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2011年12月01日
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公務員である公立学校の教師も相当職場に政治を持ち込んでぐちゃぐちゃにしてしまいました。その反動が大阪維新の会の教育基本条例です。

戦前の学校では校長に人事権がありました。気に入らない教師は校長の一存でクビにできたのです。大抵は純粋で教育熱心な教師が犠牲になりました。そういう人物は校長にとっては目障りな存在になることが多かったのです。で、自分の教室にしがみついて波風を立てない教師しか残らないようになりました。

戦後はその反省から校長の人事権を制限し、教育委員会が人事を行うようになりました。公平な基準で人事を行おうとしたのです。

最初のころの教職員組合は単純に教師の労働者としての地位向上と労働環境の改善を訴えていました。そのころは保護者も運動やストライキを支持したりしていたのです。教師の生活の向上はそのまま自分たちの子どもの教育にプラスになったからです。

一方で昔の学校は今の塾以上にシビアな受験競争にさらされていました。予備校並みの補習授業で有名校にひとりでも多くの合格者をだそうと躍起になっていました。当然、詰め込み教育でバリバリの相対評価です。座る席まで成績順。だから成績を席順というのです。

これは経済が発展すると共に子どもたちを疲弊させました。一部の勝者のためにたくさんの落伍者を生み出したのです。半世紀以上も前に、結論は出ていたのです。

だが、教師の生活が向上してくると組合の運動は変質し教育現場を全体主義的な左翼思想が覆いました。口先だけの教師が増えたのです。もうだれも日教組の運動に理解を示してはくれなくなりました。教育が凶育になってしまいました。その象徴が陰湿なイジメ問題です。あらゆる意地悪が教育現場に蔓延しています。

だからといって過去に戻してもうまくはいかないのです。教育基本条例が教育現場をさらにひどくしてしまうのは目に見えている。もっと深刻な意地悪が金属疲労のように現場を引き裂くでしょう。

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最終更新日  2011年12月01日 12時09分54秒
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