太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2018.04.21
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『生きる』とは、ある意味では時間の消費にほかなりません。

誰にも、一日は二四時間で同じです。これは量としての時間です。

ところが、生活の中での時間は、あるときは長く、ある時は短く、ある時は緊張し、ある時は弛緩しといったように、同じ時間はありません。これは質としての時間です。


 人生三部作を通しての共通テーマである「明るく、楽しく、逞しく(自分らしく)、命輝いて生きる」人生は、質としての時間を高めることから生まれます。


 この本は、質としての時間の生き方を私なりに考察したものです。

質としての時間は、「美味しい、楽しい、気分がいい、気が休まる」などという言葉で表現される豊かな時間を演出する中で生まれてきます。


 私たちの生活は、空間と時間とが切り離しがたく結びつき、物質と情報と関係という三大要素から成り立っています。
 これらにどう対処するかが、私たちが心豊かに生きていく上で大切なことだと思います。


 特に、質としての時間を高めるには、物質オンリーではなく、情報とか関係(人間関係だけでなく自然との関係も含めて)を大切にした生活を送ることではないでしょうか?


 本書では、そのための幾つかの視点を私なりに整理してみました。

私は、宗教者でも心理学者でも教育者でもなく、失敗と挫折を繰り返してきた極ありふれた老爺です。
 だがそのお陰で、幸せや人生について深く考えることもできました。


 私は、サラリーマン時代には新規事業を企画提案したが失敗して、三十代に早くも窓際を経験して自主退職しました。
 当時は終身雇用が当たり前の時代で転職市場もなく、仕方なく最初に興したマーケティング会社では、仕事欲しさに受けた仕事で取り込み詐欺的な被害にも遭って(制作物の支払いなし)、長女の幼稚園代にも困る有様でした。


 何気なく潜り込んだコンサルティング会社から四八歳で独立した後も、部下や社員を管理する煩わしさに疲れて一人会社に事業縮小も行いました。
 その間には夫婦問題や、中二から小児糖尿病を患って悲観し人生を捨ててしまった息子の問題など、自らの愚かさから苦しみと悩み多い半生でした。


 何度も頭をぶちつけてきたおかげで、「生き甲斐とは」、「働き甲斐とは」、「幸せとは」ということをずっと考え続けてきました。
 そして本も読み、自分なりに実践も重ね、晩年になってやっといつも笑みを浮かべ、心穏やかな日々を送れるようになりました。


 山のあなたの空遠く、「幸」住むと人のいふ。

 ああ、われひとと尋(と)めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。

 山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ。

カール・ブッセの「山のあなた」の詩ではないが、私も幸せは自分の外にあるものと思って求め続けてきました。


 でもある時、「幸せは外に求めるものではなく、自分の心の中に棲んでいるもので、自分の心の持ち方さえ変えれば、今のままでも幸せは感じられるのではないか」と気づかされ、先見の方々の教えを実践した結果、「何時も笑顔が素適ですね。貴方を見るとホッとします」とまで言われるようにもなりました。


 そこで、今まで本を読んだりお話しをお伺いしたりして自分なりに実践し、「うん、そうだ」と納得したことを取りまとめ、皆様にもおすそ分け(「おすそわけ」は、自分自身のゼロからの発想がない私が本を書き始めて以来のコンセプトです。)させて頂きます。

なお、お知恵を賜った先哲の方々には、この紙面をお借りして厚くお礼申し上げます。


 何事も、実践しなければ何の成果は得られません。

「知行同一」を説いた王陽明が、「知っていても行わなければ知らないのと同じで、行うことによって初めて知ることが完成する」と言っているように、『知る』とは実践することによって『変わる』ことです。


 一つでも『なるほど』という内容がございましたら、ぜひ「今日只今」から実践してみてください。
 本文にもご紹介させていただいた長野県の奥さまのように、きっと何らかの素晴らしい効果があるはずです。

        自称 京都嵯峨野の夢前案内人 太田典生  合掌

 なお、今までお付き合いいただきありがとうございました。
 できれば最後の出版もできればと思っていますので、よりよくするために忌憚のないコメントを頂ければ嬉しく思います。
 なお、ブログ自体もこれをもって休止いたします。






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最終更新日  2018.04.21 03:47:16
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