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現代人は仕事や生活に疲れているのかもしれないが、笑顔が少なくなったのではないかと思います。
いつも不機嫌な表情で、仏頂面をしている人をよく見かけます。
子供たちも、受験勉強や塾通いで疲れているのか、本来の子供らしい笑顔を失っているような気がします。
幸せになる近道は、人から好かれる人になることです。
その一番簡単な方法は、笑顔を大切にすることです。
自分の顔は鏡を通さなければ見えないが、毎日、何十人という他人に見られています。
そういう意味では、顔というのは人のためにあるのかもしれません。
ですから、周りの人に笑顔で接すると、その人たちの心を明るくさせ、それが自分にも跳ね返ってきます。
他人が自分に向ける顔は、自分の顔を映しだす鏡とも言えます。
法蔵菩薩は、悩める人々をどうすれば救えるか、いかにすれば人は幸せになれるかと深い思索と長い修行を積み、「和顔愛語」に到達されました。
「和顔」とは和やかな顔、優しい微笑み、
「愛語」とは慈しみの籠もった優しい言葉です。
和やかな顔や優しい微笑みは、お金や物がなければできないものではありません。その気になれば、誰でも、何時でも、何処でも、できることです。
そしてそれが、どれだけ人の心を和らげ、周囲を明るくし、自分をも幸せにすることか。
あの独特の映画解説で人気のあった淀川長治さんは、誰からも愛される人でした。その淀川さんの生涯を通じてのキーワードは「嬉しい」で、生前、折に触れこういうことを仰っていました。
「『ウレシイ』ということほど人間にとって嬉しいことはない」
「嬉しいことは元気のもとになる」
「エレベーターで見知らぬ人に『おはよう』と声をかけたら、その人が嬉しそうに『おはよう』と言ってくれた。それが、とても嬉しかった」
「植木鉢の花がまた咲く。これだって嬉しい」
「悲しい事だって一杯あった。けれでも、悲しいことを忘れるほど嬉しいことが一杯で今日まで生きてきた」
あなたも、今日から微笑みの修行をしてみませんか?