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この頃の一番の問題は、委任社会になってしまって、何事でも気軽に人の手に委ねてしまうことにあります。
その裏返しとして、何か問題が起きると、政治やマスコミ、学校教育など、自分以外のところに犯人を見つけて、責任を他に回していこうとする傾向があります。
自分自身の人生や仕事にしても同じです。
「本当に生き甲斐のある、面白い人生を送っていますか?」と問われたら、 恐らく「イエス」と胸を張って答えられる人は少ないはずです。
「何か面白いことはありませんか」と問うことはあっても、自ら「変わらなくっちゃ」と、何らかの行動を起こす人はほとんどいません。
人生には、最低三回のチャンスがあるという。
たった三回と思うか、三回もあると思うかは人それぞれだが、チャンスは「棚ボタ」で待っているだけではやってきません。
今あなたが仕事や人生が面白くないなら、自ら変革の意思をもって自分の人生設計を描 き直し、思い切って積極的にチャレンジし直してみることです。
何も職業や会社を変わることだけが道ではなく、仕事に対する自己変革をどうするかであなたの将来は決まります。
有名国立大学の法学部を出て、不動産会社に期待されて入社したNさんが、まず配属されたのが営業部でした。
もともとじっくり考えるタイプで、外回りや新規顧客開拓のための電話が苦手で、営業の駆け引きなどもってのほかだった。
会社側の期待は大きかったが、見放すのも早かった。人事異動の季節が来るたびに、営業所をたらい回しされた。
入社五年目の秋、内臓疾患で数カ月の入院生活を余儀なくされた。人相が変わるほど体重を減らして職場に復帰すると、審査部への異動を申し渡された。
金融機関の定年退職者を雇っている地味な部門で、営業主体の会社ではどんなに頑張っても報われず、昇給も賞与も査定は何時も最低だった。ただ、不動産や法律について勉強できる時間があるのがありがたかった。腐ることなく研究に打ち込んで10年。ある研修会で発表したレポートを読んだ人が、社外の勉強会の講師を依頼してきた。
人事部に伺いをたてると、「へぇ、君が」と驚かれた。
勉強会は大好評で、充実感を味わうこともできた。
独立して3年、今では飛ぶ鳥を落とす勢いだそうです。
「真面目にやっていれば、どこかで目利きが見ていてくれるものですね」と彼は感慨深げです。
終わりに 2018.04.21
番外編 終わり良ければ総て良し 2018.04.20
番外編 終わり良ければ総て良し 2018.04.19