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八王子市の鹿島地域で懇談会がひらかれました
4月
27
日
(
土
)
に、
3
回目となる鹿島地域の懇談会が開かれました。
この会には
5
名が参加しましたが、望月しょうへい市議もきてくれて、懇談しました。
おたがいの自己紹介からはじまって、鹿島地域で暮らしている中で日ごろ感じている
問題や要望などが交歓されました。
八王子市議会の動きを望月市議が紹介
望月市議は、「八王子市議団ニュース」を提供してくれて、
1
月の市長選挙後の八王子市政と議会の動きについて紹介がありました。
この中で、望月市議は、
「市民の要求運動と市議団の共同が、実際に八王子市政を動かしだしているのを実感する」と感想を語っていました。
具体的には、学校給食の無償化、子どもたちへの医療費助成、学校体育館へのエアコン設置、補聴器の助成などの 8 つの政策で、市民要求の新たな前進がはじまっていること。
これまで、これらの市民の切実な請願は、議会で自民・公明により、否決されつづけてきたけど、市長選挙後に新たな変化の兆しがでていることが紹介されました。
これに対して、参加者から、八王子市政の具体化や進捗状況について、質問や要望、問題点などが交歓されました。
〇「学校給食はいつから実施されるのか
?
すすみだしたのは良いことけれど、以前に住んでいた都心区ではとっくの昔にすすんでおり、それに比べると今の八王子市政の動きというのは
40
年くらいも遅れているんじゃないか」
〇「学校のエアコン設置率が
14
%というのは、いまもそうした状況か。いつころまでにエアコンは設置されるのか。応急対策として各校
2
基の気化式冷風機を設置すると聞くが、すべての学校につくのか。東京都のエアコン設置の助成は、その期限が切れたときくが、八王子にも適用されるのか」
〇「補聴器の助成はどこまですすんでいるのか。私が購入するに
25
万円もかかったけど、助成の具体化は切実になっている。購入だけでなく、メンテナンスなどの負担もたいへんで、アフターサービスについても具体化してほしい」
〇「八王子は面積が広くて市役所に行くにも交通不便だ。モノレールの運賃も高いし、これにはシルバーパスが使えない。都心の地下鉄などの利便に比べるとたいへん不便で、これは三多摩格差の典型じゃないか。モノレール沿線の各市とも連携して、都知事選もあることだし、東京都に対してシルバーパスの適用と運賃値下げを大きく要求してゆくべきだ」
〇「『市議会だより』の議員発言には、どうして発言議員の名前と会派が掲載されてないのか、これでは発言に対して、賛否の意見を言おうにも、その向けどころがない。八王子市議会の民主主義が問われる問題じゃないか」
などの意見が出されました。
高すぎる八王子市の国民健康保険税
とにかく八王子市の国民健康保険税が高すぎる。
7
年連続増税しており、多摩
26
市で一番高い税率となってしまった。子ども二人の
4
人家族の標準世帯では、年収
400
万円に対して、国保税だけで
58
万5千円もの負担になっている。「均等割り」というのは、収入のない赤ちゃんまでも負担させるというもので、これでは事実上「子どもをつくるな」ということで、少子化対策との言っていることとやっていることが逆行している。
「どうして、『値上げをやめて』との当然な市民請願を、自民党と公明党市議は反対するのか?その理由がわからない」との質問も出されました。
また、「八王子から出ている自民党前政調会長・文科大臣は、いったい何をしているのか、これにどういっているのか」との疑問意見もありました。
「鹿島松が谷地域のまちづかい計画」
鹿島・松が谷の地域の活性化対策についての質疑がありました。
「鹿島松が谷地域のまちづかい計画」の報告書が、行政も参加して出されたそうだけど、
この報告書はインターネットでしか見られず、少数の関係者だけしか知られておらず、とくに八王子市の端にある鹿島では、ほとんどの市民には認識になっていない。子育て、買い物、高齢化、団地の老朽化、交通などへの対応など、鹿島地域を活性化していくには、住民参加の計画が求められており、この点でも改善が求められている。
などなど、さまざまな意見が交わされました。
これからも引き続き懇談会をかさねることにしています。
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