11月のオンライン英語セミナーは
to do vs. doing
to do / doing はイメージで考えるとわかりやすい!
学校英語では、ある一定の動詞群の動詞には to do が続き、ある一定の動詞群の動詞には doing が続くと、機械的に丸暗記させられます。もちろん丸暗記が得意な人や好きな人にはそれも一つのメソッドですが、丸暗記が苦手な人にとっては苦痛になります。
そこでイメージで両者を捉える思考回路を作れば、もう丸暗記は不要です!
例えば、次の英文をみて、どちらが正しいと思いますか?
1) He wants me to do this alone.
2) He wants me doing this alone.
学校英語では、want は to do が続く動詞群の一つとして習うので、1)だと思った人もたくさんいると思いますが、2)も正しい英文なのです。
つまり、実践英語では want に doing
が続くこともあるのです。
丸暗記ではなく、イメージで考える学習方法。
11月のセミナーで to do
と doing
のイメージ作りをしてみませんか?
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次は「黄色線の内側でお立ちください」という意味の英文です。空所に入る適切な前置詞は?
Please stand ( ) the yellow line.
答:behind
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今回は前述の問題の解説をします。
次の英文をみて、どちらが正しいと思いますか?
1) He wants me to do this alone.
2) He wants me doing this alone.
意外と多くの人が 1) を選んだのではないでしょうか。
それはきっと学校英語「want + to 不定詞」と機械的に丸暗記してしまった結果だと思います。
しかし、実践英語では want は doing
を伴うこともあるのです。
to do と doing の基本イメージをきちんと理解すれば両者の違いもクッキリわかると思います。
今回は「want + 目的語 + to do」と「want + 目的語 + doing」の違いを説明しますね。
簡単に両者のイメージを説明するなら、
to do ⇒ 未来到達動作
doing ⇒ 進行動作
これを念頭に、次の2文を見比べてみましょう。
1) I want them to stand
when the Minister enters.
(大臣が入ってくる時、彼らには立ってもらいたい)
2) I want them standing
when the Minister enters.
(大臣が入ってくる時、彼らには立っていてもらいたい)
1)の to stand は未来到達動作、つまり大臣が入ってきた後(未来)で立ち上がる動作で、
2)の standing は進行動作、つまり大臣が入ってくる前から立ち続けている進行動作です。
同じように、前述の問題文を見てみましょう:
1) He wants me to do
this alone.
2) He wants me doing
this alone.
1) は to do this だから「一人でこれを行う」という動作は「これからすること(動作)」(述語動詞 want より後に起こる動作)を意味します。
2) は doing だから進行動作(述語動詞 want と同時に行われている動作)です。
2) の文は、最近観たテレビ番組、The Lost Symbol(ダンブラウン)の第3話からの引用文です。
少し背景を説明すると、主人公、Robert、は誘拐犯からの要求で長い間隠されていた秘密を調べています。あるとき誘拐犯から電話があり、ロバートに「このことはお前一人でやれ」という要求がありました。そのことを一緒に調べていた女性(誘拐された人の娘)に告げた場面で、
ロバートが女性に言ったセリフが、
He wants me doing
this alone.
です。
もうお分かりですね。
ロバートは誘拐犯から電話を受けたときには、すでに秘密を調べている(doing this)のです。だから doing を使ったのです。
つまり、動作が進行中なので、doing を用いたというシンプルな理由なのです。
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