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この世の悩みも争いも、また楽しみや悲しみも、そのほとんどは、人間関係から発していると言っても過言ではありません。
ですから、楽しく生きていくためには、人間関係が良いことが絶対条件です。 しかし、人間関係ほど難しいものはありません。
人間関係が良くなるかどうかは、ひとえにコミュニケーションの巧拙にかかっています。
コミュニケーションの原則は、お互いに心を開きあって、声を掛け合う、つまり言葉のキャッチボールを続けることです。
誰かと好ましい関係を持ちたいと思ったら、まず自分から心を開き、笑顔で話しかけ、相手に好意を示します。
そして、会話が長続きするように、相手が受け取りやすい話題や言葉を発するように心がけることです。
人間関係がうまくいかないのは、多くの場合、自分の触れられたくない部分や、人に気づかれたくない部分を隠そうとして、他人に対して身構えるからです。
相手にしても同じだから、相手の出方を待っていたり、相手がまず心を開くのを待っているだけでは、いつまでたっても良いコミュニケーションは始まりません。
次に大切なことは、お互いに他との違いを認め合うことです。
人間は、一人ひとり違います。だからこそ、一人ひとりに存在価値があり、お互いに助け合う必要があるのです。
二人の人間が、お互いの違いを認識し理解しあって、お互いが共感し尊重しあう。良い人間関係はそこから始まります。
人間関係がうまく行かないという人は、自分には自分の思いや考えがあるように、相手には相手の思いや考えがあることを理解しないで、自分の思いや考えだけで物事を判断したり、自分の思いや考え方を一方的に押し通そうとしているからではないでしょうか。
例えば、会社の社長と社員との関係を考えてみるとよくわかります。
社長は自分が雇って喰わせてやっていると思っているが、社員は自分たちが働いてやっているから会社が儲かるのだと思っています。
親子、夫婦、友達、上司と部下、売り手と買い手・・・。これらの間で起こる諍いは、すべて両者の思いや考えが違うところから起きます。
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