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ご無沙汰しておりますが一大事です!!! 今年最後の麹の管理を任せてもらえることになっちゃいました!?と言うのも、うちの蔵では毎年杜氏は年末一足早く小谷へ帰り、元旦から杜氏が出てくると言うスタイルで年末年始を過ごしています。今年も、毎年のように杜氏は28日で小谷へ帰ったのですが…。室には引き込んだばかりの蒸米が…。しかも、今年度初の特別純米酒の仕込みに使う、49%精米美山錦なのです。何気なく杜氏は『ひとりで任された時に見えてくるものがあるんだぞ。』『えっ?それって、私に麹の管理をさせてくれるってこと~???』と心の中で驚きつつ。毎日麹を触って、杜氏と一緒に麹のリズムに身体のリズムを合わせられるようできるだけ耳を澄ませて麹と向き合ってるつもりですが、普段は自分にはまったく責任のない状態。いざ、ひとりで責任を持って管理するとなると、藁をも掴む思いです(>_<)そうは言っても、お頭さんがいるのでいざとなれば頼れるのですが…。とにかくとにかく緊張の2日間です。
2006年12月29日
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今週と来週は蔵の中が実に賑やか。というのも、12月いっぱいのバイト君が東京から住み込みで来ており、そこへ11日から22日の日程で東京農業大学の実習生が2人来ているのです。普段は小谷から来ている杜氏はじめ、3人で生活をしているのですが、そこへ男の子3人が加わり大所帯。毎晩、水のごとく減っていく酒の量もとてつもなく多い!?まぁ、そこに加えて私も随分と飲んでいるので、何とも言えませんが…。とにかくあと一週間は賑やかな日が続きそうです☆とは言え、酒蔵の仕事は色んなことがあります。たった2週間ですが、実習生には酒蔵ってこんなものなんだと言うのを肌で感じて帰ってもらえれば嬉しいなと思いますね。
2006年12月17日
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12月12日、men’s Laと言う弦楽四重奏のグループの皆さんが、我が蔵の為に、遥々愛知県から来てくださり、プライベートミニコンサートを開いてくださりました。その皆さんには今回初めてお会いしたのですが、大変お世話になっているカメラマンの方のお知り合いで、今回のようなイベントが実現したのです。家の中で演奏していただくなんて、まったくどのようになるか想像もできなかったのですが、目の前で聞く音楽にはとてつもない迫力があり、聞いているだけで、ぐっとその音楽に引き込まれるものがありました。また、特に嬉しかったのは、ここ長野県、そして木曽にゆかりのある曲を2曲演奏してくださったことです。1曲は『信濃の国』、そして『木曽節』です。身近にある曲だけに、そのやさしい音に心から感動しました。短い時間でしたが、遠くから来てくださり、素敵な音楽を残していってくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!!
2006年12月14日
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今、杜氏にくっついて毎日麹室の仕事をしています。ふかしがあがると、37度程度に冷ました蒸米を室に引き込みます。そして、もやし(麹菌の胞子)を撒き、適温まで冷まして床(とこ)に寝せます。そして24時間程度たった後、今度は小さな箱に盛り分けます。さらには、8時間程度たった後、仲仕舞仕事として手入れをします。その後、夜中に何度か見回り、空気の調整などを行って、仲仕舞仕事から約12時間程度後に、出麹と言って、麹の完成です。言葉で書けば簡単な作業のように聞こえますが、引き込み時から出麹まで、室の中の温度や湿度、麹の品温を肌で感じ、指や腕でさわり、その時の麹の声を聞きながら管理をしていきます。当然、毎日毎日状況は同じでなく、その中で良い麹を造るために五感をフルに使います。そんな杜氏のそばで実際に麹をさわり、自分の感覚で感じたことを杜氏に確かめ、できるだけ、麹の声を聞けるように勉強中です…。なんて、かっこよく書いてみましたが、本当に難しい…。なんとなく、『麹は今こうしてほしいんだろうな~。』なんて思いながら、今は麹と対話できるように、できるだけ多くの時間を室で過ごしています。それにしても、微生物のパワーはすごい!そして、自然のちからはすごい!!!うちの室は、全てが杉の木でできています。常に杉の板は呼吸をし、麹たちと対話をしているのです。麹が暑くて水分を放出すれば、それを杉の板が吸収し、温度が上がって乾いてくるころにはその水分を放出する。自然のちからで、麹室の湿度は常に調整されているのです。微生物に杉の板。本当に自然のちからに助けられながらお酒を造っているのだな~と、室に入るたびに感じています。
2006年12月08日
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お年寄りの言葉と言うものは、『はいはい』と聞き流してしまうほど、同じ話の繰り返しであることが多々あるかと思います。うちの杜氏は現在70歳。酒造りを教わりながら、いろいろな話を聞くのですが。確かに、前にも聞いたな~と言うような武勇伝や失敗談が多いのです。でも確かなのは、それが全て実際に杜氏が経験してきたことであるということ。酒造りの中であっても、『こうした方がいいんじゃないかな~』と思って、提案してみたりすることもありますが、やはり最終的には杜氏の言う方法が一番いいような気がします。昨晩、杜氏含め蔵の人たちと飲みに行った時のこと。『おまえらの考えていることは、夢であり理想である。じじぃの言っていることは、少なくとも現実なのだ。』と杜氏は言いました。解釈の違いはあるにせよ、私にはとても響いた言葉でした。じじぃに限らず、大人はみなその時々の現実を過してきているのです。それを踏まえながら、夢や理想を追いかけていくのはいいことだと思います。そして、それを知らずに夢や理想を追いかけていくことは恐ろしいことだとも思います。『温故知新』とはそういうことなのかもしれません。まだまだ良くわからないけど、とにかくじじぃの言うことはよく聞いておくべきなのでしょう。酒造りだけではなく、人生としてもです。じじぃだけではなく、親の言葉にもまた耳をしっかり傾けるべきなのでしょう。と言うより、たくさんの言葉を引き出すべきなのでしょう。
2006年12月06日
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