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今を楽しめと言っても、何かと悩みの尽きないのが人間です。
でも、大概の悩みというものは、他人の冷静な目で見ればどうでもいいことだったり、妄想から自分で勝手に巨大な壁のように思いこんでいることが多いものです。
中国の宋の時代に、神宗皇帝が蔡君謀という人のヒゲが素晴らしいのでほめ、「寝るとき、そのヒゲを布団の中に入れて寝るのか、それとも外に出して寝るのか」と聞いた。
改まって聞かれてみると、ふだん何気なくしていることで、「さて、どうだったかな」と即答できず、「今夜よく観察してみます」と引き下がった。
いざ寝る段になって男は迷った。胸まであるヒゲを布団の上に出してみると、アゴが上がって息苦しい。かといって中に入れてみると、アゴが引っ掛かるような気がしてくる。そうやって、入れたり出したりしているうちに、その夜は一睡もできなくなった・・・。
彼ではないが、私たちは他人から見れば「何であんなことを」と思うようなことに迷い悩むことがよくあります。
でも、迷うのが人間だから、迷ったときは、心の窓を大きく開いて視野を広め、四方八方、天地から、もう一度ぐるりと、現実を、足元を見つめ直してみることです。
①何のために、何を決めようとしているのか?
(意外と目的が不明なことが多い)
②どんな姿になればいいのか?
(「あるべき姿・ありたい姿」が明確でないことが多い)
③制約条件や障害は何か?
(あるべき姿と現実の差から課題を明確にすることです)
④どんな解決策があるか?
(視点を変えてあらゆる角度から解決策を考えてみる)
これで、大概の悩みは解決するはずです。
それでも、最後にAとBのどちらにしようとかと迷うようなら、AB両案の差は二%だと割り切って好きな方を選ぶことです。
一方が20とか30で、もう一方が80とか70なら迷うこともないはずです。迷うのは、A案とB案の差が49対51で50±1の2%程度の差しかないからです。
だから、どちらか好きな方か単純な方(誰にでもできる案が最高)を選ぶか、一方にコインでも投げて決め、もう一方の案のことはスッパリと忘れてしまうことです。
そして、これしかない、これで大丈夫と一生懸命に取り組めば必ずうまくいくはずです。
それを、「ひょっとしたら、もう一方の案の方が良かったのでは」などと迷いを引きずって、選んだ案を信じて集中しないから上手くいかないだけなのです。
終わりに 2018.04.21
番外編 終わり良ければ総て良し 2018.04.20
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