フォーク・リヴァイヴァルとロックンロールの大きな違いのひとつとは、アルバム志向というものがあり、これも後にフォーク・ロックの誕生によってロック側にもたらされることになり、キングストン・トリオもまずはデビュー・アルバム『The Kingston Trio』を発売し、その中から「Tom Dooley」をシングル・カットするというデビューの仕方をとっていて、この「Tom Dooley」が8月に全米No.1に輝き、一挙にフォーク・ブームが到来・・・このデビュー・アルバムには後にビーチボーイズがヒットさせる「Sloop John B」も収められています(この曲は元々はバハマ諸島の民謡ですが、キングストン・トリオはこのように後進のアーティスト達にカヴァーすべき原曲を多数紹介するという役割も担いました)~~~1970年代にロバータ・フラックによってヒットする「The First Time」も、元々はイギリスのフォーク・シンガーであるイーワン・マッコールの曲ですが、アメリカでこの曲を有名にしたのはキングストン・トリオです!!
多くのヒット・アルバムを残し、ブラザーズ・フォーやハイウェイメン、モダン・フォーク・カルテットなど多くのフォロワーを生み出したキングストン・トリオでしたが、1964年頃からはサーフィンやホットロッド・サウンド、ブリティッシュ・インベイションの伸張により、人気を落としていき、1967年にラストアルバム〈Once upon a time〉を残し1968年に解散しました!!
(参考:アルバム) The Kingston Trio (1958)、from the "Hungry i" (1959) 、Stereo Concert (1959)、The Kingston Trio At Large (1959)、Here We Go Again! (1959)、Sold Out (1960)、String Along (1960)、The Last Month Of The Year (1960)、Make Way! (1961)、Goin' Places (1961)、Close-Up (1961)、College Concert (1962)、Something Special (1962)、New Frontier (1962)、The Kingston Trio #16 (1963)、Sunny Side! (1963)、Time To Think (1963)、Back In Town (1964)、Nick Bob John (1964)、Stay Awhile (1965)、Somethin' Else (1965)、Children Of The Morning (1966)、Once Upon a Time (1969)