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12月はパーマご希望の人が多かったです。

イベントなどが多いので、みなさんイメチェンされるのでしょうか？

ストレートからウエーブヘアに変わるとイメージがだいぶ変わりますよね。

優しい感じになります。

冬になってからの皆さんのオーダーは、
ハードなウエーブより、柔らかいウエーブが多いですね。

（ハードなウエーブの方もいらっしゃいますが）

パーマで何が一番難しいかと言うと軟毛さんです。

ネコ毛で柔らかく、細い髪・・。

軟毛はサラサラでキレイなのですが、パーマの場合は難しいです。

軟毛の方で経験者もいらっしゃるかもしれませんが、パーマをかけた時の失敗パターン。

・パーマがあたりにくい。

・あたり過ぎて、ちりつく。

・美容室では、ちゃんとウエーブが出ていたが、家でシャンプーするとダレた。

↑こんな場合もあるかもしれません。

実際私も、軟毛にパーマをあてる場合、慎重になります。

薬剤選定・ロッド選択・放置時間・お客さまがスタイリング方法を理解していただいたか。

これらが重要になってきます。

薬剤選定は、そのまんまパーマ液の選択の事です。

ロッド選択は、ロッド（パーマを巻く円形のもの）の大きさや種類を選ぶ事です。

放置時間は、お薬を塗布してから、時間を置く時間です。

軟毛さんは、髪が太い人に比べると、髪の直径が小さいので、薬剤の浸透が早いです。
なので、あたりやすいので注意です。

剛毛さんに比べると毛先の分量が少ないので、
スライス幅（巻く厚み）を大きく取ります。

その場合、ロッドは小さいものを選定。

↑は、美容師側が考える事ですが・・

一番重要なのが、スタイリングです。
お客さまがご自分でされる事ですが、ウエーブの出方が左右される重要な事だと思います。

濡らしてスタイリング剤をつけて、自然乾燥が一番キレイにウエーブが出るのですが、冬場は寒いと思います。

やっぱり、ドライが必要になってきますよね。

ちなみに、パーマのウエーブは剛毛さんに比べ、
軟毛さんは濡れている時より乾いた方がしっかりウエーブが出ます。

軟毛さんは髪に弾力が無く柔らかいので、濡れている時は水分を含んでダレます。
なので、乾いた方がウエーブがキレイに出ます。

（普通毛＆剛毛さんは濡れている方が、ウエーブがしっかり出ます）

でも、しっかりパーマがあたった場合です。
そうでない場合は、美容師的にあちゃ～しまった！ですね（苦笑）

話は戻りスタイリングですが、軟毛さんは乾くのが早いので、毛先から水分を飛ばして下さい。

剛毛多毛さんはなかなか乾かないので、プレドライとしてまず根元から全体を乾かして、スタイリング剤をつけて、もう一度形付けて乾かします。

軟毛さんは根元から乾かしてしまうと、毛先がパリパリに乾いてしまいます。

スタイリング剤をつけて（ムースなど）毛先の水分を飛ばすようにドライして下さい。

（スタイリング剤を先につけるかどうかは、パーマのスタイルによります）

毛先がダレないように、下から上に、ドライヤーで煽って下さい。

髪に指を通さないように、手のひらに毛束を乗せるようにして乾かすとリッジが出やすいです。

いろいろ書きましたが、まとめると・・

・軟毛さんは、乾いた方が弾力が出るので、ウエーブが出やすい。

・毛先から水分を飛ばす様にドライ。

（強い風だと乾きすぎるので、程良い強さで）

と言う事で、パーマスタイルです。

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初めてパーマをかけました。

緩やかなウエーブがご希望でした。
初めての場合、雰囲気的にウエーブになれてないので、キツイパーマより緩やかがオススメです。

でも、強いパーマの方がスタイリングは楽です。

この様なウエーブは、巻き髪をされる場合でもベースになり、巻きやすいです。

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