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2018.01.09
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現実を肯定してみる

   日々の生活には、面白くないこと、納得のできないこと、つらいこと、悲しいこと、理不尽なことが沢山あります。

だが、どんな場合でも、それが自分にとってどういう意味があるのかを考えて、自分なりに納得する答を見いだすことができれば、きっと幸せに生きていけるはずです。


 肺ガンで12歳の子供を亡くしたお母さんは、

「心残りは勿論ありますが、仕方がありません。あの子と12年間も一緒に暮らせたのを、何よりの幸せだと思うようにしました」と語る。


 古代ギリシャにも、次のような神話があります。

母親がヘラ女神の社に詣でる必要があったが、あいにく牛車に使う牛が畑仕事に出ていたので、長い道のりを二人の息子が牛の代わりになって牛車を引いて行きました。

用事が済んだ母親は、「あの孝行息子たちのために、この世における最高の幸せを授けてあげてください」と神様に祈りました。
 すると神は、この祈りを聞き入れられ、疲れて神殿で眠っていた二人の息子は、二度と再び目覚めることはなかった・・・。


 子供が若死にすれば、嘆き悲しむのが普通です。ましてや事故や犯罪に巻き込まれたのであれば、親の嘆き悲しむ姿は痛々しいものです。

だが、この神話は、仏教でも「生によって苦が始まり、死によって苦が終わる。修行の終わった者からあの世に帰る」と教えるように、「若死には必ずしも不幸ではない。ましてや神罰ではなく、神が人間に与えられた最高の幸せである」と教えています。


 自身の良かった時や、他人の良い状況と比べないことも大切です。

戦争の後遺症で両足を切断し、右肩も動かない僧侶は言います。

「良かった時や他人と比べるから苦しくなる。今ある状態をそのまま受け入れれば苦はなくなる。そうすると、なんのてらいもなくなり、素敵な笑顔でいられるようになる」


 私たちは、長生きする、五体満足である、財貨が沢山ある、素晴らしい地位につく・・・といった良い状態だけが幸せだと考えて、それだけを求めすぎて不幸な気持ちに陥りがちです。
 だが、現状を素直に受け入れ、全身全霊をかけて目の前のことに取り組んだとき、自ずとこだわる心は消え、生きていることの本当の喜びを知ることができるはずです。


 人生を明るく楽しく生きていくには、どんなにひどい状況の中でも、何かしら良いこと楽しいことを見つけ出し、希望を見いだしていくポジティブな思考が大切だと思います。






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最終更新日  2018.01.09 04:50:46
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