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早々と7月歌舞伎座のお知らせが・・・明日から5月と言うのに、もう7月の歌舞伎座公演情報が出ておりました。時間に追われているようで、急かされてしまいますなぁ~。と、言いつつも演目や出演者を見れば・・・・、これまた見逃せないです。七月大歌舞伎平成20年7月7日(月)~31日(木)昼の部 午前11時30分~夜の部 午後5時~※開演時間がいつもとは30分遅くなっています。昼の部一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)鳥居前、吉野山、川連法眼館、市川海老蔵宙乗り狐六法相勤め申し候佐藤忠信実は源九郎狐を海老蔵、静御前を玉三郎ですか。う~ん。夜の部一、夜叉ヶ池 二、高野聖(こうやひじり)玉三郎の泉鏡花ワールド炸裂です!雪路を玉三郎ってことは・・・。いえなに、その、あの、原作をお読みくださいませ。七月 歌舞伎座
2008年04月30日
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春爛漫のみどりの日改め昭和の日でございました。日ごろのと言うよりも、生前の親不幸を少しでも取り返すために親父の命日でしたので、東京の西の郊外にある菩提寺へお墓参りに行って来ました。ちょうど、親父が亡くなったのは20年前のことで、お袋もその翌年ですから19年前のことになります。月日の経つのは早いもので、兄貴も早世して実家と言うものはありませんし、菩提寺だけが故郷に残された思い出の場でもあります。寺院の前は八重桜の並木に散り始めた濃いピンクの八重桜がたわわに咲き誇っていまして、さながら歌舞伎の舞台で降る桜吹雪。境内には、つつじは満開ですし、藤棚には白と藤色の二色の藤も満開です。まさに、みどりの日改め昭和の日の墓参でありました。久しぶりに見る街波も地方都市風の洗練された部分とシャッター通りかと思うような部分とが入り混じっていまして、複雑な思いがいたします。遅いランチタイムで、駅ビルのデパートに足を運びましたら、全国物産展をやってました。いつも都内では混雑するので、敬遠していますが、ここはとてもゆったり。人が少ないってことですけど、見るには、このほうが有難いです。食したのは、「特大えびフライ、ロースソースかつ丼」。「明治亭」なるところの特性ソースは甘口です。会場の一角に、「栗福」と言う大判焼き(回転焼き)に似た栗まんじゅうの実演販売コーナーがありました。1回で20個程度しか出来ないため、一人5個までの個数制限付きですから並んで待つこと30分、5個だけゲット。1個210円、1,050円也。帰宅してから知ったのですが、栗福って希少価値だったんですねェ~。~「栗」と言えば、小布施ですが・・・~ネット上でも話題になっている幻の銘菓「栗福」。長野県は小布施に拠点を構える「小布施栗菓製造」というところが造っているカステラ風味の大判焼き(回転焼き)に似た栗まんじゅうですが、実はこのまんじゅうは各地で行われる「信州物産展」でのみの実演販売でしか入手が出来ない美味しいと評判の幻の逸品です。しかし、焼きあがるまで時間がかかるうえ、1回で20個程度しか出来ないため、実演販売でも長蛇の列、しかも一人5個までの個数制限付きであるため、じっくりと味わうことが結構難しいものとなっています・・・。常設では、中央自動車道『恵那峡サービスエリア(名古屋方面行き)』の売店の一角に、「恵那 栗ふく」とあり、これが小布施の物ではなく「恵那の名産品」の扱いで販売されています。とのことでございます。実物は家族お腹に消えましたので()、こちらで写真をご覧ください。美味しい物を見つけられて、お墓参りの効果絶大でありました。(^.^)
2008年04月29日
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本日、これからのことですが、歌舞伎座のサイトで、ある歌舞伎の一般販売開始だけど空席無しですよ。6月のシアターコクーンで上演される、コクーン歌舞伎「夏祭り浪花鑑」は、本日から一般販売が始まるのですが・・・・。「歌舞伎会」ゴールド会員 4月26日(土)~ 10:00~先行販売 「歌舞伎会」特別会員 4月27日(日)~ 10:00先行販売 「歌舞伎会」会員 4月28日(月)~ ~ 10:00先行販売 一般 4月29日(火)~ 空席無しこのように、会員への先行販売が続きまして、すでに空席はありません。どこか、他を探してみるしかないのでしょうね。文化村の抽選申込みにて、当選していましたから、楽日狙いなんて言うギャンブルみたいなことはせずに、確実にゲットできるところで手に入れておきました。歌舞伎を見始めた頃、どこの会員にもなっていなくて、一般販売しかありませんでしたから、希望の日程や席の種類を選んで購入することすら出来なかったのです。それでも、当日券で見られると言うことで、朝早くから並んで運良く空席で見る事が出来たのですが、やはり、待ち時間も長くて疲れますよね。いろいろな経験が、役に立ちまして、今では、チケット争奪戦の荒波に揉まれることが少なくなり、やれやれです。いやはや、中村屋人気、恐るべし。
2008年04月29日
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今月の各地で上演されていた歌舞伎などが次々とこれにて千穐楽と相成りまして、楽しかった歌舞伎座の4月大歌舞伎は、これまでの観劇歴のなかでもピカ一でした。ただ一つ、いつもの顔ぶれの中に、福助さんのお名前が無かったことだけが残念でもありました。その福助さんですが、5月には初役でお岩さんを演じるのです。東海道四谷怪談、お岩さんと言えば、夏の怪談物の代表格。見た事は無くても、題名などは聞いたことがあるのではないでしょうか。以前、コクーン歌舞伎の東海道四谷怪談(南番、北番)を見た事はありますが、5月の東海道四谷怪談は、通し狂言でお話しの流れが始めから演じられますので、初めて見るには、もってこいかもしれません。怖いもの見たさで見てみるのも良し、様々なからくりで、おどろおどろしい場面もあるようですから、歌舞伎の怪談物の舞台演出を楽しむのも良し、どちらでも楽しめることでしょう。福助さんの動向は、歌舞伎美人にも出てました。福助 『東海道四谷怪談』成功祈願「歌舞伎は敷居が高いと思われている方も多いと思いますが、『東海道四谷怪談』、お岩様という名前はきっと聞いたことがあると思うので、歌舞伎初心者の方にもぜひ足を運んでいただき、歌舞伎を楽しんでいただければと思っています。」新聞記事は、こちら。中村福助、断食10日“ダイエット”お岩さん スポーツ報知中村福助が断食道場で4キロ減 日刊スポーツ福助さんの意気込みはすごいですし、怖そうだけど、楽しみにしてます。
2008年04月27日
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本日も帰りを早くしまして、雨が降りそうな銀座を急ぎ足で向かうは、歌舞伎座。4月大歌舞伎の千穐楽夜の部でございます。二度目の今夜は、幸運にも戻りのチケットを確保することが出来たので、歌舞伎座千穐楽の初めての体験でした。すでに観劇記録は、こちらにまとめましたが、再度拝見しますと、さらに分かってきました。勧進帳は、これまで拝見した中で、最も初心者に優しい勧進帳だったと申しますか、分かり易かったと思います。富樫の後見が勘太郎かと思うほど横顔を見ているとそっくりの「いてう」でございました。浮かれ心中では、ギャグの連発でして、先日拝見した時よりもこってりギャグで、千穐楽バージョンなんでしょうか。どの場面でも一度聞いているものが出てくるものとばかり思い込んで聞いていると、あれれ、違うっていうことが度々でした。これだけでも、何かが起こったわけでして、おまけとしましては・・・・。西側2階桟敷席脇の照明室に浴衣姿のお若い方が控えて舞台をじっと見つめておりましたが、まさかここにと思いましたけれど・・・・。ネズミに乗って宙乗りで天高く消えて行った栄次郎が、鳴り止まぬ拍手の中、どこから出てくるか客席は立ち上がって注目。そうです、西の照明室から手を振って応えておりました。さらに、舞台下手から定式幕を少し開いて出て参りまして、お一人だけでしたが客席に挨拶の大サービスです。やっぱり、何かが起こりましたぁ~。中村屋~!!
2008年04月26日
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昼どきのひととき、春の強風に恐れをなして、室内でひっそりいたしております。数日前に、とある劇場からメンバー先行申込みの当選葉書が届きまして、とりあえずはくじ運の無さに嘆かずに済みました。その、チケットとは・・・・。先ほど、歌舞伎美人を拝見していましたら、早くも「勘三郎 コクーン歌舞伎記者会見」という記事がありました。実は、くだんのチケットは、コクーン歌舞伎なんです。6月に渋谷のシアターコクーンで上演されるコクーン歌舞伎でございます。1996年の第2回コクーン歌舞伎で初演された『夏祭浪花鑑』は、串田和美のそれまでにない新しい演出で話題となって、2003年の再演、ニューヨークでも上演されるなど進化を続けております。今年の5月には、ベルリン、ルーマニアと、上演してから、日本に戻ってくるのです。記者会見でも勘三郎が、「今まではお辰という役を、団七といつも2役で勤めていましたが、今度は息子たちが演じます。自分が演じる時は、うちの親父(十七代目勘三郎)のようにと思っているんです。今回の公演は、少し時間が限られていて・・・とくにシビウの公演は夜中10時から(笑)。その時間から芝居するのは生まれて初めてです。ですから少し上演時間が短くなり、2役はどうしても難しいので、今回は息子たち譲ります・・・本当は譲りたくないんですが(笑)よい勉強の機会になると思っています。そして、日本にもどって成果を皆さんに観ていただきたいと思っています。」とのこと。こうして、お二人のご子息も次第に大きなお役を身に付けてゆかれるのですね。なにはともあれ、6月を楽しみにしましょう。記者会見の模様は、こちら。
2008年04月24日
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ちゅう乗り栄次郎の興奮冷めやらぬ日々でございますが、先日の歌舞伎観劇にて中村屋のご長男が出演されていませんでした。どこかで仕事をしているとは思ってましたけれど、映画に主演するそうで、撮影中だったのですね。【一部引用】≪映画「ZEN(仮題)」(高橋伴明監督、09年新春公開)に主演する歌舞伎俳優の中村勘太郎≫報知新聞勘太郎新境地、難役「道元」挑む映画「ZEN(仮題)」(高橋伴明監督、09年新春公開)に主演する歌舞伎俳優の中村勘太郎(26)が、このほどロケを行っている岩手・奥州市の「えさし藤原の郷」で取材に応じた。とのことで、報知新聞に記事がありました。曹洞宗の開祖・道元を演じるのですね。スポニチは、こちら。来春の公開ですから、お正月でしょうか。かなり、渋い演技が求められているご様子でして、アクテイブな勘太郎の新たな一面を引きだすかもしれませんね。
2008年04月23日
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21日は、普段どおりの仕事日ですけれど、夕方早めに切り上げ、初めて観劇するお客様をお連れいたしまして、歌舞伎座の夜の部に行ってきました。昼の部は、16日に観てまいりましたので、残るは夜の部で、その一回目。二回目は、昨年末にチケットを確保しておきながらどうにも出来ない理由で観ることの出来なかった歌舞伎座の楽日に再度チャレンジします。なんせ、この座組ですし、何かが起こることを期待して・・・・。では、歌舞伎美人から、主なご出演やみどころをお借りして記録しておきます。------------------------------歌舞伎座百二十年 四月大歌舞伎 夜の部一、将軍江戸を去る(しょうぐんえどをさる)徳川慶喜 三津五郎高橋伊勢守 彌十郎宇佐見常三郎 巳之助間宮金八郎 宗之助天野八郎 亀 蔵山岡鉄太郎 橋之助(みどころ)江戸の街が薩長を中心とした官軍に包囲される中、徳川慶喜(三津五郎)は上野寛永寺に謹慎し、恭順の姿勢を示しています。ところが幕臣の主戦論者の言葉を聞いて慶喜は恭順を翻意してしまうので、高橋伊勢守(彌十郎)や山岡鉄太郎(橋之助)は、慶喜のもとへ向かいます。しかし慶喜は薩長軍にこれまでの無念を晴らすのだと言い、諫言を受け入れません。 恭順を翻意すれば江戸は火の海となり、罪もない庶民たちが被害を蒙ると言う山岡の必死の言葉を聞き、ようやく慶喜は自らの誤った決断に思い至ります。こうして慶喜は江戸を官軍に明け渡すことを決意し、その名残を惜しみながら、水戸へと旅立っていくのでした。 真山青果が壮年期に書き下ろした名作を、清新な配役で上演します。【観劇記】真山青果作「将軍江戸を去る」は、江戸城総攻の第三部として発表され、昭和9年に二世市川左團次により初演されたものだそうです。大河ドラマ「篤姫」の後半のほうのお話しでもありますし、江戸城の無血開城と言う歴史的出来事をドラマにしたもの。なのですが、自分的には、青果作品では「荒川の左吉」は、何とかついてゆけるのですけれど、他のものは、なかなか・・・。それでも、三津五郎の口跡は青果の台詞にどんぴしゃりでしたし、彌十郎の伊勢守も存在感がありました。橋之助の山岡も若さが似合っていましたけど、ただ、台詞をはりあげることが多くワンパターンのような感じかなぁとは思いました。江戸城を明け渡した徳川慶喜らが江戸の外れの千住大橋あたりに通りかかると、多くの民衆が待ち構えて別れを惜しみ、「名も無き者」と名乗る方も別れの言葉を掛けてました。筋書きにも「名も無き者」となっているのですね。二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)武蔵坊弁慶 仁左衛門富樫左衛門 勘三郎亀井六郎 友右衛門片岡八郎 権十郎駿河次郎 高麗蔵常陸坊海尊 團 蔵源義経 玉三郎(みどころ)兄の源頼朝と不和になった源義経(玉三郎)は、武蔵坊弁慶(仁左衛門)の進言を受け入れ、自らは強力に、弁慶や他の家臣(團蔵・友右衛門・権十郎・高麗蔵)は山伏に姿を変え、奥州を目指します。しかし安宅の関を守る富樫左衛門(勘三郎)は、義経主従が山伏に変装していることを知っているので、弁慶たちを容易に通そうとしません。やがて富樫は、東大寺再興の勧進僧と言う弁慶に、勧進帳を読むように命じます。そこで弁慶は、ある巻物を勧進帳と偽って読み上げ、さらに富樫の執拗な尋問に答えていきます。こうして富樫は、一度は弁慶たちが関を通ることを許しますが…。豪華配役で上演する人気演目を存分にご堪能下さい。【観劇記】仁左衛門の弁慶、そのうえ富樫が勘三郎、義経が玉三郎という珍しい配役で人気役者が顔を揃えておりますから、夜の部は満員札止め、客席は三階西まで超満員。全体を通しての印象は、これまでの顔合わせに無い配役だったこともありますので、頭の中を空っぽにして拝見することが出来たことがありまして、分かりやすかったことがあげられます。(またかの関を演じておられる他の方が分かりにくいのではありませんので念のため)仁左衛門の弁慶は、東京では21年ぶりということで、無骨さは感じられませんが、大きく立派で、声も充分に深くいかにも、このお方らしい華がある弁慶でした。勘三郎の富樫、声を低くせず全体に高い調子で通していました。ニンに合わないかと思ってましたが、さにあらずで、なかなか格調が高く立派な関守り役人でした。玉三郎の20年ぶり2度目の義経は、さすがに所作が美しいです。そして毎度ですが、長唄囃子連中の皆さんが、素晴らしかったです。三、浮かれ心中(うかれしんじゅう) 中村勘三郎ちゅう乗り相勤め申し候栄次郎 勘三郎おすず 時 蔵大工清六 橋之助三浦屋帚木 七之助お琴 梅 枝番頭吾平 亀 蔵佐野準之助 彌十郎太助 三津五郎伊勢屋太右衛門 彦三郎(みどころ)大店伊勢屋の若旦那の栄次郎(勘三郎)は、戯作者になろうと決意し、世間の耳目を集めようと悪戦苦闘しています。 今日も話題作りのために、番頭の吾平(亀蔵)の心配をよそに、自ら親に申し出て勘当を受け、顔を見たこともない長屋の娘おすず(時蔵)と婚礼を挙げることとなりましたが、仲人の太助(三津五郎)が来ないので、大変な騒ぎとなります。やがて無事におすずと夫婦になった栄次郎でしたが、自らの書き下ろした黄表紙が評判にならず、おすずや栄次郎の妹お琴(梅枝)がなだめてもしょげ返るものの、尚も吉原の花魁の帚木(七之助)を身請けしたり、幕府の法に触れた者に課される手鎖の刑を受けようと役人の佐野準之助(彌十郎)に頼み込んだりする始末。 そんな栄次郎の様子を見て、父の太右衛門(彦三郎)は呆れるばかりですが、栄次郎は帚木と心中をして、さらなる話題作りを狙います。しかしそこへ帚木の間夫の清六(橋之助)が現れ……。 井上ひさしの直木賞受賞作「手鎖心中」を歌舞伎化した作品で、今年の干支にも因みある”ちゅう乗り”も見どころの、笑いに溢れる話題の舞台です。【観劇記】歌舞伎チャンネルで拝見し、ビデオにも収めて何度も見直したものですから、是が非でも舞台で拝見したいと願っておりました。はかまを胸高にはいて登場した勘三郎は、こういう役は、絶品です。中村屋~!「籠釣瓶」の見染の場を上手く劇中に取り入れて、太助が三浦屋揚巻ならぬ箒木を相手に見染めの場を見せてくれます。箒木宅の場では、栄次郎に身請けされ囲われている箒木が洗い髪で、お正月の浅草歌舞伎で拝見したお富みたいでした。いつの日にか、七之助の八橋が見られる日が来ることを期待しております。三津五郎の太助はいかにも江戸っ子らしく台詞の切れがよく、勘三郎との掛け合いの間が最高。もうひとりの主役でございます!!大和屋~!おすずの時蔵は人が良くておっとりしたところがぴったり。途中、ぶっかえりではありませんが、おすずがドスを効かせたべらめえ言葉で栄次郎をどなりとばすところがありまして、昼の部で八重垣姫を演じた方とは思えないほどの変わりように、客席は大喜び。萬屋~!このドタバタ場面では、栄次郎の妹・お琴(梅枝)が座敷から庭先へ付き落とされてイナバウアーも見せるなど舞台のあちこちで様々なことが行われてます。矍鑠とした小山三の遣手婆・お辰の独特の味が光っていました。いつまでもお元気な姿を見せてください。堅物役人の佐野準之助を彌十郎が、いい味わいを出してまして、「グ~」。大和屋~!人気をとるために仕組んだ心中だったのに、本当だと思いこんで嫉妬に狂った大工清六にあっけなく殺されてしまった栄次郎。自分の作品の中に出てくる大きな鼠に乗って華やかに宙乗りで引っ込みます。キラキラ輝く三角巾を頭にまき、チラシやキラキラする紙吹雪を客席にふりまきながら「イッツアスモールワールド」の曲と場内の手拍子に送られて勘三郎はにぎにぎしくにこやかに三階に設置された鳥屋の中へきえて行くのであります。大詰めが始まると間もなく、3階席の鳥屋の下あたりのお席の方々は西席の後ろに移動させられ、立ち見です。たしかに頭の真上を通過するし、ちょいと低いですから手を出せば届いてしまう恐れもありますし、いたし方のないことなのでしょう。ちなみに鳥屋の中は・・・ 何だか自分だけが楽しんで掛け声かけてたようでしたが、初めての方にも大満足していただけましたのも、嬉しい限りでございました。
2008年04月22日
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篤姫も縁談のお話しが進みだしまして、尚五郎が江戸に召されて「江戸に行くぞ~!」と、来週に期待させる終わり方でしたぁ~。これで、また来週も見てしまうことになるでしょう。(^.^)さてさて、昼間の番組だと放送時間に見られないのですが、来週は、成田屋・市川團十郎と淡路屋・笹野高史が連続でご出演の番組があります。特に、成田屋の5月の歌舞伎座・團菊祭のこととか、淡路屋の平成中村座ヨーロッパ公演とコクーン歌舞伎のことなど、お話しが聞けると宜しいのですが、希望的観測でしょうか、NHKさん。スタジオパークからこんにちはNHK総合 午後1時5分~午後1時55分 4月22日(火) 市川團十郎 白血病を乗り越えて歌舞伎の魅力少しでも広めたい 4月23日(水)笹野高史 名脇役人生を語る朝ドラ「瞳」でなじみのアノ人と共演 http://www.nhk.or.jp/park/この時間帯では、ビデオに録画してから見る事にするとしましょうか。
2008年04月20日
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歌舞伎美人のサイトが出来てから、1年ほどになりますが、「富樫佳織の観客道」と言う、インタビュー記事のコーナーは、ゲストそれぞれの歌舞伎の楽しみ方のようなお話しが紹介されています。1周年記念として、「作家 町田 康さん」がゲストでインタビューに答えていましたので、ゆっくりと拝見しました。さすがに作家の目で見た歌舞伎としてお話されていまして、自分が普段から思っていたことを、言葉として言い表してくれております。最新の記事から紹介させていただきますと・・・・。**************************************覆いかぶさるようなビル街、携帯電話を持った人たちが忙しそうに行き交う往来とたった一枚の扉を隔てた歌舞伎の劇場には独特の空気が流れている。現代の銀座や大阪、博多の街から、扉を開ければ戦国時代や江戸時代へ。平日の昼あるいは夕方から鎧兜の武士たちを眺めることに違和感のない、違和感。**************************************なぁ~るほど、私が「非日常的空間」と言っている歌舞伎座のことを、こういう表現の仕方があるんですね。いきなり、感心しきりですが、肝心のインタビューのほうは、・・・・。**************************************「銀座歩いてて、ちょっと芝居いくか、くらいの感覚でもいいんじゃないかと思います」と、気楽に見ることを勧めています。「歌舞伎は、現代の意味で言う“演劇鑑賞”というよりも音楽を楽しむ感覚に近いのかもしれませんね」・・・・、歌舞伎の文字は、歌(清元、竹本、常磐津、囃子方などの音楽)、舞(舞踊)、伎(まさに役者の演技そのもの)の組み合わせですから、自分的には、舞台上の役者さんはもちろん、地方さんのお声やら鳴り物の響きも心地よく楽しませていただいていますが、これって、まさに、町田さんのおっしゃる通り。不思議なのは、同じ演目が繰り返し上演されても、見てしまうことがあります。これも、お話しを読み進めてゆくと・・・。「“面白い”というのは筋が分かってしまったらある意味終わりなのですが、“気持ちがいい”というのはそうじゃないんです。音楽だったら曲の展開を知っていて『あ、ここで、あのカッコええギターソロがくるぞ!…くるぞ、くるぞ、きたー!』っていうのが気持ちいいんですよね」「だから音楽も歌舞伎も、一回だけ観るよりは二回観たほうがいいし、二回よりは三回観たほうがいいんだなと思いました」「歌舞伎の面白さは、理屈抜きで観て面白いところなんだと思います。どうしたこうしたって話じゃなくて、衣裳を観たり俳優を観たり、ただ単に観て楽しいというのも大きいと思います。それは音楽にもあります」歌舞伎が400年間、観客を魅了してきた醍醐味のひとつは、この“気持ちよさ”。難しいことを考えなくても“気持ちいい”という感覚に身をゆだねれば、初めてでも何十回も観ていても楽しみは変わらない。新たな感客道を学びました。************************************これまで3年足らずの歌舞伎観劇歴ですが、自分なりの歌舞伎の面白さをうまく表現できなかったのですが、このインタビューで表現してくれていました。
2008年04月19日
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風情のある春雨ならともかく、雨風の強い雨の中を出歩くのは、気が滅入ってしまいますね。昼休みの暇つぶしに、サイトを巡回しておりましたら、楽しみが続々と出てまいります。野田版歌舞伎、「鼠小僧」、「研辰の討たれ」に続く第三弾が、今年の夏に上演されるとの予告です。=========次回上演作野田版歌舞伎第三弾!今夏上演決定!出演 中村勘三郎 作・演出 野田秀樹 詳細は、松竹までhttp://www.nodamap.com/==========松竹にもまだ出ていませんが、毎年8月の歌舞伎座公演「納涼歌舞伎」でしょうか。肝心な演目も、わかりません。早耳の方がおりましたら、教えてくださいませェ~。
2008年04月18日
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16日の歌舞伎座の昼の部がはねましたら、3時少し過ぎたところでした。これまでになく、早い追い出しでしたので、武田勝頼もいたことですし、日生劇場の『風林火山 晴信燃ゆ』を目指して日比谷公園方面へと散策しました。日比谷公園に『並んだ♪ 並んだ♪ 赤白黄色♪』 平日なら2階席は十分に空いてますから、当日でも意のままになります。始めは、宙乗りで上がって来る2階席の鳥屋の脇に座り、後半は最後列に移動なんてことをしてしまいました。さてさて、開演時間前から始まるとの噂の真相はいかに・・・・。開演16分前に席に着くと、間もなく武田武士が花道やら客席からぞろぞろと入場して参りまして、合戦にそなえて身支度を始めたり、あちこちをうろうろ。なぁ~るほど、開演15分前に始まるわけが判明しました。時間どおりにご入場のお客さんは、心の準備が出来ていないので、さぞや驚いたことでしょう。やがて開演の合図とともに壮大で躍動感のあるテーマ音楽が。昨年の大河ドラマでお馴染みの曲だったと記憶しております。幕が上がる前の舞台に晴信の二人の弟など4人が並びましてそれぞれ自己紹介やら晴信との関わりなどをお話ししますが、歌舞伎ではありませんから、口上のような型式ばったものではありません。4人目がお話していると、再びテーマ音楽とともに手押しのクレーンに乗った鎧兜姿の晴信がせせり出てまいりまして、客席の最前列あたりの頭上に・・・。これでお芝居が終りかと思わせるような、ド派手な幕開きでしたぁ。幕開きがセンセーショナルだっただけに、いざ始まってしまうと、普通のお芝居になってしまって、落差が大きかったです。でも、二重に特設された盆回しや、上手・下手のセリ、花道の使い方、早替わりで晴信と山本勘助の二役などは、さすが亀治郎ワールド炸裂!(勘助役では、何となく内野聖陽っぽく演じてましたよ)晴信の秘書にあたる役どころの駒井政武(橋本じゅん)、馬場信春(高橋和也)、武田信繁(嘉島典俊)あたりは、大河ドラマでも1年間ご一緒でしたから、息もぴったり。駒井政武(橋本じゅん)のキャラが愉快なので、戦国武将のお話と言う緊張感を和らげるのにはもってこいのお立場でした。三条夫人の侍女・中将(市川段之)も駒井から「化粧の下に髭の剃り残しがある」なんて茶化されてましたけど、明るくご活躍でした。もちろん、板垣信方(JJサニー千葉)の存在感は抜群でしたし殺陣も一ヶ所だけご披露。時代劇映画での派手なアクションや殺陣を拝見しておりますので、物足りなさはありますけどね。晴信の父、武田信虎と村上義清との二役が新国劇出身の笠原 章(劇団若獅子代表)と言うことで舞台が引き締まります。村上義清の場面では槍を持っての大立ち回りなんか、やはり本物を感じさせてくれました。板垣の最後は、舞台奥に並ぶライトの方向に向かって静かに歩み去る場面がまた、盛り上がりましたね。女優陣では、晴信の母・大井夫人(仁科 亜季子)、晴信の正室・三条夫人(尾上 紫)らに加えて由布姫(守田菜生)、於琴姫(大和田美帆 )。晴信と三条夫人と由布姫による連れ舞なども披露。ラストは晴信が白馬にまたがっての宙乗りでご退場あそばされます。エンデイングはスーパー歌舞伎でもお馴染み、出演者が順に登場して観客に挨拶する、あのシーンでしたぁ。白馬にまたがって2階席の鳥屋に入って山本勘助に替わり、さらに晴信に替わって出てきまして、その早やさたるや、お見事。(さすがに歌舞伎ではありませんので、最後まで声は掛けませんでしたけどね。)随所に附け打ちと見得をちりばめた歌舞伎風味を効かせたり、駒井のキャラで楽しませたり、立回りや照明、スモークなどで見せたり、と見所満載の肩の凝らない舞台を楽しませていただきました。ここで、出演とみどころを歌舞伎美人からお借りして記録しておきます。------------------------風林火山 晴信燃ゆ市川亀治郎武田晴信・山本勘助 二役ならびに宙乗り相勤め申し候出演武田晴信・山本勘助 市川亀治郎 駒井政武 橋本じゅん 馬場信春 高橋和也 武田信繁 嘉島典俊三条夫人 尾上 紫武田信廉 松尾敏伸由布姫 守田菜生(坂東三津五郎の息女。舞台デビューだそうです) 於琴姫 大和田美帆 武田信虎 笠原 章(さすが新国劇出身。声量、殺陣ともに素晴らしいです)大井夫人 仁科 亜季子 板垣信方 JJサニー千葉(みどころ)戦国の世に命を燃やした人々の物語。いざ川中島へ―この作品は、井上靖の原作により本年のNHK大河ドラマとして放映された「風林火山」を基に、新たに構想されました。原作の世界を構想豊かにふくらませた大河ドラマ「風林火山」は、原作に描かれていない部分にも光を当てた骨太な人間ドラマを成立させた大森寿美男の脚本と、それに応えた重厚な演出・演技で、見ごたえのある本格的な時代ドラマとして絶賛されました。今回の舞台化はこの大河ドラマの構想をもとに、市川亀治郎が演じた武田晴信(のちの信玄)を主人公にした物語をくりひろげます。軸となるのは、晴信を守り育てる武将・板垣信方や晴信の軍師・山本勘助らの姿。嫡男として生まれながら父に疎まれた若き日から、その父を追放して国主となり、やがて信濃へ進出していく晴信の物語を中心に、戦国に生きた人々の姿を舞台上に描き出します。市川亀治郎の初の大劇場主演とJJサニー千葉の22年振りの舞台出演大河ドラマの武田晴信役で好評を博した市川亀治郎が、歌舞伎以外の舞台では初の大劇場公演の主演をつとめます。そして、アクションスター千葉真一として華々しいキャリアをもつJJサニー千葉が、22年振りの舞台出演で共演します。大河ドラマでも好評を博した晴信と板垣の二人の関係、親子愛にも似た師弟の絆を、より深く描き出します。主役二役の早替わりと宙乗り今回の舞台化では、舞台版の主人公となる武田晴信と、原作の主人公である山本勘助の二役を亀治郎が早替わりで演じます。さらに日生劇場に花道を設置し、宙乗りも披露します。リアルな時代ドラマである「風林火山」にさまざまな歌舞伎の手法を取り込み、より強い舞台効果をもった新しい『風林火山』を作り上げます。多彩なキャスト共演陣には、劇団☆新感線に軸足を置きつつ多彩な演技を魅せる橋本じゅん、女優復帰後着実に演技の幅を広げる仁科亜季子、近年は大劇場での活躍も多い高橋和也、劇団若獅子を主宰する実力派の笠原章、大河ドラマでも弟信繁を演じた嘉島典俊といった力のある多彩な俳優が揃いました。ここに、清新な魅力と実力を兼ね備えた大和田美帆、日本舞踊尾上流の家元尾上菊之丞の長女・尾上紫、そして初舞台となる坂東流家元坂東三津五郎の長女・守田菜生という魅力的な顔ぶれが実現しました。------------------------------
2008年04月17日
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春です。16日は、ひねもすのたりのたりかな、とゆったりした時間の流れの中にひたってきました。昼の部だけですが、いつものように歌舞伎美人からお借りしてまとめておきます。(夜の部は、来週、それも2回も・・・・)歌舞伎座百二十年 四月大歌舞伎昼の部一、本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう) 十種香八重垣姫 時 蔵武田勝頼 橋之助白須賀六郎 錦之助原小文治 團 蔵腰元濡衣 秀太郎長尾謙信 我 當(みどころ)武田信玄の嫡男の武田勝頼は、足利将軍暗殺の真犯人を捜し出すことが出来ず切腹。その許婚であった長尾謙信の息女の八重垣姫(時蔵)が、勝頼の菩提を弔っているところへ、勝頼と瓜二つの男が現れるので、八重垣姫は腰元の濡衣(秀太郎)に恋の仲立ちを頼みます。実は切腹した勝頼は偽物で、本物の勝頼(橋之助)は簑作と名乗って長尾家に仕官し、武田家の重宝である諏訪法性の兜を奪い返そうとしていたのです。 勝頼への思いを語る八重垣姫を見て、勝頼も気を許しますが、そこへ長尾謙信(我當)が現れ、簑作に使者の役を命じます。すでに簑作を勝頼と見抜いていた謙信は、白須賀六郎(錦之助)や原小文治(團蔵)を呼び出し、勝頼殺害の命を下すのでした。 高位の姫君の一途な恋を描いた義太夫狂言の名作を、華やかな顔ぶれでお楽しみ頂きます。【観劇記】歌舞伎座には「めでたい焼き」と言う名物があります。どうしても、誘惑にかられて最初から食べてしまったのですが、熱々のほかほかで焼きたてがお腹に入ると、体の中からあったまり、次第に眠気が・・・・。それでなくても、動きの無い演目から始まりましたから、たまりません。幕開きから、ほのかな香りが漂い次第次第にまぶたが重くなるのであります。それでも、時おり何とか目をがばっと開いて、武田勝頼(橋之助)の優男ぶりや、八重垣姫(時蔵)の初々しさ、腰元濡衣(秀太郎)は、どこかお茶屋さんのおかみさんっぽかったかなァとか、なんぞが印象に残りました。最後に登場する長尾謙信(我當)が、がっちりした骨太な武将の貫禄にあふれておりました。二、熊野(ゆや)熊野 玉三郎従者 錦之助朝顔 七之助平宗盛 仁左衛門(みどころ)平宗盛(仁左衛門)の愛妾である熊野(玉三郎)のもとへ、東国に住む母親の病が重いと記された手紙が届けられます。熊野は帰国の旨を宗盛に願い出ますが、熊野を寵愛する宗盛はこれを許しません。 そして宗盛は、熊野を始め、従者(錦之助)や朝顔(七之助)を連れて花見に出かけますが、母親との対面が許されず悲しむ熊野の舞を見るうちに、さしもの宗盛も哀れに思い、ついに帰国を許すのでした。 能をもとにした典雅な長唄舞踊をご覧下さい。【観劇記】さて、眠気も覚めまして、初めて見る演目です。玉三郎がこだわりの、能がかりの舞台づくりでございまして、厳かな幕開きに登場したのが、一瞬、玉三郎かと見まごう朝顔(七之助)でした。顔の作り方からしまして、玉三郎のご指導があったことをうかがわせるもので、今後とも、こうした機会がどしどし増えると、七之助の真女形も真実味を増してきそうです。ご本人は、どうかわかりませんけれどね。どこかの雑誌で拝見したことがあるのですが、熊野の衣装は、正絹の織で柄を出しているそうですが、刺繍をしているかのように見事な織柄で、金色に輝く部分の光沢も素晴らしかったです。長唄、お囃子がとても宜しく、田中傳左衛門のお声も能がかりでございました。三、刺青奇偶(いれずみちょうはん)半太郎 勘三郎お仲 玉三郎荒木田の熊介 亀 蔵赤っぱ猪太郎 錦 吾太郎吉 高麗蔵鮫の政五郎 仁左衛門(みどころ)生来の博奕好きで江戸を追われた半太郎(勘三郎)は、下総行徳の船場で荒木田の熊介(亀蔵)と争っていた傍で、身投げをした酌婦のお仲(玉三郎)を救います。不幸続きの人生を送ってきたお仲でしたが、半太郎の言葉を聞いて死ぬのをやめ、初めて会った男らしい男、半太郎の姿を見失うまいと後を追います。半太郎の母親と従弟の太郎吉(高麗蔵)が半太郎を尋ねて来ますが、熊介を斬った半太郎はお仲と逃げてしまうのでした。 こうして半太郎とお仲は夫婦となり、品川の宿はずれでみすぼらしい所帯を持ちますが、半太郎は博奕が止められません。やがて死病に罹ったお仲は、半太郎の行く末を心配し、博奕を止めて欲しいと願って半太郎の二の腕に骰子の刺青を彫ります。こうして博奕を断った半太郎でしたが、この世の名残にお仲に良い思いをさせたいと博奕に出かけ、賭場に難癖をつけたことから叩き出されてしまいます。すると鮫の政五郎(仁左衛門)が、半太郎に意外な話を持ち掛け…。 恋女房がありながら、博奕を止めることができない悲しい男の業を描いた長谷川伸の名作を豪華配役で上演する注目の舞台です。【観劇記】これも初めて拝見する演目でした。「刺青奇遇」は、「暗闇の丑松」、「一本刀土俵入」とかとともに六代目菊五郎が初演した新歌舞伎の名作なんですね。奇偶は、奇数と偶数のことで、さいころの目の丁(偶数)と半(奇数)。「丁か半か」です。ちょうはん、と読ませるなら、偶奇、なんでしょうけれど、わざわざ逆にしているのは原作者のこだわりだとか言うお話しでした。半太郎(勘三郎)は、博打好きと言うことでありまして、これだけでもイメージ的にはグレーからブラックっぽいイメージなんですが、さにあらず。のっけから、川に身投げした酌婦のお仲(玉三郎)を救って、何のお礼と言うかお返しも求めないあたり、気風の良さと申しますか、主人公の人間性が現れております。題材的にも暗いお話しだとは思いましたが、やはり、お仲が死病におかされ余命いくばくも無いことを知らされたあたり・・・・、長屋の半太郎の隣人でお仲をかいがいしく世話する中村歌女之丞の演技が、光ってましたね。何も言わないで目と手振りで半太郎に教えるのですが、これだけで半太郎に通じて、ぐっとこらえる半太郎。その後の、お仲の今生の願いを聞いてくれと、半太郎の腕にさいころの刺青を彫るのですが、半太郎の目には涙が、鼻には鼻水がきらりと光ってました。(3階席からですけど、双眼鏡でず~っと見つめてましたァ。自分の目にも涙、鼻に鼻水をうつされてしまいましたよ。)いかさま博打で、堵場の衆にめっためたに叩きのめされてることろに止めに入ったのが、鮫の政五郎(仁左衛門)。お声も低く太く、大親分の貫禄十分でした。松嶋屋~!そして、政五郎と、これで最後にすると言う賭けに勝ち、大金を手にしてお仲の待つ家へと走り去るところで幕と相成ります。果たしてお仲は、待っていたのでしょうか。それとも・・・・。何だか、外国映画にありそうな、見る方に想像させる幕切れでしたァ~。っていうことで、早く終りましたので、武田勝頼のお話も出ましたことだし、風林火山なんぞが日生劇場で上演されてますので、ぶらりぶらりと日比谷公園方向に向かってしまいましたが、こちらの記録は、また後日にします。
2008年04月17日
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肌寒い休日ですと、出かけるのはもちろん、何かするのも億劫になりますね。たまたま、歌舞伎チャンネルのビデオが溜まっていたので、少しずつ観ていたら、設定時間を間違えたらしいのですが、デジカメニュースが録画されてました。良くよく、よ~く見れば、「亀治郎「風林火山」初日を迎えて」と言うことで、これから見る予定のものがありましたァ~。怪我の功名でもありまするう~~~。日生劇場で上演中の 『風林火山-晴信燃ゆ-』、初日の舞台後の記者懇親会です。幕開き前から客席通路を使って次々と役者さん達が登場してくると言うお話は、どこかのネタばれブログで拝見しました。それよりも何よりも、わずか10分ほどの放送の中で、幕開きの度肝を抜くような、晴信の登場シーンとか、二役で演じる山本勘助の場面、白馬童子ではありませんが、白馬にまたがって宙乗りで去ってゆくシーンもあり、みどころを抑えておくには、もってこいの番組でした。歌舞伎美人のサイトにも、一部掲載されてましたよ。さあ、間もなく出陣でござる。(^.^)
2008年04月13日
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時間に追われるような日々を過ごしているのですが、もう半年になるところもあるんです。数日前に5月の歌舞伎座チケットを取ったばかりで、まだ今月の観劇予定がこれからだと言うのに、歌舞伎座では、早くも6月の演目と主な出演者が発表になっていました。まだ観た事の無い演目もありまして、しかも、顔合わせもよろしくて、これまた観ておきたいです。新薄雪物語って、序幕の立回りが趣向を凝らして派手なことで知られておりますし、通しての上演ですから、お話しが分かり易いことでしょう。そして、身替座禅では、やさしそうな山蔭右京にこわもての奥方玉の井ですね。コクーンに出ないから、どうしたかと思っていたら、福助は歌舞伎座だったのかァ。品格のある真女形を目指して、5月の新橋と連続で磨きをかけていただきたいものです。では、演目と主なご出演を忘れないように、記録しておきます。歌舞伎座百二十年六月大歌舞伎平成20年6月3日(火)~27日(金)昼の部一、新薄雪物語(しんうすゆきものがたり)序 幕 新清水花見の場二幕目 幸崎邸詮議の場三幕目 園部邸広間の場同 奥書院合腹の場梅の方 芝 翫園部兵衛 幸四郎薄雪姫 芝 雀腰元籬 福 助園部左衛門 錦之助奴妻平 染五郎刎川兵蔵 歌 昇団九郎 段四郎松ヶ枝 魁 春秋月大学 彦三郎幸崎伊賀守 吉右衛門葛城民部/秋月大膳 富十郎二、俄獅子(にわかじし)芸者 福 助鳶頭 染五郎夜の部一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) すし屋いがみの権太 吉右衛門お里 芝 雀弥助実は平維盛 染五郎弥左衛門 歌 六梶原景時 段四郎 二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)山蔭右京 仁左衛門太郎冠者 錦之助腰元小枝 隼 人腰元千枝 巳之助奥方玉の井 段四郎 三、生きている小平次(いきているこへいじ)那古太九郎 幸四郎小幡小平次 染五郎おちか 福 助四、三人形(みつにんぎょう)傾城 芝 雀若衆 錦之助奴 歌 昇
2008年04月12日
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毎回、心に熱く残るものがある、篤姫でございます。幕末の時代物と言うことよりも、篤姫を取り巻く周囲の人々との人間ドラマであるところが、これまでのような大河ドラマと趣を異にしていると感じている次第です。今夜の第14回「父の願い」は、二人の父親の娘への熱い心でございました。余命いくばくもないことを悟って、篤姫に無用の心配事をさせたくないと、万が一のことがあっても娘には伝えないでくれと主君に頼んだ実父・忠剛。それを聞き届けた養父・斉彬。いざ、篤姫に今泉のことを聞かれると顔を曇らせ、隠すことは出来ないと観念して、忠剛との約束を破ってまでも実父の死去を伝えたのです。まさに「伝えるなと言った父・忠剛の気持ち、それでも伝えた父・斉彬の思い」ですね。屋号があったら、声を掛けたいところですけどねェ~。
2008年04月06日
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晴天の休日を有効に使わなけりゃ、と言うことであれこれ買い物に出かけました。面白い(かどうかは、見る方次第かな?)看板がありましたァ~。薬局で、薬を売らないのでしょうか? まずは、売ってくれる書店にて、毎月恒例の『演劇界』2008年5月号を購入。 まだ読んでいないので、これからゆっくり読みまする。そして、園芸店で何か野菜の苗をと、探してみましたが、まだ少し早いようで、アシタバを買ってきて植え込んでおきました。 明日にでも収穫できるのでしょうか?お気楽な日曜菜園ですなァ~。これを植える前に、しっかりと草取りしまして、きれいになりましたァ~。(^.^)
2008年04月06日
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朝から近郊への出張でしたけれど、お花見が出来たので好日としましょう。桜並木の下を歩きつつ、見上げれば太陽が・・・。何となく、積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)の扉墨染桜っぽいです。足元を見れば、桜の花びらの吹き溜まり。祗園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき) 金閣寺の雪姫がネズミの絵を描きそう・・・・。お花見も、歌舞伎づくしでしたけれど、こちらの鮮やかなピンクの桜は、吉原の桜っぽいです。早々と、鯉のぼりも春の風に泳いでおりました。今日は、何だか、日に焼けたかもしれません。ゆっくり休むとしますか。
2008年04月05日
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