りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2024.05.19
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ミステリー・・・
探偵ものではなく、物語全体に漂う謎を解いていく映画は好きで、
特にヒッチコックの「レベッカ」(1940)は印象に残る映画の一つだけど、そういう系統の映画。

謎解きの後に何が起こるのか。
そこが肝心だと思う。

面倒見の良い運転手のバスに、老婆と一緒に乗り込んだ若い男。
黙り込む男の様子に、老婆も運転手も不審げだ。
運転手は、この先にホテルは営業していないと、簡素なホテルを紹介する。

若い男は精神の療養のためにしばらく滞在したいと言うが、何かに隠し苦しむ様子・・・



謎だらけ・・・
古くからずっとこの店にあるらしき、レコードプレーヤーとシャンソンの少し陰鬱な歌声が鍵らしいのだが。

全体的に生活が豊かではなさそうな、浜辺の田舎町で、
次第に苦しみとともに、温かい人の心が染み出てくる。

そこに意外性もあれば、予想通りの展開も・・・

この映画レビュー評価がとても高かったけど、どうだろ?
私は今一つだったかな。
なにせ、悲しみが癒せない。

それでも、何かを諦め、なんとか生計を立てて、わずかな喜びをみつけ支え合って生きていこうとするこの街の人々の姿が、灯のように心に残った・・・





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最終更新日  2024.05.19 13:10:18
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