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毎週毎週日本各地に線状降水帯・豪雨が襲っています、なんなんだか!名古屋の中心街で地下に滝のように流れていくニュースは、40年前のテ・カーマリーは地下だったので、階段の上から水が溢れて落ちてくる様を思い出しました。千葉豪雨からひと月経っていないのに大網白里が再び洪水に襲われ、南房総市も大変なことになっていました。
そうそう、そんな雨模様の中新車の納車でした・・・古希すぎたので軽自動車にしました、ファミリーには人気がないらしいN-oneです。21歳で初めて自分の車を買ってから、毎回新車で買って10年前後乗ってきました、6台目です。
50年前から全てコンパクトカーです、車に興味ないのとオイルショックの後だったので、デカイクルマじゃないだろうと!・・・そして、達郎も軽自動車にしたら、軽自動車のCMも来て、都内の裏道走るには軽が良いと言っていたので、もう爺いで近所しか乗らないので軽自動車にしました。遠出は全くしないし、思ったより広いし、快適です・・・ただ思ったより高かったですけど(笑)
そんなこんなで・・・休みにYouTube観ていたら、能楽師の方が「風姿花伝」について分かりやすくお話ししていました。「風姿花伝」は若い頃に聞き齧って、よく分からなかったり・・・「吉兆料理花伝」という本を、吉兆の湯木貞一さんと辻調の辻静雄さんが出したのを買って読みました、30歳くらいでしたか。対談本でこれもまたよく分からなかったと覚えています。
そのような高級日本料理はその頃経験していませんし、30歳くらいの若造でしたから、分からなくても当たり前ですね。
そのなんだか分からないけれども、芸能の伝わってきている何かはなんだろうという思いはあったので、そのYouTubeを観始めたら、分かりやすくて面白かったのです。
YouTubeで分かりやすく伝える趣旨ですので、ちょうど良くて・・・あまり広く深く入り込まずに・・・「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」から・・・その「花」とはなんなんだとなって・・・「花は素敵ということ、格好良いということ」と話していました。
そして「世阿弥は花という言葉を多用しているが、それを感じるあなたの心が花ですよ」と・・・「それを感じないことには絶対に花のある役者にはなれない」と繋がっていきました。
なるほど!・・・その「花」を「美味しい」とか「美味」に置き換えるとすっと入ってきました。
さかもとこーひーでは昔から「美味しさはあるものでは無くて、感じるもの」だと思っています。同じものでも、ある人は感動的に美味しいと感じても、他の人にはまぁ美味しいとか不味くはないと思うこともよくあるものです。
「何を素敵と思うかは人によって違うけれど、何も知らない時に感じる花、何か前情報を知っておいた時に感じる花、基本的なことを知っていて感じる花、花と言ってもすごく幅広なもの」
そして「あとは全員がこれが花だと思う必要はない、お客が感じる山や川や海はそれぞれが違う山や川や海、同じ景色を見ていても季節や時間天候見る人の精神状態によって違う、それがすなわち心の花」だと・・・膝ポンです。
志の輔師から何度が聞きましたが・・・落語は座布団一枚の上で話すだけだと、それがお客さんの頭の中でそれぞれが映像を浮かべる芸能なんだと・・・そして、その浮かんでいるものは一人一人それぞれが違うわけなんですね。しかし、終わると大きな拍手が会場を埋め尽くす、まぁそれもきっと心の花の一つなんでしょう。
味覚の仕事をしているので・・・ファーストフードから予約の取れない店まで、意識的に食べ歩いていますが(流石に古希を過ぎたので、数は限られていますが)、日常的な美味しさから経験や知識がある程度ある人が感動するような美味しさまで色々ありますし・・・美味しさを感じる自分でありたいとは若い頃から思っています。
(先日、季節なのでお月見バーガーを買いました、いつもはクルマの中でコーラと一緒に食べて満足しているんですが、今回は単品で買って、自宅で食べたら、いつもの美味しさが感じられない、コーラと一緒でないといつもの味にならないし、自宅ではダメでした(笑))
そして、美味しさを感じないことには美味しさは作れないということでしょう。
最後に・・・「日本人は真面目なので正解をどうしても求めたがる、自由に自分の心の花とそれまでの経験を基にして感じる、それが楽しめるということ」・・・「フラットな状態から、知れば知るほど面白いし、深ぼっていけばそういう素晴らしさもある、それぞれがいい」・・・それぞれがいいんですね。
さかもとこーひーにはコーヒー詳しくないんですけど、コーヒー好きでよく飲むんです、そんなお客さんが多いですけど・・・そういうお客さんが感じる美味しさもいいんですね。
「素敵とかかっこいいとか何かを感じたらそれだけで心の花である、色々な感想をもらうけれど、その感想が1種類でなくて10個も20個も全然別のところで感動して言ってもらえると嬉しい」
そうなんですよねー、同じこーひーを飲んでも色々な感想をもらいます・・・常連さんだったり、スタッフさんだったり、卸先のカフェの皆さんだったり・・・それぞれが良いんだと思っています。
「人々の幸福を増長させて寿命を永らえるものじゃないといけない、誰でも楽しめるものじゃなきゃいけない」
常日頃、コーヒーは平和な飲み物だと思っていますが・・・様々なお客さんに対応した美味しさをお届けできるように心がけたいです。
(業界では、世界一のコーヒーだとか、チャンピョンのコーヒーだとか盛んですが・・・そういうのとは遠く離れた世界の話しです。)
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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