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伊豆護(銀山こけし)一側目の情感
伊豆定雄・伊豆護・徹とつづく、銀山温泉のこけしといえば、西洋人形のような二側目の大きな眼点で新型っぽいものなので、私はあまり好きになれなかった。
ところが最近ヤフオクで一括落札したセットのなかに、伊豆護の一側目しかも鯨目といいっていいものを発見した。このセットは高橋忠蔵が目当てであったが、この伊豆護には驚いた。護工人はこの 5 月に亡くなったばかり。
裏書に「 53/7/2 文店にて」とある。昭和 53 年といえば、長男徹が描彩を始めた年で、護としても脂の乗り切った時であった。これは 15 ㎝という小寸なので、描法を変えたのだろうか。情味という点では、これはなかなかなもので、銀山こけしを見直した。パッチリ目の銀山こけしは、いわゆるかわい子ちゃんであるが、これは違う。
こうした一側目の銀山こけしは私には魅力的で、子息の伊豆徹に問い合わせてみようかと思っている。
こけし収集歴は
40
年を超えたとはいえ、こけしの世界はまだまだ知らないことばかり。今回の伊豆護の一側目も知らなかった。諸賢のご教示をお願いできれば幸いであ
る。(#おしんこけし #銀山こけし)
(2019/10/5追記)
「こけし手帖」201(1977年11月)の10月頒布に伊豆護6寸がありそれは一側目だった。面描は本品と異なり胴模様も立ち菊風であった。つまり一側目がないわけではなかった。
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