太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

嵯峨野の夢前案内人

嵯峨野の夢前案内人

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

嵯峨野の夢前案内人 @ Re:番外編 終わり良ければ総て良し(04/17) 81歳で亡くなった私の父は胃ガンでした。…
嵯峨野の夢前案内人 @ Re:第1章 幸せの青い鳥は心の中に棲んでいる(01/02) 昨日はお正月にもかかわらず、早速お読み…
ななママ@ Re:ブログ終了のお知らせ(08/29) 今までありがとうございました!!
Z45514 @ Re:今日の言葉(12/05) コンプライアンス・コンプライアンスと声…

フリーページ

2018.01.11
XML

失って初めて気づく当たり前の重さ

   家族のために一生懸命に働いてくれる主人(主婦)がいて、可愛い子供に恵まれ、元気に働ける健康がある。
 それなのに今の境遇に感謝の気持ちが持てず、他人ばかりが幸せに見えて、ストレスでいっぱいの人が多くなっています。


 私たちは普段、十分な幸せに囲まれながら、それを当たり前のことと思い、少しも意識していません。
 それどころか、他人と比べて不足していることのみを絶えず不満に思ったり、次から次へと新しいものを手に入れようとしては、それがなかなか手に入らないと言って、不満の種ばかり膨らませています。
 餓鬼のように自分が今持っているものに満足できない状態では、永遠に心が安らぐことはありません。


 事故で両腕を失った大野勝彦さんは、こう語ります。

「事故で両腕を失って以来、何と胸が熱くなる瞬間が多いことでしょう。 両腕を失って良かった。こんなに幸せでいいのだろうか。

リハビリの進行につれて、字が書けるようになり、次は絵が描けるようになる。 さらに一人で食事ができ、シャツが着られるようになる。

健康な間は当たり前と思っていたことが、実は大きな喜びであり幸せであったのです。

いつも一緒にいるのが当たり前と思っていた家族や周囲の人も、実は素晴らしい宝物で、それに気づくようになってから、自分の素晴らしさがわかるようになった・・・」


 大震災の時や、この頃のようにリストラが当たり前になってよく思うのだが、何かを失って初めて、今までの幸せに気づくことが何と多いことでしょうか。

私たちが普段意識しないで、空気のように当たり前に感じていること、
 例えば、

・体のどこそこが痛いということもなく健康でいられること

・家族が毎日元気に顔を合わせて食卓を囲めること

・多少の不満はあるにしても仕事や年金のお金が月末にはきちんと入ってくること

・美しい空気や水、自然に囲まれて生きていられること・・・

これらは、実は「有り難い」ことで、これが当たり前でなくなったときは大変です。


 ・肩こりがしたり腰が痛むのを意識するだけでも大変な苦痛です。

・家族の誰かが病気やケガをしたら心配でしょうがないはずです。

・毎月の入金が無くなれば、心配で寝てもいられなくなります。

・空気や水などを意識することは、環境汚染で生存が脅かされている証拠です。


 毎日をイライラ、クヨクヨせずに楽しく過ごすには、

・大病や大怪我をする      
 ・愛しい人を失う

・火事や震災で財産を失う    
 ・リストラで仕事を失う

などなど、何かを失う前に、当たり前に生活できる今の素晴らしさに気付き、当たり前の「今」に感謝する生き方を貫くことです。


 大きな幸せを求めすぎるから不幸な気持になります。
 身の回りにある小さな当たり前の幸せを見つけ、それを揺りかごで赤ちゃんを揺するように優しく揺すってやることです。
 すると、その喜びが段々と大きくなってきて、とても楽しい気分になってくるはずです。

不如意(思うようにならないこと)さえも楽しむ心を持つことです。

日本の伝統的な思想に、千利休や松尾芭蕉に代表される「わび・さび」があります。

これは、不如意な時に、そのことを苦痛と感じないで、「あるがまま」を「そのまま」に肯定して、焦らず、イライラせず、乗り越えていく心であると聞きました。


私たちは、健康や家庭生活、仕事においても、いつも一番いい状態でいたいと願います。だが現実は、一生ずっといい状態でいけることはなく、突然不如意なことが起きます。

そういう時に、どういうふうに心を整理して強く生きていけるかです。


 どんな時でも、生きているだけで楽しいという知足の精神というか、

「月も雲間のなきは嫌にて候」の精神で生きていけば、

人生はいつも楽しいはずです。


 そうは言っても、それができなくて苦しむのが私たち凡夫の輩です。

受験に失敗して浪人した、人が自分よりも先に昇進した、病気になって人生の貴重な時間を無駄にした、などと焦りがちです。
 しかし、高層ビルで先に来たエレベーターに乗った人が、必ずしも最上階に早く着くとは限りません。人生の長いマラソンでも同じです。

あなたにとって人生の一大事と感じられることも、もし自分が明日死んだとしたら何ほどのことがあるかを想像してみてください。

きっと、生きていること、それだけで十分だと思えてくるはずです。

自分が今、こうして生きているというのは、それだけで十分に「有り難い」ことです。

そう思うところからスタートすると、大抵のものに感謝することができるはずです。

そんな感謝の気持ちが心の中にあれば、どんな不如意も乗り切れるはずです。

極論を言うと、病気になっても、不運になっても、感謝することです。

「冗談じゃない」、と思われるかもしれないが、

「このままではダメになるよ。生き方を変えなさい」という啓示だと思えば、何となく感謝の気持ちも湧いてくるはずです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.01.11 04:58:06
コメント(0) | コメントを書く
[幸せのレシピ 幸せの青い鳥は心の中に棲んでいる] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: