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新茶が出来ました神奈川県真鶴の小さなみかん畑には、土手にお茶の木が植えられています。大体傾斜地にみかん畑はありますから、土砂の流失を防ぐために、みかんの木への日陰をつくらない低木のお茶が植えられたんでしょう。たいがいのみかん農家の畑には、お茶の木があるんです。4月25日に切り枝を片付けに行ったら、お茶の若葉が、例年よりも少し早く生育していたんです。それで、たかだか30mあるかないかのお茶の木の柵ですが、茶摘みをすることにしました。今を生きるものが、その宝を見捨ててしまうのは、もったいないことですから。これらの木だって、先人が苦労して植えてきたんです。大切に維持してきたんです。農協は、そうした農家の共同事業として、期間限定で製茶工場を稼働させます。そうした設備と体制をもっていること自体に、自然にわいてあるものではなくて、先人たちの大きな努力がこうした形になって、今にのこっているということなんですね。それを今を生きる私たちが粗末にしては、なんとももったいないじゃないですか。お茶畑が草ぼうぼうな状態で放置されているのは、また製茶工場の利用するのに「農協のカードでないと受け付けない」なんて新たな垣根をつくるのは、先人がそれを見たら、何ていうでしょうかね。とにかく、この真鶴園から1.6キロの茶葉を摘みました。農協とは別のお茶屋さんに出して、製茶してもらったんです。それが、28日(水)にはお茶ができたのでとりに行ってきました。1.6キロの茶葉から、300グラムのお茶がとれました。この茶摘みですが、第二弾として、小田原・早川の石垣山の茶摘みへと続きます。五月の連休中には終わらせるということです。早川のみかん園は広いですから、こちらの茶摘みは大仕事になりますが、この自然の恵みと、先人のつくり出した宝を放棄するのは、じつにもったいないことですから。なによりも、努力しさえすれば、美味しい手づみの新茶が出来るんですから。もうひと頑張りするということです。
2021年05月01日
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真鶴のみかん園でのお茶摘み本日、真鶴のみかん園の周辺にあるお茶の木から、茶摘みをしてきました。みかんのコンテナ箱で半分弱、めかた1.6キロの茶葉のお茶摘みでしたが。小田原から湯河原にかけてのみかん園の周辺には、たいがいお茶の木が植えられています。お隣との境界をしめすものでもあり、防風林をかねているのかもしれません。例年では、五月のゴールデンウィークあたりが、茶摘みの時なんですが、ことしは、自然の移り行きが少し早いようです。当方の場合は、みかん園の周辺にお茶の木が30メートルくらいあるだけなんですが。それでも、そのお茶の葉をほっぽりぱなしにしてはもったいないじゃないですか。当地の農協は、期間限定で農家のために製茶工場を稼働させるんです。そこには、先人たちの努力があったからこそ、その共同事業があると思うんですよ。でも、ことしは、少し違うんです。何でも「コロナ」といえばやることの大義が立つとでもいうんでしょうかね。農協の口座を使う人でないと製茶の受付しないと、新たな垣根を付けたんです。農業協同組合ですよ、それが「お上のお達し」ではないけれど、勝手なルールをつくって、それを決定と称して、一般の農家に押しつけてきたんです。私などにとっては、この数年の製茶工場を使わせてもらって、これぞ農業協同組合だと、歴史的事業をたいへん評価してきていたんですが、今回の、突然の藪から棒に、「農協の口座引き落としでないと、茶葉を持ってきても製茶の荷受けはしない」などとのことに、末端の職員とケンカしても始まりませんから、引き下がってきたんですが。農協というのは、そもそもは農家の協同組合として、農家の利便をはかることに、その存立意義があったはずなんですが。最近では、どうもその根本的な基盤が、その立場と精神が、おかしくなっている面があるようです。農政もダメな農政ですが、そんな時にこそ、現場の農家の利便を図るのが協同組合の役割のはずなんですが。どうも、首をひねらざるをえません。まぁ、人間社会、日本の農協社会がどうなっているかは、ともかくとして。今年の自然、お茶の話です。今年のお茶の葉の生育ですが、こと神奈川県の真鶴に関しては、順調です。先日、切り枝の始末で寄ったところ、お茶の葉の生育がすすんでいるのに驚かされました。例年なら、5月のゴールデンウィークあたりが茶摘み時なんですが、それが、もはや茶摘みをすべき時期だと、お茶の木がアピールしてたんですね。例年よりも、今年は1週間早いんです。だいたい農業の作業というのは、自然に合わせるというのが基本です。工場生産の残業とか、夜なべ仕事のように、売れるからといって人間の勝手な都合をもちこんで生産を増やそうったって、農業はそうはいかない。もしも無理して自然に強いれば、必ずしっぺ返しをくらうことになります。今回は、お茶の話でした。私のお茶との出会いを紹介しておきましょう。一つ過去のブログを紹介します。2012年のブログですから、今から10年くらい前になります。もう一度、お茶摘み交流会の様子を紹介します | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)静岡県藤枝市で開かれた、お茶摘み交流会に参加してきました | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)お茶の木への対処をどうしたらよいのか。みかんの手入れが少し落ち着いたら、次に出てきた課題がそれでした。お茶の産地へ、研修企画に応募していってきたんです。このじき、静岡の広いお茶畑では、せっせと茶摘みが行われていると思います。「日より続きの今日この頃を、心のどかに摘みつつ唄う、摘めよ、摘めつめ、摘まねばならぬ、摘まにぁ日本の茶にならぬ」この「心のどかに摘みつつ」という点ですが、これは応援歌としての表現で、美辞麗句だとおもいます。はたらき手を励ますための表現だと思うんです。現実はきびしく、単純な手摘みの作業を延々として、限られた時間内におこなわなければならない、それを励ますための歌だと思うんです。それを応援するための歌だとおもうんです。もっとも、今は、機械を使って、効率的に茶摘みをしているでしょうが。手摘みの当方としては、機械化される前の明治・大正のお茶娘の苦労を感じさせられています。それと同じ茶摘みをしているんですから。時代による同じ作業の違いがそこにはあるんですね。「摘まにゃ日本の茶にならぬ」というのは、これは、ごもっともなことなんですが。問題は、茶摘みの仕方が、時代により変わってきているということです。皆が皆、お金があって、機械への投資が出来るわけじゃないんです。手摘みも、私を含めて、今でも小零細農家では普通におこなわれているんです。ということで、今日は、お茶摘みをしてきました。真鶴園で、午前8時から11時まで、1.6キロの茶葉を摘みました。それを農協ではなくて、共同で加工してくれている製茶工場に出してきました。農協も、自分自身の今のあり方を考え直さないと、なにも営利会社じゃないんだから、農家あっての農協なんですから、上位下達で特定の仕方をしないと受け付けないなんて、こんなやりかたでは、その未来はありませんね。「いったい何やってんですかね、この役員の人たちは、雁首揃えて」と言いたくなります。
2021年04月25日
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お茶の木の整枝剪定5月14日(月)は、お茶の木の整枝剪定をすすめています。小田原・早川の石垣山のみかん園でのことですが。みかん園の周辺にはお茶の木が植えられています。この5月の連休を前後して、お茶摘みをしました。そのあとには、お茶の木の整枝剪定の仕事が待っています。土台になっている古株の近くまで、この間伸びていた新枝を切り戻します。上の写真は、道の右側の側面を剪定したところで、作業の途中の状況です。この仕事は、真鶴のみかん園でも同じです。やはり切り戻しの剪定をしてきました。お茶の木の剪定は、土台になっている古い枝まで切り戻すようにして、樹形をコンパクトに保つようにしています。そうしないと、お茶の木はどんどん大きくなってしまい、ついには、脚立を使って茶摘みをしなければならないくらいになります。土台の古枝まで切り戻しても、また新しく新枝が生えてくるんですね。なかなか丈夫なお茶の木なんです。今朝の多摩、どこかの高原にでも行ったかのように霧が立ち込めていました。太陽が出て来るとともに、そうした霧も消えて、強い日差しが照り付けるようになったんですが。これは、午前6時23分に、小田原SAから見えた富士山です。「頭を雲の上に出し」た富士山でしたが、雨の降った後でもあり、新緑の山々は一段と鮮明に緑を輝かせていました。これから、暑い日差しの下で、農作業に汗を流す季節に入っていきます。
2018年05月14日
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5月6日の富士山5月6日(日)、4度目の茶摘みに小田原・石垣山に行っていました。これは午前5時38分の平塚から見えた富士山です。今回遠出したわけは、現瞬間は快晴なんですが、西から雨雲が近づいているんです。お茶摘みは雨が降っては、茶葉が濡れて醗酵してしまいますから、晴れ間が条件なんですね。明日の午後からは雨が降るとの予報ですから、今日の遠出は自然が背をおす要請なんです。午前5時31分の小田原から見た富士山です。今回の行動では、写真はこの2枚だけだったんです。真鶴へは、午前6時21分についたんですが、そこでの作業は、みかん小屋の中の片づけと、雨の降りだす前にみかんの木への施肥でした。今回写真が無いわけは、タイム・イズ・マネーだったんです。ゴールデンウィークの車の使用ですが、それは控えるべきことなんです。伊豆・箱根方面の、関東人の民族大移動の、帰り道のラッシュが予想されるからなんです。他方、小田原方面のお茶摘みですが、今が雨降る前の、その最終段階にあったんです。従って、午前9時30分から午後12時すぎまで、ラストチャンスのお茶摘みでした。今回は茶摘みの最終回、「ヤレヤレ」です、生茶(茶葉)を2.6キロ摘みました。今季の茶摘みですが、それをまとめてみると1.4月27日に真鶴園で茶葉2キロを摘んで、4月28日に製茶400グラムを受け取りました。2.5月1日に早川園で茶葉2.4キロを摘んで、5月4日に製茶840グラムを受け取りました。3.5月4日に早川園の続きで2.7キロを摘んで、本日5月6日に製茶850グラムを受け取りました。4.本日、5月6日の最終茶摘みは生茶を2.6キロ摘みました。製茶の仕上がりは5月8日です。従って、生茶ベースでは、真鶴で2キロ、早川で7.7キロの、計9.7キロの茶摘みでした。茶摘みした当事者は、自分の労働が入っているから、オンリーワンであり高価なんですが。この新茶については、その味を、なるべく大勢の人たちに確認してもらう必要があります。すでに始まりだしていますが、毎週土曜日の、団地の朝市では、なるべく大勢の人たちに新茶の味を、「これぞ、新茶の味」ということを、堪忍してもらうことが大事だと感じています。
2018年05月06日
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お茶摘みの3回目に行ってきました今日は早起きして、東京・多摩市を午前4時発です。真鶴に次いで、早川で2度目の、お茶摘みに行ってきました。今日の相模湾は、スカイ・ブルーをふくんでいました。早川のみかん園からの景色ですが、見るたびに相模湾の色合いが違っています。今日は、海の色が一段ときれいでした。左の端には小田原城も写っています。今日の主題は、お茶摘みのつづきでした。今日は、4月27日の真鶴での茶摘み、5月1日の早川園での最初の茶摘み、それに続いての、茶摘みの第3弾でした。これが、その周囲にお茶の木の植え込みのあるみかん園です。今は、全体が新緑の季節ですから、どこにお茶の木があるのか、この写真からは、わかりにくいのですが。お茶の木は、今、茶葉がいっせいに芽吹いていて、みかん農家は、今、草刈り仕事の手をおいて、茶摘みに精を出しています。本日、当方は、二人がかりで、草刈りを少ししつつも、中心は、お茶摘みに当てました。午前7時から午前9時30分までの2時間半に、3キロの茶葉を積みました。諸般の仕事を切り上げて、正午頃には、今回摘んだ茶葉を、JAかながわ西湘の製茶工場に持ち込みました。そして、かわりに5月1日に出した茶葉が製茶されていたので、受け取ってきました。2.4キロの茶葉を出してあったんですが、製茶されて出来上がってみると、お茶は正味は800グラムでした。さて、新茶の味はいかがでしょうか。明日は、朝市ですが、そこでは、このゴールデンウイークを団地で過ごしている人たちに対して、せめてこの新茶の味でも楽しんでもらおうとおもっています。
2018年05月04日
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新茶が入りました神奈川県・真鶴のみかん園で、4月27日に手摘みした茶葉ですが、翌28日には新茶に加工されたので、受け取りに行ってきました。これが、その新茶です。香りよし、わずかな甘さ、ジーンと舌に残る余韻。やはり、新茶ならでわの味でした。摘んだ茶葉2キロから、製茶400グラムが出来たんです。あちこちに、この新茶の味を味わってもらおうと、プレゼントしてきているんですが。なかには、ガッカリする場合もあります。今日、お茶を出してくれたので、そのお礼にと思って、新茶を提供したんです。その方は、沸騰させたお湯を、少しさますことは知っておられたんです。ところが、せっかちなんですね。お湯をさして、ほとんど直ぐに茶碗に注いでいたんです。茶葉がお湯に溶け出す間もあたえずに。そして、その感想です。「香りはよいようだけど、味はそれほど普段のお茶とかわらないんじゃないの・・・」と。せっかちな現代人は、お茶を美味しく入れる仕方を分かっていないんですね。美味しい状態のお茶が出されれば味わうんですが、残念ながら、せっかちな習慣から、お茶の入れ方を知らないんですね。せっかく入れていただいたお茶でしたが、これじゃぁ、「あ~ぁ」といったところでした。
2018年05月02日
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真鶴でのお茶摘み4月27日(金)は真鶴のみかん園でお茶摘みをしてきました。みかん園の周辺にはお茶の木が植えられています。5月の連休に入るこの日々は、そのお茶摘みのシーズンでもあります。今回は、お茶摘みに、新たな助っ人が来てくれました。おかげで、茶摘みの様子が、はじめて客観視できるようになりました。一心二葉の茶摘みですが、真鶴園では手摘みです。当地は、「足柄茶」の名で、それなりに評価をえています。ここ真鶴の当方のみかん園の茶畑は、いたって狭いものなんですが、これが静岡の茶畑となると、山の見渡す限りの茶畑ですから、じつに広大な茶畑のひろがりなんです。ですから手摘みはごく限られていて、機械で摘んでいると思います。しかし、茶摘みの手法は共通です。一心二葉の茎先をチョットひねるようにすると、硬い茎と新しい茶葉の茎との境で、「ポキッ」と折れて、摘むことが出来ます。いたって単純な作業なんですが、その繰り返しを我慢しなければ、『摘まにゃ日本の茶にならぬ』です。茶摘み歌は、単純作業に刺激を与える応援歌でもあるんですね。積んだ茶葉は2キロでしたが、JAが期間限定で製茶工場を稼働させています。これがその工場ですが、そこに持ち込みました。これで翌日には、新茶を楽しめるわけです。所でもう一つ、お茶積みの時期というのは、みかんの花の季節でもあります。単純な茶摘み作業の手をひと休みすると、あたりには、みかんの花の香りがただよっています。みかんの花には、働きもののミツバチが、花から花へと花粉を集めに飛び回っています。こうした様子が見られる環境を守りたいものですね。
2018年04月28日
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認識不足により、茶摘みを失敗しました5月15日朝、東京は明るい曇り空だったので、早川園へ茶摘みに出かけたのですが、天気予報では、午後3時ころから雨が降るとのことでしたが。早めに初めて、降りだす前に終わるつもりで出かけたんですが。実際は、午前の早いうちから雨が降り出してしまい、せっかく摘んだ茶葉でしたが、労働のすべて捨てざるをえなくなりました。今日は、午前中の早いうちに茶摘みを済まそうと、構えて出かけたんですが。一昨日のバザーも無事に終えれたし、今日こそは、茶摘みをして、新茶を届けようと構えていたんですが。茶葉が伸びてきていることは、分かっていましたから。東京の午前4時半の出発するとき明るい曇りで、帰ってきたお昼過ぎには、晴れ間ものぞきそうで、問題なしなんですが。65キロ離れた小田原方面は違っていました。午前6時半ころから、なんと小雨が降り出してきちゃったんですね。オイオイ、天気予報さん、これじゃあ話が違うじゃないか。ぼやいても仕方がないんですが。にわか雨くらいかとおもい、茶摘みを初めて駕籠の半分まですすんだ時でした。ついに、シトシトとした雨になってしまいました。茶摘みの天気ですが、茶摘み歌では「日和りつづきの今日この頃を・・」と、五月晴れの中で行われることとなっています。それは分かるんですが、シトシト雨については歌詞がありません。今回の小雨が降り出してしまったことで、心配になって手を止めて、知人に問い合わせしてみたんです。「多少の雨くらいなら、製茶工場は受け付けてくれるかどうか」と、午前7時には、すでに茶摘みは籠の半分まで進んでいたんです。それ以上早くは、いくら何でも電話できませんから。すると、『だめだよぅ、濡れていちゃあ。持って行ったって突き返されちゃうよ』『朝露だったとしても、濡れてちゃだめだよ』『乾かそうったって、その間に醗酵してきちゃうから、使い物にならないな』と。心配が当たりました。私のこれまでの茶摘みは、5月のゴールデンウィーク、五月晴れの日にしていたんですが。それが、これまで、とくには考えることもなく、当然にしてきてたんです。ところが、今年の早川園は、それよりも生育が少し遅かったんですね。地理的なのか、春先の低温のせいかは、わからないのですが。それで、天気のめぐりあわせが狂ってしまったんですね。より基本的には、雨天の場合はダメだという強い認識がなかったんですね。これまでは、五月晴れの中に収めるようにしてましたから、問題はなかったんです。結局、今回は、手痛い失敗を体験させられる所となりました。やはり、茶摘み歌のとおり「日和続き」が大切だったわけです。午前7時には、かなりの茶摘みをしてしまっていたんですが、そこで手を止めて、農家のプロに問い合わせしたのが正解でした。もしそのままで突っ走っていたら、摘み採った全部の茶葉がパーになるところでした。何とも、新米農夫というのは、石につまづくことで、頭をぶつけることで、一般の農家にとって、「当たり前」とされる知識を、一つ知る所となるんですね。「今日の天気では、茶摘みは出来ない」ことを、それを突き付けられた時の、がっかりした時の景色です。水墨画のように小田原城が雨雲にかすんでいました。山の方では、鴬のやつが「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ」と鳴いていたんですが、この時ばかりは、ばかにされているような声として聞こえました。結局、茶摘み作業を切り替えて、小雨の中でも出来る3つに移動です。1、草刈り、2、赤ジソの植え替え、3、ウドとノブキ採りに切り替えました。この時期の雑草の繁茂する様子ですが、これは、お隣のみかん園です。みかんの木より雑草の方が高くなっています。お隣の園主の方が、駐車スペースのまわりを草刈りしていたんで、つい先日、あいさつしたばかりなんですが、この始末です。みかんの手入れとは、とどのつまりは、草刈りです。この時期は、一雨ごとに繁茂してくるわけで、何回も草刈りが必要になるんです。とくに、早川は自然が豊かですから、その分、雑草の繁茂する力もすごいんですね。当方は、先日、知人をみかん園にむかえることもあって、足元が埋もれないようにと、すこしだけかっこをつけておいたんですが、それでも、手をぬいて放置すれば、すぐにこうした状態になってしまいます。今回も、茶摘みが中止になってできた時間ですが、その草刈りです。少々やけっぱちな草刈り音でしたが、エンジン音をふかせて、ストレス解消です。これでも草刈り作業したんですよ、分かるでしょうか。しかし、今回のこの雨が降ったことで、直ぐにまた息を吹き返すでしょうが。正面から左側のみかんの木ですが、草刈りしたことで、その存在が引き立つようになりました。みかんの花が、木の枝いっぱいに咲いているのが分かるでしょうか。下草を刈った後で、近づいて花の様子を見てみました。すごいでしょう、花、花、花です。このみかんの木から、花の清楚な香りが辺りいっぱいにひろがっていました。この香りですが、茶摘み失敗の気落ちをも、癒やしてくれる力をもっているんですよ。「ウジウジしてるんじゃない」と、くさくさを消してくれる香りがただよっていました。残念ながらブログでは、この匂いをお届けすることは出来ないのですが。こればかりは、現代技術をもってしても、現地に足を運ぶしかないのですが。今、みかん園は、みかんの花の時期、真っ盛りの時になっています。さて、お茶摘み作業ですが、あらためて仕切り直しです。なるべく早めに、都合のつく日に、今度こそ、晴れ間の時間をみて、再挑戦です。
2017年05月15日
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真鶴産の新茶販売が終了できました5月5日に茶摘みした真鶴のお茶でしたが、7日に、お茶が出来上がったんですが、最高の出来でした。手前みそかもしれませんが、その味も新茶の香り、味、色とも最高でした。これまで新茶は、自家消費することですべてを使ってきたんですが、今回、初めて販売してみることにしました。茶摘みすることで、3キロの茶葉が採れたんですが、それを製茶したら750グラムの新茶が出来ました。何事も初めての行為には苦労が伴います。ましてや「命がけの飛躍」行為の、販売をしようということですから。まず、親戚縁者にプレゼントしてから、その他に7袋が出来たんです。これがそれで、50グラム入りで、400円の値付けをしました。当然ながら送料なんか加えれませんから、完全に生活圏の手渡しできる人たちへの限定販売でした。みなさん、このご時世ですから、がま口のひもは固いものですから、ましてや得体のしれない初めての新茶の販売だったんですが。なんとか無事に、5月11日には7袋のすべてを完売することが出来ました。何故、販売にこだわったかというと、新茶は真鶴産だけではないからです。これから、これまた初めてですが、早川の市民みかん園でも、茶摘みをするからです。真鶴のすぐ近くの早川ですが、お茶の生育が、一週間くらいずれて、遅れるんですね。しかし、今度はプレゼントは終えてますから、出来た新茶は、すべて販売用です。あくまで目算ですが、50グラム入りの袋が、25袋くらいは出来るのでは・・・、と想定しているんですが。はたして、この販売は、命がけの飛躍は成功するでしょうか。早川園の茶摘みですが、これは、天候にもよるんですが、5月14から16日の間を予定しています。
2017年05月12日
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みかん園の新茶を初めて販売してみますみかん園で5月5日に茶摘みした茶葉ですが、5月7日には製茶工場の力で新茶になりました。従来は、知人縁者へのプレゼントで、すべてなくなっていたんですが、早川園のお茶も加わると、自家消費だけでは多すぎます。それで、今回から限定販売することにしました。新茶は、何と言っても香りと味が、その鮮度が命ですから、いつまでも抱え込んでいては、その魅力が失われて、名前だけになってしまいます。冷却保存することも、出来なくはないんですが、やはり、はやく味わった方が、持ち味が引き立つんですね。大体、生産量はたかが知れていますから、販売にまわせる新茶の数は、たいへん限られていはるんですが、真鶴と早川をあわせても、40袋くらいかと思っているんですが。従来の販売網にそうようにして、あくまで限定品ですから、面対面で販売するようにしていきます。さて、どういうことになりますか。
2017年05月09日
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新茶が入りました5月5日に真鶴園で茶摘みをしましたが、ついに、その新茶が入りました。新茶は、作り立てのお茶の香りがしてきます。一口飲むと舌にしびれるような余韻が残ります。また、その緑色がとてもきれいなんです。5月7日、神奈川県真鶴町岩の製茶工場に、出来上がった新茶を受け取りに行ってきました。これが電車から見える製茶工場です。製茶工場は、JAの共同事業なんですが、今年は、5月3日から本日・7日まで、一番茶が摘まれる期間の限定で稼働しました。当方は、5月5日に茶摘みして、製茶への加工を依頼しておいたんですが。出来上がった新茶を受け取りに行ってきました。これが、加工して出来上がった当方の新茶です。3キロの茶葉は、750グラムの新茶に変わりました。これを小分けして、親類知人へプレゼントするようにしています。それと、今季からは、少しの量ですが、新たに販売も予定しています。さて、次はその製茶工場の入り口です。 右側に販売機がありますが、そのすぐ左にはかりが見えるかとおもいます。二日前にここに茶葉を持ち込んで重量をはかり、受け付けしてもらいました。そして、今日は、ここで、出来上がった新茶を受けとりることとなりました。お茶の木があるのは、真鶴のみかん園なんですが、次は、そのみかん園の入り口です。この一辺にお茶の木が、ひと畝ですが、あるんですね。みかん園への入り口ですが、住宅と住宅との間を通る、たいへん狭い入り口です。しかし、これが私の桃源郷への入り口なんですね。その入り口は、南高の梅の木が立ちはだかって、関所のようになっています。ここをくぐると、その裏側にみかん畑があり、お茶の木の畝があるわけです。奥の方にはミツバチの巣箱も見えるかと思いますが、今はあるじのいない空家です。お茶の木は、この他に、早川の市民みかん園にもあって、去年から、そこでも茶摘みが出来るようになりました。ただ、真鶴と早川とでは、距離にして15キロ、車で20分位のへだたりなんですが、比較的に近いんですが、しかし、お茶の生育にちがいがあるんです。早川の方が、真鶴よりも一週間から10日くらい、遅れるんです。早川の方がゆったり広々として、日当たりもよく豊かなんですが。この生育時のズレというのは大事なんですね。もしも同時に生育し、茶摘みをしなければならなくなると、茶摘作業は大変になるんです。広い範囲を一度に片付けるのは、くたびれちゃうんです。だいたい茶摘みというのは、いたって単調な作業ですから、茶摘み歌なんて、単調な作業にたいし、飽きさせないための励まし歌なんですね。しかし、一人で歌ったとしても、ちっとも励ましにも、慰めにもなりませんから。茶摘みを長時間にわたってやると、あきるし、効率が落ちちゃうんですね。それぞれへ、一点の集中力を発揮して、乗り切るしかすべなしです。出来上がれば貴重な新茶ですが、草刈りなどあれこれ仕事のある中で、単調な作業をこなすにはそれなりの集中力が必要なんですね。新茶を喜んでくれる人をイメージすることなんですね。ということで、これから早川園の茶摘みのタイミングをさぐります。
2017年05月07日
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真鶴園でのお茶摘み5月5日、真鶴のみかん園で茶摘みをしてきました。ゴールデンウィークの今日は、行楽の車で混雑するので早起きです。真鶴へ向かう途中の、午前4時56分の平塚から見た富士山です。真鶴園に午前6時について、直ちにお茶摘みを開始しました。みかん園の土手の一辺にお茶の木が植えられています。だから、たいした量ではないのですが。この地域では、一般にみかん園の周囲に、お茶の木が植えられています。低木だし、境界のしるしになるし、土手の崩落防止用でもあります。「足柄茶」として、その名が知られています。このお茶の木は、2000年に亡くなった父が植えたものです。私などは、ちっとも知らなかったんですが、あとから分かってきました。この地域のみかん園が一般にお茶の木を植えられていた状況と、父の郷里が、静岡県の函南だったこともあって、職場の休みの時に、いろいろ手を加えてきていたんですね。私などちっとも知らない間に、この畑をみかん園にして、周囲にお茶の木が植えてきていたんですね。今回の茶摘みですが、車が混みだす前に終わらせようとしたんですが、午前6時から開始して、午前9時半までかかりました。これが、その結果です。摘んだ茶葉は、正味3キロでした。ちなみに、2015年5月2日は、1.8キロ。2016年5月3日は、2.1キロの収穫でしたから、今回の茶摘みは、私などとしては、最高の収穫でした。摘んだ茶葉の製茶ですが、それは、当地の農協が、期間限定ですが、製茶工場を稼働してくれています。歴史的、社会的な活動になっているんですね。さっそく、摘んだ茶葉を製茶工場へ持ち込んで、加工を依頼してきました。当方は、父が死去した2000年までは、みかん栽培についても、お茶についても、およそ農耕についてはまったく無縁だったんですね。その時期に、いろいろ模索があったんですね。お茶については、みかんが何とかなりだした頃、その存在に気がついたんですが。その時に、たまたま職場で「お茶摘み交流会」のチラシを目にました。これが縁で、対処の仕方が、徐々にみえてきたんですね。その交流会に参加させてもらって、本場・静岡のお茶づくり農家での、お茶摘みを経験させてもらったんですね。そこから、お茶づくりについて、新らしい世界が開けたんですね。次は、その時の体験です。https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204290000/https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204300000/縁というのは不思議ですね。みかん畑がつくられていたことも、その土手にお茶の木が植えられていたのも、東京生活をしていた私などは、まったく知りませんでした。ましてや、実際に農作業に係わるなんてことは、2001年まではまったく問題外だったんですが。それまで私は、まったくの独立に生きてきたように思っていたんです。が、実際はそうではなかった。その存在は、生い立ちのもつ社会的な歴史的制約(基礎)があって、その上に、自身の「自由」な活動が展開されていたんですね。父の存在というものが、当人が亡くなってから、そのあとに残った農作業から、迂回するように近く感ずるようになるなんて、遅すぎますね。まってくもって愚かなことですね。仕方なしですが。
2017年05月05日
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お茶摘み、6年前の体験です新緑の季節となりましたが、それはお茶摘みの季節です。みかん園の土手には、崩落を防ぐため、お茶の木が植えられているのですが。今年も、八十八夜(5月2日)が近づいてきました。今年は、春先の冷え込みもあって、少しですが生育が遅い。これは今年の4月20日の時ですが、お茶摘みまで、あと少しのところまで来ています。お茶摘みといえば、6年前の体験が思い浮かぶんですね。神奈川県の西部でも、2011年3月11日の原発被害が発生していたんです。これは、6年前の、2012年4月25日のブログです。JAの指導で、お茶の木の「中切り」が行われたんです。https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204250000/この神奈川県西部の地域は、「足柄茶」の産地となっています。静岡ほどの大規模な栽培ではないにしても、なかには、かなり本格的にお茶づくりをしている人たちもいます。当方は、少しだけ、自家消費を楽しむくらいなんですが。そのお茶づくりをしている全農家に対して、お茶摘みの時を目前にしてですよ、初めてのことですが、JAから全農家への講習会への招集があったんです。それが、良いお茶をつくる講習会ではなくて、すべて切り捨てるための講習会だったんです。いっせいに、枝の元の方から全部切り捨てるように、との指導だったんです。https://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204120000/放射性セシウムをふくんだ風が、海の方から吹きつけたのだそうで、この年のお茶っ葉については、全部捨てろとのことでした。福島原発からどのくらい離れてますかね、それでも事故はこの始末です。当然、東電に損害賠償の責任がありますが、そけは形式的なもの。それにはめんどくさい手続きをとらなければなりません。しかし農家には、この時期には、そんなことに手を割く暇はないんですね。今日も、佐賀県知事が、玄海原発の再稼働に同意などとの報道があります。「過ちをくりかえすな」とは、どこかで聞いたことがありますが、今、政治をして、その責任を果たさせるには、もっと大きな国民の力が必要です。原発共同体の利権のもたれ合いに、国民の生活をゆだねるわけにはいかない!それが、6年前のささやかですが、大きなお茶の体験です。
2017年04月25日
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ヤブカラシを取り除いてきました8月4日、農夫は早起きして遠出してきました。東京・八王子を、午前3時45分に出かけました。午前5時5分、小田原厚木道路の平塚サービスエリアから見た富士山です。早起きするのは、炎天下の作業がきついので、日差しが強くなってくる前に作業を終わらせるためです。これは7月23日に草刈りした後の、お茶の木の様子です。すっかりヤブカラシが覆いかぶさってますが、これはお茶の木なんですよ。地面の草刈りの方は、とりあえず、順次ひと回りしてきたんですが。まだ、このヤブカラシを取り除く作業の方は残っていたんですね。日差しをさえぎるものがありませんから、早朝の涼しいうちが、作業時間になるわけです。今回は、この巻き付いた蔓を取り除くことが主題でしたが、その作業を終了した後の様子です。巻き付いた草を取り除いたら、下からお茶の木が出てきました。この草取り作業は、午前5時40分から6時40分まで、1時間かかりました。ヤブカラシに巻き付かれると、その下になっているお茶の木の方は、生育が良くありません。この5月にこの箇所の茶摘みを初めてしたんですが、若葉の発芽が少なくて、茶摘みできた茶葉の量が1キロくらいと、少なかったんですね。巻き付いたヤブカラシを育てていたようなものでした。それで、今回は、あえて巻き付いてつる草を取りのぞくようにしているわけです。午前6時30分をまわると、もう日差しが強くなりだしてきました。鎌をつかって、巻き付いた草を引っ張って取り除くわけですが。たった1時間で、もう汗びっしょりになりました。今回で、巻き付いていたヤブカラシなどは取り除きましたが、見てのとおり、足元の地面の草の方は、この間に雨も降ったこともあって、前回草刈りしたばかりなんですが、すでに所々で雑草の繁茂が始まりだしていました。とにかく、お茶の木に巻き付いていたつる草の方は、今回で除去を完了しました。
2016年08月04日
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お茶摘みに行ってきました今日は5月1日、メーデーでもありますが、八十八夜でもありました。当方は、お茶摘みにみかん園に行ってきました。車が壊れてしまったので、すべては電車と徒歩で行ってきました。まぁ、それも正解です。連休中の真鶴道路は、伊豆方面への行楽の車で、いつも以上に、上りも下りも大渋滞していましたから。これは、真鶴のみかん園にあるお茶の木です。 夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・♪よくお茶の若葉が生えそろっているでしょう。まとまった量を栽培している農家は、機械や、袋付きのハサミを使ってますが、当方のように、わずかな生産者は手づみで十分です。一心二葉の新芽を、ポキポキと手で摘んでいます。当方は2009年に、本場静岡に茶摘みの体験に行ってきました。大体、それまでは、お茶の栽培なんて、まったく知らなかったんですが。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200904260000/今回は、はじめて早川のみかん園でも茶摘みをしました。真鶴へ来る途中でしたが、早川駅で下車して、石垣山のみかん園にのぼって、お茶摘みをしてきました。これが早川園のお茶の木です。本来なら、こちらの方が広々としていて、たくさんとれるはずなんですが、今回は、今年の1月に整姿剪定をしたばかりだったんですね。人の背丈を越えるようなお茶の木を、摘める背丈に切り縮めたんですね。したがって、新芽の育ちが弱かったんですが、少しであっても、まぁ、摘めるだけさいわいの部類でした。一般的に、この辺のみかん畑では、土手や境界にお茶の木が、よく植えられています。みかん園のある石垣山へ登っていく途中でも、あちこちで農家の方が、茶摘みをしていました。こちらの茶畑は、よく手入れがされてます。ご夫婦で、袋付きの刈り込みばさみをつかって摘みとっていました。「歩いて登って茶摘みをするんじゃ、たいへんだね」と声をかけていただきました。さて、摘みとった茶葉ですが、早川の分と真鶴の分がありましたが、当方は、まとめて真鶴町岩にあるJAの製茶工場にとどけて、製茶を依頼してきました。これがその工場です。東海道線の長坂トンネルの入り口にあります。赤い屋根の建屋が製茶工場です。今年は、4月29日から5月4日まで、期間限定で、茶摘みのシーズンだけ稼働しています。このあたりの農家の多くは、みかんをつくってますが、みかん園のすみの方でお茶も栽培しています。そうした農家のために、JAが共同事業として製茶工場を運営しているわけです。当方は、今回は車がなかったので、ここでもテクテクと歩いて出しに行ってきました。これが受付で、茶葉の重さをはかってくれます。当方の籠の重量は3.5キロ、籠自体の重さが1.4キロ、したがって正味は2.1キロでした。少量でも、受付してくれるんですね。他の少量者の茶葉と合わせるようにして、一工程にして機械にかけてくれます。さぁ、これで、茶摘みは完了です。明後日には煎茶が出来上がっているとのことです。今、工場全体からは、お茶のよい香りがプ~ンと漂ってきます。受付の場のすぐ隣が、出来上がったお茶が出てくる場になっていて、製茶工場の最後の検査工程になってます。出来上がったばかりの新茶が、つぎつぎに出てきていました。明後日は、出来上がった新茶を、ここにとりに来ることになります。
2016年05月01日
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お茶の新芽の伸びが弱いことしも新茶の季節が近づきました。この4月は、八十八夜の5月初めの茶摘みに向けて、新芽が伸び始める時です。つぎのお茶の木は、真鶴のみかん園のものですが。4月13日時点の様子です。きれいな新芽がいっせいに伸び始めています。特別に何か手入れをしているわけではないのですが、自然はたいしたものです。今年も、まずまずといった新芽の生育ぐあいです。他方、これは早川園のお茶の木ですが。早川のみかん園にもお茶の木があって、今年はそれに期待をふくらませていたんですが。どうも早川園の新芽の伸びが弱い。これは4月6日時点ですが。あと半月ですが、これから出遅れを取り戻してくれるか、心配です。当方は、去年の11月から、早川の市民果樹園をかしてもらっています。みかん園の手入れで、真っ先に手掛けたのは、お茶の木の整枝剪定でした。一見して人の手が入ってなくて、荒れたままでしたから。これが11月7日時点での、その様子でした。お茶の木につる草が巻き付いていて、ボサボサの状態でした。このままではどうしようもありません。それで、みかん園を借りて、いの一番にした仕事が、みかんでなく、お茶の木の整枝でした。まずは、この巻き付いたつる草を取り除くことでした。刈り込みばさみで伸びた枝を切っていたら、なんと、ボサボサの中から、オオスズメバチの巣が出てきました。11月以前に着手したら、大事になっていたはずです。「くわばら、くわばら」お茶の木の剪定には、以前に経験がありました。2011年3月の原発事故の後、翌年のことでしたが、真鶴園のお茶の木でですが、「放射能の影響」で荒剪定を強いられました。翌年の2012年4月のことでした。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204190000/その経験からして、かなり大きく剪定しても復活してくれることは分かってたんですが。ただし、この場合、その1-2年は、茶摘みが出来るかどうかは、分からないのですが。このため、今回の早川園のお茶の剪定ですが、かなり抑えたつもりでしたが。それでも、あの時の荒剪定と似たような状況になってしまったんですね。何たって、背丈を三分の二くらいに切り縮めたんですから。あたまは枝がむき出し状態で、虎刈り状況でした。そこは、今年の茶摘みは無理です。本来なら、早川園の自然条件は、はるかに恵まれてますから、「今年は美味しいお茶がのめるぞ」、と期待もふくらましてたんですが。しかし、かなり乱暴な手を加えたものですから、「だめかもしれない」と。予想は、五分五分だったんですね。さて、4月6日の時点ですが、やっぱり、お茶の新芽の伸びが弱い。真鶴園に比べて、かなり芽の伸びが弱いんですね。これから、まだ半月間ありますが。はたしてこの遅れを取り戻してくれるでしょうか。JAの製茶工場の稼働日は、地域の生育の平均状態にあわせての期間限定の稼働ですから、その稼働期間を過ぎると、せっかくの茶葉も製茶が出来なくなります。以前に手もみに挑戦したんですが、素人には無理ですね。苦いウーロン茶風になっちゃって、とても飲めたものではありませんでした。早川の大自然の中にあるお茶の木です。遅れている茶葉の生育状況ですが、なんとかその自然の力で、遅れを取り戻してほしいものです。
2016年04月14日
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今年の、新茶が入りました5月4日に出来上がった新茶を受け取りに行ってきました。さっそく、その味を試してみました。お茶の良しあしは、よくわからないのですが。独特の香りがして、甘さが少しですが感じられます。舌にしびれるような余韻がのこります。「八十八夜」の5月2日に茶摘みして、JAの製茶工場に出してあったんですが。1.8キロの茶葉を製茶してもらって、このくらいが出来ました。次は、製茶工場に出しに行った時のもの、はかりで計量しているのは、当方の前の人が出したのものです。なんと、7コンテナも摘みとって出していました。当方は、1.8キロでしたから、コンテナ1つの底の方にわずかばかりでした。最小量の依頼者ですが、量の多少よりも、問題は新茶を味わえるかどうかです。しかし、農家の人たちの量はちがいます。みかんのコンテナいっぱいにして、7つ、8つと次々に持ち込んできていました。こんなに摘んでくるほど、いったいどこに茶畑があるのか、不思議ですが。製茶工場を持つくらいに、やはり歴史と規模があるんですね。当方の茶摘み体験からさっするには、これはすごい茶摘み作業の結果です。おそらく、家族総出で、まる一日くらいは作業にかかったんじゃないでしょうか。1人が半日がかりで、1コンテナを摘めるかどうかですから。当方の茶摘みを始め出したのは、2009年からで。みかん園の土手にお茶の木があるのに気付いて、静岡で手もみ体験もしたのですが。出来たのはウーロン茶風のが、ちょっぴりでした。農協の事務所でそんなことを話していたら、『JAの製茶工場に出せば製茶をしてくれるよ』と、ありがたい話があって。そうした経過があって、製茶工場に初めて出したのは2010年でした。これは、その時の様子です。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201005110000/茶葉に対して製茶すると、7分の1とか、8分の1になる、というのは、重量ではなく、おおきさ、風袋についてのことでした。それから毎年、この茶摘み作業は、恒例の作業となっています。大量にあると、すべては大変なんですが、わずかな量ですから、適度な手づみ作業の内なので、楽しみの範囲に収まってます。お茶摘みは、日本の季節、風土によくあっていて、新緑のパワーと、新鮮な味を実感させてくれます。ゴールデンウィークの、楽しみなひと時です。
2015年05月05日
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八十八夜に、茶摘みをしてきました真鶴のみかん園の土手には、お茶の木が少し植えられています。「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・」5月2日が「八十八夜」でしたが、歌のとおりで、本日、茶摘みをしてきました。今、山々に新緑の若葉が茂るように、お茶の木には新芽が伸びだしていました。ポキポキと、「一心二葉」の手づみによる茶摘み作業です。みかん園の低い側に、土砂の崩落を防ぐために、お茶の木が植えられています。当地のみかん園には、こうしたお茶の木が良く植えられています。この時期はみかんの花が咲き出す時期ですが、みかんの剪定をおえ、草取りと元肥の施肥を済ませば、みかん農家のみの時期は、甘夏などの晩柑類を収穫をしつつ、茶摘み作業です。当方の茶葉の収穫は、1.8キロと、たいした量ではないのですが。製茶に加工すると、茶葉の重さと量は、かなり減ってしまうんですが、製茶するには、やはり製茶工場が必要です。幸いにして、地元の農協が、この時期の期間限定で製茶工場を稼働してくれます。摘みとった茶葉は、そこへ持っていっていけば、製茶に加工してくれるんですね。今では、すっかりこの時期の定番作業になっています。ついでに、これまでの体験から、二題を紹介しましょう。一つは、製茶工場の様子、その作業工程です。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200905050000/ この2009年に、農協が共同事業として、製茶工場を稼働させていたのを、初めて知りました。もう一つは、お茶の本場、静岡県藤枝市に出かけて、茶摘み作業を教えてもらった時の様子です。 http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200904260000/茶どころの静岡の農家で初めて茶摘みの体験をさせてもらいました。広大な茶畑の規模や茶づくりの体験もさせてもらいました。当方にとって、いずれも、茶摘みやお茶づくりなどは、初めて見聞きすることばかりでした。そして、この翌年の2010年から、自前の茶摘みと、加工依頼をするようになりました。それまではお茶の木は「猫に小判」だったんですが、社会的水準をしりました。その後、今日まで、この時期の作業として、茶摘みが恒例になっています。新茶は、出来立ての新茶は、一口飲むと、舌のしびれが残る様な韻を与えてくれます。旬の味ですね。
2015年05月02日
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新茶が入りました 5月3日に茶摘みをしたことはすでに紹介しましたが、その後です。 わずか2.3キロの摘んだ茶葉でしたが、その後ですぐに製茶工場に出しました。 そして5月5日には、ついに新茶が出来上がってきました。 出来たお茶はほんのわずかなものですが、それでも新茶です。 それを小分けにして、みかん園でお世話になっている数人にプレゼントしました。 それは早いに越したことはないんですね。新茶は、やはり出来立ての味が、なんといっても一番ですから。 当方も、その味を確かめながら楽しんでいます。 新茶ですが、新緑の香りがただよってきて、そこがまず違います。 飲んだ後には、舌にジーンとしびれるような余韻が残ります。 やはり、この時期ならではの味で、お茶の中でも絶品です。 早く届けたのは正解でした。残念ながら、わずかに人に、ほんの少量ずつなんですが。 新茶の入手ですが、誰しもいろいろな方法でしているとおもいます。当方としては、出来うれば生産者と知り合いになって、そこから入手するのが、これが何と言っても一番新茶につながる確かな方法だと思うのですが。生産者は、美味しい新茶を提供しようとの心意気をもっていますから。 当方が新茶を知ったのは、静岡県の「茶摘み交流会」に参加したことによります。これも前に紹介しましたが。 お茶摘みやお茶づくりを、そこで初めて体験できたんですが、 参考までに、そこを紹介しておきます。 「人と農・自然をつなぐ会(無農薬茶の会)」杵塚敏明さん 〒426-0134 静岡県藤枝市滝沢1416-3 電話045-639-0033 http://www.munouyakucha.com/ ここでも新茶の注文を受付していますから、お試しください。
2014年05月13日
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本日、茶摘みを完了しました5月3日は、茶摘みを午前中に終わらせました。みかん園の隅、土手沿いに一列のお茶の木があります。今日は早起きして、その茶摘みをしました。午前11時に茶摘みを終了して、摘んだ茶葉を、さっそく農協の製茶工場に持ち込みました。これが製茶工場です。摘まれた茶葉がみかんのコンテナに入れられて、かなり大量に搬入してきた外がいました。この工場の入り口で、持ち込まれた茶葉の重量を計測して、受付してくれます。この人は、6コンテナもの茶摘みをして持ってきました。当方が持ち込んだ茶葉は、2.3キロでした。このコンテナにすると、1個分で、しかも7分目くらいの量でした。今は、管理が厳しいので、製茶工場の中には入れません。以前に、その工程を見させてくれた時の様子を紹介しておきます。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200905050000/ 次は、製茶の工程の最後、お茶を仕上げて、出てくるとろです。お茶の香りが漂っています。製茶すると、茶葉の重量の八分の一くらいになって、お茶が出来ます。したがって、350グラムくらいのお茶ができることになります。翌日には出来るとのことですが、当方は、5月5日の朝に受け取りに来る旨、申告しておきました。受付のすぐ表側は、一連の工程の最後の出口になっています。お茶の製造工程が済んで、出来上がったお茶が出てきてました。それにしてもすごい量ですね。これだけのお茶を作るには、どれだけの大量の茶摘みをしなければならないか。気が遠くなるような茶摘みです。この出来上がったお茶は、受け取り人がやって来る人を待っていました。とにかくこれで、当方の茶摘み仕事は、無事に終了することが出来ました。
2014年05月03日
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明日は茶摘みに行ってきますゴールデンウィークが始まっています。今日、5月2日は、暦の上では八十八夜に当たります。 夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・♪明日、5月3日(土)は、茶摘みに行ってきます。早起きして、朝のうちに茶摘みを終えたいと思っています。これは、4月26日のお茶の木の様子です。若葉が生えそろいだして、茶摘みの近いことを示しています。当方は、みかん園の片隅に一列あるだけですが、本場、静岡県の茶畑の様子を紹介します。2012年4月29日のブログです。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204290000/山麓に広々と広がる茶畑は、静岡のお茶の歴史を示しています。ここで教わった、二葉一心の手摘みの茶摘みを、明日は、早起きして、頑張ってきます。
2014年05月02日
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お茶の木と野ブキの新緑です いよいよ、お茶摘みの時が近づきました。 4月26日、お茶の木の新緑の若葉がきれいに生え出しています。 もう茶摘みをしても大丈夫な葉もあるんですが。みかん園の土手には、一列だけですが、お茶の木が植えられています。 その若葉が、今一段と鮮明にそろいつつあります。 「八十八夜」というのは5月2日だそうですが、 唱歌「茶摘み」の゛夏も近づく八十八夜…゛と、実際とがぴったりあっています。 おそらく今頃は、静岡などの茶どころでは、山のすそ野に広がる茶畑で、茶摘み作業が行われていると思います。 当方としては、5月3日を茶摘みにあてる予定です。 今、日々刻々と、若葉が生育しつつあるんですね。早すぎてもダメなんてすね。 この神奈川県西部では、「足柄茶」の名でお茶が生産されています。 近くの農協でも、製茶工場が日時限定で稼働してくれます。 ほんの少量ですが、手摘みで茶摘みをして、そこに持ち込みます。 いよいよ新茶をたのしめる時を迎えたということです。 もう一つ、この季節ならではの山菜に、野ブキがあります。 お茶の木のある土手には、自然に野ブキが生え出してきます。 (最初は、だれかが植えたんでしょうけど) これも、この時期ならでわの自然の恵みです。 4月26日には、この茎から10本だけ採ってきました。 野ブキの茎というは、5ミリ弱の太さで、かなり細いものです。 それを、ただゆでて、薄い皮をむくだけ。いとも簡単な料理ですが、これがじつに美味しいんです。 この少量というのが、味わうには最高なんですね。 やわらかくて、ほろ苦い味と香りがして、貴重です。 この季節は、雑草が繁茂して難行苦行の草刈り作業もありますが、他方では、この季節ならでわの、こうした自然の恵みもあるというわけです。
2014年04月28日
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お茶摘みの時が近づきました 夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る…♪今年も茶摘みの時が近づいてきました。4月16日の新葉の状況です。神奈川県西部の真鶴です。みかん園の土手には、お茶の木が植えられています。みかん園は傾斜地にありますから、土手の崩落止めもあって植えられています。今、お茶の木には、新葉が伸びつつあります。当方が、みかん園の手入れを始めたのは2001年の2月からでしたが、もちろんその時もお茶の木はあったんですが、みかんの手入れに集中していて、お茶の木は眼中にまったくありませんでした。近くの方から指摘されて、眠れる宝の存在に気がつきました。当初は、その扱い方がまったくわからなかったのですが、2009年に新展開がありました。一つは、静岡でお茶摘み交流会が開催されるのを知って、渡りに船で参加したことでした。また、その頃近くの農協に製茶工場があって、期間限定で稼働することを知りました。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200904260000/2009年5月3日に、みかん園で初めてのお茶摘みをしました。1.6キロの茶葉を摘んで、200グラムの煎茶を得ることができました。以来、茶摘みは、毎年この季節に欠かせない作業となってきました。お茶の新芽が、不揃いですが、すくすく伸びつつあります。30メートルくらいの土手に一列だけですから、たいした量ではありません。手摘みをするわけで、不揃いであってもまったく問題なしです。お茶の収穫というのも、その年によって茶葉の収穫量が違ってきます。その年年の自然条件が、葉の生育に影響してくるからです。当方の場合、平均的には、2キロの茶葉の収穫があります。それを製茶工場で加工してもらって、300グラムくらいの煎茶を得ることができます。もちろん、できるお茶は自家消費にも足りないのですが、肝心なのは、新茶の本物ができるということです。季節の自然の恵みを楽しめるということです。今年の製茶工場は、4月29日から5月6日に稼働するとのことです。いよいよ、茶葉の生育状況と当方の都合を、突き合わせするところにきました。
2014年04月19日
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お茶の木に、新芽が出始めました゛夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る…゛。八十八夜は、5月2日だそうです。4月9日、みかん園の土手にあるお茶の木には、新芽が出始めました。みかん園は傾斜地ですから、その土手にはお茶の木を植えて、崩落を守っています。そのお茶の木が芽吹きを始めました。まだ発芽は目立ちませんが、間違いなしです。お茶の産地・静岡も、神奈川県西部の真鶴でも、お茶摘みは八十八夜で共通です。当地、小田原方面では、「足柄茶」として生産している農家もあります。当方は自家需要の一部、季節の便りとして茶摘みをしています。摘んだ茶葉に対して、製茶すると重量は八分の一になります。この方面では、農協が製茶工場を持っていて、その時期になると、稼働期は限定ですが製茶をしてくれるんです。茶摘みは季節の便り、家庭菜園でも楽しみにしています。参考までに、2010年の様子です。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201005080000/
2014年04月10日
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新茶の味を、さっそく試してみました本日、5月2日は八十八夜ですが、新茶が出来あがりました。神奈川県西部・真鶴のみかん園には、その土手にお茶の木が植えられています。お茶の木の量は、一列だけですから、ほんの少しなんですが。それでも、季節を確認するうえでは、貴重なものです。前に紹介しましたが、4月27日には、茶摘みして2キロの茶葉が採れました。早速、JAの真鶴製茶工場に出してあったのですが。昨日、5月1日、出上がったお茶を取りに行ってきました。午前9時すぎに製茶工場に着きましたが、一番乗りでした。受付の机の上に、出来たお茶が、袋に入れて用意してくれてありました。持ち込んだ茶葉は、計量して2キロでしたが、お茶に加工されると400グラムでした。加工料金は、茶葉1キロが300円ですから、600円の料金でした。神奈川県西部というのは、みかんとともに「足柄茶」の産地でもあります。もちろんお茶を本格的に栽培している農家もありますが、当方のようにみかん園の周辺で、お茶を栽培しているケースがよくあります。というのは、お茶の木は低木ですから、みかんの日照の妨げになりません。そして、みかんは12月が収穫期で忙しいですが、その反対が梅の時期でこの時期というのは、忙しい時期は過ぎていて、少し時間に余裕のあるときですから。みかんとお茶、それと梅をセットで栽培すれば、年に3つが楽しめる様になるわけです。もっとも、当方にとり主となるのは、もちろんみかん栽培ですが。神奈川県西部の農家は、「JAかながわ西湘」の統計によると、2市町で、農家は6245戸、耕地面積は270,404アールですが、お茶が7,878アールで、果樹は127,687アールです。(小田原は小田原藩の歴史があり、水稲44,542アールがあります。ちなみに、当方などは零細の為、この数値にはまったく含まれていません。)このお茶栽培も、この数年は波乱がありました。3年前は自然災害ですが、4月というのに遅霜がおりて、茶摘みを目前にして茶葉の黒く枯れて収穫が大きなダメージをうけました。また、一昨年はご承知の通り、原発事故のために、遠く離れた当地でも放射能の影響がでました。そのため、去年は、消費者の放射能からの安全をはかるために、4月にこの地のお茶栽培者はすべての木を「中切り」しました。私は「中切り」なんていう言葉は、この時初めて知ったのですが、枝葉をすべて元の方から切り落とすということでした。もちろん収穫はゼロでした。今年は、検査して平常が確認されましたが、まだ制約があります。この深切による除染対策をした茶葉だけしか、JA茶工場は受付しないということでした。事前に中切りをしたことを調査票にして提出してあることが、製茶工場が受付ける前提条件になっていました。当方は、たまたまJA事務所にニュースをもらいに寄った時に、「今年のお茶工場は、いつから動くの?」と、偶然に聞いたその一言が決定的でした。今年のそうした方針をキャッチすることができたわけです。やれやれ、と言ったところ。偶然の幸いだったわけです。こうした数年の経過ですから、本来ならごく当たり前の新茶の出来あがりのはずですが、ようやく今年は、この新茶を味わえる状態になったわけで、久しぶりということです。そして、ついにその新茶が入りました。きれいで、香り良く、美味しい、新茶が入りました。新茶というのは、やはり違います。第一に香りが違います。若葉のフレッシュな香りがします。そして、味は、少しあまさがあり、舌の先がジーンとしびれます。その味としびれは、しばらくは余韻が口の中に残っています。店先で袋に「新茶」と表示されているものでも、中には、中身がこうした実感を明確に感じられないものが多々あります。やはり、本物の新茶を入手するには、産地のお茶農家の人たちとつながっていることが大切です。私はそれを、ぜひお勧めします。新茶というのは、旬の生ものなんですね。前に紹介しましたが、去年は静岡県藤枝市での「茶摘み交流会」に参加しました。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204290000/そこで本場のお茶の生産農家の方たちと交流できて、知合いが出来ました。農家の方たちからは、お茶づくりの苦労はもちろんですが、茶摘みの仕方から、手揉みのお茶づくりの仕方や、美味しいお茶の入れ方などなど、いろいろ教えていただきました。さすがに『日本のお茶どころ』です。お茶づくりにこめられているポリシーが、ビンビンと伝わってきました。たとえば、自然の力を生かしたお茶の栽培をしていること、お茶の入れ方も沸騰したお湯をつかうのではなく、すこしさました80度くらいのお湯を使ってお茶を立てること、最後の一滴までしぼるのが大事だ、そうすれば香りも伝わってくる、などなど、いろいろな秘訣を教えていただきました。きっとその静岡の生産者の人たちは、今ごろは「茶摘みだ、茶摘みだ」と、大忙しになっていると思います。
2013年05月02日
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よぅ、待ってました! ついに茶摘みの時がやって来ました新緑の季節になり、本日は茶摘み日和となりました。午前6時15分、平塚PAからみえた富士山です。 それにしても、自然の力は大したものです。去年の四月に、お茶の木は「中切り」というかなりの荒療治をしましたが、こんな荒療治は初めてで、枯れちゃうのでないかと心配しましたが。ふたたび「八十八夜」が近づいてきた今日この頃です。それからまる一年がすぎましたが、お茶の木はみごとに復活して、新緑の茶葉を伸ばしました。みかん園の土手には、お茶の木が植えられています。当方がみかん園を引き継ぐようになったのは2001年2月からですが。2000年にみかん園をつくり管理してきた父が死去したためでしたが。それまでは、当方は郷里をふりかえることなく、東京生活をしていたのですが。まったくの未経験のみかん園の管理を、休日農夫であたることになりました。土を相手にするなどということは、初めてだったのですが、当初は、ただ、ただ、みかん園の草取り仕事に忙殺されるだけでした。そうしたドタバタとみかん栽培をしているうちに、土手にあるお茶の木が認識するようになったのは2009年のことでした。それまでは、木があることは知っていても、猫に小判で、雑木でした。そうした中、偶然の機会があって、お茶摘み体験に参加する機会がありました。2009年4月にの静岡県藤枝に行ってきました。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200904260000/それから、この体験をもとにして、あらたなお茶づくりが始まりました。お茶摘み作業は、何とかものにしたのですが、肝心のお茶づくりの方は、見よう見まねで、手もみのお茶づくりを試みたのですが...、その結果は、苦いウーロン茶風のものができて、とても飲めたものではありませんでした。「お茶をどうするか、お茶をどうするか」と、つぶやいていたんですが。その時、JAの職員の方から『JAに製茶工場があって、頼めば製茶を受け付けてくれる』とのこと。まさに、窮すれば通ずる吉報に出会いました。それからは、茶摘み歌の通り「摘めよ、摘め摘め、摘まねばならぬ...♪」で、八十八夜をめどとして、新茶をつくることが恒例のことになりました。つまり、茶摘み歴は5年目ということです。そして、今回も、4月27日(土)は、早起きしてお茶摘みに出かけました。茶摘みは、午前7時から10時半までかかりましたが、今年の茶葉の収穫は2キロでした。直ちに、JAの真鶴製茶工場にもちこみました。これが「JAかながわ西湘」の真鶴製茶工場で、真鶴町岩にあります。今年の製茶工場は、4月25日から5月5日の期間限定で稼働するとのこと。今年のお茶は、生育が例年よりも少し早いようです。受付係の方が、申込者名簿を確認してくれて、茶葉の目方を計量してくれました。やれやれ、これでひと仕事が終わりました。製茶工場の様子ですが、2010年5月に紹介しました。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200905050000/まもなく新茶が出来あがりますが、茶葉の重量は、製茶すると八分の一くらいになるそうです。2キロの茶葉でしたから、200-300グラムのお茶が出来ます。あとは、新茶が出来るのを、楽しみに待つということです。とにかくこれで、季節の味、新茶の味を楽しむことができます。やれやれ、です。
2013年04月27日
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いよいよ、お茶摘みのゴールデン・ウィークですことしも、お茶摘みの時が近づきましたみかん園の土手には、お茶の木が少しあります。それが今、いっせいに若葉が伸びだしています。「夏も近ずく八十八夜、・・・♪」 今年の八十八夜は、5月2日とのことですが。いよいよ、お茶摘みの時です。当方は、神奈川県西部のみかん園の片隅にあるお茶の木です。本場の静岡県のように広大な茶畑とは違って、ほんのささやかなものですが。それでも、たいがい農家にはチョコチョコとお茶の木があって、湯河原や真鶴のJAは製茶工場をもっています。今年の製茶工場は、4月25日から5月5日の間が稼働日だそうです。お茶は、去年はまったく駄目でした。去年の4月には、放射能からの安全を確保するため、大きく枝葉を切る「中切り」措置取るようにということで、JAの講習会がありました。お茶摘みの瞬間をほんの目前にして、泣く泣く伸びた茶葉をすべて切り捨てたわけです。肝心の製茶工場は稼働しないというのですから、仕方ありませんでした。「今年こそは茶摘みをするぞ!」と、楽しみに心待ちしているのですが。ことしは、放射能の測定検査を実施して安全を確かめたとのこと。それと、生産者が中切り措置を実施したかどうか、アンケートで報告が義務付けられました。それが出てないと、製茶工場は茶葉を受け付けてもらえないとのお達しです。もちろん、当方のお茶の木は中切りをしてきたし、報告も出してあります。あとは、いつ茶摘みをするか、いよいよそのタイミングをはかる段階に来ています。大体、お茶というのは、製茶すると茶葉の時の重量の八分の一になります。当方の茶摘みは、茶葉の収穫量にして四キロくらいの収穫ですから、200~300グラムのお茶でして、ささやかな自家消費分です。それでも、当地全体は「足柄茶」というブランドになっているそうです。さぁ、このゴールデン・ウィークは茶摘みだ、茶摘みだ。今年こそは、絶対にお茶摘みをするぞ!、といったところです。
2013年04月22日
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今年こそはと、お茶摘みをたのしみにみかん園の土手には、お茶の木が植えられています。それは、この地域のみかん畑には多々見られる光景です。傾斜地にあるみかん園の土手沿いに植えられています。去年の今ごろに、4月12日でしたが、お茶の木の中切り指導がありました。福島の原発事故による放射能の為です。400キロくらいでしょうか、遠く離れた神奈川県西部でも影響を受けました。お茶摘みを目前にした時に、大きく枝を刈り込むようにとのことでした。去年は、八十八夜はきても、そのため茶摘みはまったく出来ませんでした。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201204250000/JAの製茶工場が、そのために稼働出来ないというのですから、かりに茶摘みが出来たにしても、仕方なかったのです。さて、それから10カ月が過ぎました。春はものみな芽吹きの時ですが、お茶の木も、同様に芽吹きがはじまっています。自然とは大したもので、よく枯れずにここまで復活したものです。当方のお茶の木は、みかん畑の傾斜地が崩れないようにと、土手に一列植えられているだけですから、茶摘みの量としては知れたものですが、せいぜい製茶量としては、200グラムから400グラムの収穫ですが。お茶を本格的に生産している農家があるわけで、その人たちの痛手は大きかったでしょう。しかし、量の多い少ないの問題ではありません。春には必ず桜が咲く様に、お茶の木は芽生えの時です。八十八夜は、お茶摘みの時なんです。去年は、このくらいか、もっとたくさんの芽が伸び出した時に、枝元からバッサリと枝切りをしました。それから新しい葉が開き始めるころだったんですが。丸坊主にされた木が、復活しつつあります。今年こそは、いつもどおり茶摘みが出来るようであってほしいのですが。これは、3月30日の段階です。新しい芽がのびて、葉が生育しつつあります。JAの方は、「もう一度検査してから、製茶工場を動かすかどうかを決める」と言ってました。お茶の新芽は中切りしたダメージから、十分ではないにしても、立ち直りつつあります。この新たな芽を見るにつけ、「自然の循環を汚し、壊すような、人の愚かな事態は、絶対に、二度と起こさせてはなりません」と、申しつけられているようです。
2013年04月02日
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お茶の木への薬剤散布に汗を流す7月11日(水)、お茶の木に薬剤散布をしました。夏のような日差しの照りつける下、神奈川県西部の真鶴でのことです。お茶の木には、この一年、経過があります。昨年、3月11日の原発事故。まったく遠く離れた真鶴・湯河原のお茶栽培ですが、そこにも重大な被害を与えていました。食の安全のために、昨年後半にこの地のお茶の木を計測したところ、相模湾の湾岸部で、放射線量が高いとの結果が出ました。そのため、今年の4月12日になって、JA西湘から連絡がありました。お茶の木の放射線量を下げるためというのですが、新葉が芽吹きだした肝心な時に、お茶の木の「中切り」の指導がありました。当方も、その講習会に馳せ参じました。これは、「中切り」講習会の時のものです。伸び始めた芽を、枝の5ミリくらいのもとから切り捨てろ、ということでした。「あぁー」、ため息が伝わってくるようです。じっと腕組みをして、モデルに行われた中切りを見守る人たちです。当方は、みかん園の土手にお茶の木があります。ほんのささやかな、微々たる量でしかないのですが。それでも、地域一帯の努力に、準ずるしかありません。講習を受けた、その日のうちに中切りを実施しました。それ以前にも、ある程度は実施していたんですが、再び、強力な中切りを実施しました。まぁ、こんなことは、お茶栽培の歴史にとって、前代未聞のことですが。こんなに切り込んでは、そもそも木自体が枯れはしないか、心配したんですが・・・。2か月余が経過して、6月27日お茶の木は復活してくれました。もちろん今年の収穫は無しです。この日は、来年の新芽を増やすために、新たにのびてきた枝の枝先を切りました。栽培農家は、パリカンのような機械で刈り込みますが、当方は、剪定バサミです。そうした例年にはない右往左往の経過があっての、今回の7月11日です。この時期は、陽気も暖かくなって、お茶の木だけでなく、よろず病害虫の活動が活発化します。お茶の木にも、白い虫が繁殖し出していました。この白いススのようなものは何か。図書館の本に当たっても、出てなくて、特定ができなかったんですが。この日、作業の途中で、JA湯河原の事務所に出かけました。そこで、職員の人に、しつこくたずねました。その結果わかったことは、これは「アオバハゴロモ」の幼虫でした。これは、お茶の木だけでなく、みかんの果実の茎にも波及しきています。ヤブカラシなどをつたって、あちこちに広がるようです。これも、今回の散布による防除対象の一つだったようです。カミキリムシはもちろんですが、それに比べると、大したことではありませんが、それでも、ある程度に抑えるためには、初期の防除散布が大事になっていました。この日は、梅雨の切れ間で、真夏日のような強い日差しになってきましたが、そうした下で、薬剤散布で、しっかり汗を流すひと時となりました。お茶とみかんと、両方を見据えての防除の汗となりました。
2012年07月12日
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「茶っ切り、茶っ切り、茶っ切りな」 ♪ついに、当方のお茶の木が復活しました。以前に紹介しましたが、4月12日に、お茶の木の放射線量が高いというので、神奈川県西部の真鶴・湯河原のお茶の木に「中切り」の指導が入りました。無残にも、中切りを実施しました。思わず、これを見れば、ぼやきたくもなります。本来なら新芽が生えそろう時に、丸坊主にせざるをえない、こうして「中切り」を実施したのですから。しかし、自然はたいしたものです。それから2カ月が過ぎましたが、この前代未聞の荒々しい剪定をして、これでは木を枯らしてしまうのではないか・・・、と心配していたのですが。直近の6月25日のお茶の木です。 (6月25日)やれやれです。自然の生命力はすごい、みごとにお茶の木は復活してくれました。もちろん、今年の新茶は、丸坊主ですから、とれなかったんですが。梅雨のこの時期、草の繁茂はすごい勢いです。まわりの雑草が一番繁茂してくるのですが。お茶の木も埋もれかねない勢いです。植物のこの梅雨の時期の生命力は、恐るべし。是非とも育てたいものも、少しは遠慮してほしいものも、繁茂はお構いなしです。これは、喜ぶべきことか、草刈りの負担にたじろぐところか。とにかく、6月25日は、梅雨の切れ間の炎天下、この時期としては、貴重な晴れ間でした。その勤労の成果です。草刈りしただけではありませんよ、肝心なのは「茶っ切り」です。 (6月25日)来年のために、小枝を増やすべく、「中切り」した上の5-10センチで、「茶っ切り」したんです。おかげて、「茶っ切り節」の意味が、ようやく分かりました。「歌は茶っ切り節、男は次郎長花はたちばな、夏はたちばぁな、茶の香ぉぉり茶っ切り、茶っ切り、茶っ切りな蛙(キャーロ)が鳴くんで、雨ず~らぁよ」北原白秋の作詩だそうですが、静岡弁が、キャーロにも、「ずーら」にも、自然に生かされてます。当方の父が、静岡出身だったので、なんとなくわかります。しかし、60才を過ぎるこの年まで、「茶っ切り、茶っ切り、茶っ切りな」の意味が分からなかったんですが、今回、原発被害のおかげで、体験させてもらいました。「茶っ切り」というのは、お茶の木の枝先をハサミで刈り取ることだったんですね。手摘みで摘み取るのとは別に、茶バサミで刈り取っていたんですね。ようやくにして、歌の意味がわかりました。それにしても、当方の「茶っ切り」ですが、それは「茶っ切り節」のように、収獲のための作業ではありませんでした。放射線を下げるために、木の土台まで切る、枝払いのための「茶っ切り」でした。これは収獲する作業とは、まったく別の作業です。木を復活させ、育て直すための作業でした。こうした労働は、東電の補償の対象としては無視されているでしょうが。当方のお茶栽培は、いたって微々たるものですが、お茶を生産している農家にとっては、これはじつにたいへんな手間のはずです。
2012年06月28日
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お茶の木に復活の兆しがでてきています6月2日の草刈りの時のことですが。お茶の木の中に、復活の兆しが出ている木がありました。 (6月2日)以前に紹介しましたが、神奈川県真鶴・湯河原では、昨年から放射能の残留数値が高かったそうで、今年の4月12日には、お茶の木を、収穫せずに、中切りすることが要請されました。 (4月12日)JA主催で講習会があり、「中切り」とは、ここまで切るんだよ、とモデルが示されました。当方は、せいぜい茶葉にして2キロくらいの生産ですから、数のうちではないのですが。茶葉2キロというと、製茶になると300グラムくらいがとれます、自家用なんですが。それでも、足柄茶の地域にあるものとして、地域の連帯責任として、ささやかな当方も「中切り」を実施しました。 (4月18日)5ミリくらいの枝まできりましたから、丸坊主です。ここまで切ったら枯れてしまうのではないか…、心配していたんですが。5月16日に、かすかな兆しでしたが、なんとか小さな芽を出している木を見つけました。 (5月16日)小さな芽が分かるでしょうか。季節は5月から6月へ。この時期は、ひと雨降るたびに雑草の繁茂がありますから、みかん園とその周辺は、毎回、草刈り仕事に忙殺されていました。6月2日でしたが、土手の草刈りをしていたときに、お茶の木の下側も草刈りしました。 (6月2日)お茶の木の下回りの草を刈っていったのですが。その時、お茶の木を見上げたら、最初の写真のように、新たな芽が出始めているのに気がつきました。やれやれでした。中切りで枯れてしまうこと、それはなかったわけです。となると、問題は、どうしたら早く、お茶の木の生産性を回復するか、ということ。ここまで中切りすると、もちろん今年はダメですが、ある程度の茶摘みができるまでに、私の経験では少なくとも3年はかかります。それでは困るわけで、どのように手入れをしたら、早期に普通の量の茶摘みが出来るようになるか。今回のような経験は、中切りの荒良治の体験は、これまで皆無で初めてすから、これから、ベテランの人たちの知恵を借りて、お茶の木の生産力をいかに早く回復するか、そのことが、もっかの大懸案になっています。東電と政府・財界に、この苦痛の、たとえ一端でも、にがい実感を、しっかり感じさせたいものです。
2012年06月08日
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お茶摘み交流会を、別の角度から紹介します第36回お茶摘み交流会が開かれたことを、昨日紹介しました。4月28日(土)-29(日)に、静岡県藤枝市中山で開催されました。今回も、その様子からです。東京は28日も29日も曇天でしたが、静岡はともに初夏のようにきれいに晴れていました。静岡県といえば、やはり富士山です。 (4月28日)すそは雲に隠されていますが、雄大な富士山です。日ごろ紹介している神奈川県から見た富士山と違って、すそ野の広がる富士山の、綺麗な姿が車窓から見えました。お茶摘み交流会ですが、12時半の受け付けから始まりました。4月28日の初日は、ソバ打ち体験とか、いろいろな企画がありましたが、私は、お茶づくりの、手もみの体験に参加しました。大ベテランの手さばきをモデルにして、見よう見まねで繰り返し手ほどきを受けて、教わりました。何事もそうですが、見ているとササーっと簡単そうなんですが、私など素人がやってみると、まったくそういかない。まさに職人の技というのは、こうしたことかと実感させられました。ついで、午後4時から特別講演で、福島県の二本松で野菜作りしている農家の方の「福島の今、若き農家の決意と想い」のお話をききました。 (4月28日)何百キロも離れている神奈川県や静岡県でお茶やシイタケが心配された。原発の近くで野菜作りをしている若い農夫の直接談です。そして、夜には地元の農家の方も加わって、参加者どうしによる交流会です。地元の農家の方が、地元・中山でとれた農産物をたくさん用意してくれていました。お茶の葉の天ぷら、タケノコ、ワラビ、シイタケ、豆腐、などなど。そして地酒。私もこの交流会で、地元のある農家の方と知り合いになりました。それは、今後お茶栽培についての諸々の問題について、ベテラン農夫というアドバイサーを得たことになります。当方が、お茶の木を中切りしたこと、枯れてしまわないか、心配していると話したところ。「大丈夫だ。これからも手入れをしていけば大丈夫」と、心強いアドバイスがありました。 (4月29日)そのことは、翌日の手摘みの時にも、別の農家の方にお聞きしたのですが、やはり、同じアドバイスがかえってきました。私などがかかえていた一番の心配は、この交流会のおかげでなくなりました。29日の天気はさらに良くなりました。「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉がしげる・・・♪」日本人の生活に欠かせないお茶。それがどのように栽培され、どのような努力により生産されているのか。農夫のおかれた状況と、生産者の気持ち。私の参加は、二度目でしたが、やはり、こうした茶摘み体験というものを、誰しも一度は体験しておくべきでは・・・と、あらためて感じました。主催者-「人と農。自然をつなぐ会」のホームページです。http://homepage3.nifty.com/munouyakucha/
2012年04月30日
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お茶摘み交流会に参加してきました第36回お茶摘み交流会が、4月28日-29日に開催されました。会場は、日本の代表的な茶どころ、静岡県・藤枝市の中山です。28日は、手もみの講習などと、夜の交流会。29日は、茶畑に出かけて、お茶摘みです。山道を登って、一行がお茶畑に着いたところです。 (4月29日)やはり、さすがです。真鶴・湯河原の茶づくりとは、茶畑のスケールが違います。5月1日が「八十八夜」だそうです。いまは、お茶の新芽がきれいに生えそろっています。茶畑が一番きれいな時です。そして、この5月の連休前後が一番茶の摘み取り期間だそうです。なかなか、いでたちが様になっています。2日間の全体で、160人くらいが参加したとのことですが、今日、4月29日は、天候にも恵まれて、参加者は、茶畑に繰り出して、一心二葉の茶摘みです。当然、今年は原発事故の影響が気になるところですが。静岡県藤枝市中山のお茶は大丈夫か?摘んだ茶葉と、地面から5センチくらいの箇所を、測定してみました。これは、生協団体の計測器をかりて、現地で放射線量を測ってみた、その様子です。 (4月29日)何箇所か測りました。0.04-0.06マイクロシーベルトの範囲の数値でした。農民連の食品分析センター所長が、この結果について説明していました。「原発事故の前の東京での観測値よりも低い数値なので、問題はありません」と。
2012年04月29日
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やはり、今年のお茶づくりをあきらめました例年だとお茶は、「自然農法」、ようするに放ったらかしなんですが。みかんの木のまわりで、お茶をつくっています。今頃は、お茶の木に新芽が生えていて、とてもきれいなんですよ。しかし、今年ばかりは、まったく違います。4月12日に、お茶の木の強度の剪定、中切りを実施したからです。(そのことは、すでに紹介しましたが)4月25日、今回もまた、お茶の木に手をかけざるを得ませんでした。 (4月25日)根周りを整備して、その後で肥料を撒いて、さらに草をかけておきました。神奈川県西部、真鶴のその他大勢の、一列だけのお茶畑です。首都圏ニュースで、狭山茶の様子が紹介されていました。まったく放射能の影響から安全なお茶を出すために、去年のお茶については、出荷を自粛しているとのことでした。それでなくても、売れ行きが大きく落ちているとのこと。被害規模の大小を問わず、すべてに対して、原発を推進してきた事業体と国は、賠償の責任を負うべきです。4月12日の講習会の時に、JAの講師は、お茶の木への対処について、「中切りをしても、またすぐに芽が出てくるから大丈夫、・・・」なんて言ってましたが、当方の経験からすると、「中切り」まですると、2年くらいは茶葉はとれません。以前に、伸びすぎたお茶の木を切り縮めたことがあるんです。ある程度の収穫を得るには、2年以上かかりました。今回の「中切り」は、その時以上に強い「剪定」です。そして、今回その後の様子を見て見たのですが、『やっぱり』です。 (4月25日)「つぎの芽が出てくる・・・」なんて、うんとも、すんとも、まったく出てくる気配はありません。少なくとも、今年に関しては、お茶をつくることは、完全にあきらめなければなりません。問題は、このダメージから、お茶の木が何年くらいで回復できるか、です。JAは「製茶工場を今年は稼働しない」としています。『やむなし』です。4月25日、今回は、お茶の木の根元に肥料を撒いておきました。当方は、自家消費の、いわば『道楽』ですが、「足柄茶」ブランドとして、栽培している農家は、こうした事態に直面して、肩を落としていると思います。これまで原発を推進してきた人たちは、すべからく、こうした被害に責任を負うべきです。償いを完全にはたしてから、発言権が出てくるというものです。要するに、他人事であり、国民の財布から賠償するから、適当なんですね。その無責任な曖昧さが、またぞろ推進しようという。この事態の中で、さらに問題を重ねようというのです。時間とともに監視をさらに強めて、『責任を負う』ということがどういうことなのか、責任者たちに、分からせなければなりません。
2012年04月25日
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中切りから一週間が過ぎ、心配なお茶の木4月12日にJA主催による「お茶の中切り講習会」があったことは紹介しました。 (4月12日)「足柄茶」の放射能汚染を減らすために、今年の茶摘みをあきらめて、中切りをするようにとのこと。神奈川県の真鶴と湯河原のお茶の栽培者に、規模の大小を問わず、徹底したいとのことでした。 (4月12日)モデルケースとなった茶畑で、「このくらいまで、お茶の木の枝葉を切ってほしい」とのことでした。集まった農家の人たちは、複雑な、向け場のない怒りです。当方としても、この講習会を受けて、4月12日早速、中切りを実施しました。 (4月18日)まったく、痛ましい限りです。せっかく、茶葉の若葉が生え出してきたというのに、「5ミリから10ミリ位で枝葉を切るように」とのことですから。 (4月18日)こんなに丸坊主にしてしまって、本当に再生できるんでしょうか。こんなに刈り込んだことは、今までにありません。ほとんど、自然農法であり、手摘みでしたから。これでは、二番茶どころか、少なくとも今年は茶摘みは出来ません。「1ヶ月くらいすれば、新しい芽が出てくるから、心配しなくてもよい」との話でしたが。それから一週間が過ぎました。無残な中切りしたあとをみるにつけて、お茶の木は本当に再生してくれるのか、このまま枯れちゃうんじゃないのか。本当に大丈夫なのか、心配になってきます。
2012年04月19日
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お茶の木の「中切り」講習会が開催されました4月12日(木)、「中切り」講習会が開催されました。主催はかながわ西湘農業協同組合、場所は神奈川県西部・真鶴町岩の茶畑です。当方の休日農夫は、みかんの栽培が中心ですが、その土手には、お茶の木が植えられています。お茶づくりは、たかだか400グラムくらい、自家消費分でしかないのですが、農家の中には、本格的に「足柄茶」をつくっている農家もあるわけです。この講習会の会場に足を運んでみて、当地が風光明美な土地柄なんだということが、あらためて認識させられました。 (4月12日)素晴らしい相模湾の景色とは裏腹に、この海の側から放射性セシウムをふくんだ風が吹きよせたのだそうです。そのために、安全なお茶をつくる為に、との講習会でした。中身は、「中切り」を徹底してほしい、ということでした。 (4月12日)単なる整枝剪定ではありません。5ミリから10ミリの太さの枝まで、この辺まで、切り込んでほしい、というものでした。休日農夫も、JAから初めて手紙で案内を受けました。すでに紹介したように、便りを受けて、先週のうちに刈り込みは実施したのですが、今回、講習会に参加してみたら、切り込みのレベルが、度合いが違いました。もっともっと、太いところから切るようにということでした。これが、この時期のお茶の木の自然の状態です。講習会の会場となった方の所のお茶畑です。 (4月12日)お茶摘みは、5月初めですから、すでに茶葉の新芽が生えそろいだしています。せっかく発芽が始まって、茶摘みも秒読み段階にきたのに、これを刈り込むわけです。 (4月12日)せっかくの若い芽を、かなり切り込んでいるのが、わかると思います。「そこまでやるのか・・」、がっくりですね。ただちにそれぞれの所で実施しなければならないので、そうも言ってられないのですが。自然には、全く罪はないのに、この刈り込みをせざるをえない。なんと、罪作りなことじゃありませんか。栽培者も、苦渋の決断だとおもいます。 (4月12日)「中切り」とは、ここまで切るわけですから、おそらく生産量を回復するには、2-3年はかかると思います。今年は、当地では、JAの製茶工場は稼働しません。完全にアウトです。この措置を徹底するためだそうです。 (4月12日)お茶畑は、よい景色ですね、放射能被害などなかったら最高の景色です。「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・♪」去年ですが、当方は知らぬが仏で、出来た新茶を、ほんの少しずつでしたが、知人にプレゼントしていたのですが。その後の、事態を知るにつけて、恐縮しています、むしろ今回の「中切り」措置というのは、去年のうちに実施すべきことだったようです。今回の講習会で、あらためて真鶴町岩の自然を見ることができました。ここには、『日本昔話』に出てきそうな、自然そのものが残っていて、そこでも丹精込めてお茶がつくられていました、これはこれで貴重です。静岡県の広大な山々に広がる茶畑とは規模が違いますが、これもまた、「摘まにゃ、日本の茶にならぬ♪」の、一部をなしています。休日農夫は、その中でもさらに、ほんの少量のお茶栽培ですが、製茶するときは、他の栽培者とミックスされて製茶工程に送られますから、少量だからといって、手は抜けません。この「中切り」は、しっかり実施するようにしなければなりません。まぁ、この際ですから、ベテランのアドバイスをよく聞かせていただいて、お茶の木が、「中切り」のダメージから、早く回復できるように、これから努力を強めたいと思っています。
2012年04月12日
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お茶の放射能被害について(続報)5月14日(土)、神奈川県早川で、「お茶摘み交流会」がありました。旧友の企画したものでもあり、日曜農夫もこの行事に参加してきました。本来なら、5月のこの時期は茶摘みの時期です。お茶摘み体験をして、摘んだ茶葉を製茶して返す・・・。青空のもとで、会食して交流する。そうした行事を、毎年企画して楽しむはずでしたが。今回は、その数日前に発覚した原発事故による放射能汚染により、せっかくの茶摘みは、ほんの形だけのもとなりました。のどかなお楽しみの計画は、完全に水をかけられてしまいました。もちろん、お茶が原発放射能の汚染されてしまったためです。次は、5月5日真鶴のお茶の木です。放射能被害など、何も分からなかった時のものです。 (5月5日)5月5日に茶摘みをして、7日には製茶が完了し、近くの人にプレゼントしていました。その数日後でした。地域を揺るがすビックニュースがはいってきたのは。まず、5月11日、南足柄市で摘まれた茶葉から、基準値をこえる放射性セシウムが検出されたとのこと。それで神奈川県で、「足柄茶」を生産している16市町村にたいして、5月11日に茶葉を採取して、検査を実施されたとのこと。その結果が5月13日にその結果の記者発表がされ、それが、14日には新聞各紙で報道がされました。その中で、「神奈川新聞」(5月14日付)によると、食品衛生法の暫定基準値は、1キロあたり500ベクレルとのことですが、13日の発表によると、小田原市で780ベクレル、清川村で740ベクレル、湯河原町680ベクレル、真鶴町530ベクレル、・・・など、南足柄市以外でも5市町村の茶葉から基準値を超える放射性セシウムが検出されたとのこと。他の10市町村は基準以下だったけれど、と。これにより、県は、基準値を超えた6市町村の農協などに出荷の自粛要請をしたとのこと。この地域のお茶は、「足柄茶」として、地域のブランドになっていたとのこと。神奈川県の農協茶業センターによると、当地の、お茶の生産は年間約120トン(荒茶換算)の出荷を見込んでいたが、このため、約4割がたが出荷できなくなったとのこと。お茶農家全体の約3割にあたる160軒が出荷を止めていて、損害額は1億円を超す可能性もある、とのこと。道楽的に、みかん畑の土手にお茶の木を植えていたのとは違います。その生産を、政経の元としている農家にとっては、昨年の遅霜による自然災害に続いて、新たなダメージになっているはずです。今度は、遠い場所からの放射能による被害です。去年は自然災害、今度は人災です。早川の景色です。 (5月14日)手前が一夜城への道で、このみかん園のあちこちにお茶の木があります。この石垣山への道、茶摘み交流会の会場は、ここを登った所にある。その会場へ向かう途中の景色です。向かいの正面には、その昔、豊臣秀吉も北条氏攻めで見ただろう小田原城が見えます。いまは、いたってのどかな景色です。右側には相模湾が広がっています。福島から300キロ以上離れています。ここで放射能の被害が発生するなど、いったい誰が予想できたでしょう。
2011年05月15日
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やった! 新茶が入りましたよ5月7日(土)、出来あがったお茶を取りに行ってきました。今日は、朝から小雨がパラついています。昨夜の雨で、木々は濡れてますから、おもて仕事はできません。5月5日に茶摘みをしたのは、正解でした。朝、製茶工場で出来あがった新茶を受け取りました。さっそく持ち帰って、味を試してみました。 (5月7日)やはり、違います。私の鈍い鼻にも、新緑の香りがしてきます。味は、ほのかに甘さを感じますが、それでいて、緑茶の味がしっかりあり、より覚醒作用があります。やはり、お茶は生ものですね。この新茶の味は、やがて薄れていくとは思いますが、今ははっきりしています。やりました! なかなか他では得難い新茶の味です。遠路はるばる手摘みに出かけた苦労のし甲斐があったというものです。せっかくですから、お茶どころの景色を一つ紹介します。一昨年、静岡県の藤枝でのものです。本場のお茶畑で、はじめて茶摘み体験をした時のものです。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200904270000/彼の地では、今ごろは、あの広い茶畑で、茶摘み、茶摘みで大忙しかと思います。山裾の全面に、はるか遠方まで広がる茶畑での茶摘み。そして、お茶の特性を引き出す職人技の製茶技術。さらに、おいしいお茶の生れ方。さまざまに体験・交流させていただきました。お茶の本場-静岡県の茶づくりを体験することは、お茶に対する認識を、抜本的に見開かせてくれました。おかげて、これからしばらくの間は、新茶の味を楽しめます。
2011年05月07日
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今年も茶摘みをしました5月5日、ついに茶摘みを行いました。5月2日が八十八夜だったのですが、今年は、生育が少し遅くれていて、全体としては今いちの出来でした。当方のお茶の木は、神奈川県西部の真鶴にあります。みかん園の土手にあるもので、量としてはほんの少々です。まともな手入れをしていない割には、りっぱに収穫出来ています。 (5月5日)午前8時半から11時半まで、3時間かけて摘みました。竹籠の7割がたの収穫で、正味で茶葉2キロを摘みました。茶摘みは、3年前から始めています。3年前に静岡県・藤枝の茶どころで茶摘み体験をしてきました。その時のブログです。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/200904260000/やはりお茶の産地-静岡は、なんといってもスケールが違います。見渡す限りの山はだ、その全部が茶畑でした。当方は、物の数に入りません。それでも茶摘みは茶摘みです。摘んだ茶葉は、JAで製茶してくれます。小さな町のはずれに、小さな製茶工場があるんです。期間限定で、この時期のみ稼働してくれています。先ほど摘んだ茶葉を出してきました。工場内を紹介したいと思っていたのですが。今回、工場内は「一般は立ち入り禁止」とのことでした。入口の仕切りまでと、出口のところしか見れない、とのことでした。これが出口のところ、最後の乾燥機のところです。去年は、作業の行程を見せてくれたのですが・・・、しかたない。去年、見せてもらった作業工程です。http://plaza.rakuten.co.jp/sagamimikan/diary/201005080000/私などの摘んだ茶葉2キロだと、少な過ぎます。他の小口の人の茶葉と合わせて、一つの単位量にまとめて、製茶機にかけてくれるとのことです。次に行けるのは、製品を受け取れるのは土曜日でしょうか。さぁ、いよいよ、今年の新茶が出来るぞ。
2011年05月05日
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もうすぐ、茶摘みですお茶の産地-静岡とは、まったく景観が違いますが。西相模のみかん園にも、所々に少しですがお茶の木があります。みかん園の周辺に、土手が崩れるのを防ぐ意味もあって、あちこちにあります。 (4月27日)新緑がいっせいに広がるこの季節、みかんの花のつぼみもふくらみ出すこの頃、いよいよ、茶摘みの季節になります。「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・」立春から数えて八十八日目となるのは、5月2日とのこと。このあたりが、一番茶を摘み始める時です。自然はたいしたものです。多少の前後はあっても、毎年恒例で茶摘みの時がやってきます。この地-神奈川県西部では、農協が小さな製茶工場をもっていて、普段は倉庫のように閉められていますが、この時期ばかりは、限定された一週間くらいですが、稼働します。今年は、5月3日から8日とのこと。お茶栽培は、去年は3月30日に凍霜被害が発生して、一番茶の新芽が、黒く焦げたように枯れてしまいました。農家は、お茶も、そして梅も大変な被害となってしまいました。今年は、まずまずの生育です。多少生育が遅いきらいはあるけれど。栽培されている場所の、自然条件によっても生育に差があります。たしか、200グラムのお茶をつくるには、その8倍くらいの茶葉が必要です。広大な山肌に広がる産地では、茶摘みの機械が活躍しますが、当方は見てのとおり、ごく零細ですから、5本の指をつかっての手づみです。この時期は、製茶工場の近くは、新茶の良い香りが、いっぱいに広がるはずです。さぁ、5月の連休のどかをつかって、茶摘みだ、茶摘みだ。今年も、茶摘みをするぞ!
2011年04月30日
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