年3月18日)6. ワーグナー:ジークフリート牧歌(録音時期:1936年2月8日)7. ワーグナー/トスカニーニ編:『神々の黄昏』より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」 (録音時期:1936年2月8日,4月9日)8. ワーグナー:『ローエングリン』より第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲(録音時期:1936年2月8日,4月9日)アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)Disc6 1. シューベルト:交響曲第4番『悲劇的』(録音時期:1939年1月21日)2. ブラームス:交響曲第2番(録音時期:1940年3月27日)ジョン・バルビローリ(指揮)Disc7 1. シベリウス:交響曲第1番(録音時期:1942年4月11日)2. シベリウス:交響曲第2番(録音時期:1940年5月6日)ジョン・バルビローリ(指揮)Disc8 1. ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』(録音時期:1940年11月16日)2. ラヴェル:ラ・ヴァルス(録音時期:1940年11月16日)ジョン・バルビローリ(指揮)3. R.シュトラウス:『ドン・キホーテ』(録音時期:1932年4月7日)トマス・ビーチャム(指揮)Disc9 1. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』(録音時期:1940年4月4日)2. ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲(録音時期:1946年1月28日)イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)Disc10 1. チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』(録音時期:1944年12月11日)2. チャイコフスキー:組曲第4番『モーツァルティアーナ』(録音時期:1945年2月27日)アルトゥール・ロジンスキー(指揮)Disc11 1. ラフマニノフ:交響曲第2番(録音時期:1945年1月15日)アルトゥール・ロジンスキー(指揮)Disc12 1. ワーグナー:『ワルキューレ』より第3幕 (録音時期:1945年5月15,18,22日)ヘレン・トローベル(ソプラノ)、他アルトゥール・ロジンスキー(指揮)Disc13 1. シベリウス:交響曲第4番(録音時期:1946年3月5日)2. プロコフィエフ:交響曲第5番(録音時期:1946年10月22日)アルトゥール・ロジンスキー(指揮)Disc14 1. ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調(録音時期:1942年5月4日)オスカー・レヴァント(ピアノ)アンドレ・コステラネッツ(指揮)2. モートン・グールド:管弦楽のための黒人霊歌(録音時期:1946年5月9日)アルトゥール・ロジンスキー(指揮)Disc15 1. ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』(録音時期:1941年1月20日)2. ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』(録音時期:1941年12月15日)ブルーノ・ワルター(指揮)Disc16 1. マーラー:交響曲第4番(録音時期:1945年5月10日)デシ・ハルバン(ソプラノ)ブルーノ・ワルター(指揮)Disc17 1. マーラー:交響曲第5番(録音時期:1947年2月10日)ブルーノ・ワルター(指揮)Disc18 1. ドヴォルザーク:交響曲第8番(録音時期:1947年11月28日)2. スメタナ:『モルダウ』(録音時期:1941年2月4日)ブルーノ・ワルター(指揮)Disc19 1. モーツァルト:交響曲第39番(録音時期:1953年12月21日,1956年3月5日)2. モーツァルト:交響曲第40番(録音時期:1953年2月18日)3. モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』(録音時期:1956年3月5日)ブルーノ・ワルター(指揮)Disc20 1. サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』(録音時期:1947年11月10日)シャルル・ミュンシュ(指揮)2. モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(録音時期:1948年12月20日)ロベール・カサドシュ(ピアノ)シャルル・ミュンシュ(指揮)Disc21 1. ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番(録音時期:1949年2月21日)2. ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲(録音時期:1949年2月21日)3. メシアン:キリストの昇天(録音時期:1947年11月17日,1949年2月21日,1949年3月21日)4. ワーグナー:『神々の黄昏』より「夜明けとジークフリートのラインへの旅」「葬送の音楽」(録音時期:1949年4月4日)レオポルド・ストコフスキー(指揮)Disc22 1. モートン・グールド:シンフォニック・ワルツ(録音時期:1950年1月23日)2. サン=サーンス:交響詩『オンファールの紡車』(録音時期:1950年1月23日)3. アンリ・ラボー:『ファウスト』による夜の行列(録音時期:1950年1月23日)4. サン=サーンス:交響詩『ヘラクレスの青年時代』(録音時期:1956年1月9日)5. サン=サーンス:交響詩『ファエトン』(録音時期:1956年1月9日)6. ニコス・スカルコッタス:4つのギリシャ舞曲(録音時期:1956年1月9日)ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)Disc23-24 1. ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲(録音時期:1951年4月12,13,15日、演奏会形式のライヴ)2. シェーンベルク:『期待』(録音時期:1951年11月19日)3. エルンスト・クシェネク:交響的悲劇(録音時期:1951年4月21日)ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)Disc25 1. ボロディン:交響曲第2番(録音時期:1953年11月2日)2. ボロディン:『中央アジアの草原で』(録音時期:1953年4月20日)3. イッポリトフ=イヴァノフ:『コーカサスの風景』(録音時期:1953年4月20日)ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)Disc26 1. スクリャービン:交響曲第4番『法悦の詩』(録音時期:1953年4月20日)2. スクリャービン:交響曲第5番『プロメテウス-火の詩』(録音時期:1953年4月20日)3. チャイコフスキー:組曲第1番(録音時期:1954年11月17日)ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)Disc27 1. ショスタコーヴィチ:交響曲第10番(録音時期:1954年10月18日)2. シェーンベルク:浄夜(録音時期:1958年3月3日)ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)Disc28 1. プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』抜粋(録音時期:1957年11月11日)2. チャイコフスキー:スラヴ行進曲(録音時期:1957年11月11日)3. ムソルグスキー:『禿山の一夜』(録音時期:1957年11月11日)4. ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲(録音時期:1958年3月3日)ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)Disc29 1. バーンスタイン:交響曲第2番『不安の時代』(録音時期:1949年オリジナル版)(録音時期:1950年2月27日)2. アイヴズ:交響曲第2番(録音時期:1958年10月6日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc30 1. ストラヴィンスキー:『春の祭典』(録音時期:1958年1月20日) 2. ストラヴィンスキー:『火の鳥』(録音時期:1957年1月28日)3. ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』組曲(録音時期:1960年3月28日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc31 1. ドビュッシー:『イベリア』(録音時期:1958年10月27日)2. ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1ラプソディ(録音時期:1961年10月16日)3. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(録音時期:1968年2月2日,3月5日)4. ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』(録音時期:1965年2月1,16日)5. デュカス:『魔法使いの弟子』(録音時期:1965年2月16日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc32 1. ラヴェル:スペイン狂詩曲(録音時期:1958年1月27日)2. ラヴェル:『シェエラザード』(録音時期:1961年5月20日)3. ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』序曲(録音時期:1963年3月27日)4. ロッシーニ:『アルジェのイタリア女』序曲(録音時期:1960年4月10日)5. ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲(録音時期:1963年12月2日)6. ロッシーニ:『どろぼうかささぎ』序曲(録音時期:1960年2月8日)7. ロッシーニ:『絹のはしご』序曲(録音時期:1963年1月15日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc33 1. ショスタコーヴィチ:交響曲第5番『革命』(録音時期:1959年10月20日)2. ロイ・ハリス:交響曲第3番(録音時期:1960年9月28日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc34 1. チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』(録音時期:1957年1月28日)2. チャイコフスキー:イタリア奇想曲(録音時期:1960年2月16日)3. チャイコフスキー:スラヴ行進曲(録音時期:1963年1月21日)4. チャイコフスキー:序曲『1812年』(録音時期:1962年10月2日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc35 1. チャイコフスキー:『くるみ割り人形』組曲(録音時期:1960年5月2日)2. チャイコフスキー:『白鳥の湖』抜粋(録音時期:1969年5月13日,12月8日)3. チャイコフスキー:『眠れる森の美女』抜粋(録音時期:1971年1月12日)4. チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』より「ポロネーズ」(録音時期:1971年1月12日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc36 1. プロコフィエフ:『ピーターと狼』(録音時期:1960年2月16日,5月25日)2. サン=サーンス:『動物の謝肉祭』(録音時期:1962年4月9日)3. ブリテン:『青少年のための管弦楽入門』(録音時期:1961年3月20日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc37 1. ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』(録音時期:1962年4月16日)2. スメタナ:『モルダウ』(録音時期:1964年11月23日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc38 1. ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番(録音時期:1960年10月24日)2. ブラームス:悲劇的序曲(録音時期:1964年5月1-2日)3. ブラームス:大学祝典序曲(録音時期:1963年10月7日)4. スメタナ:歌劇『売られた花嫁』序曲(録音時期:1963年1月28日)5. ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』(録音時期:1965年2月1日)6. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番(録音時期:1965年10月7日)7. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第3番(録音時期:1965年10月7日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc39 1. バーンスタイン:『キャンディード』序曲(録音時期:1960年9月28日)2. バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」(録音時期:1961年3月6日)3. バーンスタイン:映画『波止場』からの交響的組曲(録音時期:1961年3月16日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc40 1. コープランド:『ロデオ』より4つのダンスのエピソード(録音時期:1960年5月2日)2. コープランド:『ビリー・ザ・キッド』(録音時期:1959年10月20日)3. コープランド:交響曲第3番(録音時期:1966年2月16,17日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc41 1. ドビュッシー:『海』(録音時期:1961年10月16日)2. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(録音時期:1960年9月28日)3. ドビュッシー:遊戯(録音時期:1960年5月2日)4. ドビュッシー:夜想曲より(録音時期:1960年9月28日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc42-43 1. マーラー:交響曲第3番(録音時期:1961年4月3日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc44 1. ハイドン:交響曲第82番『熊』(録音時期:1962年5月7日)2. ハイドン:交響曲第83番『めんどり』(録音時期:1962年4月9日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc45(録音時期:1962年9月23日ライヴ)1. ヴォーン・ウィリアムズ:音楽へのセレナード2. マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』より第1部「来たれ、創造主なる聖霊よ」3. コープランド:コノテーションズ(内包)4. アメリカ合衆国国歌レナード・バーンスタイン(指揮)Disc46-47 1. マーラー:交響曲第2番『復活』(録音時期:1963年9月29-30日)2. マーラー:亡き子をしのぶ歌(録音時期:1960年2月16日)ジェニー・トゥーレル(ソプラノ)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc48 1. グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲、第2組曲(録音時期:1967年1月3,10,31日)2. グリーグ:ノルウェー舞曲第2番(録音時期:1965年10月12日)3. グリーグ:トロルのマーチ(録音時期:1970年10月20日)4. シベリウス:悲しきワルツ(録音時期:1969年12月8日)5. シベリウス:『トゥオネラの白鳥』(録音時期:1973年3月8日)6. シベリウス:『フィンランディア』(録音時期:1965年2月16日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc49 1. ベルリオーズ:幻想交響曲(録音時期:1968年3月5日)2. ベルリオーズ:『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲(録音時期:1960年10月31日)3. ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲(録音時期:1967年10月26日)4. ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』(録音時期:1959年10月26日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc50 1. ガーシュウィン:『パリのアメリカ人』(録音時期:1958年12月21日)2. カール・ゴルトマルク:交響曲第1番『田舎の結婚』(録音時期:1968年3月21日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc51 1. バーバー:弦楽のためのアダージョ(録音時期:1971年1月12日)2. バーバー:ヴァイオリン協奏曲(録音時期:1964年4月27日)3. ウィリアム・シューマン:『汝、古き神へ』(録音時期:1968年10月22日)4. ウィリアム・シューマン:『シャーンを讃えて』(録音時期:1970年2月12日)アイザック・スターン(ヴァイオリン:2)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc52 1. ニールセン:交響曲第4番『不滅』(録音時期:1970年2月9日)2. ニールセン:交響曲第5番(録音時期:1962年4月9日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc53 1. ホルスト:組曲『惑星』(録音時期:1971年11月30日,12月7日)2. ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲(録音時期:1976年12月21日)3. ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲(録音時期:1969年12月8日)4. エルガー:『威風堂々』第1番(録音時期:1967年10月26日)レナード・バーンスタイン(指揮)Disc54 1. ベリオ:シンフォニア(録音時期:1968年10月12日)2. ベリオ:管弦楽のための即興(録音時期:1964年2月11日)ルチアーノ・ベリオ(指揮)3. ディームズ・テイラー:『鏡の国のアリス』(録音時期:1975年11月20&26日)アンドレ・コステラネッツ(指揮)Disc55 1. バルトーク:『中国の不思議な役人』全曲(録音時期:1971年5月11日)2. バルトーク:管弦楽のための協奏曲(録音時期:1972年12月18日)ピエール・ブーレーズ(指揮)Disc56 1. シェーンベルク:浄夜(弦楽合奏版)(録音時期:1973年9月24日)2. ベルク:歌劇『ルル』組曲より3つの小品(録音時期:1974年3月,12月21日)ピエール・ブーレーズ(指揮)Disc57 1. ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(録音時期:1973年1月8日)2. ラヴェル:バレエ音楽『マ・メール・ロワ』全曲(録音時期:1974年2月25日)3. ラヴェル:ボレロ(録音時期:1974年12月21日)ピエール・ブーレーズ(指揮)Disc58 1. ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲(録音時期:1975年3月17,22日)ピエール・ブーレーズ(指揮)Disc59 1. ヘンデル:『水上の音楽』(録音時期:1974年12月20日)ピエール・ブーレーズ(指揮)Disc60 1. ファリャ:『三角帽子』(録音時期:1975年10月20日)2. ヴァレーズ:『アメリカ』(録音時期:1975年12月1日)ピエール・ブーレーズ(指揮)Disc61 1. ウディ・アレン監督の映画『マンハッタン』サウンドトラック(録音時期:1979年2月19日,3月12日)ズービン・メータ(指揮)Disc62 1. ムソルグスキー/ラヴェル編:『展覧会の絵』(録音時期:1979年1月27日)2. ラヴェル:ラ・ヴァルス(録音時期:1978年9月25日)ズービン・メータ(指揮)Disc63 1. R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』(録音時期:1980年1月21日)2. R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』(録音時期:1981年5月4日)ズービン・メータ(指揮)Disc64-65 1. ヴェルディ:レクィエム(録音時期:1980年10月24-25,27日)モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、他ズービン・メータ(指揮)2. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(録音時期:1995年1月30日)ヨーヨー・マ(チェロ)クルト・マズア(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
February 13, 2017
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☆日本時間の2月13日(月)に世界で最も権威ある音楽賞、第59回グラミー賞の授賞式が行われ、「最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)」部門でノミネートされていた内田光子とドロテア・レシュマンの作品『シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌』が見事栄冠に輝いた。 今回、「最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)」部門は2部門受賞作品が発表されており『シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌』の他に、イギリスのテノール歌手イアン・ボストリッジとロイヤル・オペラの指揮者でピアノ伴奏の達人でもあるアントニオ・パッパーノによる『シェイクスピア・ソングズ』 も受賞している。 内田光子は、2010年発売の『モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第24番』で、第53回グラミー賞の「最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞」に続き、2度目のグラミー受賞となる。 ◆ 『シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌』は2015年5月にウィグモアホールで行われたコンサートをライヴ収録したもので、シューマンとベルクの「愛」を題材にした3曲が歌われている。内田光子による歌曲伴奏アルバムは、イアン・ボストリッジと録音したシューベルトの《美しき水車小屋の娘》以来、12年ぶりのもの。ドロテア・レシュマンは各地の歌劇場からオファーの絶えないドイツの名ソプラノで、とりわけドイツ・リートでは高い評価を得ている。
February 13, 2017
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☆テレビ朝日系音楽番組『題名のない音楽会』(毎週日曜 前9:00)の公開収録が9日、東京オペラシティで行われ、司会を務めるヴァイオリニスト・五嶋龍氏(28)が、3月末をもって番組を卒業することを発表した。4月からはミュージカル俳優の石丸幹二(51)が司会者のバトンを受け継ぐ。 1964年8月から放送されている同番組。2008年から7年半にわたり司会を務めた世界的指揮者の佐渡裕氏の後任として、15年10月から出演。毎回収録のためにニューヨークから駆けつける多忙ぶりだったが、番組歴代最年少司会者として約1年半にわたり独自のカラーを発揮した。この日が最終収録となり、3月26日の放送回をもって卒業する。 「この度、3月末で僕はこの番組を卒業します」。突然の発表に観客からは驚きの声が上がるなか、五嶋氏は「この番組で出会えた素晴らしい演奏家の皆さんに感銘を受け、音楽活動を発展していくうえで、現在拠点とするニューヨークと日本を行き来しながら司会を全うすることが難しくなりました」と理由を明かした。 続けて「2500回を超える歴史ある番組に携われたことは非常に光栄です。御覧頂いた皆様、関係者の皆様に感謝いたします。今後音楽活動を一層、頑張っていこうと思います。ありがとうございます」と言葉に力を込めると、劇場からあたたかい拍手が沸き起こった。 後任となる石丸は、同番組にゲストとして複数回出演。ミュージカル界の最前線で長く活躍し、ドラマ『半沢直樹』をはじめ、多くの映像作品に出演するなど活躍の幅を広げている。また、『NHKニューイヤーオペラコンサート』の司会を3年連続で務めるなど、トークの実力やその心地の良い声も定評だ。 大役を任され「大変、光栄に思います」と石丸。司会交代にあわせ、番組イメージも一新するといい「私ならではのどんな“色”を番組に添えることができるのか、期待しつつ待ち望みたいと思います」と意欲的なコメントを寄せた。
February 10, 2017
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☆入手困難だったイザベル・ファウストのSACD盤『バッハ;無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ』が、彼女の来日を記念して再リリースされた。評判が高かったこのSACDは、通常のCDとは全く違い音場が広く緻密でまるでそばで演奏しているようにも思えてくる。◆来日記念 アンコール・プレス [完全限定生産]SACDシングルレイヤーで原音に迫るイザベル・ファウストの「バッハ : 無伴奏」[商品番号 : HMSA-5018/19] [2SACDシングルレイヤー] [STEREO] [Limited Edition] [KING INTERNATIONAL]『J.S.バッハ : 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ BWV 1001-1006 (全曲)』イザベル・ファウスト (ヴァイオリン)使用楽器 : 1704年製 ストラディヴァリ ''スリーピング・ビューティー''収録 : 2009年9月、2011年8月 & 9月 / テルデックス・スタジオ (ベルリン)◆瞬く間に完売した、イザベル・ファウストの「バッハの無伴奏」SACDシングルレイヤー盤。完売のたびにお問合わせ殺到の超人気タイトルを、お客様の熱い要望にお応えして、このたび期間限定再プレス致します。レーベルとの契約に基づく完全限定生産品となりますので、この機会にぜひお求めください。アルバム・デビュー以来10年あまりの時を重ねて、当代きっての人気と実力を誇るファウストが取り組んだ「バッハの無伴奏」全曲録音を日本国内独自企画でSACD化。直筆譜を丹念に読み込み、ストラディヴァリウス製作の「スリーピング・ビューティー」の神々しいまでに崇高な音色ときわめて高度なテクニックとを駆使して、ファウストが深く鋭く切り込む姿を捉えた名録音を、24bit/96kHz収録オリジナル・マスター使用によるDSDマスタリングで、銘器本来のみずみずしい質感と、空間いっぱいに拡がる自然な空気感、アーティストのこまやかな息づかいまで再現しました。 注意) ご紹介の商品はSACD対応プレーヤー専用ディスクです。通常のCDプレーヤーでは再生することができません。アーティストについて●イザベル・ファウスト*バッハ無伴奏ヴァイオリン・リサイタル2017/3/2 (木) 19:00 - 電気文化会館2017/3/4 (土) 15:00 - 三鷹市芸術文化センター2017/3/4 (土) 17:30 - 三鷹市芸術文化センター
December 15, 2016
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☆ソニークラシカル『ベスト・クラシック100』のイメージキャラクターに就任した乃木坂46の人気メンバーで現役音大生でもある”生田絵梨花”が自らのコメント付きでシリーズの中から10枚のCDを選んでいる。1.ブルーノ・ワルター ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第6番「田園」◆「田園」の第1楽章は有名な牧歌的なメロディですが、実は第4楽章で大変な嵐が来ます。そして第5楽章でまた晴れます。起伏に富んだ構成なので全体通して聞くべしです。2.レナード・バーンスタイン ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」&序曲「謝肉祭」 ほか◆ドヴォルザークの「新世界より」と「謝肉祭」の2曲はとにかく華やかでエネルギッシュ。テンションが上がります。途中に静かできれいなメロディも入るので、そこも聴き所です。3.レナード・バーンスタイン ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー&パリのアメリカ人 ほか◆ジャズを取り入れた現代的でおしゃれな曲。とても楽しく心が踊ります。4.グレン・グールドJ.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(81年デジタル録音)◆アニメ「時をかける少女」の劇中で、アリア、第1、第4、第12変奏の4曲が使われています。人と違った感性を持ったグールドの独特な演奏が織りなすバッハの世界が面白いです。5.ウラディミール・ホロヴィッツ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」 ほか◆それぞれ第1楽章だけでなく、第2楽章、第3楽章も聴き応えあります。とくに第1楽章が有名な「月光」の激しい3楽章と、「悲愴」の穏やかな第2楽章は対照的な2曲ですが、ともに心に響く名曲です。6.ウラディミール・ホロヴィッツ ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番&ピアノ・ソナタ第2番◆ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、ドラマティックで哀愁漂うメロディに吸い込まれそうになります。映画のBGMに流れていそうなイメージ。7.アルトゥール・ルービンシュタイン ショパン:バラード&スケルツォ(全曲)◆ショパンのバラード、スケルツォは高校の時よく課題になっていたのですが、特に卒業試験で弾いたスケルツォは乃木坂センターと時期が重なって大変だったことを思い出します。私にとって「とにかく卒業させてー!」と無我夢中で弾く曲。8.小菅 優 リスト:超絶技巧練習曲集◆超絶技巧練習曲の第4番 ニ短調「マゼッパ」は、「のだめカンタービレ」でのだめがめちゃくちゃに弾いていたのが記憶に残っています。ピアニストの小菅さんは音楽教室の先輩で、一度演奏会にゲストで来てくださったことがあり、一緒に写真に写ったのが思い出。9.横山 幸雄 グリーグ:ピアノ協奏曲&抒情小曲集◆北欧の音楽はメロディがきれい。グリーグの抒情小曲集は子供の頃「トロルドハウゲンの婚礼の日」を弾いて特に印象に残っています。10.ヤッシャ・ハイフェッツ メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ほか◆ヴァイオリン協奏曲と言ったらまずこの2曲。弦の奏でる旋律に心惹かれます。
December 6, 2016
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