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2006.08.22

私は台湾高雄出身の苗文玉です。今、台湾高雄師範大学、地理大学院に在籍しております。地理博士になれるように、頑張っています。

｢苗｣は「苗字」の苗と書きます。｢苗｣は中国でごく稀な苗字なんですよ。中国の西南地方の山の奥には「苗」という珍しい民族が暮らしていますので、私は子供頃から、「苗さんは苗族の人ですか」とよく聞かれることがあります。また、発音も猫の泣き声によく似ていますので、時には、“ミャオーミャオー”などとクラスメートに冷やかされたものです。

「文」は｢文章｣の文です。ちょうど自分のブログに文章を書き込むのは私の趣味なので、文章で自分の思いや考えを書き込んで他の仲間たちと意見を交換していると、いつも楽しい時間があっという間に過ぎてしまうという気がします。

最後の「玉」は｢玉子｣の玉と書きます。私、卵の料理が大好きなんですけど、中国語の「玉」の意味は卵に全然関係がありません。実は、玉はエメラルド（翡翠）みたいな宝石です。中国人にとって、玉くらい正直で謙虚な品格を代表するシンボルはないでしょう。中国人は「玉」という宝石を大切にしています。

一言といえば、私の名前は文学にいいセンスと上質な品格を持っている人という意味になります。頭が良くて心も綺麗な苗文玉です。

欧米の生活様式や考え方に影響を与えられてきましたので、台湾人の若者たちが英語のニックネームで互いに名乗る場合もよくあります。私の英語の名前はSANDYです。子供頃の英語先生につけてもらいました。簡単だし覚えやすいし、それに、外国人の友達とコミュニケーションできるという利点もあるし、とても気に入っています。

Sanｄｙでもいい、苗文玉でもいい、私はいつも「自分の名前ほど、立派な名前は、他にないのだ」という気持ちと誇りを持っています。自慢の名前と呼ばれられると、幸せを感じますね。

皆さん、自分を名乗るときの気持ちはどうですか。

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